【北海道訓子府町】ってどんなとこ?メロンとたれカツ丼の町【地元民のリアルな声あり】

北海道訓子府町のレクリエーション公園:平成8年の開園以降、憩いの場として町内外多くの人々に親しまれています。

訓子府町(くんねっぷちょう)は、北海道のオホーツク総合振興局・常呂郡にある人口4,364人の小さな町です。北見市の南西に隣接し、生活圏も北見市と結びついています。

訓子府町の魅力を5つに凝縮すると、こうなります:

  • 訓子府メロン──盆地の昼夜の寒暖差が甘さを育てるブランド赤肉メロン
  • 訓子府たれカツ丼──卵でとじず甘辛い醤油だれをかける町の名物
  • 図書館の貸出率が日本一──昭和60年度から7年連続で全国トップに
  • ✅ 寒暖差が一日で約50度にもなる内陸性の盆地気候と、全国有数の日照率
  • ✅ アイヌ語「クンネプ(黒い・ところ)」が由来の難読地名と、畑作・酪農の農業の町

「ご当地グルメをめぐる旅が好きな人」「果物の産地を訪ねたい人」「のんびり暮らせる移住先を探している人」に向いた町です。本記事では、観光・特産・歴史から文化や暮らしの空気感まで、地元目線で紹介します。

人口4,364 人 ※2026年4月30日時点(住民基本台帳)
面積190.95 km²
人口密度22.9 人/km²

地理的には、東と北は北見市、西は置戸町、南は釧北山脈の稜線をはさんで津別町と十勝管内の陸別町に接しています(出典:訓子府町公式サイト)。

町内に鉄道は通っておらず、最寄り駅はJR石北本線の北見駅。車では北見市まで約20分、女満別空港までは約50分です(出典:訓子府町公式サイト)。

山に囲まれた盆地に、メロン・たれカツ丼・日本一の図書館と、小さいながら個性の詰まった町です。ひとつずつ見ていきましょう。

目次

訓子府町の推しポイント

訓子府町を語るうえで外せないのが「食」と「気候」です。盆地特有の寒暖差が甘いメロンを育て、その同じ食卓に町自慢のたれカツ丼が並びます。さらに、かつて図書館の貸出率で日本一に輝いた読書のまちでもあります。ここからは、この町ならではの5つの顔を順に紹介していきます。

推しポイント1:訓子府メロン──盆地が育てる甘さ

訓子府町を代表する特産品が訓子府メロンです。オホーツク海岸から約50km内陸の北見盆地は、昼夜の寒暖差が大きく日照時間が長いため、メロンの甘みがしっかりのると言われています(出典:JAきたみらい)。

町のマスコットや中央通りの街灯がメロンをかたどっているほど、町の象徴になっています。

推しポイント2:訓子府たれカツ丼──卵でとじないご当地丼

カツ丼といえば卵とじが定番ですが、訓子府町のカツ丼は違います。揚げたてのとんかつに、店ごとに受け継がれた甘辛い醤油だれをかけるのが「訓子府たれカツ丼」です(出典:訓子府町公式サイト)。町内の飲食店で味わえる名物になっています。

推しポイント3:図書館の貸出率が日本一だった町

訓子府町は読書のまちとしても知られています。訓子府町図書館は昭和60年度の住民一人あたり図書貸出率で日本一となり、その後も7年連続で全国トップに立ちました。人口の少ない町が記録を重ねた、ちょっと誇らしい歴史です。

推しポイント4:寒暖差50度の盆地気候

山に囲まれた内陸の盆地のため、気温の幅がとにかく大きいのが訓子府町の特徴です。過去には一日のうちで最高30.7度・最低マイナス19.4度と、約50度もの差が記録されました(出典:訓子府町公式サイト)。降水量は少なく、日照率は全国でも有数の高さです。

推しポイント5:アイヌ語が由来の難読地名

「くんねっぷ」という読みは、初見ではなかなか読めない難読地名です。アイヌ語の「クンネプ(黒い・ところ)」が由来とされ、湿地や川の水が黒っぽく見える土地を意味すると伝えられています。畑作と酪農を柱にした農業の町でもあります。

訓子府町の歴史

訓子府町の歴史は、明治末の開拓に始まります。やがて隣の村から段階的に独立し、農業を基盤とする村として歩み始めました。戦後には町に昇格し、平成の市町村合併の波の中でも単独の道を選び、現在に至ります。

明治〜大正──開拓と分村のはじまり

1897年(明治30年)、北光社移民団のうち13戸45人が居武士(おろむし)に入植し、開拓が始まりました。

1915年(大正4年)に野付牛村(現在の北見市)から分かれて置戸村となり、1920年(大正9年)には置戸村からさらに分村して訓子府村が誕生しました。

この時期にホルスタイン乳牛の導入やタマネギ栽培が始まり、現在の畑作・酪農につながる農業の基礎が築かれました。

大正〜昭和──鉄道と町制施行

1911年(明治44年)には網走本線の訓子府駅が開業し、人と物の往来が活発になりました。

1951年(昭和26年)11月、村から町へ昇格し、訓子府町となりました。同じ月に公民館の図書室が開設され、後の「読書のまち」の出発点となります。

現代──単独の道を選んだ町

1985年(昭和60年)度には、訓子府町図書館の住民一人あたり貸出率が日本一となり、以降7年連続で全国トップを記録しました。

平成の市町村合併では、置戸町との協議で新町名を「置戸町」とする案が出ましたが、住民アンケートで反対が半数を超え、協議は解散。訓子府町は単独での町づくりを続けることになりました。

訓子府町の文化・風習

方言と話し方の特徴

訓子府町を含むこのあたりは、北海道弁の聞ける土地です。たとえば「とても」を意味するなまら(とても・すごく)や、「そうしたら/それじゃあ」を表すしたっけ(それじゃあ)は、日常会話でよく耳にします。

冬の厳しい寒さを表すしばれる(厳しく冷え込む)も、寒暖差の大きいこの町ではぴったりの言葉なんですよ。ゴミを「捨てる」を「なげる」(捨てる)と言うのも、道民らしい表現です。

食卓と季節の暮らし

夏は短いながらメロンや畑の恵みが食卓をにぎわせ、冬は深い雪と厳しい冷え込みの中で過ごします。みなさん、この寒暖の落差こそが、甘い野菜や果物を育てる土台になっているんですよね。

そして外食といえば、やっぱりたれカツ丼。家ごと、店ごとに少しずつ違うタレの味があるというのも、この町らしい文化です。

人の気質と地域のつながり

北見市という都市が車で20分の距離にあり、買い物や通勤で行き来する人も多い町です。農業を中心に地域のつながりが残り、近所同士の距離感が近いのも特徴と考えられます。

訓子府町の特産品・食

特産品1:訓子府メロン

真っ先に挙げたいのが訓子府メロンです。果肉は赤肉で、口に入れるとあまい香りと果汁がじゅわっと広がります(出典:JAきたみらい)。旬は夏。冷やしすぎず追熟させてから食べるのがおすすめです。

盆地の寒暖差と長い日照、肥沃な土がこの甘さを生みます。よく冷やした一切れは、なまら(すごく)うまいんですわ。

特産品2:訓子府たれカツ丼

町の名物・たれカツ丼は、卵でとじず、サクサクのとんかつに甘辛い醤油だれをかけた一杯です(出典:訓子府町公式サイト)。豚丼やうな重のタレに近い、ご飯が進む味わいです。

発祥は昭和10年ごろとされ、町内の食堂やカフェで味わえます。衣のサクサク感が残るので、最後まで飽きずに食べられますよ。

特産品3:畑作の恵み(タマネギ・じゃがいも・小麦など)

メロンの陰に隠れがちですが、訓子府町はタマネギ・じゃがいも・小麦・てん菜(ビート)などを生産する畑作の町でもあります。大正期に始まったタマネギ栽培は、今も町の農業を支える柱のひとつです。

薬草のトウキやセンキュウなども作られており、畑の多彩さがこの町の食を豊かにしています。


現地に行くのはなかなか難しい方もいますよね。でもふるさと納税なら、実質2,000円の自己負担で全国の特産品が返礼品として届きます。

会社員ならワンストップ特例で確定申告も不要。
返礼品は数万点あるので、迷ったらAmazonの【今みんなが選んでいる人気返礼品ランキング】から見るのが失敗しないコツですよ。

訓子府町の観光スポット

訓子府町の観光は、派手な大型施設をめぐる旅ではありません。温泉でゆっくり温まり、公園で季節を感じ、旧駅舎でたれカツ丼をほおばる。そんな小さな町ならではの過ごし方が似合います。まずは町内で押さえておきたいスポットを、テーマごとに紹介していきますね。

温泉でひと息つくスポット

  • 訓子府温泉保養センター – 「美人の湯」と呼ばれる、純度100%の天然温泉です。泉質はナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物泉。開館は10時から22時(入浴は正午から)、定休は毎週月曜日(祝日の場合は翌日)と元日で、入浴料は大人390円・小学生140円です(出典:訓子府町公式サイト)。高温浴槽・低温浴槽・サウナ・水風呂がそろい、湯あがりには和室の休憩室や野外デッキでひと休みできます。外に出たらしばれて(厳しく冷え込んで)いる冬こそ、この湯のありがたみが身にしみますよ。なお源泉設備の点検で長期休館することもあるため、訪れる前に営業状況を確認しておくと安心です。

四季を遊ぶ公園スポット

  • 訓子府町レクリエーション公園 – 市街地南部にある、一年中遊べる公園です。木製遊具やバッテリーカー、野球場、バーベキューハウス、水遊び場に加え、冬はスキー場にもなります。春には約400本のエゾヤマザクラと約6,000本のエゾムラサキツツジが咲きそろいます(出典:訓子府町公式サイト)。桜とツツジが一緒に満開になる5月の盆地は、なまら(とても)あざやかなんですよ。家族連れでのんびり過ごすのにぴったりのスポットです。

鉄道の記憶と「本のまち」にふれるスポット

  • ぷらっとカフェ駅茶屋 – かつて走っていた、ふるさと銀河線・旧訓子府駅の駅舎を活用したカフェです。店内には漫画もたくさん置かれ、列車を待つようにくつろげる空間になっています。名物のたれカツ丼を、夜や日曜にも食べられる貴重なお店なんです。鉄道が消えた町で、駅の記憶がこうして生きているのは、なんだかうれしいですよね。
  • 銀河公園 – 旧訓子府駅の裏手にある公園で、初夏の「銀河公園まつり」の会場にもなります。廃線になったふるさと銀河線の名残をたどりながら、町の中心部を散歩できます。
  • 訓子府町図書館 – 住民一人あたりの図書貸出率で日本一になったこともある、読書のまち訓子府の象徴です。旅の途中、静かな館内で地元の郷土資料をめくってみるのも、この町らしい時間の過ごし方です。

訓子府町の観光ルート

計算中…

訓子府町は北見市から車で約20分。コンパクトな町なので、半日あれば食と温泉をぐるりと楽しめます。1日かけるなら本と鉄道の記憶をたどり、さらに足をのばすなら隣町まで。3つのモデルルートで紹介します。

【車・半日】たれカツ丼と温泉の町内ぶらりルート

11:30 北見市街 → 11:50 訓子府町中心部(車20分)

ぷらっとカフェ駅茶屋(60分)
→ まずは旧駅舎のカフェで名物のたれカツ丼を。お昼どきに合わせるのが正解です。

銀河公園(20分)
→ 食後の腹ごなしに、廃線跡の公園をぶらり散歩。

訓子府町レクリエーション公園(40分)
→ 季節の花や広い芝生で、ゆっくり深呼吸する時間です。

訓子府温泉保養センター(60分)
→ 最後は美人の湯で締めくくり。夕方の早い時間なら混雑も避けやすいですよ。

【車・1日】本と鉄道の記憶をたどる町内1日ルート

10:00 北見市街 → 10:20 訓子府町図書館(車20分)

訓子府町図書館(40分)
→ 日本一になった「本のまち」の空気から1日を始めます。午前の静かな館内がおすすめです。

ぷらっとカフェ駅茶屋(60分)
→ お昼はやっぱりたれカツ丼。旧訓子府駅の駅舎で、列車を待つ気分で味わいましょう。

銀河公園(30分)
→ ふるさと銀河線の名残を歩いて、町の歴史をたどります。

訓子府町レクリエーション公園(60分)
→ 午後はのんびり公園で。春なら桜とツツジが見頃です。

訓子府温泉保養センター(60分)
→ 一日歩いた体を、天然温泉でゆっくりほぐして終わりにします。

【車・1日】広域ルート:北見〜訓子府〜置戸ドライブ

9:00 北見駅 → 9:20 訓子府町(車20分)

訓子府温泉保養センター(朝風呂・60分)
→ 朝のうちに天然温泉でリフレッシュしてスタート。

ぷらっとカフェ駅茶屋(60分)
→ 早めのお昼にたれカツ丼。広域ドライブの腹ごしらえです。

③ 置戸町方面(午後)
→ 西へ進むと、森とクラフトの町・置戸町。常呂川の上流で、訓子府とはまた違う山あいの風景が広がります。

訓子府町レクリエーション公園(夕方・40分)
→ 帰り道に再び訓子府へ立ち寄り、夕暮れの盆地を眺めて1日を締めくくります。

訓子府町の年間イベント

訓子府町では、四季それぞれにお祭りがあります。初夏の「銀河公園まつり」、夏の「ふるさとまつり」、秋の「秋まつり」、そして冬の「さむさむまつり」。どれも町民手づくりの温かさが魅力で、人口4,000人台の町とは思えないにぎわいを見せます。

初夏:銀河公園まつり

旧訓子府駅裏の銀河公園特設会場で、6月ごろに開かれるお祭りです。焼き肉・焼き鳥・かき氷などの屋台に加え、吹奏楽やヒップホップダンスのステージ、大抽選会が行われます(出典:訓子府町公式サイト)。

会場では町内の複数店舗のたれカツ丼が並ぶこともあり、食べ比べが楽しめます。ぜひ行ってみてほしいのが、この食べ歩きなんですよね。

夏:くんねっぷふるさとまつり

町を代表する夏の一大イベントが、毎年7月上旬に開かれる「くんねっぷふるさとまつり」です。前夜祭と本祭の2日間にわたって行われます(出典:どこフェス(オホーツク総合振興局))。

前夜祭では商店街の行灯パレードや抽選会があり、夜には花火が打ち上がります。本祭の歌と笑いのステージは、毎年大きな盛り上がりを見せます。夏の夜の熱気とお囃子の音が、町じゅうに響く2日間です。

秋:秋まつり

実りの季節を祝う「秋まつり」は、9月中旬ごろに仲町の公共駐車場で開かれ、訓子府町商工会が主催しています(出典:訓子府町公式サイト)。「ふれあい素人縁日」として、町の人たちが出店でにぎわう、どこか懐かしい秋祭りです。

冬:さむさむまつり

厳しい寒さを逆に楽しんでしまうのが、冬の「さむさむまつり」。毎年2月ごろ、訓子府町公民館前の駐車場を会場に開かれ、訓子府町産業観光振興協議会などが運営しています(出典:オホーツク・イベントカレンダー)。

すべり台付きの大きな雪像やキャラクターショー、青年団体による催しや売店が並びます。しばれる(厳しく冷え込む)一日でも、もちまきや雪遊びで体はぽかぽか。子どもから大人までめんこい(かわいらしい)笑顔があふれる、町民総出のお祭りなんですよ。

訓子府町のエリア別の顔

東西12キロ・南北16キロの訓子府町は、ぎゅっとまとまった町ですが、歩いてみるとエリアごとに表情が違います。役場や商店が集まる中心市街地、花と遊びの公園エリア、湯けむりの温泉エリア、そしてメロン畑が広がる農村エリア。旅する視点で、それぞれの顔を見ていきましょう。

中心市街地エリア(東町・大町周辺)──食と暮らしの中心

役場や商店、図書館、旧駅舎のカフェが集まる、町の心臓部です。たれカツ丼のお店もこのあたりに点在しています。

町歩きの拠点にするなら、まずこのエリア。短い距離に見どころがまとまっているので、車を停めてしたっけ(それじゃあ)と歩き出すのにちょうどいい広さなんですよ。

レクリエーション公園エリア(市街地南部)──四季の遊び場

市街地の南に広がる、季節ごとに表情を変えるエリアです。春は桜とツツジ、夏は水遊びやバーベキュー、冬はスキーと、一年を通して楽しめます。

家族連れやゆっくり過ごしたい人に向いた場所です。盆地ならではの澄んだ空気の中で、のんびり時間を使うのがおすすめですよ。

穂波・温泉エリア(南部)──湯の里

字穂波には、美人の湯で知られる温泉保養センターがあります。観光の締めくくりや、旅の疲れを癒したいときに立ち寄りたいエリアです。

派手さはありませんが、地元の人に長く親しまれてきた、しみじみ温まる湯どころです。

農村エリア(居武士・実郷・福野ほか)──メロンと畑の丘

盆地の周縁に広がる、畑作と酪農の中心エリアです。夏にはメロンや玉ねぎ、てん菜の畑がどこまでも続きます。

明治の開拓が始まった居武士(おろむし)をはじめ、この農村の風景こそが訓子府の土台です。車窓からゆったり眺めるドライブが似合うエリアですよ。

訓子府町の気候・季節の暮らし

訓子府町は山に囲まれた内陸の盆地にあり、寒暖の差が大きい内陸性気候です。年平均気温は4〜5度、年降水量は700ミリメートル程度と少なく、日照率は全国でも有数の高さです(出典:訓子府町公式サイト)。

晴れの日が多く、雨が少ない。その代わり、夏と冬の気温差がとても大きい土地なんですよ。ここで暮らすなら、四季のメリハリと上手につき合うことが大切になります。

夏──7月〜8月の暮らし

盆地の夏は、日中しっかり気温が上がります。過去には最高30.7度を記録した日もありました(出典:訓子府町公式サイト)。

ただし朝晩は涼しく、湿度も本州ほど高くありません。この昼夜の寒暖差こそが、甘いメロンや玉ねぎを育てる土台になっています。畑が一年で一番いきいきする季節です。

秋──9月〜10月の暮らし

収穫の秋は、畑作の町がもっとも活気づく時期です。9月中旬ごろには「秋まつり」も開かれ、実りを祝います。

朝晩の冷え込みが日に日に増し、10月後半には初雪の便りも。短い秋を惜しむように、町は冬支度へと向かっていきます。

冬──11月〜3月の暮らし

冬は長く、厳しい寒さが続きます。過去には最低マイナス19.4度を記録したこともあり、真冬にはしばれる(厳しく冷え込む)日が続きます(出典:訓子府町公式サイト)。

朝、雪を踏むとキュッと鳴り、吐く息が白く凍る。暖房と除雪は冬の必需です。車は冬タイヤが前提で、運転には余裕を持った時間配分が欠かせません。

そんな寒さも、2月の「さむさむまつり」で逆に楽しんでしまうのが、この町らしいところですよね。

春──4月〜5月の暮らし

雪どけが進む春は、待ちに待った季節です。5月にはレクリエーション公園で約400本のエゾヤマザクラと約6,000本のエゾムラサキツツジが咲きそろいます(出典:訓子府町公式サイト)。

長い冬が明けたあとの花の景色は、なまら(とても)うれしいものなんですよ。畑も動き出し、町全体が一気に明るくなります。

訓子府町の移住・暮らし情報

人口4,364人の訓子府町は、北見市まで車で約20分という距離感が暮らしの土台になっています。買い物も通勤も北見と行き来しながら、静かな盆地でのびのび暮らす。そんなスタイルが想像できる町です。

通勤・通学

北見市まで車で約20分、北見バスでも約30分です(出典:訓子府町公式サイト)。北見へ通勤・通学する人も多く、生活圏は北見市と強く結びついています。

町内には小学校が2校(訓子府小学校・居武士小学校)と中学校1校、道立の高校もあります。高校から先は北見市の学校へ通う選択肢も現実的です。

住宅環境

町は移住・定住に力を入れており、空き家バンクや町有地購入の支援、町営住宅の紹介などの制度を設けています(出典:訓子府町公式サイト)。

賃貸物件の数は都市部ほど多くないため、移住を考えるなら役場の移住相談や空き家バンクを早めに使うのが現実的と考えられます。

買い物環境

町内には食品スーパーのシティマートくんねっぷや、ホームセンターのDCMニコット訓子府店があり、日常の買い物は町内でひと通りそろいます。

大型店やまとめ買いは、車で20分の北見市まで足をのばす人が多いと考えられます。車があれば不便を感じにくい暮らしです。

子育て・教育

「本のまち」らしく、町には貸出率で日本一になった実績を持つ訓子府町図書館があります。子どもが本に親しめる環境は、この町ならではの強みです。

バス通学への定期運賃補助など、通学を支える制度も整えられています(出典:訓子府町公式サイト)。

医療環境

町内には訓子府クリニックがあり、日常的な診療に対応しています。入院や専門的な医療が必要なときは、車で約20分の北見市にある総合病院を利用する人が多いと考えられます。

エリア別の暮らし視点

中心市街地(東町・大町周辺)は、役場・商店・図書館がまとまり、車がなくても日常を回しやすいエリアです。買い物や通院の導線を短くしたい人に向いています。

居武士や実郷などの農村エリアは、畑と空が広がる静かな環境です。農業に関わりたい人や、自然のなかで子育てしたい人に合う暮らしと考えられます。

訓子府町へのアクセス

訓子府町には鉄道も空港もなく、移動の基本は車と路線バスです。玄関口は隣の北見市と、車で約50分の女満別空港。まずは北見か女満別を目指す、と考えると分かりやすいですよ。

車でのアクセス

北見市から車で約20分、網走市から約1時間10分、旭川市から約2時間30分、帯広市から約2時間、釧路市から約2時間10分です(出典:訓子府町公式サイト)。

2015年に整備された十勝オホーツク自動車道の訓子府インターチェンジを使えば、北見・網走方面への移動がスムーズです。冬は積雪と凍結があるので、時間に余裕を持つのがおすすめです。

鉄道+バスでのアクセス

最寄り駅はJR石北本線の北見駅です。鉄道で北見まで来てから、北海道北見バスの訓子府・置戸方面の路線に乗り換えるのが基本ルートになります(出典:北海道北見バス)。

北見から訓子府まではバスで約30分。時刻表や運賃は変わることがあるので、出発前に北海道北見バスの公式情報で確認しておくと安心です。

飛行機でのアクセス

最寄りの空港は女満別空港で、訓子府町から車で約50分です。女満別空港から羽田空港までは約1時間40分、新千歳のある千歳までは約40分です(出典:訓子府町公式サイト)。

本州から訪れるなら、羽田から女満別へ飛び、レンタカーで訓子府入りするのが現実的なルートです。

町内移動の現実的アドバイス

町内も含めて、訓子府での移動は車が前提と考えておくと無理がありません。観光で各スポットを回るなら、北見か女満別でレンタカーを借りておくのが便利です。

路線バスは北見・置戸・陸別方面を結んでいますが、本数は限られます。バス中心で動くなら、事前にダイヤを調べて計画を立てておきましょう。

【地元住民に直撃!】訓子府町の本当の魅力を聞いてみた

Q1.あなたのご職業を教えてください。

うちはメロン農家でね、夏はもうメロンとトマトに追われて目が回るのさ。訓子府の盆地は昼と夜の寒暖差が大きいから、果物が甘くなるんだわ。

朝早くからハウス見回って、玉ねぎや小麦の畑も手伝って。土まみれだけど、自分とこのメロンが「甘い」って言われると、したっけもう疲れも吹っ飛ぶんだよね。

Q2.訓子府町に来て絶対行くべき場所はどこだと思いますか?

まずは訓子府観光の定番、レクリエーション公園。春は桜とツツジが一斉に咲いて、地元の人もみんな弁当広げに来るのさ。訓子府運動公園的に一年中遊べる場所だわ。

あとは旧駅舎の駅茶屋。常呂川の水源に近い盆地の澄んだ空気のなか、列車待つみたいにのんびりできて、私らも落ち着くんだよね。

Q3.訓子府町でお土産を買うとしたらなんですか?

そりゃ訓子府で有名なものといえばメロン。贈り物にすると喜ばれるし、夏のいちばんの自慢だわ。オーソドックスだけど間違いないのさ。

地元の人がこっそり買うのは、駅茶屋のたれカツ丼のタレ。家でかけるとお店の味になるから、うちの冷蔵庫にもいつもあるんだよね。

Q4.外から人が来たときに、訓子府町でまず連れていく店はどこですか?

やっぱり、たれカツ丼の店だわ。卵でとじない、醤油だれのサクサクのやつね。「カツ丼ってこういうものでしょ」って言うと、みんなびっくりするのさ。

福よしさんも駅茶屋も、それぞれタレが違うから、何回か来た人には食べ比べさせるんだよね。これが訓子府のおすすめスポットだわ。

Q5.訓子府町はどんな気質だと思いますか?

派手さはないけど、芯のある人が多いと思うわ。昔、合併の話が出たとき、町民が「うちはうちでいく」って自分らで選んだ町だからね。

図書館の貸出が日本一になったのも、地味だけどコツコツやる気質の表れさ。困ったときは町民センターに集まって、みんなで知恵出し合う土地柄なんだよね。

Q6.昔に比べて、訓子府町の雰囲気や活気はどう変わったと感じますか?

正直に言うと、人は減ったわ。銀河線の汽車も無くなって、駅前の賑わいは昔ほどじゃないし、農家の後継ぎ問題もある。寂しい変化だわね。

でも祭りになると、町長はじめみんな出てくるし、若い農家も少しずつ戻ってきてる。しぶとく続いてる町だなって、私は思うのさ。

Q7.訓子府町のこれから新しくできる施設や、期待している活動などはありますか?

大きな箱物が建つ町じゃないけど、空き家バンクや移住支援で、よそから来てくれる人が増えるといいなって思ってるわ。

あとはやっぱりメロン。訓子府観光の看板として、もっと外に知ってもらいたいのさ。若い人が農業で食べていける町にしたい、それが私のいちばんの願いだわね。

訓子府町の関連リンク

【この町を愛する皆様へ】
この記事は、どのサイトよりも詳しく、正確に、そして魂を込めて執筆しています。町の魅力を最大限に引き出すため、今後も肉付けを続けていきます。ご期待ください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次