【北海道芦別市】ってどんなとこ?徹底解説!星の降る里と炭鉱グルメ

北海道芦別市にある三段滝:空知川の激流が階段状の岩肌を三段になって流れ落ちる景勝地。雄大な自然とダイナミックな滝越しの紅葉は絶景です。

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人口10,689 人 ※2026年3月31日時点(住民基本台帳)
面積865.04 km²
人口密度12.4 人/km²

みなさん、芦別市(あしべつし)って知ってますか?北海道のほぼ真ん中、空知総合振興局のちょうど中央東端に位置する、面積865.04km²というなまら(とても・すごく)広い街なんですよ。市域の約9割が山岳・森林という、まさに自然のかたまりみたいな町です。かつては「芦別五山」と呼ばれた炭鉱で栄え、最盛期には人口7万5千人を超える大都市でした。しかし石油へのエネルギー転換で平成4年に最後の三井芦別炭鉱が閉山し、現在の人口は10,689人。とはいえ、昭和59年には「星の降る里」を宣言し、環境庁から「星空の街」にも認定された、ロマンあふれる町なんですよね。

そして芦別市は、隣接する市町村もとにかく多いんです。同じ北海道内の深川市・赤平市・歌志内市・美唄市・三笠市・夕張市・旭川市・富良野市・上砂川町・奈井江町・南富良野町・中富良野町・美瑛町と、なんと13もの市町と境界を接しているんですよ。空知・上川・富良野エリアの結節点という、地理的にも独特なポジションにある町なんです。炭鉱遺産が日本遺産「炭鉄港」に認定されていたり、ご当地グルメの「ガタタン」があったり、訪れても住んでも飽きない奥深さがあります。したっけ(それじゃあ)、これから芦別市の魅力をじっくり紹介していきますね。

目次

芦別市の推しポイント

星の降る里・芦別の満天の星空

まず芦別市といえば、これですよね。昭和59年に「星の降る里」を宣言し、環境庁の「星空の街」にも認定された、文字通り星が降ってきそうなほど美しい夜空が広がる町なんです。森林が市の約9割を占めているおかげで空気が澄み、滝里湖や上金剛山展望台からはなまら(とても)きれいな星空を拝めますよ。

炭鉱グルメ「ガタタン」発祥の地

芦別市のソウルフード「ガタタン(含多湯)」って聞いたことありますか?戦後、旧満州から引き揚げてきた村井豊後之亮さんが中華料理店で出したのが始まりとされる、具だくさんでとろみのあるスープなんですよ。炭鉱マンの冷えた体を温めてきた、まさに芦別の歴史が詰まった一杯なんです。

炭鉱遺産が語る「芦別五山」の記憶

かつて芦別市には三井・三菱・明治・高根・油谷の「芦別五山」と呼ばれた大手炭鉱があり、人口7万5千人を抱える大都市でした。今も残る旧三井芦別鉄道炭山川橋梁や星槎大学芦別キャンパス(旧頼城小学校校舎)は日本遺産「炭鉄港」に認定されていて、当時の隆盛を今に伝えています。

あしべつメロンと米どころの実力

盆地で寒暖差が大きい芦別市は、実は農業もなまら(とても)強いんですよ。「あしべつメロン」をはじめ、米・じゃがいも・ゆり根・サクランボなど、品質の高さで知られる農産物がそろっています。夏冬の気温差が60℃近くにもなるダイナミックな気候が、作物の旨味を引き出してるんですよね。

博多公認の「芦別健夏山笠」

毎年7月第3金曜から日曜にかけて開催される「星の降る里・芦別健夏まつり」では、本場の博多祇園山笠振興会から唯一公認された芦別健夏山笠が街を駆け抜けるんです。1985年から続く、北の大地に響く博多の魂。これは見逃せません。

芦別市の歴史

松浦武四郎の発見と開拓のはじまり

芦別市の歴史を語るうえで欠かせないのが、1857年(安政4年)に松浦武四郎が空知川流域で石炭を発見したという出来事です。この発見が、のちの芦別の運命を決定づけることになるんですよね。そして1893年(明治26年)、歌志内で魚屋を営んでいた山形県出身の佐藤伝治郎さんがパンケホロナイ川右岸に移住したのが「芦別開基」とされています。1900年には歌志内村から分立して「芦別村」となり、1953年に市制施行で晴れて「芦別市」となったんですよ。

芦別五山と人口7万5千人の黄金時代

大正から昭和にかけて、芦別市は炭鉱の町として爆発的に発展していきます。1917年に久原鉱業油谷芦別炭鉱が開坑したのを皮切りに、1935年には明治鉱業上芦別、1938年には三菱鉱業芦別、1943年には三井芦別と次々に開鉱。「芦別五山」と呼ばれた大手5社の炭鉱が稼働し、最盛期には人口7万5千人余りを抱える大都市にまで成長しました。1954年には帯広から小樽に向かう昭和天皇・香淳皇后のお召し列車が芦別駅に停車したという記録も残っているんです。当時の活気はなまら(本当に)すごかったんですわ。

閉山、そして「星の降る里」への転換

ところが昭和30年代に入ると、石油へのエネルギー転換で日本中の炭鉱が次々と閉山していきます。芦別市でも1963年の明治鉱業を皮切りに、1964年三菱、1967年高根、1969年油谷と相次いで閉山。最後まで残った三井芦別鉱業も1992年(平成4年)に閉山し、坑内掘り炭鉱の歴史に幕を下ろしました。しかし芦別市は下を向いてはいません。1984年(昭和59年)に「星の降る里・芦別」を宣言し、観光と農業を軸にした町づくりへと大きく舵を切ったんですよ。1985年には芦別健夏山笠が初開催、1993年には開基百年を迎え、現在は炭鉱遺産を活かした日本遺産「炭鉄港」の構成要素として、新たな歴史を紡いでいます。

芦別市の文化・風習

北海道弁が彩る、気さくでゆるい人柄

芦別市の人たちって、なまら(とても)気さくで温かいんですよ。北海道民特有のゆるさと、かつて炭鉱で栄えた大都市時代の華やかさがミックスされた「ちょうどイイ感」が、世代を問わず受け継がれているんです。会話の中にはしたっけ(それじゃあ/そしたら)やなまら(とても)といった北海道弁が自然に飛び交います。訪れる人にも分け隔てなく接してくれる、それが芦別人気質。だからこそ、一度訪れるとリピーターになる人が多いんですよね。

大イベントには必ず「餅まき」が登場

芦別市に来た人がまず驚くのが「餅まき」文化です。建前や初詣で見かけることはあっても、芦別市では大きなイベントになると必ずといっていいほど「餅まき」が行われるんですよ。8月中旬の「星の降る里農業まつり」では北大通りで採れたての農産物の直売や焼肉とともに餅まきが開催されますし、市民と観光客が一緒になって青空に舞う餅を拾うんです。米どころ芦別市らしい、おおらかで楽しい行事ですよね。

炭鉱マンが愛した食卓「ガタタン」

戦後の芦別市では、炭鉱マンの家庭料理として「ガタタン」が定番でした。たっぷりのボリューム感とアツアツのとろみが、坑内での厳しい仕事を終えた人々の冷えた体を温めて、明日への活力になっていたんです。今でも市内には複数のガタタン提供店があり、店ごとに具材やダシが微妙に違うのも面白いところ。家庭でもガタタンを作る人が多く、まさに芦別市の食卓に根付いた郷土の味です。

四季がくっきり分かれる盆地の暮らし

内陸の盆地である芦別市は、寒暖差がなまら(とても)激しいんですよ。8月の日最高気温の平年値は26.9℃と北海道で一番高く、過去には37.2℃を記録したこともあります。一方で冬は1月の平均最低気温が-11.3℃まで下がり、特別豪雪地帯にも指定されています。夏冬の気温差が60℃近くという、この極端な気候が芦別米やあしべつメロンの甘さを引き出しているわけです。住むとなれば四季がくっきり分かれるダイナミックな暮らしになりますね。2月上旬には「あしべつ雪まつり」、5月中旬には「芦別林産フェスティバル 元気森森まつり」、夏は健夏まつり、冬はスキー場と、季節ごとに楽しみ方が変わるのも魅力です。

芦別市の特産品・食

ガタタン(含多湯)

まずは芦別市のソウルフード「ガタタン」。豚骨や鶏ガラベースのあっさり塩味スープに、白菜・ニンジン・イカゲソ・豚肉・エビ・ホタテ・椎茸・山菜・なると・玉ねぎ・きくらげなど10種類以上の具材が入った、片栗粉でとろみをつけた具だくさんスープなんです。仕上げに溶き玉子をふんわり流し入れるのが基本形。一口すするとなまら(とても)優しい味わいが広がって、体の芯まで温まりますよ。旬は通年ですが、特に冬の寒い時期に食べると沁みます。アレンジも豊富で、ガタタンラーメン、ガタタンチャーハン、ガタタン焼きそば、石焼ガタタンなど、店ごとに個性的なメニューが味わえます。道の駅スタープラザ芦別2階のレストラン「ラ・フルール」などで提供されていて、市内に複数の専門店があるので、食べ歩きも楽しいんですよ。戦後、旧満州から引き揚げた村井豊後之亮さんが中華料理「含多湯(ガーダタン)」をヒントに創作し、炭鉱マンの胃袋を満たしてきた歴史ある一杯です。

あしべつメロン

夏の芦別市といえば、やっぱり「あしべつメロン」です。盆地特有の昼夜の寒暖差が糖度を一気に押し上げるので、口に入れた瞬間にとろけるような甘さと濃厚な香りが広がるんですよ。旬は7月〜9月。冷やしてそのままスプーンですくって食べるのが一番贅沢な味わい方ですね。芦別市では炭鉱閉山後、農業に力を入れる中でメロン栽培が定着し、今ではブランド産品として確立しています。市内にはメロン栽培と並行して春いちごを育てている農園もあり、観光農園での収穫体験も人気です。

芦別米(ゆめぴりかなど)

芦別市は知る人ぞ知る米どころでもあります。北海道で生まれた最高米「ゆめぴりか」をはじめ、寒暖差で育った芦別米は、ほど良い粘りと豊かな味わいが特徴です。旬は新米の出る9月〜10月で、北海道で一番早い新米の出荷を目指す農家もあるくらい力を入れているんですよ。炊きたてを白米でかきこむのはもちろん、ガタタンチャーハンやおにぎりにしてもなまら(とても)うまいんですわ。お米の販売は道の駅スタープラザ芦別やふるさと納税でも入手できます。盆地で水と空気が澄んでいて、寒暖差が激しいという米作りに理想的な環境が、この味を生み出しているんですよね。

サクランボ・じゃがいも・ゆり根

芦別市では夏になると「サクランボ狩り」も楽しめます。広大な果樹園でいろは農園や中西サクランボ園など複数の観光農園があり、旬は6月下旬〜7月中旬。完熟した実をもぎたてで頬張ると、甘酸っぱい果汁がじゅわっと広がります。さらにじゃがいもやゆり根といった根菜類も品質の高さで評価されていて、ゆり根は冬の鍋料理や茶碗蒸しに、じゃがいもは肉じゃがやコロッケにと、家庭の食卓を彩る存在です。広い畑と寒暖差、そして豊かな森林が育てる芦別市の農産物は、北海道の食の底力を感じさせてくれます。

石炭ラーメン

炭鉱の町ならではのユニークな名物が「石炭ラーメン」です。石炭をイメージした黒い麺は食用竹炭を使用していて、スープはイカ墨でコクのある味噌味。見た目のインパクトもさることながら、味もなまら(とても)しっかりしていて、芦別の歴史を一杯で表現したような味わいなんです。道の駅スタープラザ芦別の名物として人気で、ふるさと納税でもガタタン生ラーメンとセットで取り扱われています。したっけ(それじゃあ)、訪れたらぜひガタタンと石炭ラーメンの両方を味わってみてくださいね。

芦別市の観光スポット

星空と自然を満喫する絶景スポット

まずは芦別市の代名詞ともいえる、星空と大自然を堪能できるスポットからご紹介しますね。市域の約9割を森林が占めるこの町だからこそ、空気の透明度が違うんですよ。したっけ(それじゃあ)、行ってみましょう。

  • 上金剛山展望台 – 標高314m、市街地から車で15分ほどの絶景スポットです。盆地である芦別市の地形のおかげで、街全体がさえぎるものなく見渡せるんですよ。日中は芦別岳や十勝岳の山並み、夕暮れには山の稜線とまちの灯りのコントラスト、そして夜には手が届きそうな満天の星と夜景の競演が楽しめます。春と秋の早朝、天候・気温・湿度・風の条件が揃った1〜2時間だけ現れる「芦別雲海」もなまら(とても)有名で、写真愛好家の聖地になっています。山頂までの道は街灯のない狭い舗装路なので、夜は徐行運転で。
  • 滝里湖オートキャンプ場 – 国道38号沿い、滝里ダムによって生まれた滝里湖の湖畔にあるオートキャンプ場です。住所は芦別市滝里町288番地。開設期間は4月下旬〜10月中旬で、キャンピングカーサイト・スタンダードカーサイト・二輪車専用フリーテントサイト・コテージ(6人用・8人用)が揃っています。山々に囲まれた静けさの中、湖面を渡る風と鳥の声を聞きながら過ごす夜は格別。7月1日〜10月18日にはあめんぼカヤックのカヤックツアーも楽しめます。とにかく星がよく見える夏の夜の利用がイチオシです。
  • 三段滝 – 国道452号沿い、芦別川上流にある芦別市の名勝です。砂岩層が階段状に折り重なってできた天然の滝で、落差10m・幅50mの規模を誇ります。駐車場とトイレが完備されていて、駐車場から遊歩道を130m下ると展望スペースに到着。雪解けの春先や雨上がりは水量が増してなまら(とても)豪快な景観に、紅葉が色づく10月にはカエデやウルシとのコントラストが見事なんですよ。マイナスイオンを浴びながらの休憩にぴったり。マムシ注意の看板もあるので足元に気をつけてくださいね。

歴史とロマンに浸るカルチャースポット

炭鉱で栄えた芦別市には、その歴史を今に伝える施設や、ちょっと不思議なテーマパークもあるんです。

  • 道の駅スタープラザ芦別 – 国道452号(国道38号バイパス)沿いの芦別市北4条東1丁目1番地、1993年4月22日に開駅した道の駅第1号メンバーの一つです。1階の観光物産センターでは特産品やガタタン関連商品、星座マグネットなどが揃い、2階のレストラン「ラ・フルール」で本場のガタタンが味わえます。石窯で焼く本格ピザ専門店「ピッツァ芦別」も人気。駐車場のトイレは星型をした「星の降る里」らしいユニークなデザインで、令和6年6月にはドッグランも完成しました。営業時間は売店4〜6月・9〜3月が9:30〜17:00、7・8月は18:00まで。木曜定休(4・11〜3月)。
  • 星の降る里百年記念館 – 道の駅スタープラザ芦別に隣接する施設で、1993年に芦別市開拓100年を記念して建てられました。3本のタワーが「過去」「現在」「未来」を表すオブジェ。館内は8つのカテゴリに分かれ、芦別の星空を疑似体験できる「スタードーム」、崕山の高山植物ジオラマ、そして昭和28年の炭鉱長屋を1/10スケールで再現した「マジックビジョン小劇場」が目玉。スイッチを押すと長屋に映像で人が現れ、当時の暮らしが寸劇で展開されるんですよ。一般200円、高校生100円、中学生以下無料。9:00〜17:30開館(入館17:00まで)、月曜・火曜(7・8月は月曜のみ)休館。
  • カナディアンワールド芦別市黄金町731番地にある、ルーシー・モード・モンゴメリの小説『赤毛のアン』の世界を再現した民営公園です。1990年に約52億円を投じてテーマパークとして開園、現在はカナディアンワールド振興会による有志運営で土日祝のみ開園しています。グリーンゲイブルズ(アンの家)、ダイアナの家、教会、リンド夫人の家などが当時の図面通りに残っていて、本家プリンスエドワード島のグリーンゲイブルズが火災で焼損した際、ここの図面を参考に再建したというエピソードもあるほど。2026年は4月25日〜10月25日の土日祝のみ、10:00〜17:00で営業。入園無料(駐車場のみ有料)。なまら(とても)静かで、コスプレ撮影や紅葉散策にも人気のスポットです。
  • 旧三井芦別鉄道炭山川橋梁 – かつて石炭を運んだ三井芦別鉄道の遺構で、現在は日本遺産「炭鉄港」の構成文化財に認定されています。森の中にひっそりと佇むトラス橋の姿は、芦別市が炭鉱の町だった時代の証人。鉄分の高い人ならなまら(本当に)テンションが上がりますよ。レトロな空気感を味わいたい方におすすめのスポットです。

癒しと体験を楽しむスポット

歩き疲れたら、温泉とサクランボでひと休みしませんか?

  • 芦別温泉 おふろcafe 星遊館芦別市旭町油谷1番地、芦別温泉スターライトホテル併設の長時間滞在型温浴施設です。2019年12月にリニューアルし、おふろcafeブランドとしては北海道第1号。芦別の温泉は北海道で唯一、環境省から「国民保健温泉地」に指定されている由緒ある泉質で、「化粧の湯」「美肌の湯」とも呼ばれます。約5,000冊のコミックや雑誌、無料コーヒー、寝ころびスペースに加え、塩サウナ、源泉かけ流しの水風呂、露天風呂を備えています。営業時間は6:00〜22:00(最終入館21:00)、不定休。湯上がりに漫画読みながらゴロゴロするの、なまら(とても)幸せですよ。
  • 大橋さくらんぼ園芦別市を代表する観光農園で、広大な果樹園で完熟サクランボの食べ放題が楽しめます。旬は6月下旬〜7月中旬。盆地の寒暖差で甘く育った真っ赤な実を、自分の手でもぎ取って頬張る瞬間、果汁が口いっぱいに広がってじゅわっとなるんですよ。会場や道路が広いので人混みにうんざりしないのも魅力で、家族連れに人気です。
  • 旭ヶ丘公園 – 市街地を一望できる小高い丘の上にある公園で、桜の名所として知られています。エゾヤマザクラ、サトザクラ、ソメイヨシノなどが5月上旬〜中旬に見頃を迎え、地元家族連れで賑わうんですよ。園内にはニホンザル、ポニー、モルモット、鳥類などが暮らすミニ動物園もあって、休日にはウサギやモルモットとふれあえるコーナーも。したっけ(それじゃあ)、子供連れの旅にぴったりですね。

芦別市の観光ルート

【車・1日】炭鉱の歴史と星空をめぐる王道ドライブコース

芦別市を初めて訪れる方におすすめの、車で1日かけてじっくり回るルートです。市街地と郊外をバランスよく組み合わせて、星の降る里の魅力をフル堪能できますよ。所要時間は約8〜9時間、JR芦別駅または道の駅スタープラザ芦別を起点にします。

9:30 道の駅スタープラザ芦別 → 10:30 星の降る里百年記念館(隣接) → 12:30 上金剛山展望台(車15分) → 14:00 カナディアンワールド(車20分) → 16:30 おふろcafe星遊館で温泉・夕食(車15分) → 19:30 上金剛山展望台で星空観賞

①道の駅スタープラザ芦別(60分)
→ 観光案内所で情報収集しつつ、ガタタンラーメンを2階レストランで朝の腹ごしらえ。星型トイレもチェックしておきましょう。

②星の降る里百年記念館(90分)
→ マジックビジョン小劇場で炭鉱長屋の暮らしを覗き、スタードームで芦別の星空を予習。これで夜の星空観賞が3倍楽しめます。

③上金剛山展望台(60分・昼)
なまら(とても)見晴らしのいい昼景で、芦別岳や十勝岳の山並みを一望。お弁当を広げてもよし。

④カナディアンワールド(150分)
→ 赤毛のアンの世界をのんびり散策。土日祝のみ開園なので訪問日に注意。秋の紅葉時期は絵本のような景色になります。

⑤おふろcafe星遊館(180分)
→ 美肌の湯と漫画でゆっくり休息、館内のレストランで夕食まで完結。連泊の人はそのまま宿泊もできて便利です。

⑥上金剛山展望台(60分・夜)
→ 真っ暗な山頂で満天の星と夜景を堪能。クマ鈴と懐中電灯は必携ですよ。

【車・半日】南部の自然と滝をめぐるショートトリップ

富良野や三笠から芦別市に立ち寄る方向けの、半日(4〜5時間)コースです。国道452号を軸に、自然の見どころを凝縮しています。

10:00 三笠市方面入口 → 10:40 三段滝(車40分) → 12:00 滝里湖オートキャンプ場(車30分) → 13:30 道の駅スタープラザ芦別でランチ(車25分) → 14:30 旭ヶ丘公園(車5分)

①三段滝(40分)
→ 駐車場から遊歩道を下って轟音と水しぶきを浴びる時間。マイナスイオンで一気にリフレッシュできます。

②滝里湖オートキャンプ場(60分)
→ 湖畔をのんびり散策、ダム防災施設で滝里地区の歴史パネルを覗く。鳥のさえずりが心地いいんですわ。

③道の駅スタープラザ芦別(60分)
→ ここで芦別ご当地グルメのガタタンラーメンを。地元産ピザもおすすめ。したっけ(それじゃあ)、お土産も忘れずに。

④旭ヶ丘公園(60分)
→ 桜の季節(5月上旬)ならエゾヤマザクラと小動物たちで癒し時間。展望スポットからの市街地ビューも楽しめます。

【鉄道+徒歩・半日】芦別駅周辺街歩きコース

マイカーがない方向けの、JR芦別駅を起点にした徒歩中心の半日(3〜4時間)コースです。市街地に集中したルートなので、気軽に楽しめますよ。

10:00 JR芦別駅 → 10:15 道の駅スタープラザ芦別(徒歩15分) → 11:30 星の降る里百年記念館(徒歩1分) → 13:00 駅前商店街でランチ → 14:00 蘆別神社(徒歩・タクシー併用)

①JR芦別駅(10分)
→ かつて昭和天皇のお召し列車も停車した由緒ある駅。レトロな駅舎の雰囲気を味わってからスタート。

②道の駅スタープラザ芦別(70分)
→ 駅から徒歩15分ほど。星の降る里グッズや特産品をチェック、ピザでひと休み。

③星の降る里百年記念館(80分)
→ 道の駅から徒歩約1分。芦別市の100年の歴史をマジックビジョンで体感。

④駅前商店街でランチ(60分)
→ 老舗のお菓子屋さんでモカ大福を買ったり、地元のラーメン店でガタタンラーメンを味わったり。庶民的な空気感がなまら(とても)いい。

⑤蘆別神社(30分)
→ 1896年(明治29年)創建の由緒ある神社。市の守り神に旅の感謝を伝えて締めくくりましょう。

【車・1日】広域コース:富良野〜芦別〜赤平の炭鉄港ルート

富良野エリアと組み合わせて、日本遺産「炭鉄港」の世界観を1日(8時間程度)で巡る広域コースです。富良野駅を起点にすると効率的。

9:00 富良野駅 → 10:00 三段滝(車50分) → 11:30 滝里湖オートキャンプ場で湖畔散策(車30分) → 13:00 道の駅スタープラザ芦別でランチ(車25分) → 14:30 旧三井芦別鉄道炭山川橋梁(車15分) → 16:00 赤平市の炭鉱遺産ガイダンス施設へ(車25分)

①三段滝(50分)
→ 国道452号沿いの絶景滝。富良野からの移動の途中に最適なリフレッシュポイントです。

②滝里湖オートキャンプ場(60分)
→ 湖畔の景観と滝里ダム防災施設の展示で、水没した滝里地区の歴史に触れられます。

③道の駅スタープラザ芦別(60分)
→ ガタタンランチと観光情報の集積所。芦別市のお土産はここでまとめ買いがおすすめ。

④旧三井芦別鉄道炭山川橋梁(60分)
→ 日本遺産「炭鉄港」の象徴的な遺構。森の中の静寂と、炭鉱時代の重厚感を体感できます。

⑤赤平市・炭鉱遺産ガイダンス施設(90分)
→ 隣接する赤平市まで足を延ばして炭鉱の歴史をさらに深掘り。空知の産炭地の物語が立体的に見えてきますよ。

芦別市の年間イベント

2月:あしべつ雪まつり

冬の芦別市を彩るのがね、毎年2月上旬に開催される「あしべつ雪まつり」なんですよ。ナイトウォーキングやキャンドルナイトを楽しむ「雪灯りを歩く会」、子供たちに大人気の巨大滑り台、そして極寒焼肉といった、寒さを逆手にとった企画がたくさん用意されています。雪に映るキャンドルの灯りがゆらゆら揺れる夜の風景は、なまら(とても)幻想的。マイナス10℃を下回ることも珍しくない芦別の冬ですが、焼肉の煙と熱気でみんな一気に温まります。防寒装備をしっかりして、足元はスノーブーツがおすすめですよ。

5月:芦別林産フェスティバル「元気森森まつり」

ぜひ行ってみてほしいのがね、毎年5月中旬に道の駅スタープラザ芦別で開催される「芦別林産フェスティバル 元気森森まつり」です。市域の約9割を森林が占める芦別市ならではのお祭りで、地元の木工品や山菜の販売、丸太切り大会、ライブイベントなどが繰り広げられます。木の香りに包まれながら、職人が削り出した木工品を眺めたり、採れたての山菜を買い込んだり。北海道の遅い春が一気にやってくる時期で、新緑の匂いと木の匂いが混ざる空気感は、芦別市でしか味わえません。

7月:星の降る里・芦別健夏まつり

そして芦別市最大のイベントといえば、やっぱり毎年7月第3土曜・日曜に開催される「星の降る里・芦別健夏まつり」ですよ。歴史は1970年から始まり、1985年から現在の名称に。メインイベントは2つあって、一つ目が芦別健夏山笠。1985年から始まり、平成4年には博多祇園山笠振興会から正式な「お墨付き」をもらった本格派。博多人形師・亀田仁が製作した上飾りを乗せた山笠を担いで走る「追い山」は、タイムレースで観客の声援が街全体を揺らします。もう一つが「健夏おどり」で千人踊りや花火大会も開催。北の大地に博多の魂が響く、なまら(とても)熱い2日間です。

8月:キラキラ☆フェスタあしべつ

ぜひ行ってみてほしいのがね、毎年8月上旬にスキー場を舞台に開催される「キラキラ☆フェスタあしべつ」です。芦別グルメの屋台がずらりと並び、ステージショーで会場が沸き、フィナーレを飾るのが5,000発の花火とレーザー光線のコラボ。山々に囲まれた立地で打ち上げられる花火は、音が空気を震わせる感覚が市街地の花火大会とはまるで違うんですよ。芝生に寝転がって見上げる花火は、まさに「星の降る里」の名にふさわしいスケール感です。

8月:星の降る里農業まつり/スターウォッチング in 滝里

同じく8月中旬には「星の降る里農業まつり」が北大通りを会場に開催されます。採れたての農産物の直売や焼肉、そして芦別市名物の「餅まき」が青空に舞うんです!米どころならではのこの行事、地元民と観光客が一緒になって餅を拾う光景がなまら(とても)楽しいですよ。さらに8月には滝里湖オートキャンプ場で「スターウォッチング in 滝里」も開催。星空案内人による解説を聞きながら、湖畔で満天の星を観察できる、星の降る里の真骨頂イベントです。したっけ(それじゃあ)、夏の芦別市はイベントだらけで忙しいですね。

芦別市のエリア別の顔

中心市街地エリア(芦別駅周辺・北条西/本町)

JR芦別駅を中心とした芦別市の中心市街地は、観光と日常生活が同居するコンパクトなエリアです。空知川にかかる「星の降る里大橋」が街のシンボルで、市役所や芦別郵便局、商店街、道の駅スタープラザ芦別、星の降る里百年記念館などがこの一帯に集中しています。かつて炭鉱で7万5千人が暮らした賑わいの面影を、駅前通りの老舗お菓子屋さんや昔ながらの食堂が今も伝えてくれるんですよ。観光の起点として最適で、徒歩でガタタンの食べ歩きをしたり、駅前から街の歴史を感じたい人におすすめ。中心市街地エリアは、初めて芦別市を訪れる時に最初に立ち寄るのがおすすめですよ。

旭町油谷エリア(温泉・カナディアンワールド方面)

市街地から国道452号を北上した先に広がるのが、旭町油谷エリアです。芦別温泉スターライトホテル&おふろcafe星遊館、芦別スターグランピング、そしてカナディアンワールドが集まる芦別市最大の観光ゾーン。森に抱かれた立地で、市街地の喧騒とは別世界の静けさが流れています。かつて油谷炭鉱があった土地ですが、今は温泉と赤毛のアンの世界が共存する不思議な空間に変わっているんですよ。1日ゆっくり滞在型観光を楽しみたい人や、サウナ・温泉でじっくり癒されたいリピーターにぴったりのエリア。なまら(とても)のんびりした空気が流れていて、時間の流れがゆるくなります。

滝里・野花南エリア(南西部・空知川沿い)

富良野方面から芦別市に入る際の玄関口が、滝里・野花南エリアです。国道38号沿いに広がる滝里湖オートキャンプ場と滝里ダムが核となる、自然満喫エリア。かつて滝里町は集落でしたが、滝里ダム建設に伴って水没し、現在は人口0人の消滅集落となっています。その歴史を伝える滝里ダム防災施設は、ダム湖を見ながら故郷の記憶に思いを馳せられる場所なんですよ。キャンプやカヤック、釣り、星空観賞といったアウトドア体験を求める旅行者に向いていて、富良野・美瑛とセットで巡るドライブ派にもおすすめ。したっけ(それじゃあ)、湖畔のひんやりした空気を味わってみてくださいね。

黄金・新城エリア(北部・農村景観)

カナディアンワールドのある黄金町から、新城峠を抜けて旭川方面へ向かう一帯が黄金・新城エリアです。なだらかな丘陵に小麦・じゃがいも・そばの畑が広がり、季節ごとに違う花が彩る、まさに「ヨーロッパを思わせる」と評される芦別市の絶景農村ゾーン。「新城仙台山の三本ナラ」は写真愛好家の聖地として知られていて、星空と一緒に撮ればなまら(とても)幻想的な一枚になりますよ。富良野や美瑛のような有名観光地に近い風景なのに、人混みがほとんどないのが嬉しいポイント。混雑が苦手な写真好きや、北海道らしい丘陵風景を静かに味わいたい人にぴったりのエリアです。

南部山岳エリア(三段滝・崕山方面)

芦別市の南端、夕張山地の北部に広がるのが南部山岳エリアです。国道452号を南下していくと、三段滝、崕山、空知大滝といった豪快な自然景観が次々と現れます。崕山(標高1066m)は石灰岩の山で固有種「キリギシソウ」が咲く貴重な高山植物の宝庫ですが、現在は入山規制中で年3回の学習登山会のみ立ち入り可能。三段滝は気軽に立ち寄れる滝ですが、その先には深い夕張山地の世界が広がっています。本格的な自然派、地質マニア、紅葉狩りや滝めぐりが好きな人にとっての楽園エリア。三笠市から夕張方面へ抜けるドライブの途中に組み込むと、移動そのものが旅になりますよ。

芦別市の気候・季節の暮らし

夏は北海道一暑く、冬はしばれる盆地気候

芦別市はね、内陸の盆地という立地条件のため、気温の年較差がなまら(とても)大きいんですよ。気象庁の平年値(1991〜2020年)によれば、年平均気温は7.4℃、日平均気温は12月から3月にかけて氷点下となります。8月の日最高気温の平年値は26.9℃と、なんと北海道で一番高い数値。観測史上では7月に37.2℃を記録したこともあって、夏冬の気温差が60℃近くにもなる土地なんです。一方で1月の平均最低気温は-11.3℃まで下がり、最低気温記録は-26.3℃。しばれる(厳しく冷え込む)日が長く続く、本気の冬がやってきます。

真冬日63.6日、特別豪雪地帯の現実

気象庁の平年値で見ると、芦別市では年間で猛暑日が0.4日、真夏日が12.8日、夏日が65.5日、真冬日が63.6日、冬日が157.6日となっています。つまり、1年の半分近くは最低気温が氷点下の日ということ。降雪も多く、ケッペンの気候区分では亜寒帯湿潤気候(Dfb)に属し、特別豪雪地帯にも指定されているんですよ。年間降雪量は気象庁データで262cm(合計、1991〜2020年平年値)に達し、12月〜2月にかけては毎月50cm以上のドカ雪が当たり前。冬の朝、玄関の戸を開けると一面銀世界で、除雪機やママさんダンプ(雪を運ぶ大きなスコップ)が必須アイテムになります。したっけ(それじゃあ)、冬の暮らしを具体的に見てみましょう。

冬の暮らし:暖房・服装・交通の工夫

芦別市で冬を越すなら、灯油の備えがまず重要です。北海道の家屋はほぼ例外なくセントラルヒーティング(暖房)+灯油ボイラーで、冬季の灯油代は家計のかなりの割合を占めます。窓は二重窓が標準仕様で、玄関には風除室(ふうじょしつ)と呼ばれる小部屋がついている家がほとんど。外出時はダウン・厚手のニット・防寒ブーツ・手袋・帽子が必須で、雪道用のスノーブーツや滑り止めも欠かせません。車はスタッドレスタイヤと冬用ワイパーへの履き替えが11月中には必要で、朝の暖機運転も冬の日課になります。除雪は市が幹線道路を中心に対応してくれますが、自宅前は基本的に自分でやる文化なんですよ。

夏の暮らし:寒暖差が育てる短くも濃い夏

逆に、夏の芦別市なまら(とても)気持ちいいんです。日中は30℃近くまで上がる日もありますが、湿度が低くカラッとしているので、本州のような蒸し暑さはありません。朝晩の気温がぐっと下がるので、夜は窓を開けて風を入れるだけで快適に眠れる日が多いんですよ。エアコンを設置していない家もまだ珍しくありませんが、近年の猛暑傾向で導入が進みつつあります。盆地特有の昼夜の寒暖差が、芦別米やあしべつメロンの甘さを引き出す大切な要素にもなっているんです。短い夏に農作物が一気に育ち、市民は夏のイベントにフルパワーを注ぐ──これが芦別の季節リズムです。

【地元住民に直撃!】芦別市の本当の魅力を電話で聞いてみた

※お話いただいた内容のニュアンスを大切にしながら、当編集部にて要点をまとめ、再構成しています。
※地元の人の選定はクラウドサービスで募集し、ご協力いただいているものです。あえて地元の言葉で話すようお願いしています。

70代男性

Q1.あなたのご職業を教えてください。

うちはね、駅前で商売やらせてもらって、もう半世紀以上になるかな。若い頃はヤマで働いてたんだわ、三井のほうでね。閉山してからは商売一本さ。最近はなまら忙しい時期もあれば、シャッター通りで寂しいときもある。

あとは健夏山笠(けんかやまかさ)の運営手伝いしてて、毎年7月はこっちが本業みたいなもんだ。博多から来る連中の世話やら、若い舁き手の指導やら、結局ヤマの男の血が騒ぐんだな、これが。

Q2.この街に来て絶対行くべき場所はどこだと思いますか?

そりゃまず道の駅スタープラザだな。あそこ二階のラ・フルールでガタタン食べてもらえば、芦別の味は分かってもらえる。あとは観光なら三段滝。夏の朝なんかなまら涼しくてさ、空知川の音だけ聞こえる。

地元の人間が好きなのは、なまこ山の運動公園の裏あたりから見る夕日だな。あと夜は油谷のおふろcafé星遊館に入って露天から星空見上げてみれ。あれが「星の降る里」って意味だと、来た人はだいたい黙るんだわ。

Q3.この市町村でお土産を買うとしたらなんですか?

定番はやっぱりソラチのたれだな。豚丼のたれは芦別の工場で作ってるって知らない道民もいるくらいで、これが芦別の有名なものさ。あとはよねた製菓のモカ大福。冷凍で持って帰れるから、観光客にもおすすめしてる。

地元の人間が買うのはね、ソラチでもジンギスカンのたれよりザンギの下味たれ。これが家でなまら使えるんだわ。あと壺屋の和菓子、季節モンを目当てに通ってる婆さん連中も多いよ。

Q4.外から人が来たときにまず連れていく店はどこですか?

うちはきんたろうに連れてくね。夫婦でやってる小さい店だけど、ガタタンの味が昔のヤマの食堂のまんまでさ。お好み焼きもうまいし、肩肘張らないのがいい。観光客に格好つけたいときはラ・フルールだけど、本当に芦別の腹を見せたいときはきんたろうだな。

あとは飲みに行くなら駅前の食堂何軒かハシゴするのが俺らのコース。最近は店主が高齢で店じまいするとこも多くて、行ける店減ってきたのが正直つらいよ。

Q5.この市町村はどんな気質だと思いますか?

ヤマの男の気質ってのが芯に残ってる街だね。粘っこいし、いっぺん決めたら諦めない。健夏山笠(けんかやまかさ)だってさ、博多にお願いに行って何度も断られたのを、先代が頭下げて頭下げて認めてもらったわけだ。

カナディアンワールドだって市が手放したあと、市民が自分らで運営してる。なまら頑固で、なまら情に厚い。市町村長や役所が動く前に、まず市民が動いちまう。よそ者にも一回懐に入れたら身内扱い、これが芦別だ。

Q6.昔に比べて、街の雰囲気や活気はどう変わったと感じますか?

そりゃもう全然違うさ。最盛期は7万人以上いたのが、今や1万人切るかどうかってとこまで来た。駅前歓迎塔も撤去されたし、警察署も滝川に統合されちまった。中学校も一個になったしな。市町村民センターに人集まる回数も減ったよ。

ただ寂しいばっかりじゃなくてね、最近は若い起業家が地域クラウド交流会やったり、移住者が協力隊で入ってきたり、ぽつぽつ芽は出てる。クマも市街地に出てくる時代だ、油断はできんけどさ。

Q7.これから新しくできる施設や、期待している活動などはありますか?

派手な箱モノはもう望んでないよ。それより田んぼオーナー制度だな、ふるさと納税で都会の人に芦別の水源と田んぼ持ってもらって、田植えに来てもらう。これは芦別 観光の新しい形だと思ってる。

ガタタンも100年フードに認定されたしさ、文化を残しながら関係人口増やすほうが性に合ってる。あとは健夏山笠(けんかやまかさ)の若い舁き手をどう育てるか。これは俺ら世代の宿題だな。死ぬまでにあと何回担げるか、毎年そう思って7月迎えてるよ。

芦別市の移住・暮らし情報

家賃相場:ワンルーム2.3万〜2.5万円台

移住を考える方が一番気になる家賃ですが、芦別市はかなりリーズナブルです。賃貸EXの集計データではワンルーム家賃相場が2.3万円、賃貸スモッカではワンルーム2.5万円・1LDK 5.0万円・3LDK 8.5万円という水準(2021年8月時点・賃貸スモッカ集計)。Yahoo!不動産で公開されている実際の物件を見ても、芦別駅徒歩10分・築35年のワンルーム22.68m²で月2.5万円、4LDK・92.8m²の一戸建てが月5万円といった水準が確認できますよ。札幌や旭川と比べて家賃が圧倒的に安いので、テレワーク移住や二拠点生活を検討する方にはなまら(とても)魅力的なんです。さらに芦別市公式サイトでは空き家物件一覧も定期更新されていて、売買物件の情報も得られます。

通勤・通学の現実

芦別市に住む人の多くは市内勤務ですが、隣接する滝川市や赤平市、深川市、富良野市方面へ車通勤する人も少なくありません。札幌や旭川まで通勤するのは現実的ではない距離ですが、リモートワーク前提なら十分に成立する立地。市内の通学はキラキラバス(空知交通)や自家用車送迎が主流で、冬季の通勤・通学では雪道運転スキルが必須になります。教育面では、市内の中学校は2024年に芦別中学校1校に集約されましたが、高校は北海道芦別高等学校が市内にあり、夏の甲子園出場経験もある伝統校なんですよ。さらに通信制の星槎大学芦別学習センター(旧頼城小学校校舎)も市内にあって、社会人の学び直しや子育てしながらの大学進学も可能です。

買い物環境:道の駅と直売所、ロードサイド

日常の買い物は、市街地のスーパーマーケットとロードサイド店舗で十分まかなえる印象です。それに加えて、芦別市ならではの強みが直売所文化。道の駅スタープラザ芦別の農畜産直売店「かあちゃん市」「つばさ農園」では地元産の新鮮野菜が冬期以外は並びますし、サクランボやメロンの旬には市内各地の農園で直売も行われます。したっけ(それじゃあ)、外食や大型ショッピングは隣接する滝川市・赤平市・富良野市まで車で30分〜1時間程度と考えれば、生活圏は十分広いと考えられます。

医療環境:市立芦別病院がコア

地域医療の中核を担うのが、芦別市本町14番地にある市立芦別病院です。内科・外科・小児科・整形外科・皮膚科・泌尿器科・婦人科・眼科・耳鼻咽喉科・麻酔科の10科目を診療する公立病院で、JR芦別駅から徒歩約13〜15分の立地。ただし厚労省の医療情報ネットによると小児科・放射線科・麻酔科は休診中という現状もあり、専門的な治療は滝川市・旭川市の病院まで足を延ばすケースも多いと考えられます。市内には他に中野記念病院(精神科・神経科・内科)もあり、日常的な医療には対応できる体制です。

エリアごとの住みやすさ

住む視点でエリアを見ると、芦別市の中心市街地(芦別駅周辺・北条西・本町)は買い物も病院も徒歩圏で生活利便性が一番高いエリアです。特に単身者や高齢者、車を持たない暮らしを志向する方におすすめ。一方、旭町油谷エリアや黄金・新城エリアは温泉や自然に囲まれた静かな環境で、テレワークや田舎暮らし派には最適。ただし買い物や通院は車前提になります。滝里・野花南エリアは富良野方面への通勤通学に便利で、空知川沿いの開放感ある住環境が魅力。南部山岳エリアは集落が点在する自然の濃いゾーンで、本格的な田舎暮らし派や農業従事者向けと考えられます。なまら(とても)静かなので、自然と共に暮らしたい人にはぴったりですよ。

芦別市へのアクセス

札幌から:高速バス・車で約100分

札幌から芦別市までは、車で道央自動車道を使って約100分。札幌IC〜滝川ICまで高速で約73分(普通車2,770円・NAVITIME調べ)、滝川ICから一般道で約34分という行程です。公共交通なら、北海道中央バスの高速ふらの号が便利。札幌駅前ターミナル16番のりばから乗車し、芦別駅前で下車できます。なお東滝川〜芦別駅前間のみの利用は不可で、その区間は滝芦線を使う必要があるのでご注意くださいね。

旭川から:車・バスで約60分

旭川から芦別市までは車で約60分(国道12号と道道4号経由、約44km)。距離としては札幌より圧倒的に近く、新千歳空港利用の旅行者よりも旭川空港利用の方がアクセスしやすい立地です。バスを利用する場合は旭川駅前から芦別駅前まで約1時間15分。羽田空港から旭川空港までは飛行機で約1時間30分、旭川空港からはレンタカーで約1時間半でカナディアンワールドまで到着できます。したっけ(それじゃあ)、本州からのアクセスは旭川経由が効率的ですね。

JRで行くなら:根室本線・芦別駅

鉄道ではJR根室本線のJR北海道芦別駅が玄関口です。札幌駅から滝川駅で乗り換え、芦別駅まで合計約1時間40分。新千歳空港からだと約2時間30分かかります。芦別駅は1954年に昭和天皇のお召し列車が停車した由緒ある駅で、駅前にはバスやタクシー乗り場も整備されています。芦別駅から市街中心部の道の駅スタープラザ芦別までは徒歩15分ほど、温泉やカナディアンワールド方面へは芦別駅前からキラキラバス(空知交通運行)でアクセスできるんですよ。

新千歳空港・旭川空港からの選び方

本州から芦別市を訪れる際の空港選びですが、観光メインなら旭川空港、札幌観光と組み合わせるなら新千歳空港がおすすめです。新千歳空港から芦別市まではレンタカーで約2時間10分、JRなら2時間半ほど。旭川空港からはレンタカーで約1時間半なので、時間効率では旭川空港経由が圧倒的に有利。羽田からは1時間30分、名古屋(中部国際空港)からは1時間45分で旭川空港に到着するので、富良野・美瑛とセットで巡る旅程ならこの組み合わせがベストですよ。

芦別市の関連リンク

【この町を愛する皆様へ】
この記事は、どのサイトよりも詳しく、正確に、そして魂を込めて執筆しています。町の魅力を最大限に引き出すため、今後も肉付けを続けていきます。ご期待ください。

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