| 人口 | 1,547 人 ※2026年3月31日時点(住民基本台帳) |
|---|---|
| 面積 | 158.70 km² |
| 人口密度 | 9.75 人/km² |
みなさん、北竜町(ほくりゅうちょう)って知ってますか?北海道のちょうど真ん中あたり、空知総合振興局の北部にある、人口1,547人の小さな町なんです。ここは「ひまわりの里」として有名で、約23ヘクタールの丘に200万本のひまわりが咲き誇る、日本最大級のひまわり畑があるんですよ。ヒマワリの作付面積は日本最大規模で、町花にもなっているくらい、町全体がひまわり一色なんです。
面積は158.70km²と意外に広いんですけど、東部は雨竜川沿いの平野、西部は暑寒別岳(1,491m)を主峰とする山岳地帯と、地形にメリハリがあるのも特徴です。札幌から車で約2時間、旭川から約1時間という立地で、隣接しているのは同じ北海道内では雨竜郡の沼田町・秩父別町・妹背牛町・雨竜町、留萌振興局の留萌市と増毛町です。町内には鉄道はなく、最寄り駅はJR函館本線の妹背牛駅になります。
ひまわり一色の町なんですけど、それだけじゃないんです。基幹産業は農業で、農薬を北海道基準の半分以下に減らした「北竜ひまわりライス」、青肉・赤肉の「ひまわりメロン」、全国でも珍しい黄色い果肉の「ひまわりすいか」など、こだわりの特産品がそろっています。観光で訪れるなら夏のひまわりまつり一択ですが、移住目線で見ると、温泉「サンフラワーパーク北竜温泉」がある暮らしや、町ぐるみで35年以上続く農薬節減への取り組みなど、地に足のついた魅力が見えてくる町なんですよね。
北竜町の推しポイント
日本最大級200万本のひまわり畑
なんといってもコレ、北竜町の代名詞ですよね。約23ヘクタール、東京ドーム約5個分の畑に200万本のひまわりが咲き誇る「ひまわりの里」は、見頃の7月中旬〜8月中旬に毎年20万人以上が訪れる、町を代表する観光スポットなんです。「ひまわりまつり」期間中は、ひまわり迷路や遊覧車「ひまわり号」も走るんですよ。
ヒマワリ作付面積日本一の農業の町
観光だけじゃなく、農業としてもヒマワリ日本一。2019年時点でヒマワリの作付面積が日本一で、種子は食用油に加工されて北竜町産の「ひまわり油」として販売されています。なまら(とても・すごく)健康にいいオイルなんですよ。
町ぐるみ35年の「ひまわりライス」
1988年から町ぐるみで水稲の農薬削減に取り組んできた、骨太な米どころでもあります。北海道基準の5〜8割削減で育てる「北竜ひまわりライス」は、全国唯一の生産情報公表JAS規格を取得していて、第46回日本農業賞・大賞も受賞してるんです。本気度が違いますよね。
黄色い果肉の「ひまわりすいか」
これがまた珍しいんですわ。一般的なすいかは赤い果肉ですが、北竜町の「ひまわりすいか」は鮮やかな黄色の果肉。糖度11度以上のものだけがブランド名を名乗れる、皮の薄〜い小玉スイカなんです。シャリッとした食感がたまらないんですよ。
サンフラワーパーク北竜温泉
道の駅「サンフラワー北竜」に隣接した町の温泉施設で、宿泊もできるし日帰り入浴もOK。したっけ(それじゃあ)夏にひまわり見て、汗かいて、温泉でゆっくり、っていうのがこの町の王道コースなんですよ。
北竜町の歴史
1893年、千葉県からの団体入植からはじまった
まずは町の始まりからいきますね。北竜町の開拓は、1893年(明治26年)に千葉県の団体入植50戸から始まりました。拓殖会社「培本社」による団体移住で、雨竜川の西岸の原野が切り開かれていったんです。そして、1899年(明治32年)に雨竜村(現在の雨竜町)から恵岱別川以北を分村して「北竜村」が誕生しました。町名の由来は単純明快で、「雨竜の北に位置するから北竜」なんですよ。
役場の引っ越しと、ややこしい「北竜」問題
ここからがちょっと面白いんです。発足当初の村役場は、実は今の沼田町「北竜」地区の位置にあったんですよ。ところが1910年(明治43年)に留萌本線が沼田経由で開通すると、村の中心が沼田側に移っていきました。その結果、1914年(大正3年)に幌新太刀別川以東が「上北竜村」として分村(現在の沼田町と幌加内町にあたる区域)。したっけ(それで)、「北竜」という字名は分かれた沼田町側に残り、本家の北竜町には「北竜」という字名が無いという、ややこしい状況になっちゃったんです。
1961年の町制施行、そしてひまわりとの出会い
1915年(大正4年)に二級町村制施行で「北竜村」、そして1961年(昭和36年)に町制施行で晴れて「北竜町」になりました。人口は1960年(昭和35年)の6,463人をピークに減少が続き、現在は1,547人。半分以下になってますが、最近はゆるやかな減少にとどまっています。そして、現在の町を象徴する出来事が1979年(昭和54年)。当時の北竜農協職員が旧ユーゴスラビアでひまわり食用油の畑に感動したのがきっかけで、ひまわり栽培がスタートしたんです。それが今の「ひまわりの里」につながっているんですよ。なお、町内にはかつて国鉄札沼線が走っていて、和駅・中ノ岱駅・碧水駅の3駅がありましたが、1972年(昭和47年)に廃止されました。碧水駅は今でも町の冬のイベント会場として活用されているんです。
北竜町の文化・風習
夏と冬で表情がガラッと変わる町
まず気候の話から。北竜町は海洋性と内陸性の中間型気候で、冬は積雪寒冷、積雪は1.5m〜1.8m程度と道内でも多い方。一方で夏は南西風が多く、自然温暖で水稲や畑作に適した条件がそろうんです。夏の北竜町は黄色いひまわりで埋め尽くされ、冬は1.5mを超える雪に静かに包まれる。同じ町とは思えないくらい、季節で表情が変わるのがこの町の面白さなんですよ。
北海道弁が日常に溶け込む暮らし
言葉の話もしておきますね。空知地方北部の北竜町でも、もちろん北海道弁が日常に溶け込んでいます。「なまら(とても・すごく)うまい」「したっけ(それじゃあ・じゃあね)」「あずましい(落ち着く・居心地がいい)」「こわい(疲れた)」など、生活の中で自然に出てくる言葉たちです。雪が多い土地ですから、「除雪、なまら(とても)大変だわ」みたいな会話が冬の日常なんですよね。
真竜獅子舞と北竜太鼓、町の魂
歴史の浅い町ではあるんですけど、文化はちゃんと根付いてるんです。真竜神社の「真竜獅子舞」は真竜獅子舞保存会によって受け継がれていて、夏の祭りで奉納されます。さらに「北竜太鼓」は2023年で30周年を迎え、ひまわりまつりや町のイベントで青空に響き渡るんです。そだね(そうだね)、ひまわり一色の町だけど、太鼓の音と獅子舞の文化もしっかり息づいているんですよ。
食卓に並ぶのは、自分の町で採れたもの
農業の町ですから、食卓は地元産で固められます。夏は北竜町のひまわりメロン、ひまわりすいかが食後のデザート定番。お米はもちろん「北竜ひまわりライス」で、ゆめぴりか・ななつぼし・おぼろづき・きたくりんなどが選べます。冬は黒千石大豆の煮物や、きな粉として食卓に登場することも。スーパーじゃなく、農畜産物直売所「みのりっち北竜」で旬のものを買う暮らし、なまら(すごく)贅沢ですよね。
北竜町の特産品・食
北竜ひまわりライス:町ぐるみ35年の本気の節減米
まずは町の主役、お米です。「北竜ひまわりライス」は、1988年から町ぐるみで農薬節減に取り組んできた、ホンモノの特別栽培米。農薬使用を北海道基準の5割〜8割削減し、有機肥料中心のクリーン農業で育てられています。品種はゆめぴりか・ななつぼし・おぼろづき・きたくりんなど。味わいは粒立ちのよさと旨み、そして冷めても美味しいのが特徴で、塩むすびにすると米の甘さがしっかり感じられます。旬は新米が出る10月以降。組織全体で全国唯一の生産情報公表JAS規格を取得し、第46回日本農業賞・大賞も受賞しているという、エビデンスもバッチリな逸品なんですよ。
ひまわりメロン:青肉と赤肉の2種類
夏のスター選手がコレ。北竜町の「ひまわりメロン」は、爽やかな甘みと緑色の果肉が特徴の青肉メロンと、芳醇な甘みでオレンジ色果肉の赤肉メロンの2種類があります。糖度が高いのにすっきりとした香りで、夏でもしつこくない上品な味わい。栽培農家全戸がエコファーマー認定を受けていて、6月下旬から初出荷が始まり、7〜8月が最盛期です。食べ方は2〜3時間冷やして半分にカット、スプーンですくって果肉そのままが王道。ひまわりまつり会場ではカットメロンも販売されてますよ。なまら(すごく)甘いんですわ、これ。
ひまわりすいか:黄色い果肉の小玉スイカ
これは北竜町でしか味わえない一品。一般的なすいかは赤い果肉ですけど、「ひまわりすいか」を切ると鮮やかな黄色の果肉が現れるんです。びっくりするくらい皮が薄くて、糖度11度以上のものだけがブランド名を名乗れる小玉スイカ。シャリッとした食感に爽やかな甘みが広がって、夏の暑い日に冷やして食べるとなまら(すごく)スッキリします。全道のすいかで一番早く初出荷されることもあるくらいで、旬は7月〜8月。冷やしてそのまま、または夏のスムージーやドリンクにする食べ方も町で楽しまれています。
燦燦(さんさん)ひまわり油:種から生まれたヘルシーオイル
ひまわりの町ならではの一品がコレ。北竜町産ひまわりの種を原料に製造された食用油で、悪玉コレステロールを減らす働きのあるオレイン酸と、ビタミンEを豊富に含むヘルシーオイル。サラッとした仕上がりで、生でドレッシングに使うのもよし、炒め物に使うのもよし。香ばしい風味があるので、サラダにそのままかけても美味しいんですよ。背景としては、町づくりの一環としてひまわりを単なる観光資源にせず「種まで活かす」という発想から生まれた、町の哲学を象徴する逸品なんです。
黒千石大豆:幻の極小黒大豆
最後にもう一つ。「黒千石大豆」は一度途絶えかけた幻の極小黒大豆で、北竜町の黒千石事業協同組合が復活させた特産品です。粒は小さいけど風味が濃く、煎ってきな粉にすると香ばしさが格別。ひまわりまつりの会場では「黒千石きな粉あげパン」や「黒千石ソフト」として味わえます。したっけ(それでは)、夏の北竜町に行ったらぜひこの黒千石ソフトも食べてみてくださいね、ひまわりソフトとの食べ比べが楽しいですよ。
北竜町の観光スポット
ひまわりの里:丘一面を埋める200万本の絶景
北竜町といえばまずここ。「ひまわりの里」は約23ヘクタールの丘陵地に200万本のひまわりが咲き誇る、日本最大級のひまわり畑です。所在地は北竜町字板谷143-2、見頃は7月中旬〜8月中旬。青空と黄色のコントラストがもう絵になりすぎて、シャッターが止まらないんですよ。朝早めの時間帯(8時前後)に行くと、まだ涼しくて空気が澄み、花がぐっと太陽の方を向いている瞬間に立ち会えます。風が吹くと一斉に首を振るような動きをして、低い葉ずれの音と遊覧車「ひまわり号」のエンジン音が遠くで聞こえる、不思議に静かな夏の風景なんですわ。なまら(すごく)人気な理由が、行けばすぐ分かります。
- ひまわりの里 – 約23ha、200万本の日本最大級のひまわり畑。ひまわり迷路や約24種類が並ぶ「世界のひまわりコーナー」、遊覧車「ひまわり号」も運行され、開花期は20万人以上が訪れます。
道の駅・サンフラワー北竜:「北竜門」が出迎えるオランダ風の拠点
続いて、町の観光の核となるのがコレ。1992年(平成4年)にオープンし1995年(平成7年)に道の駅登録された、向かい合う2頭の竜のゲート「北竜門」とオランダ風2階建ての建物が目印の道の駅です。住所は北竜町字板谷163-2、営業時間は8:00〜22:00、年中無休(11月中旬の施設点検期間を除く)で、駐車場は普通車110台・大型16台。建物の中には特産品ショップ、レストラン、温泉、ホテルが一体化していて、ここに立ち寄れば北竜町のだいたいのものが揃っちゃうんです。北竜門には階段がついていて昇ることもできるので、サンフラワーパーク全景をぜひ眺めてみてください。
- 道の駅 サンフラワー北竜 – 営業時間8:00〜22:00。ひまわり関連商品の販売、ひまわりソフト・黒千石ソフトが人気。「ひまわりの里」とは散策路でつながっていて徒歩でアクセス可能です。
サンフラワーパーク北竜温泉:塩化物泉で温まる町の湯
道の駅と同じ建物内にある温泉施設、それがここ。日帰り入浴の営業時間は9:30〜22:00(最終受付21:00)、料金は大人500円・小学生250円(幼児無料)、定休日は無休(11月中頃に施設点検で4日間程度の休館あり)。泉質は塩化物泉で、入った後もポカポカと身体が温まり続けるのが特徴です。源泉100%掛け流しの露天風呂と、ジャグジー付き寝風呂・水風呂・サウナ・ミストサウナを備えた大浴場があって、ひまわり畑を歩いて汗をかいた後の温泉、これがもう至福なんですわ。したっけ(それじゃあ)、ここで一日の疲れを流してから旅を続ける、というのが王道コースです。
- サンフラワーパーク北竜温泉 – 9:30〜22:00。塩化物泉の露天風呂と大浴場、サウナ完備。日帰り入浴500円。ホテル併設で全17室、宿泊もOK。
三段の滝:暑寒別岳天売焼尻国定公園の秘境
町の西部、自然好きな人にぜひ訪れてほしいのがコレ。北竜町と増毛町の境界近く、暑寒別岳天売焼尻国定公園内にある落差約30mの三段の滝です。暑寒別岳を源とする渓谷で、その名のとおり水が三段になって白く飛沫を上げながら落ちる、迫力のある滝。現在は登山道入口から恵岱別川沿いに3.2kmを徒歩で歩いていく秘境スポットになっていて、車では入れません。装備をしっかり整えて、夏〜初秋に訪れるのがおすすめ。森の中を歩く道中、鳥の声と水音だけが響く時間は、ひまわりの里とはまったく対照的な静かな北竜町を体感できますよ。
- 三段の滝 – 落差約30mの三段に落下する滝。暑寒別岳天売焼尻国定公園内、登山道入口から徒歩で約3.2km。秘境感のある自然スポットです。
金比羅公園:芝桜と緑が彩る町の憩い場所
町中心部、和地区にある緑豊かな公園がこちら。春には芝桜が咲き、地元では「芝桜BBQピクニック」のイベント会場にもなっています。北竜町の人たちが日常的に散歩したり、桜の季節に集まったりする場所で、ひまわりの夏とは違うゆったりした町の表情が見られるんですよ。あずましい(落ち着く・居心地がいい)時間が流れていて、観光のオンシーズン以外に町を訪れたときに立ち寄ると、地元の暮らしの空気感がよく伝わってくるスポットです。
- 金比羅公園 – 町の中心、和地区にある公園。春の芝桜がきれいで、地元住民の憩いの場。北竜町の日常を体感できます。
農畜産物直売所 みのりっち北竜:旬の食材を買える宝箱
サンフラワーパーク敷地内にある、北竜町の農産物の直売所。営業期間は例年6月〜10月で、ここでしか手に入らない旬の野菜・果物がずらりと並びます。夏は「ひまわりメロン」「ひまわりすいか」、秋は新米「ひまわりライス」、ほかに黒千石大豆や町内産野菜も。観光のついでに買って帰ると、北竜町の味を家で再現できるのがいいんです。観光センター内に支店もあり、ひまわりまつり期間中はカットメロンなどその場で食べられる商品も販売しています。
- 農畜産物直売所 みのりっち北竜 – 6月〜10月営業。ひまわりメロン、ひまわりすいか、ひまわりライスなど北竜町産の旬の農産物を直接買えます。
北竜町の観光ルート
【車・1日】札幌発・ひまわり満喫王道ルート
札幌からの日帰り、もしくは1泊2日の初日にぴったりの王道ルートです。北竜町に鉄道はないので、車かバスでのアクセスになるんですよ。札幌から国道275号線を北上、約100kmで北竜町に到着します。
8:00 札幌出発 → 10:00 道の駅サンフラワー北竜(車120分)→ 13:00 ひまわりの里 → 15:30 みのりっち北竜 → 16:30 サンフラワーパーク北竜温泉 → 18:30 札幌方面へ出発
①道の駅サンフラワー北竜(60分)
→ まずは到着して「北竜門」前で記念撮影。建物内のショップでひまわりソフトを食べて、午前の小休止に。
②ひまわりの里(150分)
→ 200万本のひまわりをじっくり堪能。ひまわり迷路と遊覧車「ひまわり号」(大人500円・子供300円、約12分)に乗って、ランチは観光センターでひまわりキーマカレーを。日差しが落ち着く午後の時間帯がベストですよ。
③みのりっち北竜(30分)
→ お土産タイム。ひまわりメロンやひまわりすいかをここで買い込みます。なまら(すごく)甘いやつをぜひ。
④サンフラワーパーク北竜温泉(90分)
→ 歩き疲れた身体を塩化物泉でリセット。露天風呂で夕暮れの空を見ながらゆっくり浸かるのが最高の締めくくり。
【車・半日】町内コンパクト・自然と食ルート
半日コースで北竜町の魅力をぎゅっと楽しむなら、こちらがおすすめ。出発地点は道の駅サンフラワー北竜です。
9:30 道の駅サンフラワー北竜 → 10:00 金比羅公園(車5分)→ 11:00 ひまわりの里(車5分)→ 13:00 サンフラワーパークホテル レストラン風車(昼食)→ 14:30 サンフラワーパーク北竜温泉
①金比羅公園(30分)
→ 町中心部の和地区を散策しつつ、緑の中で深呼吸。あずましい(落ち着く)町の空気を感じる時間。
②ひまわりの里(120分)
→ 開花期ならメインを午前〜昼にじっくり。「世界のひまわりコーナー」の約24種類は、北竜中学校の生徒が栽培しているもので珍しい品種も見られます。
③レストラン風車(90分)
→ サンフラワーパークホテル内のレストラン。ランチは11:00〜20:00(L.O.19:45)で、北竜町産の食材を使ったお膳が味わえます。
④サンフラワーパーク北竜温泉(90分)
→ お腹いっぱいになった後の温泉が、これまたいいんですわ。半日でも北竜町の核を体験できるコンパクトルートです。
【車・1日】広域・空知北部&留萌方面欲張りルート
続いて、北竜町を起点に隣町まで足を伸ばす広域コース。深川留萌自動車道の「北竜ひまわりIC」を活用すると、近隣の町も無理なく回れます。
8:30 深川駅 → 9:10 道の駅サンフラワー北竜(車40分)→ 11:30 ひまわりの里 → 13:30 沼田町・道の駅サンフラワーパーク北竜温泉から沼田方面(車約20分)→ 16:00 留萌市内(車約30分)→ 18:00 深川駅方面
①道の駅サンフラワー北竜(60分)
→ 朝のうちに北竜門で記念撮影、ひまわりソフトを朝のおやつに。
②ひまわりの里(120分)
→ 200万本のひまわりをこのルートでもメインに据えます。混雑前の午前中が狙い目。
③隣町・沼田町方面(90分)
→ 雨竜川を渡って隣の沼田町へ。広い水田地帯の景色を車窓に流しながら移動するだけで、北海道らしいスケール感を味わえます。
④留萌市方面(120分)
→ さらに足を伸ばして日本海側へ。海の景色と北竜町のひまわり、対照的な北海道の夏を一日で体感できる、欲張りな広域ルートです。
【バス・半日】公共交通で行くひまわり里めぐり
車がない方向けのルートも。JR函館本線の滝川駅または深川駅、沼田駅からバスでアクセスします。
10:00 JR滝川駅 → 10:45 北竜温泉前バス停(中央バス「碧水市街行」約45分)→ 11:00 道の駅サンフラワー北竜(徒歩すぐ)→ 12:00 ひまわりの里 → 15:00 サンフラワーパーク北竜温泉 → 16:30 バスで滝川駅方面
①道の駅サンフラワー北竜(60分)
→ バス停「北竜温泉前」を降りればすぐ。まずは館内で休憩しつつランチを。
②ひまわりの里(150分)
→ 道の駅から散策路でつながっているので、徒歩約15分でひまわり畑へ。したっけ(それじゃあ)たっぷり時間を取って迷路も世界のひまわりも巡りましょう。
③みのりっち北竜(30分)
→ 帰る前に特産品を購入。バスで持ち帰れる範囲のお土産がおすすめです。
④サンフラワーパーク北竜温泉(90分)
→ バスで帰る前に温泉でひと汗流すと、車中も快適。バス本数が限られるので、時刻表は事前にしっかり確認しておくのが鉄則ですよ。
北竜町の年間イベント
北竜町ひまわりまつり(7月〜8月)
ぜひ行ってみてほしいのがね、町全体が黄色に染まるこの祭り。「北竜町ひまわりまつり」は毎年7月下旬〜8月中旬の約1ヶ月間、ひまわりの里で開催される町最大のイベントです。第38回(2024年)は7月20日〜8月18日、第39回(2025年)は7月20日〜8月19日に開催されました。期間中は200万本のひまわりが咲き誇るなかで、ひまわり迷路、遊覧車「ひまわり号」、約24種類が並ぶ「世界のひまわりコーナー」、謎解きゲーム「向日葵に聞く物語」など、家族で楽しめる企画が盛りだくさん。日中はひまわり畑から立ち上る花の香りと、遊覧車の走行音、子どもたちの歓声が混ざり合って、町全体がお祭りモード。期間中の駐車料金は普通車500円、自動二輪車100円、大型バス・キャンピングカー2,000円となっていますので、お忘れなく。
ひまわりまつり花火大会&プロジェクションマッピング(8月)
続いて、ひまわりまつりの中でも特に熱量が高いのがコレ。8月中旬には花火大会、北海盆踊り、プロジェクションマッピングが同日に開催されます。2025年は8月18日に約400発の花火が打ち上げられ、ひまわりの里が会場となりました。夜空に上がる花火の光が、昼間黄色だった畑を闇から照らし出す光景はちょっと幻想的。プロジェクションマッピングは、ひまわりの里の景観を生かした映像演出で、なまら(とても)スゴいって地元でも評判なんですよ。盆踊りは仮装参加者が多くて優勝者には豪華景品が出るくらい、町ぐるみで楽しむのが流儀です。
北竜けん玉フェスティバル(8月)
これがまた一風変わったイベントで面白いんです。「北竜けん玉フェスティバル」は、毎年ひまわりまつり期間中の8月初旬にひまわりの里で開催される、全国からプロけん玉プレイヤーが集まる大会。北竜町には「北竜けん玉クラブ」があって、町ぐるみでけん玉文化を盛り上げているんです。プロの妙技は思わず声が出るくらい見ごたえ抜群で、子どもから大人まで挑戦できるコーナーもあります。ひまわりまつりに行くなら、開催日が合えばぜひ見てほしいイベントですよ。
北商ロードレース大会(8月)
北竜町商工会が主催する歴史あるマラソン大会で、2024年で第60回を迎えた地元の伝統イベントです。毎年8月中旬〜下旬に開催され、町内の道路を走るコースは、ひまわり畑や水田の景色を眺めながら走れる北竜町ならではのもの。2023年は約200人が参加、コロナ禍を経て4年ぶりに復活したときは大いに盛り上がりました。したっけ(それじゃあ)、走るのが好きな方は夏の北竜町を体感する方法としてエントリーしてみるのもアリですよ。
北竜太鼓演奏会(8月)
力強い和太鼓の音、響くんですわ。「北竜太鼓」は2023年で結成30周年を迎えた地元保存の和太鼓グループで、ひまわりまつり期間中の8月にひまわりの里や碧水祭りなど町内のイベントで演奏を披露します。2025年8月には15団体が出演する大規模な太鼓まつりも開催されました。青空の下、200万本のひまわりを背景に響き渡る太鼓の音は、夏の北竜町の魂みたいなものなんですよ。
碧水駅オープンデイ(冬)
ちょっと変わり種のイベントもあります。1972年に廃止された旧国鉄札沼線の「碧水駅」を冬に開放するイベントで、2026年2月にはバレンタインに合わせて「雪夜に灯る『和の心』」がテーマで開催されました。雪深い北竜町の冬を、廃線跡という独特の空間で味わえる、ちょっとマニア心をくすぐる催し。夏のひまわりまつりとは真逆の、静かでノスタルジックな北竜町を体感できます。
北竜町のエリア別の顔
和(やわら)エリア:町の中心、行政と暮らしの拠点
まずは町の中心からご紹介しますね。「和(やわら)」地区は北竜町役場や真竜小学校、特別養護老人ホーム永楽園、北空知信用金庫北竜支店などが集まる町の行政・経済の中心エリア。1944年(昭和19年)に役場が移転してきて以来、この地区が北竜町の核を担っています。観光客にはあまり目立たないエリアですけど、町の本当の表情を見たい方や、地元の食堂や小売店に立ち寄って暮らしの空気を感じたい方にはぴったり。金比羅公園で散策したり、町役場周辺の街並みを歩いたりすると、観光地ではない普段の北竜町に出会えます。あずましい(落ち着く)町歩きをしたいときに訪れてみてください。
板谷エリア:ひまわりの里・観光の心臓部
続いては観光の中心、「板谷」エリア。北竜町の観光客の多くが訪れる「ひまわりの里」(板谷143-2)、「道の駅サンフラワー北竜」「サンフラワーパーク北竜温泉」「サンフラワーパークホテル」「みのりっち北竜」、そして北竜中学校もここに位置しています。夏のひまわりまつり期間中は、町外から20万人以上が訪れるなまら(すごく)にぎやかなエリア。逆に、ひまわりの開花期を外したシーズンオフは、道の駅と温泉を中心に静かに過ごせる温泉旅エリアに変わるんですよ。観光メインで北竜町を訪れるなら、宿泊の拠点もここに置くと動きやすいです。
碧水(へきすい)エリア:旧鉄道跡が残るノスタルジックな地区
町の南西部に広がるのが「碧水(へきすい)」地区。1972年に廃止された旧国鉄札沼線の「碧水駅」があった場所で、現在もその面影が残ります。碧水郵便局や碧水生きがいセンターなど暮らしの拠点があり、町の中でもどこかノスタルジックな空気が漂うエリアです。中央バスの「碧水市街行」の終点もここで、滝川方面から公共交通で北竜町に入るときの玄関口の一つにもなっています。冬の「碧水駅オープンデイ」のときは、雪夜に静かなライトが灯る幻想的な光景が見られるので、廃線跡好きや昔の鉄道文化に興味がある方は冬に訪れるのがおすすめですよ。
美葉牛(びばうし)エリア:山と農の風景、ひまわりICの玄関口
北部の山間部に広がるのが「美葉牛(びばうし)」地区。美葉牛川が流れ、深川留萌自動車道の「北竜ひまわりIC」もこの地区にあります。留萌市との境界に近く、農事組合法人ほのかの広大な農場や、丘陵地帯の水田・畑が広がる、北竜町でも特に農村らしい景色が見られるエリアです。したっけ(それじゃあ)、ドライブで車窓の景色を楽しみたい方、収穫期の田園風景を撮りたい方にはこの美葉牛地区がぴったり。北竜ひまわりICから北竜町の中心部へ向かう道中の景色だけでも、北海道らしい広大さを味わえます。
恵岱別エリア:山岳と滝、自然派の聖域
最後に、町の西部の山岳地帯「恵岱別(えたいべつ)」地区。暑寒別岳(1,491m)の麓に広がる山岳エリアで、町の自然観光の核となる「三段の滝」もこの地区にあります。恵岱別川とそのダム、そして暑寒別岳天売焼尻国定公園の自然が、北竜町のもう一つの顔。観光客で賑わうひまわりの里とは対照的に、ここは静かで、登山や渓谷散策、自然撮影が好きな方に向いています。なまら(とても)秘境感のある北竜町を体験したいなら、夏〜初秋にこのエリアへ。装備をしっかりして、町の野生の表情を味わいに行ってみてください。
北竜町の気候・季節の暮らし
夏は爽やか、冬はしっかり冬。海洋性と内陸性の中間型気候
まず気候の話から。北竜町は海洋性と内陸性の中間型気候で、町の公式情報によれば「冬は積雪寒冷で積雪は1.5m〜1.8m程度、道内でも多い方に属する」「夏季は自然温暖な条件に恵まれ南西風が多く、水稲・畑作に適している」と紹介されています。気象庁の観測所は北竜町内にないため隣接する深川市のデータを参考に紹介しますね。深川市(観測所:一已町)の月別平均気温は最も寒い1月で-7.6℃、最も暖かい8月で20.7℃、年平均6.5℃(気象庁データ・統計期間1981〜2010、出典:weather.time-j.net 集計データ)。北竜町もほぼ同じ気候帯にあると考えられます。1月の最低気温平均は-13℃台ということで、冬はしばれる(厳しく冷え込む)日が続くんですよ。
夏のひまわり町・北竜町の暮らし
続いて夏の話。7月〜8月の北竜町は、深川エリアの月平均気温で7月19.7℃・8月20.7℃と、北海道らしい爽やかな夏になります。湿度は本州ほど高くなく、夜は涼しい風が窓から入ってくる程度。日中はTシャツ1枚で過ごせますが、朝晩は薄手の長袖が必要になる日もあります。家にエアコンがない家庭も多く、扇風機で十分しのげる日が大半。ただ近年は最高気温が25℃を超える日もあり、ひまわりの里に行くなら帽子と水分は必須です。庭先や畑にはひまわり、メロン、すいかが育ち、町全体が黄色と緑に染まる、あずましい(落ち着く・気持ちいい)季節なんですわ。
冬の北竜町は1.5m超の雪が積もる「雪国」
冬はかなりの本気モード。北竜町の積雪は1.5m〜1.8m程度(町公式情報)、深川市の1月最低気温平均は-13.4℃で、真冬日(最高気温が0℃未満の日)も連続します。除雪は日常作業で、玄関先や車を埋もれさせないために朝晩2回の雪かきが当たり前。「なまら(とても)今日はしばれるね」「除雪、こわい(疲れた)わ」が冬の挨拶代わりです。屋根の雪下ろしも家庭の冬の仕事の一つで、車も4WDかスタッドレス必須。一方で雪の降る朝は不思議と静かで、長靴を踏みしめる「キュッ」という雪音だけが響く、独特の冬の静けさがあります。暖房は灯油ストーブが主流で、冬の灯油代は本州とは比較にならないレベルの出費になることは覚悟しておくべきポイントですね。
春と秋は短い、でも美しい
春と秋は、これがまた北竜町の隠れた魅力なんです。雪解けは4月、深川エリアの4月平均気温4.8℃、5月で11.3℃。雪解けの後に金比羅公園の芝桜が咲き、水田に水が入ってキラキラ光る景色は、夏のひまわり一色とはまた違う美しさ。秋は9月平均15.7℃、10月9.2℃で短いものの、稲穂の黄金色と紅葉のグラデーションが見事です。したっけ(それじゃあ)、11月になるともう初雪が降り、また長い冬がやってくる。1年のうち、雪のない時期と雪のある時期がほぼ半々なのが北竜町の暮らしのリズムなんですよ。
【地元住民に直撃!】北竜町の本当の魅力を聞いてみた
Q1.あなたのご職業を教えてください。
ひまわり畑の管理をやっとります。北竜町で長いことヒマワリと米と一緒に生きてきた、まあただの百姓だね。夏はひまわりの里の畑に出て、開花時期にあわせて手入れして、観光客さんにきれいな花を見てもらえるように準備するのが仕事。
冬は雪と相談しながら、来年の段取りを考える。なまら(とても)忙しい仕事だけど、200万本咲いた畑見たら、毎年「やっててよかった」って思うんだわ。
Q2.この街に来て絶対行くべき場所はどこだと思いますか?
そりゃまず北竜町観光の顔、ひまわりの里だね。23ヘクタールに200万本、日本一の規模。朝6時くらいに行ってみてほしい。観光客がまだ来ない時間に、ヒマワリが一斉に東を向いてる景色、なまら(とても)静かで圧巻だわ。
地元民しか行かんのは恵岱別の三段の滝。秘境感あって、町の北竜町 水源でもある恵岱別川の上流、水の音だけが響いとる。あそこは北竜町の本当の自然を感じられる場所。
Q3.この市町村でお土産を買うとしたらなんですか?
まずひまわりライス。町ぐるみで35年以上、農薬減らして作ってきた米だから、なまら(すごく)うまい。あとは「燦燦ひまわり油」、ヒマワリの種から搾ったやつ。これは北竜町でしか作れんやつだから。
地元民のおすすめなら、黒千石大豆。一回途絶えかけた幻の黒豆を、町の事業協同組合が復活させたもんで、煎ってきな粉にすると香りがすごい。みのりっち北竜で買えるよ。
Q4.外から人が来たときにまず連れていく店はどこですか?
うちに来た客はだいたい、まずサンフラワーパーク北竜温泉のレストラン風車に連れていくね。北竜町の米と野菜つかった料理が食えるし、食ったあとそのまま温泉入って帰れる。塩化物泉で、入ったあとポカポカが続くんだわ。
地元の連中はけっこう、町の食事処向日葵にも行く。商工会の連中がやってるビアガーデンとかも顔出すしね。市町村民センター的な集まりの場所っていうと、農村環境改善センターも町の集まりに使われとる。
Q5.この市町村はどんな気質だと思いますか?
北竜町の人間は、地味だけど芯が太い。1893年に千葉から50戸入植して開拓したのが始まりだから、開拓魂が今も残っとるんでないかな。「食べ物はいのち」っていう精神で35年農薬減らし続けてきた農家気質、町ぐるみで何かやろうって時の結束力はなまら(とても)強い。
んで目立つの好きじゃないんだわ。ひまわり日本一なのに、自分から騒がんで黙々と畑つくってる、そういう静かなプライドがある町だと思う。
Q6.昔に比べて、街の雰囲気や活気はどう変わったと感じますか?
人減りが収まらん。昭和35年に6,463人おったのが、今1,547人だもの。半分以下だね。鉄道も札沼線が昭和47年に廃止されて、和駅も碧水駅もなくなった。寂しいよ、それは。
でも昭和54年にヒマワリ始めてから、毎年20万人が町に来てくれるようになって、町の見え方は変わった。北竜町 観光っていったら今や全国区。北竜町のおすすめスポットを聞かれる町になったのは、昔じゃ考えられんかったわ。
Q7.これから新しくできる施設や、期待している活動などはありますか?
最近北竜町の市町村長もインスタやって発信しとるし、町としても新しい動きが出てきとる。「北竜クリエイティブ・ラボ」っていう、町に住みながらモノづくりで起業する仕組みが始まって、町外から来てくれる若い人を期待しとる。
和歌山県北山村との「じゃばら」共創協定も面白い。あとは、ひまわりパークゴルフ場とか北竜町の運動公園的な施設も町民の元気の源だから、これからも残してほしいね。若い人が戻ってくる町にしていきたい。
北竜町の移住・暮らし情報
通勤事情:町内農業+近隣の深川・滝川通勤も
まず通勤の話から。北竜町の基幹産業は農業で、町内に住んでいる多くの方は稲作・ひまわり・メロン・すいか農家など農業従事者です。会社勤めの方は隣接する深川市(車で約25〜30分)や滝川市(車で約30〜40分)まで通勤するケースもあると考えられます。役場・町立診療所・JAきたそらち北竜支所・北空知信用金庫北竜支店など、町内雇用も一定数あり、町ぐるみで人材を回す小さな経済圏が成り立っているんです。最近は「北竜クリエイティブ・ラボ」や「じゃばらいず北山 北竜オフィス」など、新しい働き方の取り組みも始まっていて、町外人材の流入も少しずつ進んでいます。
住宅環境:公営住宅中心+お試し暮らし住宅も
続いて住まいの話。北竜町では民間の賃貸物件は数が限られていて、住まい選びの主軸は町営住宅(公営住宅)になります。町公式サイトによると、町営住宅は新築時に募集し、入居者選考委員会で決定される仕組み。家賃は入居者の所得に応じて決定されるため、低所得世帯にとってはなまら(とても)助かる制度です。また単身者向けには「単身勤労者住宅」も用意されていて、町内勤務者なら申込み可能。本格移住の前に町を体験できる「お試し暮らし住宅」もあるので、まずは試してから決められるんですよ。さらに、住宅購入補助制度、結婚新生活支援事業(39歳以下夫婦に最大60万円の住居費・引越費助成)などの支援も充実しています。SUUMOやアットホームでも北竜町の物件検索が可能ですが、件数は少ないため、町の企画振興課にまず問い合わせるのが現実的なルートと考えられます。
エリア別・住む視点での住みやすさ
町内の暮らしの拠点別に整理しますね。和(やわら)地区は町役場・真竜小学校・町立診療所・特別養護老人ホーム永楽園・北空知信用金庫など、生活インフラが集中する町の中心エリア。子育て世帯や高齢期の暮らしには一番便利なエリアです。板谷地区は道の駅・温泉・北竜中学校があり、日常的に温泉に通える贅沢な暮らしが可能。碧水(へきすい)地区は碧水生きがいセンターや碧水郵便局があり、滝川方面へのバス便があるので公共交通利用者には心強い場所。美葉牛(びばうし)地区は北竜ひまわりICに近く、車での移動が多い方や農業従事者向け。したっけ(それじゃあ)、暮らし方によって選ぶエリアが変わってきます。
買い物環境:町内+近隣市町への買い出しが基本
買い物事情はリアルなところを書きますね。北竜町内には農畜産物直売所「みのりっち北竜」(6月〜10月営業)、道の駅サンフラワー北竜の物産ショップ、地元の商店などがあり、日々の食料品は町内でもある程度揃います。ただし大型スーパーや家電量販店、ファッション系の店舗はないため、まとまった買い物は隣の深川市(車で約25〜30分)や滝川市(車で約30〜40分)の郊外ロードサイドへ出るのが一般的。週に1〜2回まとめ買いする生活スタイルが定番です。なまら(とても)便利とは言えませんが、ネット通販・宅配が普及した今は、ある程度カバーできるとも考えられます。
子育て・教育:満18歳まで医療費無料、保育料補助も
子育て世代にとって北竜町はかなり手厚い町なんです。北海道の移住情報サイト「北海道で暮らそう!」の情報によると、北竜町には満18歳まで医療費無料の制度、出産祝い金、保育料補助制度、新規就農支援制度などが揃っています。教育機関は和保育園、町立真竜小学校、町立北竜中学校の保・小・中各1校。少人数教育で先生の目が行き届きやすい環境です。高校進学時は深川市や滝川市の高校へ通学するパターンが一般的と考えられます。
医療環境:町立診療所+深川市立病院が頼みの綱
医療面はしっかり押さえておきましょう。町内には町立診療所(北竜町字19番地6・TEL 0164-34-2331)と町立歯科診療所があり、日常的な体調管理は町内で完結します。さらに高齢者向けには特別養護老人ホーム北竜町永楽園もあります。ただし入院が必要な大きな病気や専門医療になると、隣の深川市立病院(車で約25〜30分)や滝川市立病院などへ通うことになります。深川市立病院へは高速るもい号のバスでもアクセス可能なので、車のない方も対応可能です。あずましい(落ち着く)暮らしのためには、緊急時の搬送ルートも頭に入れておくのが安心ですね。
北竜町へのアクセス
車でのアクセス:札幌から国道275号で約100km
車でのルートが、北竜町へ行く一番現実的な方法です。札幌から国道275号線を北上、約100km・所要時間約2時間で北竜町に到着します。旭川からは国道12号で深川まで約30km、深川から国道233号・275号で約25km、合計約1時間〜1時間30分の道のり。高速道路を使う場合は、深川留萌自動車道の「秩父別IC」から国道233号・275号で約10km、または同自動車道の「北竜ひまわりIC」を利用すると便利です。北竜ひまわりICは町北部の美葉牛地区にあるため、目的地が町中心部や板谷地区(ひまわりの里・道の駅)の場合は秩父別ICや沼田ICの方が近いケースもあるので、ナビで確認してから降りるICを選ぶのがコツですよ。
高速バス:札幌から「高速るもい号」で約2時間
続いて公共交通の話。札幌から北竜町へは、北海道中央バス「高速るもい号」(滝川経由)が直行で運行されています。札幌駅前ターミナル→北竜中学校前まで約2時間、運賃2,070円(北竜町ひまわり観光協会公式・北竜町ポータル掲載情報)。停留所は「北竜役場前」「北竜中学校前」(ひまわりまつり期間中の臨時停車)など。ナビタイム掲載の時刻表によると、札幌駅前7:30発・18:25発などの便があり、北竜役場前まで134分。なまら(すごく)便利というほどではないですが、車のない方の選択肢としてしっかり機能しています。
JR+路線バス:滝川駅または深川駅経由が定番
鉄道を使うルートも紹介しますね。北竜町内には鉄道はないので、最寄り駅はJR函館本線の妹背牛駅、滝川駅、深川駅のいずれかになります。札幌駅から特急ライラック・カムイで滝川駅まで約50分、滝川駅隣の中央バスターミナルから「碧水市街行」に乗車約45分で「北竜温泉前」下車(サンフラワーパーク北竜温泉公式案内)。もしくはJR沼田駅から沼田町営バス「雨竜市街行」に乗車約20分で「北竜温泉前」下車。深川駅からは空知中央バス「北竜温泉行」で約35分終点下車という選択肢もあります。どのルートもバス本数が限られるので、事前に時刻表を必ず確認してから移動するのが鉄則ですよ。
飛行機利用ルート:新千歳空港・旭川空港から
遠方から訪れる方向けに飛行機ルートも。最寄り空港は新千歳空港と旭川空港で、新千歳空港から北竜町まで車で約2時間、旭川空港から車で約1時間30分(北海道Likers情報・参考)。レンタカーを借りて北竜町まで自走するパターンが現実的です。例えば東京→新千歳空港(飛行機約1時間30分)→レンタカーで深川経由→北竜町(車約2時間)、合計約4時間で着く計算。したっけ(それじゃあ)、本州から夏のひまわりまつりに行くなら、千歳・旭川いずれかで前泊して翌朝北竜町入りするのが、移動疲れを残さない賢いルートと考えられます。
北竜町の関連リンク
市町村公式サイト:北竜町公式サイト
観光系サイト:北竜町ひまわり観光協会

