| 人口 | 1,977 人 ※2026年3月31日時点(住民基本台帳) |
|---|---|
| 面積 | 191.15 km² |
| 人口密度 | 10.3 人/km² |
みなさん、雨竜町(うりゅうちょう)って知ってますか?北海道空知総合振興局管内・雨竜郡に属する人口1,977人の町で、標高約850メートルの台地に広がる「雨竜沼湿原」がラムサール条約に登録された、知る人ぞ知る山岳型高層湿原の町なんですよ。日本有数の池塘群が点在する湿原と、暑寒別連峰の雪解け水で育てる「うりゅう米」が二大看板。札幌から車で約1時間30分、面積191.15km²の田園の町です。
町の歴史は明治22年(1889年)に華族組合農場による開拓から始まりました。雨竜川右岸に市街地、周辺には肥沃な水田地帯が広がっていて、つまり「米と湿原」の町、というのが雨竜町のキャッチフレーズなんですね。同じ北海道内の隣接自治体は、東は石狩川をへだてて滝川市、南は尾白利加川に沿って新十津川町、東北は雨竜川をへだてて妹背牛町、北は恵岱別川を経て北竜町、北西は国定公園暑寒別岳を経て増毛町と、五つの市町に囲まれています。観光で訪れるなら雨竜沼湿原のトレッキング、移住で考えるなら全国食味ランキング最高位品種を育てる稲作地帯、どちらの視点でも語れる町なんですよ。
雨竜町の推しポイント
ラムサール条約登録「雨竜沼湿原」
標高850メートルの台地に東西4キロ、南北2キロにわたって広がる雨竜沼湿原は、日本有数の山岳型高層湿原帯。170以上の池塘(ちとう)と呼ばれる沼が点在し、夏は数多くの高山植物が咲き乱れます。2005年11月にラムサール条約登録湿地に認定された、なまら(とても)貴重な自然なんですよ。
うりゅう米(ゆめぴりか・ななつぼし)
暑寒別連峰の雪解け水と肥沃な雨竜川流域で育てられる「うりゅう米」は、ゆめぴりかとななつぼしの2品種が看板。籾のまま超低温貯蔵される「ライスコンビナート」方式で、いつでも新米クラスの鮮度を保っているのが特徴です。したっけ(それで)、日本一とまで評されるブランド米になったわけですね。
道の駅「田園の里うりゅう」
国道275号沿い、雨竜沼湿原への入り口に位置する道の駅。「うりゅう米」や「暑寒メロン」、雨竜米アイス、揚げたての雨竜米揚げかまぼこなど、ここでしか味わえない特産品が並びます。岡本洋典氏撮影の湿原写真約130点を展示する「雨竜沼自然館」も併設されていて、見応え十分なんですよ。
暑寒別天売焼尻国定公園の玄関口
1990年(平成2年)8月1日に指定された暑寒別天売焼尻国定公園の中核となるのが、町西部の暑寒別岳(標高1,492メートル)と南暑寒岳(標高1,296メートル)。湿原トレッキング、登山、自然観察と、アウトドア好きにはわや(すごく)たまらないフィールドが広がっています。
華族農場の歴史を継ぐ田園地帯
明治22年に華族組合農場として開拓された経緯から、町域は計画的に区画された広大な田園地帯。肥沃な農耕地約3千ヘクタールが広がり、町の風景そのものが「開拓の歴史」を物語っています。秋には黄金色の稲穂が地平線まで続く絶景に出会えるんですよ。
雨竜町の歴史
松浦武四郎の探索とアイヌ語地名
「雨竜」という地名は、雨竜川から付けられた町名で、アイヌ語に由来しています。一説には「ウリリオペッ」(鵜・たくさんいる・川)、あるいは「オリリオペッ」(そこに・波・立つ・川)からとされていて、雨竜川の河口に多くの鵜が生息していたことが由来と伝えられています。さらに1857年(安政4年)には、探検家の松浦武四郎が雨竜川から北竜方面を船で探索した記録も残っているんですよ。北海道の歴史と切っても切り離せない人物が、すでにこの地を踏んでいたんですね。
華族組合農場による開拓のはじまり
雨竜町の本格的な開拓は、1889年(明治22年)に華族組合雨竜農場が雨竜平野に開場したことから始まりました。蜂須賀正韶ら華族が出資して結成された、いわば「貴族たちの大農場プロジェクト」が町の原点なんです。同じ年に雨竜神社も創設されました。したっけ(そうしたら)、開拓のスピードに合わせて村も大きく動いていきます。1892年(明治25年)には雨竜村が設置されますが、これは現在の雨竜町・北竜町・沼田町・幌加内町を含む広大な範囲でした。
分村と町制施行への道のり
1899年(明治32年)には北竜村が雨竜村より分立し、その後も村の領域は段階的に整理されていきます。1915年(大正4年)に二級町村制施行、そして1961年(昭和36年)についに町制を施行して、現在の雨竜町が誕生しました。さらに、明治31年には蜂須賀正韶が徳島県の国瑞彦神社へ奉納した御神刀が、雨竜神社改称時に移されて現在も町指定文化財となっています。徳島の華族が北海道で農場を開き、徳島の神社の刀が雨竜神社にある——歴史のつながりがなまら(とても)面白い町なんですよ。
湿原の発見と自然遺産への道
農業の歴史と並行して、町の自然資産も世界的な価値を獲得していきます。1964年10月に「雨竜沼高層湿原帯」として北海道の天然記念物に指定され、1990年に暑寒別天売焼尻国定公園の一部に。さらに2004年11月12日に北海道遺産に選定、2005年11月8日にはラムサール条約登録湿地として認定されました(登録面積624ヘクタール)。開拓100年と湿原保全、二つの軸が今の雨竜町を形づくっているんです。
雨竜町の文化・風習
大陸性気候と農耕暦に沿った暮らし
雨竜町は大陸性気候で、寒暖の差が比較的大きいのが特徴です。融雪は4月上旬から中旬、7月中旬から8月上旬には最高気温が30℃を超える日もあり、根雪はおおむね12月上旬から。1〜2月には最低気温が-25℃を下回ることもあるんですよ。しばれる(極端に冷え込む)冬の朝、田んぼが真っ白に凍る景色は、ここに住まないと見られない光景です。生活のリズムは農耕暦と完全に連動していて、春の田起こし、夏の管理、秋の収穫、冬の貯蔵と、季節がそのまま暮らしの色を変えていきます。
北海道弁——「したっけ」「なまら」の温度感
町で交わされるのは、北海道全域で使われる方言が中心です。たとえば「したっけ(それじゃあ/そうしたら)、明日また来るね」「この米、なまら(とても)うまいべさ」みたいな会話が日常的に飛び交うんですよ。語尾の「〜べ」「〜しょ」「〜さ」の柔らかさが、北海道の人の人柄をそのまま映し出している感じがします。観光で訪れた方も、道の駅で「なんもなんも(気にしないで/どういたしまして)」と声をかけられたら、それはもう完全に地元の温度感に触れた瞬間ですね。
稲作中心の食卓と「うりゅう米」のある日常
食卓の中心はもちろん、地元で穫れた「うりゅう米」。炊きたてのご飯にホクレン経由ではない、町内ライスコンビナートで超低温貯蔵された米を使う家庭が多く、銘柄選びも「今日はゆめぴりか、明日はななつぼし」と使い分ける文化が根付いていると考えられます。さらに春先には山わさび、うど、わらび、アイヌネギなどの山菜が食卓に並び、夏はトマト、アスパラ、暑寒メロン、秋は漬物用野菜と、季節の野菜がそのまま食卓を彩っていきます。
雨竜町獅子神楽と地域行事
町指定文化財として「雨竜町獅子神楽」が保存会によって受け継がれており、地域に根ざした伝統芸能が今も生きています。また、9月には「秋の大収穫感謝祭・新米祭り」が開催され、町内外の人々が新米の出来を祝う、米どころならではの行事も。お祭りの時期に訪れると、町の人たちの誇りがわや(すごく)伝わってくるんですよ。
雨竜町の特産品・食
うりゅう米「ゆめぴりか」
味は艶やかでもちっと、口に入れた瞬間からほど良い粘りと豊かな甘味が広がる、北海道最上級ブランド米です。アミロース含有率が他のお米より低く、強い粘り気を持つのが特徴で、冷めても柔らかさが持続するのでお弁当やおにぎりにも最適。旬は新米が出る9月下旬〜10月。食べ方は素直に炊きたてご飯がおすすめで、味の濃い肉料理との相性が抜群です。暑寒ダムから供給される暑寒別連峰の雪解け水だけで育てられているため(ダム上流に工場も民家もなし)、なまら(とても)澄んだ水で育つお米なんですよ。
うりゅう米「ななつぼし」
こちらはあっさりとした味わいが特徴で、艶があり粘りとコシ、ほどよい甘味のバランス型。北海道内では生産量・消費量ともに1位の品種で、ななつぼしの真骨頂は「冷めても硬くなりにくい」こと。旬は同じく9月下旬〜10月の新米時期。食べ方はおにぎり、お寿司、炊き込みご飯と万能で、和食全般に合わせやすい性格です。したっけ(それじゃあ)、毎日食べるならゆめぴりかよりこっち、という人が地元には多いと考えられますね。
暑寒メロン
暑寒別連峰の名を冠したブランドメロンで、青肉系の「暑寒グリーン」と、青肉メロンの技術を活かした赤肉系「暑寒レッド」があります。味は濃厚で芳醇な甘み、メロン本来の旨味が前面に出るタイプ。旬は7月下旬〜8月で、夏のごく短い期間しか味わえません。食べ方はやはり半玉カットで冷やしてそのまま、もしくは道の駅田園の里うりゅうの期間限定「メロンアイス」も人気です。雨竜町の大陸性気候の昼夜寒暖差が、糖度の乗ったメロンを育てる要因と考えられています。
雨竜米アイス・雨竜米揚げかまぼこ
道の駅田園の里うりゅう限定の名物が「雨竜米アイス」。少しお米の食感を残したオリジナルアイスで、お米のぷちぷち感とドンのさくさくとした食感が同時に楽しめます。さらに「雨竜米揚げかまぼこ」は鈴木かまぼこ店が注文を受けてから揚げる、いつでもアツアツのてんぷらかまぼこ。雨竜米とかまぼこの組合せという全国でも珍しい一品で、お米のまちならではの発想から生まれた特産品です。わや(すごく)うまいんですわ。
春の山菜と夏のグリーンアスパラ
春先(3月下旬〜5月)には、山わさび、うど、わらび、たけのこ、アイヌネギなど、雪解けとともに山菜が一斉に出回ります。雪解けの状態によって入荷が前後するため、出会えたらラッキー、というのが地元の感覚ですね。また、夏の入り口を告げる「川越農場グリーンアスパラ」も町自慢の一品。背景には、雨竜川流域の肥沃な土壌と寒暖差という、ここでしか出ない自然条件があります。道の駅では朝採れの野菜が並ぶので、訪れるなら午前中が断然おすすめなんですよ。
雨竜町の観光スポット
雨竜沼湿原(山岳型高層湿原の主役)
- 雨竜沼湿原 – 暑寒別岳東中腹、標高約850〜900メートルの高地に広がる、面積101.5ヘクタールの山岳型高層湿原。湿原内には170以上の池塘(ちとう)が点在し、その間をペンケペタン川が蛇行しながら流れる、まさに「日本有数の山岳高層湿原」ですよ。湿原内には周遊できる木道(約4キロメートル)が整備されていて、湿原入口にはテラス(休憩用)もあります。例年6月下旬〜下旬頃に山開きが行われ、10月初旬には閉鎖。エゾカンゾウ、ワタスゲ、ミズバショウ、固有種のウリュウコウホネなど、夏は数多くの高山植物が一斉に咲き乱れます。空気が澄んでいる早朝、霧の合間から池塘が顔をのぞかせる瞬間はなまら(とても)幻想的なんですよ。携帯電話が繋がりにくくなる完全自然エリアなので、まさに別世界。
雨竜沼湿原ゲートパーク(登山口・キャンプ拠点)
- 雨竜沼湿原ゲートパーク – 雨竜市街から北海道道432号暑寒別雨竜停車場線経由で約26キロメートル(車で約50分)、登山道入口に整備された公園です。駐車場(普通車150台)、キャンプ場、山小屋「南暑寒荘」がすべて無料(寝具・食事は各自必要)で利用できる、登山愛好家にはありがたい拠点なんですよ。湿原まで登山道を約3.5キロメートル、登り約2時間・下り約1時間30分の本格コース。管理棟で入山届を提出し、18歳以上は環境美化整備協力金(任意)500円を支払う仕組みで、この協力金が湿原保全に充てられています。したっけ(それで)、自然を守る側に立つ気持ちで登れるのが、ここの登山のいいところですね。
道の駅「田園の里うりゅう」(町の玄関口)
- 道の駅 田園の里うりゅう – 国道275号沿い、町の中央に位置する観光情報発信基地。特産品直売施設(夏季5〜10月は9:00〜18:00、冬季11〜4月は10:00〜16:00)では、うりゅう米や暑寒メロン、朝採れの新鮮野菜が並び、午前中で売り切れる商品も。鈴木かまぼこ店の「雨竜米揚げかまぼこ」は注文後に揚げてくれるアツアツ仕様、あいす館の「雨竜米アイスクリーム」はお米のぷちぷち感が楽しめる名物です。さらに敷地内には自然写真家・岡本洋典氏の代表作約130点を展示する「雨竜沼自然館」と、町出身の書家・辻井京雲氏のギャラリー「墨響」も併設。湿原に行けない時期でも、写真展示で湿原の四季を味わえるのがなんも(なんとも)嬉しい。お米のUFOキャッチャーが置いてあるのも、米どころならではの遊び心ですよ。
白竜の滝(ペンケペタン川の名瀑)
- 白竜の滝 – 雨竜沼湿原から流れ出すペンケペタン川にかかる滝で、登山口へ向かう道道432号沿いに位置します。「白竜」の名のとおり、白い水しぶきが竜のようにうねりながら岩肌を滑り落ちる迫力ある景観が見もの。湿原トレッキング前後の立ち寄りスポットとして人気で、ゲートパークへ向かう道中、駐車スペースから滝を望むことができます。森に響く水音と、ひんやりとした空気が一気に体を冷やしてくれるので、夏場の登山の前後はわや(すごく)気持ちいいんですよ。新緑の6〜7月か、紅葉が色づく9月下旬〜10月初旬がベストシーズンと考えられます。
雨竜町史跡公園(蜂須賀農場跡)
- 雨竜町史跡公園 – 明治22年、蜂須賀正韶ら華族が雨竜町開拓の拠点とした「蜂須賀農場」の事務所跡を整備した憩いの広場です。公園のシンボルである「アカマツ並木」は1975年(昭和50年)6月21日に北海道開拓記念保護樹木に指定された歴史的な並木で、樹齢100年を超える木々が一直線に並ぶ姿は圧巻ですよ。敷地内には雨竜町開拓記念館(町指定文化財)もあり、徳島県・国瑞彦神社から雨竜神社に移された御神刀ゆかりの歴史展示などが見られます。秋の落ち葉の季節は、開拓の記憶を踏みしめながら歩くような感覚を味わえる、静かなスポットなんです。
いきいき元気村(温泉・パークゴルフ)
- いきいき元気村 – 「いきいき館」と「パークゴルフ場」がセットになった複合施設。いきいき館の温浴「いきいき湯」は、沸かし湯3槽・サウナ・水風呂(地下水使用)を備え、入浴料は大人400円・子供200円、入浴時間は午前11時から午後9時まで、毎月第4月曜日が休館日です。水風呂が地下水を汲み上げているのが特徴で、サウナーの間では「400円とは思えないクオリティ」と評判。隣接するパークゴルフ場は日本パークゴルフ協会公認の「トドマツコース18ホール」「ダリアコース18ホール」計36ホールで、レンタル用具完備。湿原登山の翌日、足を癒しつつパークゴルフでのんびり、というのがしたっけ(それじゃあ)定番の過ごし方になりますね。
尾白利加ダム(石狩川水系の水源)
- 尾白利加ダム – 雨竜町と新十津川町の境界付近に位置する、石狩川水系尾白利加川のダム。うりゅう米の水源「暑寒ダム」と並ぶ、町の水を司る重要なインフラです。ダム周辺は静寂に包まれ、湖面に映る暑寒の山並みが鏡のように広がる絶景ポイント。観光地化された場所ではないからこそ、人混みを避けてゆっくり過ごしたい人にぴったりです。秋の早朝、湖面から立ち上る朝霧の中で、遠くにカワセミやサギの姿を見かけることもあると考えられます。なまら(とても)静かな水辺の時間が流れる、知る人ぞ知るスポット。
雨竜町の観光ルート
【車・1日】雨竜沼湿原トレッキング満喫ルート(町内完結)
札幌から車で約1時間30分、登山と特産品をフルで味わう雨竜町のド定番ルートです。湿原への登山道は本格的なので、装備と時間に余裕を持って臨むのがおすすめですよ。
7:00 道の駅田園の里うりゅう → 7:50 雨竜沼湿原ゲートパーク(車約50分) → 10:00 雨竜沼湿原(徒歩約2時間) → 13:30 ゲートパーク下山 → 14:30 白竜の滝(車約30分) → 15:30 いきいき元気村 → 17:00 道の駅田園の里うりゅう
①道の駅田園の里うりゅう(20分)
→ 朝の特産品直売所でおにぎりや雨竜米揚げかまぼこを調達。登山前の腹ごしらえに、おにぎりを2〜3個買っておくとなまら(とても)安心です。
②雨竜沼湿原ゲートパーク&湿原本体(滞在4〜5時間)
→ 管理棟で入山届+協力金500円を払い、いざ標高850mの世界へ。湿原に着くと別世界、池塘に映る空と暑寒の山並みに息をのみますよ。
③白竜の滝(20分)
→ 下山後の余力で立ち寄り。森の水音で、ほてった体をクールダウン。
④いきいき元気村「いきいき湯」(60分)
→ 400円で登山疲れをサウナと水風呂(地下水!)で完全リセット。夕方の入浴が空いていて狙い目です。
【車・半日】湿原に行けない冬〜春の文化ルート
湿原がクローズの10月中旬〜6月下旬は、町の歴史と食を巡るルートに切り替えるのが正解。半日でしっかり雨竜町の素顔に触れられますよ。
10:00 雨竜町役場前 → 10:15 雨竜町史跡公園(車約5分) → 11:30 雨竜神社 → 12:30 道の駅田園の里うりゅう → 14:30 いきいき元気村
①雨竜町史跡公園(60分)
→ 北海道開拓記念保護樹木のアカマツ並木と開拓記念館を見学。蜂須賀農場の歴史をたどるとしたっけ(そうしたら)雨竜町の輪郭がすっと分かります。
②雨竜神社(30分)
→ 明治22年創設、徳島県・国瑞彦神社から移された御神刀を所蔵する町の守り神。静かな境内で町の歴史を実感できます。
③道の駅田園の里うりゅう(90分)
→ 雨竜沼自然館で岡本洋典氏の写真展示を堪能、辻井京雲ギャラリー「墨響」で書の世界に浸る。雨竜米アイスでひと休みするのがちょうどいい時間帯。
④いきいき元気村(90分)
→ 旅の締めはサウナと水風呂。冬は雪見露天感覚でしばれた(冷え切った)体をじっくり温められます。
【車・1日】中空知広域グルメ&湿原ルート
雨竜町と隣接する滝川市・妹背牛町・北竜町を組み合わせた広域ルート。米と花とラーメンと湿原、北海道らしさを一気に味わえる組み立てです。
9:00 滝川駅 → 9:25 雨竜町・道の駅田園の里うりゅう(車約25分) → 11:00 雨竜沼湿原ゲートパーク(車約50分・湿原入口まで) → 14:30 北竜町ひまわりの里(車約20分) → 16:00 滝川駅(車約30分)
①道の駅田園の里うりゅう(60分)
→ 朝のうちに暑寒メロン(夏は7月下旬〜8月)やうりゅう米を購入、雨竜沼自然館で湿原の予習。
②雨竜沼湿原ゲートパーク(150分)
→ 時間が足りない場合はゲートパーク+白竜の滝までで折り返すのも一手。ペンケペタン川の水音と森の空気だけでも価値があります。
③北竜町ひまわりの里(60分・夏季限定)
→ 隣接する北竜町は約200万本のひまわり畑で有名。7〜8月なら必ず立ち寄りたい景色で、わや(すごく)写真映えします。
④滝川駅エリア(終着)
→ 滝川名物のジンギスカンや松尾ジンギスカン本店でしめれば、空知エリアを丸ごと堪能した1日に。
【公共交通・半日】鉄道とバスで巡るルート
町内に鉄道路線はないので、最寄りのJR滝川駅からバスで入る形が基本です。雨竜町の中心市街地と道の駅を効率よく回るルートですよ。
10:00 JR滝川駅 → 10:25 雨竜バス停(空知中央バス約25分) → 11:00 道の駅田園の里うりゅう → 14:00 いきいき元気村 → 16:00 雨竜バス停 → 16:30 JR滝川駅
①雨竜市街中心部(30分)
→ 雨竜バス停周辺はコンパクトな市街地で、徒歩で町並みを散策できます。穏やかな農村の空気が新鮮ですよ。
②道の駅田園の里うりゅう(180分)
→ 特産品ショッピング、雨竜沼自然館、墨響ギャラリー、ランチに揚げかまぼこ。半日かけても飽きない密度なんです。
③いきいき元気村(120分)
→ 道の駅から徒歩・タクシーで移動して入浴+食事処「日の出」で軽食。バス時間に合わせて切り上げる計画を立てておくと安心です。
雨竜町の年間イベント
雨竜沼湿原開山(6月下旬)
毎年6月下旬頃、雨竜沼湿原の山開きが行われます。例年、登山道に残雪が6月頃まで残るため、雪解けを待っての開山となるんですよ。ぜひ行ってみてほしいのがね、開山直後の登山。新緑が一気に芽吹き、湿原ではミズバショウやエゾカンゾウが咲き始める時期で、空気は澄んでいてひんやり、池塘の水面にはまだ冷たい雪解け水が満ちています。管理棟で500円の協力金を支払って入山届を書き、いざ標高850mの台地へ——という瞬間の高揚感はなまら(とても)特別ですね。したっけ(そして)秋には毎年10月中旬頃に閉山となり、半年だけ開かれる神秘の湿原を歩けるのは、開山シーズン中の限られた人だけなんです。
うりゅう暑寒フェスタ(8月)
毎年8月後半に開催される、雨竜町最大の夏祭り。雨竜町メモリアルパークを会場に、午前10時頃から夜21時頃まで一日中楽しめる大型イベントです。ステージでは地元中学生による演奏、郷土芸能「暑寒連山太鼓保存会」と陸上自衛隊旭川駐屯地のコラボ演奏、ヒーロー&キャラクターショーなど多彩なプログラムが展開。会場には焼肉ビアガーデン、特産品販売、キッチンカーグルメがずらりと並びます。夕方からは毎年恒例の「仮装盆踊り大会」が始まり、自由な発想の仮装で参加すれば賞金もゲットできるんですよ。フィナーレは約250発の花火大会。田園地帯の真上に打ち上がる花火は、都市部と違って遮るものがなく、夜空全体が花火の音と光に包まれる感じがわや(すごく)迫力満点です。焼き肉の煙と火薬の匂い、太鼓の振動、夏の夜風——五感のすべてで「雨竜の夏」を浴びる一夜になりますよ。
秋の大収穫感謝祭・新米祭り(9月下旬)
毎年9月下旬の日曜日に、道の駅田園の里うりゅうで開催される秋の大イベント。9:00〜16:00の時間帯で、うりゅう米ななつぼしの新米すくい(13:00から先着100名、12:15から整理券配布)、道の駅商品の割引販売、直売所で1,000円以上購入の先着250名には新米2合プレゼントなど、米どころならではの太っ腹企画が続きます。さらに、北海道厚岸町との物産展もコラボ開催されるのが恒例で、空知で厚岸の海産物が手に入る貴重な機会なんですよ。新米のあの炊きたて香、店内のあちこちから漂う海産物の磯の匂い、米すくいでひと攫いごとに歓声が上がるあの空気感は、行ってみないと味わえません。したっけ(それで)、収穫した町民が一斉に祝う「ハレの日」がここなんですね。
うりゅう特産品フェア(7月下旬)
例年7月下旬に道の駅田園の里うりゅうで開催される夏の特産品フェア。一番のお目当ては、ちょうど旬を迎える「暑寒メロン」。さらに小玉スイカ「マダーボール」、スイートコーン、生花など、雨竜町産の夏の農作物が一斉に並びます。バイクミーティングや、その場でふるさと納税ができて返礼品をすぐ受け取れる新コンテンツも好評。午前中で完売してしまう品も多いので、訪れるなら早朝が鉄則です。畑から数時間以内の野菜が手に入る贅沢、そして道の駅商品の割引販売も同時開催で、暑い夏の昼下がりになまら(とても)賑わうイベントになっていますよ。
雨竜沼湿原閉山(10月中旬)
毎年10月中旬、雨竜沼湿原の登山シーズンが終わります。閉山後は登山道中のつり橋が撤去されるため、半年間は登山できなくなる仕組み。閉山直前の10月初旬は、湿原全体が黄金色に染まる「草紅葉」のピークで、池塘の水面に映る秋の色は写真愛好家がこぞって狙うタイミングなんです。冷え込む朝には霜が降りて木道が白く光る、まさに「冬の入り口」の瞬間。ぜひ行ってみてほしいのがね、開山直後と閉山直前の両方。同じ湿原とは思えないほど表情が変わるので、ハマる人は毎年通うことになると考えられますよ。
雨竜町のエリア別の顔
市街地エリア(雨竜川右岸の中心地)
雨竜川右岸に広がる、町の心臓部にあたるエリアです。役場、雨竜神社、雨竜小学校・雨竜中学校、北空知信用金庫雨竜支店、雨竜郵便局など主要機関が集まり、町民の日常生活の舞台になっています。コンパクトな町並みで徒歩でも歩いて回れるサイズ感、空が広く、田園の向こうに暑寒の山並みが見える、北海道の田園市街地そのものの風景なんですよ。観光で訪れるなら、雨竜神社で町の歴史に触れ、雨竜町史跡公園のアカマツ並木を散策するのが定番。したっけ(それから)、市街地のあちこちにある食堂や個人商店で地元の人と触れ合えば、北海道弁の「なんもなんも」(気にしないで)が自然に飛んでくる温度感を味わえますよ。歴史と暮らしの「日常」を見たい方におすすめのエリアです。
道の駅エリア(国道275号沿いの玄関口)
国道275号線沿い、雨竜町字満寿に位置する「田園の里うりゅう」を中心としたエリア。観光客が最初に訪れる場所で、特産品直売、雨竜沼自然館、辻井京雲ギャラリー「墨響」、テイクアウトコーナーが集中する、まさに町の顔です。周辺は広大な田園地帯で、道の駅前の田んぼでは「田んぼアート」も行われていて、夏は専用展望台から見下ろせます。隣接する敷地ではバイクミーティングも開催され、ツーリングライダーの聖地的な存在にもなっていますね。「短時間でうりゅう米と暑寒メロンを買って次の目的地へ向かいたい」という方や、「お土産を一気に揃えたい」観光向きエリアです。なまら(とても)効率的に町の魅力に触れられる入り口ですよ。
暑寒山麓エリア(西部の自然の宝庫)
町西部、暑寒別岳(標高1,492メートル)と南暑寒岳(標高1,296メートル)に向かって登っていく山岳エリア。雨竜沼湿原ゲートパーク、雨竜沼湿原本体、白竜の滝、そしてその先の登山道がこの一帯に集中していて、暑寒別天売焼尻国定公園の特別保護地区を含む完全自然エリアです。市街地から登山口まで約26キロメートル(車で約50分)、対向車とすれ違うのも大変な山道を遡る感覚が、すでに冒険の始まりですね。電波も繋がりにくく、人工物の音もほとんどない別世界。トレッキング、登山、キャンプ、自然観察と、アクティブに体を動かして自然に没入したい人向きのエリアです。訪れるのは6月下旬〜10月中旬の開山期間限定なので、計画は早めに。わや(すごく)貴重な体験ができる場所ですよ。
田園農村エリア(町全域に広がる稲作地帯)
市街地と暑寒山麓の間に広がる、約3千ヘクタールの広大な水田地帯。雨竜川・尾白利加川・恵岱別川の各流域が肥沃な土壌を作り、「うりゅう米」の主産地となっているエリアです。春は雪解けの黒い田んぼ、初夏は鏡のような水鏡、夏は青々とした稲が風に揺れ、秋は地平線まで続く黄金色の稲穂——四季ごとに表情がガラリと変わるんですよ。観光名所のように構えた施設はありませんが、車でゆっくり走りながら景色を楽しむ「ドライブ向きエリア」として最高です。したっけ(そうしたら)9月の収穫期に訪れると、コンバインが稲を刈る音と籾の匂いに包まれて、「米どころ」の意味を体で理解できます。SNS映えする田園写真を撮りたい人、北海道の農村の空気を吸いたい人にぴったりですね。
いきいき元気村エリア(町民の憩いの場)
市街地の一角にある、温泉施設「いきいき館」とパークゴルフ場(36ホール)を中核とする健康レクリエーションエリア。地元の高齢者から観光客のサウナーまで、幅広い層に愛されている場所です。「いきいき湯」は入浴料大人400円・子供200円という驚きの安さで、地下水の水風呂とサウナのクオリティはサウナマニアからも高評価。隣接するパークゴルフ場ではトドマツコース・ダリアコースの計36ホールが楽しめ、レンタル用具完備で手ぶらでもOKです。観光ルートの最後に立ち寄って体をほぐすのに最適で、湿原登山の翌日のリカバリーにもなまら(とても)効きますよ。「観光で疲れた体を癒したい」「地元の人の日常に少しだけ混ざりたい」、そんな方におすすめのエリアです。
雨竜町の気候・季節の暮らし
大陸性気候——寒暖差が暮らしのリズムをつくる
雨竜町の気候は典型的な大陸性気候(内陸性気候)で、寒暖の差が比較的大きいのが特徴です。町の公式情報によれば、5〜9月の農耕期の平均気温は17℃ほどで、7月中旬から8月上旬にかけては最高気温が30℃を超える日があるんですよ。一方で1〜2月には最低気温が-25℃を下回ることもあって、夏と冬の気温差が約55℃以上にもなる、まさに「四季がくっきり分かれる」北海道らしい土地柄ですね。冬場は雪が多く、概ね11月下旬から4月上旬くらいまで雪の季節が続きます。融雪は4月上旬から中旬で、山間地はさらに2週間ほど遅れる傾向。したっけ(そうしたら)、春・夏・秋・冬それぞれの「暮らし方」が完全に切り替わる土地なんです。
夏(6〜8月)——田園が一気に動き出す季節
6月に入ると田植えが本格化し、町内のあちこちで田んぼに水が張られて、空を映す「水鏡」の景色が広がります。7月から8月は最高気温30℃超えの日もあり、湿度は本州ほど高くないので「カラッとした暑さ」が中心。夜になると気温がぐっと下がり、窓を開けて寝ると毛布が必要なくらいです。エアコンを設置しない家も多いと考えられ、扇風機と窓開けで乗り切る家庭も少なくないですね。夏の暮らしは早朝の農作業から始まり、町の上空にはトンボや、田んぼの上にはアオサギの姿。夕方になると西の暑寒の山並みに夕日が沈む、絵に描いたような農村の夏が広がりますよ。雨竜沼湿原の登山シーズンも夏(6月下旬〜10月中旬)に集中しているので、観光面でも町が最も賑わう時期です。
秋(9〜10月)——黄金色に染まる収穫と短い紅葉
9月に入ると一気に稲穂が黄金色に色づき、地平線まで続く稲穂の波が圧巻の景色をつくります。9月下旬の収穫期には、町じゅうにコンバインの音と籾の匂いが満ちて、「今年の出来はどうだ」という会話が町民の挨拶代わりになるんですよ。10月初旬は雨竜沼湿原が草紅葉のピークを迎え、ナナカマドやカエデが市街地にも色を添える短い秋。さらに、10月後半には最低気温が0℃を下回る日も増え、霜が降りる朝が始まります。なまら(とても)濃い秋が、ほんの1か月半で駆け抜けていく感じですね。
冬(11〜3月)——根雪と「しばれる」朝
11月下旬には根雪となり、概ね4月上旬まで町全体が雪に覆われます。1〜2月は最低気温-25℃を下回ることもあり、まさにしばれる(厳しく冷え込む)季節。朝、玄関の外に出ると鼻の中の水分が凍る感覚、雪を踏む音が「キュッキュッ」と乾いた音に変わる、これが氷点下20℃以下のサイン。生活は完全に「冬モード」に切り替わり、毎朝の雪はね(除雪)、車のスタッドレスタイヤ、室内は灯油ストーブで終日暖房、二重サッシの窓——北海道の冬装備が必須です。除雪体制が整っているので主要道路は通行可能ですが、吹雪の日は外出を控える判断も必要と考えられます。したっけ(それで)、冬の長さに耐える分、雪解けの春の喜びが格別なんですよ。
春(4〜5月)——一気に駆け抜ける北国の春
4月上旬から融雪が進み、フキノトウが顔を出し、5月にはエゾヤマザクラが咲きます。例年GW中(5月初旬)に雨竜町史跡公園や雨竜神社の桜が見頃を迎えるのが定番。田んぼでは田起こしと田植え準備で農家が一斉に動き出し、町全体が「再起動」する季節です。春は気温の振れ幅が大きく、日中15℃でも朝晩は氷点下近くまで冷え込む日もあるので、服装の調整がわや(すごく)難しい時期。山菜(山わさび、うど、わらび、アイヌネギ)が一斉に出回るのもこの頃で、道の駅田園の里うりゅうの直売所には早朝から人が並びます。冬の長さを忘れさせてくれる、北国の春の凝縮された美しさが体感できますよ。
【地元住民に直撃!】雨竜町の本当の魅力を聞いてみた
Q1.あなたのご職業を教えてください。
うちはもう三代続く米農家でね、ゆめぴりかとななつぼし、両方やってますわ。雨竜町の田んぼってのは暑寒別連峰の雪解け水で育てるから、水がなまら(とても)きれいでね。籾のまま超低温貯蔵して出荷直前に精米する仕組みも、わが町の自慢ですわ。
春の田起こしから秋の収穫まで、ほぼ年中田んぼと向き合ってます。お米作りに人生賭けてきた、いっぱしの百姓ですね。
Q2.この街に来て絶対行くべき場所はどこだと思いますか?
そりゃもう雨竜沼湿原だね。標高850mの台地に池塘が170以上あるってのは、日本でもそうないですよ。ラムサール条約登録湿地ってだけで価値が分かるべさ。早朝の霧の中、池塘から鳥の声だけが聞こえる空気はなまら静か。
あと地元民おすすめは「いきいき元気村」。入浴400円で、水風呂が地下水ですよ。雨竜町運動公園的に町民が集まる場所で、農家のおっちゃんたちが汗流してます。観光客はあんまり知らないけどね。
Q3.この市町村でお土産を買うとしたらなんですか?
まあ定番はうちらが作ってる「うりゅう米」だね。雨竜町の有名なものといえば、これに尽きる。5kgでも10kgでも、道の駅田園の里うりゅうで買えますわ。
地元民しか知らんやつでいうと「雨竜米揚げかまぼこ」かな。鈴木かまぼこ店が注文受けてから揚げてくれて、米とかまぼこの組合せって全国でもここくらいでしょ。あと夏なら暑寒メロン、これは7月下旬から8月の短い旬しか出ない、知る人ぞ知る一品ですよ。
Q4.外から人が来たときにまず連れていく店はどこですか?
やっぱり道の駅田園の里うりゅうですね。雨竜町のおすすめスポットといえばここ一択。あいす館の雨竜米アイス、お米のぷちぷち感が残ってて、初めて食べた人はみんなびっくりしますよ。
隣の雨竜沼自然館で岡本さんの湿原写真見せて、辻井京雲先生の墨響ギャラリーで書を眺めて、「雨竜町ってこんな町なんだぁ」って分かってもらう流れですわ。夜はいきいき館の食堂「日の出」で軽く飲んで帰る。これが定番コースです。
Q5.この市町村はどんな気質だと思いますか?
うん、明治22年の華族農場から始まった開拓の町だから、根っこに「自分らで切り拓いてきた」って気概がありますね。派手じゃないけど、田んぼ守って、湿原守って、地道にやる気質。そんで町民同士の距離は近くて、「なんもなんも」(気にしないで)で済ませる大らかさがあります。
市町村民センター的な役割の「ふれあいセンター」に集まって、農作業の合間に世間話。よそ者にも構えず、米のこと聞かれたら何時間でも喋るような、お人好しが多いですよ。
Q6.昔に比べて、街の雰囲気や活気はどう変わったと感じますか?
人は減りましたね。昭和31年は7,390人いたのが、今は2,000人切ってますから。札沼線も昭和47年に廃止されて、鉄道のない町になった。わや(すごく)寂しい現実ですわ。
ただね、悪いことばっかりじゃない。雨竜沼湿原がラムサール条約に登録されて観光客が来るようになったし、ふるさと納税で町の財政も助かってる。市町村長以下、職員さんが地道に動いてくれてるのは感じます。米農家の数も減ったけど、若手の後継者がぼちぼち戻ってきてるのが希望ですね。
Q7.これから新しくできる施設や、期待している活動などはありますか?
雨竜沼自然館がリニューアルしたって聞いてね、これは期待してますよ。雨竜町の水源——暑寒ダムの水で育つ米と、湿原の自然をセットで伝えられる場所になりますからね。
あと「豆電球」さんって喫茶店が新しい店主で再スタートしたんですわ。20年やってた灯が引き継がれたってのは、町の人間としてなまら嬉しい。んで地域おこし協力隊も頑張ってくれてて、外の視点が入ってきてる。雨竜町観光の幅が、これからもっと広がっていく予感がしますよ。
雨竜町の移住・暮らし情報
通勤・職場——農業と滝川経済圏
町の基幹産業は稲作を中心とした農業で、町民の多くが農家、もしくは農業関連業(JAきたそらち雨竜支所、ライスコンビナートなど)に従事しています。それ以外の通勤先は、隣接する滝川市が圧倒的に多いと考えられます。雨竜市街から滝川市中心部までは車で約25分、空知中央バスでも約25分で結ばれていて、滝川市内の事務職・小売・医療機関へ通う人が多い構造ですね。深川市や砂川市も通勤圏で、医療職や教員などはこの広域に動く形になります。したっけ(つまり)、町外への通勤を前提に「住居は雨竜、職場は滝川」というスタイルが現実的ですよ。
住宅環境——町営住宅と一戸建てが中心
雨竜町には町が運営する公営住宅(町営住宅)が整備されていて、産業建設課建設管理担当で随時申込みを受け付けています。市街地と追分市街地に住宅団地が点在する配置で、移住後の最初の住まいとして利用しやすい仕組み。民間の賃貸物件は数自体が少なく、SUUMO・アットホーム・ホームズなどに掲載される件数も雨竜郡全体で20〜30件程度にとどまる規模感です。一方、空き家を活用した一戸建て移住も選択肢で、暑寒の山並みを望む広い庭付きの家が手に入る可能性が高いエリアと考えられます。家賃感は札幌の都市部に比べて格段に抑えられる傾向で、生活コスト面のメリットはなまら(とても)大きいですね。
買い物環境——町内+滝川市が現実的な動線
町内の買い物環境は、市街地に個人商店や食堂、雨竜支所内のJAきたそらちの店舗、そして道の駅田園の里うりゅうの特産品直売所が中心です。大型スーパー・ホームセンター・ドラッグストアといった商業施設は町内には限定的なので、日常のまとめ買いは隣接する滝川市まで車で出る——というのが地元の標準的な動線になっています。滝川市内には大型スーパーやイオンモール系統、ホームセンター、家電量販店が揃っているので、「住むのは雨竜、買い物は滝川」で生活が完結する形ですね。したっけ(それで)、雨竜町ふれあいセンターには宅配業者の営業所がないため、ヤマト運輸は深川市の雨竜センター、佐川急便は深川営業所、日本通運は滝川支店が担当という点も知っておくと便利です。
子育て・教育——保育料ゼロ円と少人数教育
雨竜町は子育て支援が手厚く、令和元年(2019年)10月1日から雨竜町保育園の保育料が保護者負担ゼロ円になっています。延長保育料(16:30〜17:30で2,000円、〜18:00で3,000円)はかかりますが、基本料が無料なのは大きな魅力ですよ。教育機関は、雨竜町立雨竜小学校と雨竜町立雨竜中学校(小中併設校)、北海道雨竜高等養護学校が町内にあります。児童・生徒数が少ない分、少人数教育で先生の目が行き届く環境が期待でき、田園に囲まれた校舎で過ごす学校生活は、都市部とは違う密度の濃さがあると考えられます。高校進学は隣接する滝川市・深川市の高校へ通学するのが一般的なルートです。
医療環境——町内に病院・歯科、広域は滝川・深川
町内の医療機関は、内科の「新雨竜第一病院」(北海道雨竜郡雨竜町尾白利加91-1、TEL: 0125-77-2121)と歯科の「さいとう歯科」(雨竜町満寿33-24、TEL: 0125-77-2088)が確認できます。日常の内科・歯科は町内で対応可能で、より専門的な診療や入院が必要な場合は滝川市の滝川市立病院や深川市の深川市立病院などの広域医療圏に頼る形ですね。救急対応は滝川地区広域消防事務組合(所在地: 滝川市)が担当しています。なんもなんも(なんてことない)、ど田舎で医療が不安、ということはなく、車で30分圏内に総合病院がある立地です。
エリアごとの住みやすさ
市街地エリアは役場・郵便局・北空知信用金庫雨竜支店・小中学校・新雨竜第一病院が集中していて、徒歩圏で生活機能が揃う「住むなら最も便利なエリア」です。追分市街エリアは町営住宅も配置され、市街地より静かな農村景観が広がる暮らし向きの場所。田園農村エリアは農業従事者向けで、広い敷地と暑寒の眺望が手に入る代わりに、車が完全な必需品となります。したっけ(そして)、いきいき元気村が市街地から徒歩・自転車圏にあるため、温泉とパークゴルフを生活の一部に組み込めるのも、雨竜町移住の隠れたメリットですよ。
雨竜町へのアクセス
車でのアクセス(自家用車・レンタカー)
道央自動車道を利用すれば、札幌から雨竜町まで車で約1時間30分。深川JCT・滝川ICが最寄りのアクセスポイントで、町内には国道275号が南北に貫いていて、国道沿いに道の駅田園の里うりゅうがあります。新千歳空港から雨竜町までは車で高速道路を利用して約1時間50分、旭川空港からは一般道で約1時間。冬季は積雪・凍結があるためスタッドレスタイヤ必須、移動時間も余裕を持つ計画にするのが安全です。
鉄道+バスでのアクセス
町内に鉄道路線はなく、最寄り駅はJR北海道函館本線の滝川駅・江部乙駅・妹背牛駅です。札幌駅から滝川駅まで、特急ライラックまたはカムイで約50分、そこから空知中央バスで雨竜町まで約25分という流れが標準的なルート。札幌駅 → (JR特急50分) → 滝川駅 → (空知中央バス25分) → 雨竜——という乗り換えイメージですね。旭川駅からの場合、特急で深川駅まで約20分、深川十字街から空知中央バスで約30分というルートも使えますよ。JR時刻はJR北海道公式サイト(https://www.jrhokkaido.co.jp/)で確認できます。
高速バスでのアクセス
北海道中央バスの「高速るもい号(滝川経由)」が札幌駅前ターミナルから雨竜市街に直行しており、所要時間は約2時間。乗換なしで札幌から町内に入れる、観光・帰省ともに便利な選択肢です。予約不要で乗車できるのも気軽ですね。詳しい時刻表は北海道中央バス公式サイト(https://www.chuo-bus.co.jp/highway/)でご確認ください。さらに、深滝線(雨竜経由)も町内を通っていますよ。
空港利用のアクセス
道外から雨竜町に向かうなら、「新千歳空港」または「旭川空港」が現実的な空の玄関口です。新千歳空港利用の場合、空港から札幌駅まで快速エアポートで約40分、札幌駅からJRもしくは高速るもい号で雨竜町へ。旭川空港利用の場合は、車で一般道を走り約1時間でアクセス可能。JRなら旭川駅から深川駅まで特急で約20分、深川十字街から空知中央バスで約30分です。したっけ(それで)、観光プランによって空港を使い分けると効率がぐっと上がりますよ。
町内移動と観光ルートのアドバイス
町内に宅配業者の営業所も大型タクシー会社もない地域なので、観光で訪れるなら「車」か「中央バス+雨竜ハイヤー」の組み合わせが基本です。営業区域は深川圏エリアで雨竜ハイヤーが運行。雨竜沼湿原ゲートパークへは公共交通が通っていないため、雨竜市街から登山口までタクシーまたはレンタカーが必須となります。なまら(とても)使い勝手のいい組み合わせとしては、札幌から高速るもい号で雨竜市街に入り、観光協会で情報をもらってから道の駅田園の里うりゅうへ歩く、というプランが手軽ですよ。観光協会の公式サイトは「雨竜町観光協会|うりゅうぬま どっと いんふぉ」(https://uryunuma.info/)で、最新の登山情報や開花情報が確認できます。
雨竜町の関連リンク
雨竜町に関する公式・観光系の情報は、以下の公式サイトをご参照ください。
- 北海道雨竜町(雨竜町公式ホームページ) — 町の行政情報、移住・定住支援、公営住宅、保育園、雨竜沼湿原の登山情報など、町政全般の一次ソース。
- 雨竜町観光協会|うりゅうぬま どっと いんふぉ — 雨竜沼湿原の開花情報、イベント情報、宿泊・飲食・入浴、交通アクセスなど、観光に関する公式情報を発信する観光協会公式サイト。

