| 人口 | 14,228 人 ※2026年2月28日時点(住民基本台帳) |
|---|---|
| 面積 | 956.08 km² |
| 人口密度 | 14.9 人/km² |
みなさん、八雲町(やくもちょう)って知ってますか?北海道渡島半島の北部に位置する八雲町は、日本で唯一「太平洋」と「日本海」二つの海に面する町。函館市と室蘭市のちょうど中間にあって、面積956.08km²、人口14,228人の道南屈指の広大な町なんですよ。
そもそも町名の由来がロマンチックで、尾張徳川家17代当主・徳川慶勝が、日本最古の和歌「八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣作る その八重垣を」から名づけたって、ちょっとなまら(とても・すごく)粋ですよね。1878年(明治11年)に旧尾張藩士82名が遊楽部の地に移住したのが開拓の始まりで、酪農と漁業がぐんぐん発展。木彫り熊発祥の地であり、北海道酪農発祥の地でもあるという、歴史の濃さがハンパないんです。
地理的には、北は長万部町・今金町・せたな町、南は森町・厚沢部町・乙部町と接していて、太平洋(内浦湾)と日本海の両方に面するのは全国でもここだけ。気候も東部(八雲)は冷涼な海洋性気候、西部(熊石)は対馬暖流の影響で温暖と、町の中で表情がガラッと変わるのが面白いところ。したっけ(それじゃあ)、住むにも訪ねるにもネタが尽きない町って感じですよね。
八雲町の推しポイント
日本で唯一の「二海(ふたみ)の町」
太平洋(内浦湾)と日本海、両方の海に面する町は日本で八雲町だけ。だから郡名も「二海郡(ふたみぐん)」。東でホタテを獲って、西でアワビを養殖するなんて、ちょっと贅沢すぎませんか?ご当地カレー「二海カレー」もこの地形だからこそ生まれた一杯なんですよ。
北海道木彫り熊発祥の地
北海道土産の定番「木彫り熊」って、実はここ八雲町が発祥なんです。1924年(大正13年)、徳川義親がスイス土産の木彫り熊を農民の副業として広めたのが始まり。八雲の木彫り熊は鮭をくわえていない、擬人化された愛嬌たっぷりのスタイルが特徴で、これがなまら(とても)味があるんですよね。
北海道酪農発祥の地と「北里八雲牛」
明治期から西洋農法を取り入れた八雲町は「北海道酪農発祥の地」。乳牛は約1万頭、牛乳生産は年間4万5千トンと道南随一。さらに北里大学八雲牧場では国内初の有機JAS認証を受けた赤身牛「北里八雲牛」を生産しています。これがまた、味が濃くて噛みごたえバッチリなんですわ。
噴火湾パノラマパークの絶景
道央道八雲PAと直結する道立公園「噴火湾パノラマパーク」は、丘陵地から噴火湾を一望できる八雲町のシンボル的スポット。約300本の白樺並木が続く「パノラマロード」は写真映え抜群で、晴れた日には対岸の羊蹄山まで見えるんですよ。
熊石のアワビと海洋深層水
日本海側の熊石地域は、採卵から成貝までの一貫体制を確立したアワビ養殖で北海道有数の産地。さらに水深343mから取水される「熊石海洋深層水」は低水温で清浄性に優れ、食品加工や栽培漁業に活用されています。したっけ(それじゃあ)、これは食べに行くしかないっしょ?
八雲町の歴史
アイヌ交易と最北の関所「山越内関門」
旧八雲町の歴史は、江戸時代にアイヌの人々と交易するため和人が住み始めたところからスタートします。1801年(享和元年)、ここに日本国内最北の関所「山越内関門」が設置されたんですよ。当時の日本の北の境界線がここ八雲町だったって、考えるとロマンを感じませんか?一方、熊石地域は1296年(永仁4年)、日蓮の六老僧の一人・日持が訪れた記録が残るほど古く、1691年(元禄4年)には和人地のエゾ地境界として番所が置かれ、当時日本最北端の地となりました。
尾張徳川家による開拓と町名の由来
近代の八雲町を語るうえで欠かせないのが、尾張徳川家とのつながり。1878年(明治11年)、旧尾張藩主・徳川慶勝が藩士の生計確保と北海道開拓を兼ねて遊楽部の官有地払下げを受け、家族持15戸・単身者10名・総人員82名を移住させたのが本格的な開拓の始まりです。町名は徳川慶勝が「八雲立つ 出雲八重垣……」の和歌から命名。さらに1924年(大正13年)には徳川義親がスイス土産の木彫り熊を農民の副業に奨励、これが「北海道木彫り熊発祥の地」の由来になりました。今も愛知県小牧市と友好都市関係(1986年締結)が続いていて、歴史のつながりが現在進行形なんですよ。
合併で生まれた「二海の町」
1919年(大正8年)に町制を施行して八雲町に。1957年(昭和32年)には落部村を編入、そして2005年(平成17年)10月1日に旧八雲町と熊石町が合併し、新「八雲町」が誕生しました。この合併によって、日本で唯一太平洋と日本海の両方に面する町となり、新たに「二海郡」という郡名も生まれたんです。歴史のひと続きが地名にちゃんと刻まれている、これってなまら(とても)味があると思いませんか?
八雲町の文化・風習
太平洋側と日本海側で違う暮らしのリズム
八雲町に住んでみると、東の八雲地域と西の熊石地域で気候が全然違うことに驚きます。太平洋側の八雲は年平均気温7.9℃で夏に霧が出やすい冷涼な海洋性気候。一方、日本海側の熊石は対馬暖流の影響で年平均気温9.3℃と比較的温暖。降水量も太平洋側は夏多く冬少なく、日本海側はその逆。雲石峠を一本越えるだけで景色も気候もガラッと変わるって、住んでみるとなまら(とても)面白い体験ですよ。
道南の浜言葉と「したっけ」「なまら」
八雲町の言葉は北海道方言、特に渡島半島の道南方言に分類されます。漁村で話される「浜言葉」の影響も強く残っていて、東北方言(特に北奥羽方言)の流れを汲む独特の響きが特徴。語尾に「〜だべ」「〜っしょ」をつけたり、「したっけ(それじゃあ/そうしたら)」「なまら(とても)」「いずい(しっくりこない・違和感がある)」といった北海道弁が日常会話に溶け込んでいます。漁師町だけあって、年配の方の会話は内陸の人にも聞き取れないくらい訛りが濃いこともあるんですよ。
食卓は二つの海と山の幸でぎっしり
食卓に並ぶのは、噴火湾のホタテ、日本海のアワビやウニ、遊楽部川のサケ、八雲産の牛乳・チーズ、北里八雲牛、軟白ねぎ、もち米「風の子もち」……書き出すとキリがないほど。ご当地カレー「二海カレー」は八雲町産牛乳のホワイトルーに八雲産食材を使ったルールがあって、店ごとに具材が違うのが楽しいんです。したっけ(それじゃあ)、食いしん坊にはたまらん町ですわ。
四季の祭りで町が動く
2月の「八雲さむいべや祭り」、5月の「熊石あわびの里フェスティバル」、6月の「落部公園つつじ祭り」、7月の「八雲山車行列」、10月の「やくも大漁秋味まつり」と、季節ごとに町中が動きます。特に「八雲山車行列」は道南でも知られるお祭りで、山車が町を練り歩く姿は圧巻。住んだら年中通じてイベントカレンダーが埋まっていく感じなんですよ。
八雲町の特産品・食
噴火湾のホタテ
八雲町といえばまずホタテ。内浦湾(噴火湾)はホタテガイ養殖の北海道屈指の産地で、周年水揚げされ全国へ出荷されています。味は濃厚な甘みと弾力のある食感が特徴で、生(刺身・寿司)、焼き、バター焼き、フライ、何にしても美味しい。旬は産卵前の3〜5月の春が特に肉厚と言われますが、年中楽しめるのが養殖の強み。冷涼な噴火湾の水質と栽培漁業の技術があってこそ生まれた特産なんですよ。なまら(とても)甘くてプリプリで、これは現地で食べる価値ありです。
熊石のアワビ
日本海側の熊石地域は、採卵から成貝までの一貫体制を確立したアワビ養殖で北海道内で有数の産地。コリコリとした歯ごたえと磯の香り、噛むほどに広がる旨味がたまりません。旬は夏(7〜8月)で、刺身・寿司・煮貝・アワビ懐石と楽しみ方は無限。海底の岩礁地帯と熊石海洋深層水という清浄な環境が、肉厚で味の濃いアワビを育てるんです。5月には「熊石あわびの里フェスティバル」も開催されるので、その時期に訪れるのがおすすめ。
北里八雲牛
北里大学獣医学部付属八雲牧場で生産される「北里八雲牛」は、輸入穀物飼料を一切使わず、地元産の自給飼料100%で育てられた日本短角種の赤身牛肉。2009年に日本で初めて「有機畜産物JAS認証」を取得した、まさに国産グラスフェッドビーフの草分けです。味は脂が少なく、噛むほどに肉本来の旨味が広がるしっかりとした赤身。ステーキ、焼肉、ハンバーグ、コロッケと食べ方も多彩。輸入飼料に頼る日本の畜産にあって、資源循環型畜産を貫く八雲町のお肉、これは一度味わってみる価値があるんですわ。
北海道二海サーモン
近年八雲町が力を入れているのが、漁協と連携した新事業「北海道二海サーモン」のトラウトサーモン養殖。輸入が大半を占めるトラウトサーモンを噴火湾で養殖して北海道ブランドを目指す試みで、脂のりが良く、刺身でも焼いても旨い。旬は春〜初夏。ホタテ・イカの漁獲量減少を背景に始まったプロジェクトで、これからの八雲町の顔になりそうな注目株です。
軟白ねぎと「風の子もち」
畑作では、八雲町は北海道を代表する軟白ねぎの生産地。白い部分が長くて柔らかく、甘みが強いのが特徴で、鍋・すき焼き・焼き鳥にするとなまら(とても)うまい。旬は秋〜冬。八雲地域ではもち米の「風の子もち」、熊石地域ではうるち米も生産されていて、米どころとしての顔も持っています。寒暖差のある気候と肥沃な遊楽部川流域の土壌が、甘みのある作物を育てる土台になっているんですよ。
バター飴と乳製品
意外と知られていないんですが、八雲町は「バター飴発祥の地」。1931年(昭和6年)に榊原安茂がでんぷん飴にビート糖とバターを配合して開発したのが始まりです。さらに「北海道酪農発祥の地」だけあって、牛乳・チーズ・アイスクリームなどの乳製品も町の自慢。ミルキーで濃厚な味わいは、雄大な牧場と冷涼な気候があってこそ。したっけ(それじゃあ)、お土産はバター飴と乳製品で決まりですね。
八雲町の観光スポット
噴火湾パノラマパーク
- 噴火湾パノラマパーク – 道央道八雲PAと直結する道立公園で、丘陵地から噴火湾を一望できる八雲町のシンボル。総面積62.7haの広大な敷地に、子どもが大はしゃぎする「ふわふわドーム」や「エンドレスターザンロープ」を備えた「まきばの冒険広場」、屋内遊具があるパノラマ館、パークゴルフ場、オートキャンプ場が揃います。何といっても圧巻なのが国道5号からパークへ続く約300本の白樺並木「パノラマロード」。坂の上から見下ろすと、白樺のトンネルの向こうに青い噴火湾が広がる構図はまさに絶景。晴れた日には対岸の羊蹄山まで見渡せます。芝生はゆるやかに海まで続き、夏はひまわり、秋はコスモス畑が彩りを添えるんですよ。住所は八雲町浜松368-8、駐車場は400台無料。風が抜ける丘の上で深呼吸するとなまら(とても)気持ちいいですわ。
八雲町郷土資料館・木彫り熊資料館
- 八雲町郷土資料館・木彫り熊資料館 – 八雲町が「北海道木彫り熊発祥の地」だってこと、ここに来るとガッツリ実感できます。同じ建物内に2つの資料館が同居していて、郷土資料館では旧尾張藩士の移住開拓・酪農・ホタテ養殖の歴史を、木彫り熊資料館では大正13年から続く木彫り熊の名作群を一気に見渡せます。八雲の木彫り熊は鮭をくわえてないのが特徴で、相撲を取ったり、バットを振ったり、もっこを背負ったり……擬人化された姿がなまら(とても)愛嬌たっぷり。展示室にずらり並ぶ熊たちは表情が一体一体違っていて、見比べていると時間を忘れます。住所は八雲町末広町154、入館無料。隣には池泉回遊式の梅村庭園もあるので、合わせて回るのが定番ルートですよ。
梅村庭園・梅雲亭
- 梅村庭園・梅雲亭 – 北海道では珍しい池泉回遊式の本格和風庭園。旧尾張藩士で実業家だった梅村多十郎が大正元年(1912年)に造園を始め、1930年頃に完成した名園です。池の周りには築山、枯れ山水、コンクリート製の灯籠が配され、5月の山桜、初夏のツツジ、7月の蓮の花、秋の紅葉と、四季それぞれの表情がたまりません。中の休憩施設「梅雲亭」は無料で入れて、池を眺めながら一息つけるのが嬉しいところ。開館時間は5月1日〜10月31日が午前9時〜午後5時、4月と11〜12月28日は午前10時〜午後4時30分(12月29日〜3月31日は冬季休館)。月曜定休(祝日の場合は翌日)。八雲駅から徒歩圏で気軽に立ち寄れるので、町歩きの締めにぴったりですよ。
雲石峠(雲石峡)
- 雲石峠(雲石峡) – 太平洋側の八雲地域と日本海側の熊石地域を結ぶ峠で、国道277号の大動脈。クネクネと曲がりくねった急カーブが続く道沿いには渓谷美が広がり、道南八景の一つに数えられる紅葉の名所です。秋(10月中旬〜下旬頃)には峠全体が赤・オレンジ・黄色に染まり、特に熊石側に下る斜面は紅葉の壁のような迫力。早朝には頂上付近から太平洋側に雲海が見えることもあるとか。さらに夜は街明かりが届かないので、天の川を肉眼で観測できるスポットとしても知られているんですよ。八雲の二つの顔をつなぐこの峠を一本走れば、町の地形と気候の二面性が体感できます。したっけ(それじゃあ)、運転好きにはたまらん道ですね。
立岩(黒岩の奇岩)
- 黒岩の奇岩(立岩) – 八雲市街地から北へ約10km、黒岩地区の海岸に突き出すようにそびえる奇岩。アイヌの人々から「シュマカムイ(神の石)」と呼ばれ、信仰の対象となってきた歴史ある岩で、海と空と岩の織り成す風景はちょっと神秘的。徳川家がかつて土地払下げを受けた「鷲の巣」もこの立岩エリアにあたります。遊楽部川の左岸には立岩公園もあり、遊歩道を登れば頂上から内浦湾を見渡せます。波の音と海鳥の声、そして潮の香りに包まれて立つと、開拓以前のこの土地の空気感がふっと感じられる気がするんですよ。八雲駅から車で約20分、黒岩駅からは車で5分。海沿いをドライブする時にぜひ立ち寄ってほしいスポットです。
ハーベスター八雲
- ハーベスター八雲 – 噴火湾パノラマパークに隣接するログハウス風レストラン。テラス席からは噴火湾と街並みが一望できて、北海道らしい開放感に包まれます。ここの名物が、ご当地カレー「二海カレー」。八雲町産の牛乳で作ったホワイトルーに、太平洋(噴火湾)のホタテと日本海のタコのフライがのる、まさに二つの海を一皿で味わえる一品です。クリーミーなルーと魚介の風味のマッチがたまらず、これは現地で食べる価値あり。ピザ、フライドチキン、八雲産豚のスペアリブも人気で、家族連れでも気軽に入れる雰囲気。観光ドライブの食事処としてはなまら(とても)使い勝手のいいお店なんですよ。
遊楽部公園・落部公園
- 遊楽部公園 – 遊楽部川と砂蘭部川の合流地点にある公園で、約250本の桜が植わる花見の名所。エゾヤマザクラとソメイヨシノが5月上旬〜中旬に咲き誇り、せせらぎ水路、池、パークゴルフコース、マーメイド像、平和の鐘などが点在します。下流には約560本の桜並木も続き、春は川沿いがピンクに染まる景色が圧巻。地元の人もお弁当を広げる、まさに町の桜スポットなんですよ。
- 落部公園 – 内浦湾と落部市街を一望できる高台の公園。空気の澄んだ日には遠く羊蹄山まで見えます。6月には町を代表する「落部公園つつじ祭り」が開催され、傾斜地一面のピンクのつつじが圧巻。海と山と花が一度に楽しめる、落部地区を代表するビュースポットです。
見市温泉旅館・八雲温泉おぼこ荘
- 見市温泉旅館 – 明治初年から続く、見市川沿いの源泉かけ流し湯治宿。鉄分を多く含んだ赤茶色のお湯がやや熱めで、ミネラル分豊富で肌にいいと評判。露天風呂は柵が低く、川と山の景色が広がるワイルドな造りで、まさに自然の中に身を沈める感覚です。
- 八雲温泉おぼこ荘 – 1974年(昭和49年)開湯の八雲温泉にある宿泊施設。雲石峠の入口に位置し、紅葉の季節はなまら(とても)絵になる立地です。日帰り入浴も可能で、ドライブの途中でひと風呂浴びる利用客も多いんですよ。
八雲町の観光ルート
【車・1日】二つの海を渡る!八雲フルコースルート
JR八雲駅をスタートに、太平洋側と日本海側の両方を1日で巡る八雲町ならではの欲張りルートです。所要時間は約8時間、走行距離は約100km。八雲町の地形を体感するには、これが一番。
9:00 JR八雲駅 → 9:10 噴火湾パノラマパーク(車10分) → 11:30 雲石峠(車50分) → 12:30 熊石漁港エリア(車30分) → 14:30 見市温泉旅館(車20分) → 16:00 梅村庭園(車60分) → 17:00 JR八雲駅
①噴火湾パノラマパーク(2時間)
→ パノラマロードの白樺並木で記念撮影、パノラマ館で噴火湾を見下ろす絶景に浸ります。朝の光が海に反射する午前中が一番きれいなんですよ。
②雲石峠(30分)
→ 八雲側から熊石側へ峠を越えるドライブ。秋なら紅葉、夏なら渓谷美が車窓に広がります。
③熊石漁港エリアで昼食(1時間半)
→ ここでなまら(とても)新鮮なアワビ・ウニ・タコを使った海鮮丼を食べましょう。日本海の幸を堪能する贅沢タイム。
④見市温泉旅館(1時間)
→ 赤茶色の鉄分豊富な源泉に浸かって旅の疲れをリセット。露天風呂から見える川の流れが極上です。
⑤梅村庭園(1時間)
→ 締めくくりは八雲駅近くの和風庭園で、池を眺めながらまったり休憩。夕方の柔らかい光が枯れ山水を照らす時間帯がおすすめ。
【車・半日】八雲市街地ぶらり徒歩&ドライブルート
JR八雲駅を拠点に、市街地の見どころをコンパクトに回る半日ルート。所要時間約4時間、町歩きと小ドライブを組み合わせます。八雲町の歴史と暮らしを近距離で味わえる構成です。
10:00 JR八雲駅 → 10:10 梅村庭園・郷土資料館・木彫り熊資料館(徒歩10分) → 12:00 ハーベスター八雲(車15分) → 13:30 噴火湾パノラマパーク(徒歩5分) → 14:30 JR八雲駅(車15分)
①梅村庭園・郷土資料館・木彫り熊資料館(2時間)
→ 駅近くの3施設は徒歩で回れる近さ。木彫り熊の歴史をたっぷり味わってください。
②ハーベスター八雲で昼食(1時間半)
→ 八雲町名物「二海カレー」をテラス席で。噴火湾を眺めながらの一皿は格別ですわ。
③噴火湾パノラマパーク(1時間)
→ 食後の散歩は丘の上の芝生で。ゆるやかな下り斜面が海まで続く景色はなまら(とても)開放的です。
④丘の駅でお土産(30分)
→ パノラマパーク内の物産館で、北里八雲牛、海洋深層水塩、バター飴、乳製品をまとめて購入。お土産探しはここで完結します。
【鉄道・半日】JR函館本線で巡る駅からハイクルート
車がなくても楽しめる鉄道旅。JR函館本線の八雲町内駅を活用した半日コースで、所要時間約5時間。函館・札幌方面どちらからでもアクセスできます。
10:00 JR八雲駅着 → 10:15 梅村庭園(徒歩) → 11:30 八雲町郷土資料館・木彫り熊資料館(徒歩) → 12:30 八雲駅周辺で昼食(徒歩) → 14:00 山越駅(電車) → 15:00 八雲駅(電車)
①梅村庭園(1時間)
→ 駅から徒歩約10分。池泉回遊式庭園を回って梅雲亭で休憩。落ち着いた朝の時間帯が一番空いています。
②八雲町郷土資料館・木彫り熊資料館(1時間)
→ 庭園の隣にあるので移動ゼロ。木彫り熊の歴史を知ってから町を歩くと、見える景色が変わります。
③八雲駅周辺で昼食(1時間)
→ 駅前にはホタテや八雲産豚を扱う飲食店が点在。やくもせんべいやでんぷんせんべいもお土産に。
④JR山越駅見学(1時間)
→ 電車で一駅、1801年設置の「山越内関所跡」がある山越駅へ。日本最北の関所だった場所の空気を感じてみてください。
【車・1日】広域ドライブ:函館〜八雲〜長万部ルート
八雲町を起点に道南エリアを縦断する広域ルート。函館からのドライブ旅行で八雲町を1日かけて満喫したい人向けです。所要時間約10時間。
8:00 函館駅 → 9:30 落部IC・落部公園(車90分) → 11:00 噴火湾パノラマパーク(車20分) → 13:00 ハーベスター八雲で昼食(徒歩) → 14:30 立岩(黒岩の奇岩)(車25分) → 16:00 長万部町(車30分) → 18:00 函館帰着
①落部公園(45分)
→ 高台から内浦湾を一望。空気が澄んでいれば羊蹄山まで見える絶景ポイント。
②噴火湾パノラマパーク(1.5時間)
→ パノラマロードの白樺並木で写真を撮り、まきばの冒険広場でリフレッシュ。子連れにも嬉しいスポットです。
③ハーベスター八雲で昼食(1.5時間)
→ 二海カレーや八雲産豚スペアリブで腹ごしらえ。ここでしたっけ(それじゃあ)、午後の体力を補給。
④立岩(黒岩の奇岩)(45分)
→ 海岸沿いの奇岩を見ながら、アイヌ伝説の風を感じる時間。
八雲町の年間イベント
八雲さむいべや祭り(2月)
真冬の八雲町を熱くする、冬の風物詩がこの「八雲さむいべや祭り」。「さむいべや」は北海道弁で「寒いね」って意味で、寒さを逆手にとったネーミングがいかにも道産子らしいですよね。100mを超える氷の滑り台、スノーモービル列車、スノーチューブ、ビンゴ大会など、雪まみれで遊び尽くせる冬の祭典です。会場は噴火湾パノラマパーク。マイナス気温の中、子どもも大人もキャーキャー言いながら滑り台を滑る声が響き渡ります。したっけ(それじゃあ)、防寒バッチリで来てくださいね。冬の八雲町に来るならコレは外せないお祭りです。
熊石あわびの里フェスティバル(5月)
ぜひ行ってみてほしいのがね、5月の第3日曜日に熊石休養村青少年旅行村(八雲町熊石平町)で開催される「熊石あわびの里フェスティバル」。日本海側の熊石地域がアワビ養殖の北海道有数の産地ということを、これでもかと体感できる食の祭典です。あわびの直売、北海鍋、釜飯、お弁当、そして名物のアワビつかみ取りまで、まさに「あわびづくし」の一日。獲れたてのアワビを炭火で焼いた時の磯の香りと、コリコリとした食感はなまら(とても)格別ですわ。海風と潮の香り、炭の煙、笑い声に包まれた会場は、毎年地元客と観光客でぎっしり。アワビを思い切り食べたい人は、5月に八雲を目指す価値ありですよ。
落部公園つつじ祭り(6月)
6月になると、内浦湾を見下ろす高台の落部公園が一面のピンクに染まります。傾斜地に植えられたつつじが咲き誇り、海と空とつつじの三色が織り成す景色は思わず立ち止まるほど。例年6月上旬〜中旬に「落部公園つつじ祭り」が開催され、地元の屋台や物産販売、ステージイベントで賑わいます。海風が抜ける高台でつつじに囲まれて過ごす時間は、初夏の八雲町でしか味わえない贅沢。家族連れでのんびり過ごすにはピッタリのお祭りです。
八雲山車行列(7月)
これが八雲町の夏の主役、北海道三大あんどん祭りの一つに数えられる「八雲山車行列」。沼田町の夜高あんどん祭り、斜里町のしれとこ斜里ねぷたと並ぶ、道内屈指のあんどん祭です。例年7月の第1金・土曜日(2025年は第41回として開催)、町民手作りの約20数台の山車が八雲のメインストリートを練り歩きます。青森ねぶた・弘前ねぷた風のあんどんから、子ども向けの可愛らしい山車、迫力満点の太鼓山車まで、バラエティ豊か。19時頃から太鼓と笛の音が鳴り響き、闇に浮かぶ色鮮やかな山車の灯りはまさに圧巻。汗ばむ夏の夜に火と音と熱気に包まれる、町を挙げての熱いお祭りなんですよ。
根崎神社例大祭(8月)
日本海側の熊石地域で行われる夏の例大祭。8月14日・15日のお盆に、天狗行列を先頭に山車7〜8台が熊石関内地区から熊石鮎川地区までの道のりを2日間かけて練り歩きます。熊石は元々ニシン漁で栄えた「千石場所」と呼ばれた漁師町、その歴史と信仰の深さが感じられる祭りです。海風と笛太鼓の音、地元の方々の掛け声が響く中で見る天狗行列は、八雲山車行列とはまた違う渋い味わい。お盆休みに八雲町を訪れるなら、こっちの祭りもセットで楽しんでください。
やくも大漁秋味まつり(10月)
秋になると、サケが遡上する遊楽部川の風景と一緒に楽しめるのが「やくも大漁秋味まつり」。八雲町の秋の幸を一堂に集めた漁業のお祭りで、ホタテ・サケ・イカ・タコといった海産物の即売会、海鮮汁の振る舞い、ステージイベントなどが行われます。秋風と魚を焼く香ばしい匂いの中、地元のお母さん・お父さんたちと話しながら旬を味わう時間は格別。例年10月上旬〜中旬の開催で、収穫のピークと重なる時期だけに食材の鮮度と種類はなまら(とても)豊富。お腹を空かせて行くべきイベントですよ。
八雲町のエリア別の顔
八雲駅前・市街地エリア(観光と歴史の中心)
八雲町を旅するなら、まず拠点になるのがJR八雲駅周辺の市街地エリア。役場、商業施設、宿泊施設、飲食店が集まる町の中心で、徒歩圏内に梅村庭園、八雲町郷土資料館、木彫り熊資料館、八雲神社が点在しています。歩いていると古い街並みの中に新しいカフェやマフィン屋(flower&cafe HAPPOなど)が混ざっていて、明治の開拓史と今の暮らしが共存している空気感。歴史と文化をじっくり味わいたい観光客にぴったりのエリアで、したっけ(それじゃあ)、旅の起点はここに決まりですね。鉄道アクセスも良いので、車を使わない旅にもおすすめです。
浜松・パノラマパークエリア(絶景とアクティビティ)
八雲ICと落部ICの間、海沿いの浜松地区は、八雲町を代表するレジャーゾーン。噴火湾パノラマパーク、ハーベスター八雲、丘の駅、オートリゾート八雲が集中していて、車で来ても高速のPAから直接アクセスできるのが便利。ゆるやかな丘陵から見下ろす噴火湾、白樺並木のパノラマロード、子どもが走り回れる広場、絶品の二海カレー……一日いても飽きないエリアです。観光・アクティビティ・グルメ・絶景写真と、欲張りな旅をしたい人にこのエリアはぴったり。家族連れやドライブ旅行客が訪れるのにおすすめですよ。
落部・野田生エリア(海辺の素朴な漁村)
八雲市街地から南へ向かうと、落部・野田生といった漁村集落が現れます。落部漁港・野田生漁港を中心に、漁師の家が並ぶ素朴な海沿いの風景が広がるエリア。落部公園の高台からは内浦湾と街並みが一望でき、6月のつつじの時期はピンクに染まる絶景。落部ICを利用すれば道央道からのアクセスも良好です。観光地として派手さはないけれど、北海道の漁村のリアルな暮らしを感じたい人や、写真好きの人にはなまら(とても)味わい深いエリア。海辺をゆっくり散策したい時に訪れてください。
熊石エリア(日本海の漁師町とアワビ)
雲石峠を越えた西側、日本海に面するのが熊石エリア。鎌倉時代から記録が残る歴史ある漁師町で、ニシンの千石場所として繁栄した過去を持ちます。今はアワビ養殖と海洋深層水で有名で、5月の「熊石あわびの里フェスティバル」、8月の「根崎神社例大祭」など独自の文化行事が残っています。海岸線は岩礁が続く荒々しい風景で、夕日が日本海に沈む時間帯は息を呑む美しさ。八雲市街とは気候も雰囲気もガラッと違うので、八雲町のもう一つの顔を見たい旅行者には絶対外せないエリアです。グルメ目当てや海の風景を撮りたい人におすすめ。
山越・黒岩エリア(歴史と奇岩の海岸)
八雲市街から北へ向かう海岸線、山越・黒岩エリアは八雲町の中でも歴史好きと景色好きにささる隠れた名エリア。山越地区にはJR山越駅と「山越内関所跡」があり、1801年設置の日本最北の関所だった場所の空気を感じられます。さらに北上すると黒岩地区の海岸に立岩(黒岩の奇岩)がそびえ、アイヌ伝説の神秘性が漂う風景。観光客の数は少なめで、ゆっくり海と向き合いたい大人の旅にぴったり。歴史の重みと自然の造形を味わいたい時、ぜひこのエリアを訪れてみてくださいね。
八雲町の気候・季節の暮らし
太平洋側と日本海側で違う気候の二面性
八雲町は、町の中で気候が二面性を持つちょっと変わった土地。太平洋側の八雲地域は冷涼な海洋性気候で、気象庁の平年値(1991〜2020年)によると年平均気温は8.1℃、日本海側の熊石地域は対馬暖流の影響を受けて年平均気温9.4℃と、町内で1℃以上の差があるんです。雲石峠ひとつ越えるだけで、空気の温度がフッと変わる感覚は実際に住んでみないと分からない面白さ。同じ町の中で「太平洋気候の暮らし」と「日本海気候の暮らし」を選べるって、なかなかなまら(とても)レアな地域なんですよ。
冬は雪・春は遅め・夏は涼しい
冬の八雲町はやっぱりしばれます(厳しく冷え込みます)。八雲地域の1月の平均最低気温は-7.1℃、最低気温の記録は-19.0℃、熊石地域の1月平均最低気温は-4.7℃と、海沿いでも内陸との寒暖差を感じる土地。降雪は太平洋側では夏多く冬少なく、日本海側はその逆という珍しい降水パターンで、熊石側は冬の積雪がそれなりにあります。一方で夏は涼しく、八雲の8月の平均最高気温は24.7℃で、本州のような蒸し暑さとは無縁。霧が出る朝、海から流れてくる涼しい空気で目が覚める感覚は八雲町ならではですわ。
季節ごとの暮らしのリズム
春(4〜5月)は遅咲きの桜が遊楽部公園や落部公園を彩り、町中がいっせいにピンクに染まります。夏(6〜8月)は涼しく過ごしやすく、噴火湾パノラマパークの芝生や雲石峠の渓谷で過ごす時間が最高。秋(9〜10月)は紅葉とサケの遡上、そして山と海の幸の収穫祭シーズン。冬(12〜3月)はしばれる(厳しく冷え込む)日が続いて、暖房はほぼフル稼働。住宅は二重窓・FF式ストーブが標準装備で、灯油代は冬場の家計の大きなウェイトを占めると考えられます。したっけ(それじゃあ)、雪かき道具と防寒着はマストアイテム。冬のドライブは冬タイヤが絶対条件ですよ。
【地元住民に直撃!】八雲町の本当の魅力を電話で聞いてみた
※お話いただいた内容のニュアンスを大切にしながら、当編集部にて要点をまとめ、再構成しています。
※地元の人の選定はクラウドサービスで募集し、ご協力いただいているものです。あえて地元の言葉で話すようお願いしています。
30代男性
Q1.あなたのご職業を教えてください。
はい、うちの牧場手伝ってます。実家がもともと酪農やってて、今は和牛のほうにも力入れてるんさ。八雲はなんまら酪農のまちで、「北海道の近代酪農発祥の地」って看板背負ってるからね。
朝3時起きで牛舎入って、夕方までずーっと牛と向き合ってる感じ。きついっちゃきついけど、噴火湾見ながら作業できるのは、ここで生まれ育った人間にしか分からん贅沢かな。
Q2.この街に来て絶対行くべき場所はどこだと思いますか?
ベタだけど噴火湾パノラマパークの「丘の駅」は外せんよ。テラスから噴火湾ぶわーっと一望できて、ハーベスター八雲のフライドチキンつまむのが定番。
でも地元民的には育成牧場の白樺パノラマロードが一番なんでないかな。海抜200メートルから牛と海と街が全部見えて、夕焼けが牧草地オレンジに染める時間帯はマジで言葉なくなる。あと秋は遊楽部川の鮭の遡上ね。オジロワシが上空舞ってて、鳥肌立つよ。
Q3.この市町村でお土産を買うとしたらなんですか?
定番なら木彫り熊だね。去年が発祥100周年で、ビームスとコラボしたりして全国でちょっと再ブームになってるの。
あとはやくもせんべい、牛のロゴ入っててかわいいっしょ。でもね、地元民が本気で推すのは永井製菓のでんぷんせんべい。水飴挟んで食べるやつで、おばあちゃん世代のおやつ。
あと小栗牧場の八雲チーズ工房の「ヤクモ」ってカチョカバロね。生産量少ないから町外じゃまず手に入らんよ。
Q4.外から人が来たときにまず連れていく店はどこですか?
夜は迷わず鉄板焼きベイベー!平日でも20時には満席んなる地元民の聖地っしょ。ステーキとキャベツの組み合わせがなんまらうまくて、ご飯もビールもいくらでもいけるの。
お昼ならうちの和牛食べてほしいから古谷精肉店の焼肉舎連れてくかな。あと熊石まで足のばせるなら寿し処かきたね。アワビもウニも、東京の寿司屋で食べたら一体いくら取られるんだろってレベルのやつが普通に出てくるよ。
Q5.この市町村はどんな気質だと思いますか?
八雲の人はね、外の人にめっちゃオープンなんさ。自衛隊いるし総合病院あるしで昔から転勤族が出入りしてるから、新しい人来ても「あら、よろしく」って自然な感じ。山車行列も「人手足りないから手伝って」って外の若いコ巻き込むしね。
ただ、八雲側と熊石側、落部もそうだけど、合併したとは言え地域ごとに微妙に意識違うのよ。漁の種類も違うし。そこを若い漁師たちが超えようとしてる感じが今の八雲かな。
Q6.昔に比べて、街の雰囲気や活気はどう変わったと感じますか?
正直、人は減ったよね。同級生もみんな札幌や函館行っちゃって、5年で人口8%減ってるってデータ見るとやっぱりかーって思う。
あと去年からホタテの稚貝が大量に死んで、漁師さんたち本当に頭抱えてるさ。海変わってきてるのよ、確実に。でも一方で、Uターンで戻ってきた赤井さんとかゲストハウスやってる若い子たち、廃校リノベして元気にやってて。
寂しさと新しい風が両方吹いてるのが今だね。
Q7.これから新しくできる施設や、期待している活動などはありますか?
やっぱり新八雲駅でしょ。「牧場の中にある駅」ってコンセプトが八雲らしくて好きなのさ。札幌延伸が伸びちゃったのは残念だけど、駅出たら牛がいるって、世界中見てもうちだけだよ。
あと役場の新庁舎ね…隈研吾さんの設計が白紙んなって1億9000万パーになったのは町民みんなモヤモヤしてる。「美術館じゃないんだから」って意見もわかるけど、設計費の重さは消えないっしょ。次こそ町民の声ちゃんと聞いてほしいわ。
八雲町の移住・暮らし情報
通勤・仕事の選択肢
八雲町で働く場合、町内には酪農・畜産・漁業・水産加工・林業・サービス業の現場仕事に加え、八雲総合病院や国立病院機構八雲病院などの医療機関、町役場、JA新はこだて八雲支店、北洋銀行・渡島信用金庫といった金融機関などの事務系の選択肢もあります。函館市までは特急で1時間ほどなので、函館に通勤する人もいると考えられます。新規就農・新規漁業就業を目指して移住してくる人も多く、若手の漁師や農家が活発に動いている町なんですよ。北里大学獣医学部付属八雲牧場や日本大学の演習林もあって、研究・教育系の職場も町に根づいているのが特徴です。
家賃相場と住宅環境
八雲町の賃貸物件は、八雲駅周辺の出雲町・東雲町・三杉町・富士見町などに集中しています。八雲駅から徒歩7〜15分圏内に木造2階建てのアパートが点在しており、築20〜40年の物件が中心。八雲町には移住体験施設「くまこう館」も整備されていて、移住前のお試し滞在が可能です(八雲町公式サイトに案内あり)。一戸建ての売買物件も比較的多く、広い敷地に車を2〜3台停められる住宅が一般的。都市部に比べると住宅費はかなり抑えられると考えられます。土地が広いので、家庭菜園を持てる暮らしが当たり前なのが田舎暮らしの醍醐味なんですよ。
買い物・日常生活
日常の買い物は八雲駅周辺の市街地でだいたい完結します。スーパー、ドラッグストア、ホームセンター、コンビニが揃っていて、車があればなまら(とても)便利。ふだんの買い出しは町内、まとめ買いやちょっと特別な買い物は函館市や室蘭市まで車で出る、というのが地元の人の動き方と考えられます。新鮮な海産物は八雲漁港・落部漁港・熊石漁港の直売や、噴火湾パノラマパーク隣の「丘の駅(八雲町情報交流物産館)」で手に入るのが嬉しいところ。営業時間は10:00〜18:00(1〜2月は10:00〜16:00)で、地元食材の宝庫ですよ。
子育て・教育環境
八雲町には小学校・中学校が町内に複数あり、町立八雲中学校、八雲町立落部中学校、野田生中学校、熊石第一中学校、熊石第二中学校が地域に根を張っています。高校は道立八雲高校があり、町内で高校まで進学可能。私立・町立の幼稚園・保育園も合わせて充実しています。北海道新幹線の延伸時には、新八雲(仮称)駅の開業が予定されていて、町を挙げて駅周辺の整備計画が進められています。子育て世代にとって、自然と触れ合える環境と教育機関が揃っているのは大きな魅力。したっけ(それじゃあ)、子どもをのびのび育てたい家族にはぴったりの環境ですね。
医療体制
八雲町には町立の八雲総合病院(旧町立八雲病院)、八雲町熊石国民健康保険病院、国立病院機構八雲病院の3つの主要病院があり、人口14,228人の町としては医療体制が手厚いほうと考えられます。総合的な急性期医療は八雲総合病院、慢性期や専門医療は他病院でカバー、というかたちで日常の健康管理から救急対応まで町内で完結できる安心感があります。さらに北海道八雲保健所も町内にあり、健康相談や予防接種といった行政サービスにもアクセスしやすい環境です。
エリア別の住む視点
八雲駅前・市街地エリアは商業・医療・行政の中心で、八雲町に移住するなら最も生活インフラが整った地域。徒歩圏内で買い物・通院ができるので、車に頼り切らない暮らしも可能。一方、落部・野田生エリアは静かな海沿いの集落で、家賃と土地が安く、漁業関係者や海のそばで暮らしたい人向け。熊石エリアは雲石峠を越えた日本海側で、八雲市街地までは車で30〜40分かかるものの、独自の文化と海の幸があり、漁業移住希望者に支持されています。山越・黒岩エリアは静かで広い土地が手に入りやすく、ガレージ付きの一軒家でゆとりを持って暮らしたい人に向いていると考えられますよ。
八雲町へのアクセス
鉄道(JR函館本線)でのアクセス
JR函館本線の八雲駅が町の玄関口で、特急「北斗」(札幌〜函館)の停車駅。札幌駅からは特急北斗で約2時間20分前後、函館駅からは特急北斗で約1時間〜1時間20分が目安です。札幌〜函館間の特急北斗は2024年3月16日のダイヤ改正で全席指定席化されており、最新の運賃・時刻はJR北海道公式サイトでご確認ください。新千歳空港から来る場合は、快速エアポート→札幌駅→特急北斗の乗り継ぎが王道。北海道新幹線の札幌延伸時には新八雲(仮称)駅の開業が予定されていて、首都圏からのアクセスが将来的にもっと便利になる予定なんですよ。
車(道央自動車道)でのアクセス
道央自動車道(北海道縦貫自動車道)の八雲ICまたは落部ICが町の出入り口。札幌からは札樽自動車道〜道央自動車道経由で約2時間30分〜3時間(約240km)、函館から大沼公園IC経由で約1時間30分(約90km)が目安です。新千歳空港からも約2時間30分〜3時間。国道5号は函館・大沼・噴火湾ルートのシーニックバイウェイに指定されていて、運転そのものが旅の楽しみになるドライブコース。日本海側の熊石エリアへは八雲市街地から国道277号で雲石峠を越えて約30分。したっけ(それじゃあ)、車で行く場合は冬タイヤ・防寒装備を忘れずに。
飛行機+鉄道・車でのアクセス
東京方面から来る場合、最速ルートは飛行機+鉄道の組み合わせです。羽田空港から函館空港まで飛行機で約1時間20分、函館空港からシャトルバス・タクシーで函館駅まで約20分、函館駅から特急北斗で八雲町まで約1時間〜1時間20分。トータル約3時間半〜4時間で到着します。札幌方面からのアクセスなら新千歳空港利用が便利で、新千歳空港駅→札幌駅→特急北斗の乗り継ぎで約3時間半。函館空港から車をレンタルして道央道経由で来るのが、観光プランを組みやすくておすすめのルート。函館空港→ハーベスター八雲で昼食→噴火湾パノラマパーク→八雲町泊、という1日コースがハマる動線です。
バスでのアクセス
町内・近郊の移動には函館バスが運行しており、八雲〜熊石間や周辺路線がカバーされています。一部区間は予約バス(檜山海岸線「予約バス」など)として運用されており、最新情報は八雲町公式サイトで確認できます。札幌〜函館の都市間バスも国道5号経由で町内を通過するので、コスト重視ならバス利用も選択肢に入ります。なまら(とても)便利な移動手段ではないものの、観光や生活の足として地域に根付いていますよ。
八雲町の関連リンク
- 八雲町公式サイト|太平洋と日本海、二つの海をもつ町 – 八雲町役場が運営する公式行政サイト。移住相談、行政情報、観光情報、イベント情報などを網羅しています。
- 八雲観光物産協会 – 一般社団法人八雲観光物産協会が運営する観光情報サイト。八雲町の観光スポット・特産品・近隣町村の観光情報を発信しています。
- 八雲町指定避難場所 – 万が一の場合に備えて事前に確認しておきましょう。

