| 人口 | 3,174 人 ※2026年2月28日時点(住民基本台帳) |
|---|---|
| 面積 | 460.58 km² |
| 人口密度 | 6.89 人/km² |
みなさん、厚沢部町(あっさぶちょう)って知ってますか?北海道の南西部、檜山振興局南東部にある人口3,174人の町で、煮物にするとなまら(とても)うまい「メークイン」発祥の地として全国に名を轟かせている、知る人ぞ知る穴場の町なんですよ。面積460.58km²のうち約8割が山林という、まさに森と畑に抱かれた町です。
位置でいうと、北に八雲町と森町、南に上ノ国町と木古内町、西に乙部町と江差町、東に北斗市と境界を接していて、檜山管内のちょうど真ん中あたりにあります。函館市の中心部から国道227号を北西に車で約80分。鉄道は通っていないんですが、それゆえに残った静けさと土の匂いがあって、訪れる人を素朴な気持ちにさせてくれる町なんです。
そして厚沢部町のすごいところは、人口3,000人規模の小さな町でありながら「世界一素敵な過疎のまち」というキャッチフレーズを自ら掲げて、保育園留学やふるさと納税で全国から熱い視線を集めているところ。1925年に日本で初めてメークインを試作したという農業の歴史と、ヒバ(ヒノキアスナロ)や五葉松の北限・トドマツの南限という学術的にも貴重な森を抱える土地柄。さらに2022年に重量279kgの巨大コロッケでギネス世界記録に認定されたお祭り好きな町民性まで、ぎゅっと詰まった「濃い」町なんですよね。
住むにしても訪れるにしても、「ここでしか味わえないもの」がはっきりある町。したっけ(それじゃあ)、これからその魅力を一つずつ紹介していきますね。
厚沢部町の推しポイント
メークイン発祥の地という日本農業史の聖地
厚沢部町といえば、まずこれを語らないわけにはいきません。1925年(大正14年)、町内にあった北海道庁檜山農事試作場で、日本で初めてメークインの試作が行われたんですよ。それから100年。今や全国津々浦々のスーパーに並ぶ「メークイン」のルーツは、すべてこの町から始まったんです。なまら(とても)誇り高い農業の聖地、それが厚沢部町なんですよね。
ヒバ・五葉松の北限とトドマツの南限が交わる森
面積の約8割を山林が占める厚沢部町は、植物学的にもめずらしい場所なんです。ヒバ(ヒノキアスナロ)と五葉松の自生北限であり、同時にトドマツの自生南限でもあるという、北と南の植物が一度に観察できる学術的に貴重な土地。「レクの森・土橋自然観察教育林」では、その不思議な森を散策できますよ。
「世界一素敵な過疎のまち」を掲げる挑戦の町
人口3,174人の小さな町ですが、ただの過疎の町じゃないんです。「世界一素敵な過疎のまち」というキャッチフレーズを掲げて、1〜2週間家族で滞在する「保育園留学」を全国に発信。認定こども園「はぜる」を拠点に、子ども主役の暮らし体験を仕掛けて、テレビ番組にも何度も取り上げられている注目の町なんですよ。
ギネス世界記録の巨大コロッケ
夏まつりで毎年作られる、メークインを使った直径1〜2mのジャンボコロッケ。2022年7月23日には、重量279kg・約1300人分のコロッケが「最大のコロッケ」としてギネス世界記録に認定されました。はんかくさい(馬鹿げた、おちゃめな)スケールに見えて、これが町の本気。メークインの町ならではの、笑いと誇りが詰まったお祭りなんです。
箱館戦争最後の舞台「館城」が眠る町
1869年、旧幕府軍に追われた松前藩主が築城途上の館城(現・厚沢部町城丘)に避難し、攻撃を受けて落城。箱館戦争の重要な舞台となった土地でもあるんです。今は静かな田園風景の中に城跡が残り、歴史好きにはたまらないスポットとなっています。
厚沢部町の歴史
松前藩のヒバ山開放から始まった町
厚沢部町の歴史は、古くは松前藩の所領だった時代にさかのぼります。1678年(延宝6年)、松前藩がヒバ(ヒノキアスナロ)山の開放を行ったことで、伐採のために本州から杣夫(そまふ)と呼ばれる木こりたちが渡ってきたんですよ。彼らが農業を副業として定着し、各河川流域の開墾が始まり、それが今の厚沢部町の原型になっていきました。つまり、この町は最初「森の町」だったんですね。
箱館戦争と幻の城・館城
歴史好きにはたまらないのが、1869年(明治2年)の箱館戦争。榎本武揚率いる旧幕府脱走軍が松前藩の福山城を攻略したため、松前藩主らは築城途上の館城(現在の厚沢部町城丘)に避難しました。ところが追撃してきた旧幕府軍の攻撃で館城は落城し、藩主らは海路で対岸の津軽半島に逃れたんです。その後、官軍の攻撃で旧幕府軍が箱館・五稜郭で降伏。松前藩は所領回復後も館城を拠点として「館藩」を名乗り、1871年の廃藩置県では青森県に属したという、ちょっと異色の経歴を持っています。
厚沢部村から厚沢部町へ
1872年(明治5年)に北海道開拓使の管轄となり、1876年(明治9年)に俄虫村戸長役場が設置されました。1906年(明治39年)4月に二級町村制を施行して村名を厚沢部村とし、1963年(昭和38年)3月に町制施行で現在の厚沢部町となりました。そして1925年(大正14年)、町内にあった北海道庁檜山農事試作場で日本初のメークイン試作がスタート。これが今の町のアイデンティティを決定づけた瞬間なんですよ。なまら(とても)大きな転換点ですよね。
厚沢部町の文化・風習
盆地の暮らしと厳しくて美しい四季
三方を山に囲まれた盆地である厚沢部町は、ケッペンの気候区分でいう亜寒帯湿潤気候。寒暖の差が大きく、冬は-20℃前後を観測することも珍しくない特別豪雪地帯なんです。冬になると町全体が雪に包まれ、住民はしばれる(とても寒い)と挨拶代わりに口にします。一方で夏は33℃まで上がる日もあって、この激しい温度差が肥沃な土と濃い味の野菜を育てているんですよね。
道南のあったかい言葉「はこだて弁」が息づく町
厚沢部町は道南エリアにあるので、津軽弁の影響を受けた独特の「浜言葉」も残っています。北海道弁全般でよく使われるなまら(とても)、めんこい(かわいい)、したっけ(そしたら、それじゃあ)、なんも(いいよ、大丈夫)といった言葉が日常会話に自然に登場します。アスパラ農家の長谷川さんが自分のことをはんかくさい(不器用、ちょっとドジ)と愛情を込めて表現しているように、この町の言葉には人柄のあったかさがにじむんですよ。
食卓を彩るメークインと黒大豆
町の食卓には、当然のようにメークインが並びます。煮崩れしにくい性質を生かして、肉じゃが、シチュー、カレーが定番。さらに「光黒大豆(ひかりくろだいず)」を使ったお茶やお菓子、メークイン焼酎まであって、一年を通して町の味覚が暮らしに溶け込んでいます。冬の保存食として「越冬雪の下メークイン」を仕込む農家もあって、雪の中で甘みを増したジャガイモはまさに北国の知恵の結晶なんですよね。
町ぐるみの夏まつりとギネス級のお祭り魂
毎年夏に開催される厚沢部町の夏まつりでは、商工会青年部が直径1〜2m以上のメートル級メークインコロッケを作るのが恒例。2022年7月23日には重量279kg、約1300人分のコロッケでギネス世界記録に認定されました。これって、町民みんなで巨大コロッケを揚げて、揚げて、食べて、笑うっていうお祭り。住んだら絶対に巻き込まれる、楽しい町なんですよ。
厚沢部町の特産品・食
あっさぶメークイン
これを語らずして厚沢部町は語れません。1925年に日本初の試作が行われ、2025年で発祥100周年を迎えたメークイン。味は加熱するとしっとりなめらかで、低温貯蔵することで甘みが増します。煮崩れしにくいのでシチュー、カレー、肉じゃがにぴったり。旬は秋(9〜11月)の収穫期と、雪の下で熟成させた1〜3月の「越冬メークイン」の二段構え。「形が整った、でんぷん価12%以上のメークインしか出荷しない」という厳格な基準を町ぐるみで守っていて、種いも生産者と食用いも生産者を分ける徹底ぶり。なまら(すごく)誇りを持って育てられた、まさに「日本のメークインの母」なんですよ。
檜山南部地区のグリーンアスパラガス
アスパラガス収穫量日本一の北海道の中でも、厚沢部町を含む檜山南部地区(厚沢部町・江差町・乙部町・上ノ国町・奥尻町・八雲町熊石)は、ハウス立茎栽培で名を馳せる産地。年間出荷量は約167t、出荷期間は3月中旬から9月中旬と長期にわたります。味は瑞々しくシャキッとして甘い。約90%が水分というアスパラを、町の豊富な湧き水で育てているからこその、切り口から水がしたたるほどの新鮮さなんですよ。食べ方はシンプルが一番。塩茹でしてマヨネーズ、バター炒め、アスパラベーコンが地元のおすすめ。冬には「伏せ込み栽培」で12月上旬〜2月末まで出荷される、貴重な冬のアスパラもあります。
光黒大豆(ひかりくろだいず)
町のもう一つの隠れた名産が、光黒大豆と呼ばれる黒豆。粒が大きくて艶があり、甘くてふっくらした食感が特徴です。煮豆や黒豆茶、黒豆を使ったお菓子として加工されて、道の駅あっさぶでも人気の商品。秋から冬の保存食として、長く北国の食卓を支えてきた素材なんですよ。
ヒバ(ヒノキアスナロ)の木工品
食べ物だけじゃないんです。厚沢部町はヒバ(ヒノキアスナロ)の北限地。1678年から伐採が始まった歴史ある木材で、独特の清々しい香りと耐久性が特徴。道の駅あっさぶ自体がこのヒバ材で建てられていて、館内に入るとふわっと木の香りが漂います。木工芸品やまな板、お箸などの加工品が販売されていて、お土産にもめんこい(かわいい)逸品ですよ。したっけ(それじゃあ)、ぜひ道の駅あっさぶで実際に手に取ってみてください。きっと厚沢部町の森の豊かさを感じられるはずです。
厚沢部町の観光スポット
森と歴史と温泉に出会えるスポットたち
厚沢部町の観光スポットは、メークインの聖地から箱館戦争の舞台、樹齢何百年のヒバが茂る森まで、町の個性がぎゅっと詰まった場所ばかり。函館から車で約1時間半というアクセスで、これだけ濃い体験ができる町もなまら(とても)珍しいんですよ。したっけ(それじゃあ)、おすすめスポットを順番にご紹介していきますね。
- 道の駅あっさぶ – 国道227号沿いに建つ、地元のヒノキアスナロ(ヒバ)材で建てられた木の駅。建物に入った瞬間に針葉樹の清々しい香りがふわっと広がって、それだけで深呼吸したくなるんです。あっさぶ物産センターでは、メークインや採れたてアスパラ、光黒大豆のお菓子、メークイン焼酎、ヒバの木工品まで町の名産が勢揃い。早朝に収穫されたグリーンアスパラは午前中で売り切れることもある人気っぷり。営業時間は5月〜10月が8:30〜18:00、11月〜4月が9:00〜17:00、定休日は年末年始(12/30〜1/5)です。めんこい(かわいい)町のキャラクター「おらいも君」グッズも要チェックですよ。アスパラ最盛期の春先がいちばん賑わいます。
- 土橋自然観察教育林(レクの森) – 道の駅あっさぶから徒歩約1分の場所にある、面積約90ヘクタールの町有林。ヒノキアスナロ(ヒバ)やトドマツをはじめ約560種もの植物が生育していて、樹齢600年といわれるヒバの巨木が今も根を張っています。2002年(平成14年)に「日本の遊歩100選」に選ばれた森林浴コースは、緑のトンネルを歩く感覚そのもの。新緑が眩しい5〜6月の朝、霧が立ち込めた森を歩くと、足元の苔と頭上のヒバの葉の間を光が抜けていくのが見えるんですよ。森林展示館では教育林の樹木標本や昆虫、草花の写真展示もあります。
- 館城跡公園 – 1868年(明治元年)に松前藩が築いた、日本最後の和式城郭の跡地。完成からわずか2カ月半で旧幕府軍の攻撃により焼失した、箱館戦争の悲劇の舞台です。今は北海道文化財指定地となっていて、桜500本が植えられた花見の名所。土塁や空堀、井戸跡も残っていて、歴史好きにはたまらないスポット。例年5月上旬〜中旬の桜が満開になる時期に訪れると、ピンクの花の下に静かな史跡が浮かび上がる、なんとも切ない美しさが味わえます。
- 太鼓山公園・太鼓山 – 町の中央に位置する標高145.9mの太鼓山。山頂で地面を叩くとドンドンと太鼓のような音がするのが名前の由来なんですよ。太鼓山公園から山頂までは全長0.9kmの遊歩道が整備されていて、片道約30分の軽いハイキング感覚で登れます。5月中旬からはツツジが咲き、秋には紅葉。木霊塔展望広場からは町全体が見渡せて、檜山管内一の眺めとも言われています。地元では春のツツジ・秋の紅葉が有名な、町民の散策ルートでもあるんですよね。
- メークイン発祥の地碑 – 厚沢部町役場の北西150mほど、JA新函館厚沢部支店の構内にある記念碑。1925年(大正14年)にこの地にあった北海道庁立檜山農事試作場で、日本で初めてメークインが試作されました。1976年(昭和51年)、農協発足30周年と栽培指導者の偉業を讃えて建立された白い台座に「メークイン発祥之地」と刻まれた黒い石碑。日本のジャガイモ史を変えた一坪、と言ってもいいくらいの場所ですよ。秋の収穫期に訪れると、周辺一帯がメークイン畑に染まります。
- うずら温泉 – 国道227号から1.5km入った田園地帯にある研修施設兼温泉宿。研修室・宿泊施設・食事処が完備されていて、入浴料は400円。某有名ホテルで料理長を長年務めた料理人が作る本格中国料理が名物で、地元産のアスパラやアワビを使ったコース料理はなまら(とても)評判なんですよ。休館は月曜日。秋の収穫期や桜が満開になる5月の館城跡見学とセットで訪れるのがおすすめです。
- 俄虫温泉 – 北海道道67号八雲厚沢部線沿い、厚沢部市街地から約1.2kmにある温泉。日本庭園を配した露天風呂が自慢で、湯船から眺める四季の庭がなんとも風情があります。「俄虫(がむし)」というユニークな地名は「カムイウシ(熊が多い)」というアイヌ語に由来するそう。入浴料は400円。冬のしばれる(とても寒い)日に雪見風呂を楽しむのが、地元民の隠れた贅沢なんですよ。
厚沢部町の観光ルート
【車・町内完結ルート】メークインと森と歴史をめぐる半日コース
道の駅あっさぶを起点に、町の魅力をぎゅっと凝縮した半日(約4時間)のドライブコース。鉄道がない厚沢部町では車移動が基本なので、効率よく回れるルートを組みました。
9:00 道の駅あっさぶ → 9:40 メークイン発祥の地碑(車5分)→ 10:10 館城跡公園(車15分)→ 11:30 太鼓山公園(車20分)→ 12:30 道の駅あっさぶに戻り昼食
①道の駅あっさぶ(30分)
→ 朝採れアスパラと町の特産品をチェックして、お土産用のメークインを確保。木の香りに包まれた館内でのんびり過ごせます。早朝のほうがアスパラを買える確率が高いので、朝イチがおすすめ。
②メークイン発祥の地碑(20分)
→ JA新函館厚沢部支店の裏手で、日本のジャガイモ史を眺める時間。なまら(とても)地味に見えて、実は1925年から100年続く農業遺産の中心地。
③館城跡公園(60分)
→ 土塁や空堀、井戸跡を見ながら、箱館戦争の最後の舞台を歩く。5月上旬の桜の時期なら花見も同時に楽しめて、桜500本のピンク色に包まれます。
④太鼓山公園(80分)
→ 太鼓山遊歩道を片道30分かけて登り、山頂で地面を叩いてドンドン音を確認。眺望が良いので、秋の紅葉時期と春のツツジが特におすすめ。
⑤道の駅あっさぶで昼食(40分)
→ ソフトクリームが人気の「百姓屋」でメークインを使ったおやつを。なんも(大丈夫、いいよ)と言いながら2個目に手が伸びる味なんですよ。
【車・1日広域ルート】道南檜山エリアを満喫する欲張りコース
新函館北斗駅から出発して厚沢部町を経由し、隣接する江差町まで足を延ばす1日コース(約8時間)。北海道新幹線で道南入りした人にぴったりの動線です。
9:00 新函館北斗駅 → 10:00 道の駅あっさぶ(車60分)→ 11:00 土橋自然観察教育林・レクの森(徒歩5分)→ 12:30 うずら温泉で昼食(車15分)→ 14:00 館城跡公園(車15分)→ 15:30 江差町・いにしえ街道(車30分)→ 17:00 新函館北斗駅へ戻る(車90分)
①道の駅あっさぶ(60分)
→ 朝のうちにメークイン関連商品とアスパラをゲット。木の香りで旅のスタートを切ります。
②土橋自然観察教育林・レクの森(90分)
→ 樹齢600年のヒバの巨木に会いに行く時間。新緑シーズン(5〜6月)はとくに緑が鮮やかで、森林浴にめんこい(最適な、好ましい)季節。
③うずら温泉で昼食(90分)
→ 田園地帯にある宿で本格中国料理コースを。地元食材を使った料理を堪能しながら、ゆったりと午前の疲れを癒します。
④館城跡公園(90分)
→ 食後にゆっくりと史跡を散策。日本最後の和式城郭の跡を歩くと、開拓期の北海道の歴史がじわっと伝わってきます。
⑤江差町・いにしえ街道(90分)
→ 厚沢部町から車30分で行ける江差町は北前船交易で栄えた港町。重要文化財の旧中村家住宅などがあって、道南の歴史散策の締めくくりにぴったりです。
【徒歩・町中心部ぶらり半日コース】厚沢部の中心街を歩いて感じる
道の駅あっさぶを基点に、徒歩圏内のスポットだけで町の素顔を味わう約3時間のコース。車を停めて、ゆっくり歩きたい人向けです。
10:00 道の駅あっさぶ → 10:30 森林展示館(徒歩1分)→ 11:00 土橋自然観察教育林(徒歩1分)→ 12:00 太鼓山遊歩道(徒歩約11分)→ 13:00 道の駅あっさぶに戻る
①道の駅あっさぶ(30分)
→ ヒバ材で建てられた建物の香りに包まれてスタート。物産センターでお土産を物色します。
②森林展示館(30分)
→ レクの森エリアにある展示館で、教育林の樹木や昆虫の標本を見学。森に入る前の予習にぴったりで、入館無料です。
③土橋自然観察教育林(60分)
→ 約1キロの遊歩道を歩いて、ヒバ・トドマツ・五葉松が同時に見られる珍しい森を体感。森の空気がなまら(とても)澄んでいて、深呼吸したくなりますよ。
④太鼓山遊歩道(60分)
→ 木霊塔展望広場まで歩いて、町を見下ろす。春は桜とツツジ、秋は紅葉の景色がご褒美。
厚沢部町の年間イベント
館城跡まつり(例年6月)
春の厚沢部町を代表するお祭りといえば、ぜひ行ってみてほしいのがね、館城跡公園で行われる「館城跡まつり」なんですよ。日本最後の和式城郭・館城の跡地で開催されるこのイベント、最大の見どころは「館戦争行列・官軍対旧幕府軍」。箱館戦争を再現した迫力ある殺陣が披露されて、桜500本に囲まれた史跡の中で時代がぐっと巻き戻る感覚を味わえます。さらに、町の伝統芸能「鹿子舞(ししまい)」の披露や民謡ショー、メークインの塩煮の振舞い、朝採りアスパラの直売などもあって、五感全部で厚沢部町を体験できるめんこい(魅力的な、心ひかれる)祭りなんです。令和5年度から開催時期が5月から6月に変更されています。会場:館城跡公園(厚沢部町字城丘)。
あっさぶふるさと夏まつり(例年7月)
そして厚沢部町最大のイベントといえばこれ、「あっさぶふるさと夏まつり」。役場前駐車場で開催される、町を挙げての夏の風物詩なんですよ。最大の目玉はもちろん「あっさぶメークインジャンボコロッケ揚げ」。直径2m級の超巨大コロッケを、大型クレーン車と巨大鍋を使って会場で揚げる様子は、見ているだけで腹が鳴る一大スペクタクル。2022年には重量279kg、約1300人分のコロッケで「最大のコロッケ」としてギネス世界記録に認定されました。はんかくさい(馬鹿げた、おちゃめな)スケールに見えて、これが町の本気。会場には厚沢部川で採れた鮎の塩焼き、アスパラウニ、こども園「はぜる」のコロッケダンス、キャラクターショー、歌謡ショー、ウォータースライダーまで、子どもから大人まで楽しめる屋台と催しが盛りだくさん。揚げたてのコロッケをなまら(とても)熱いまま頬張る幸せ、ぜひ味わってほしいんです。会場:厚沢部町役場前駐車場(厚沢部町新町)。
鹿子舞(しし舞)の奉納(例年秋)
そしてもう一つ、町の隠れた伝統芸能イベントとして紹介しておきたいのが、各集落で受け継がれている「鹿子舞(ししまい)」の奉納です。安野呂鹿子舞、上俄虫鹿子舞、土橋鹿子舞、当路鹿子舞という4つの保存会があって、それぞれの地区で代々守られてきた踊りが今も舞われているんですよ。秋の収穫祭や祭礼の時期に披露されることが多く、太鼓と笛の音が田畑の上に響き渡る光景は、開拓時代から続く厚沢部町の素顔そのもの。観光客向けの大きなイベントではないんですが、館城跡まつりや夏まつりで披露されることもあるので、運が良ければ見られますよ。
厚沢部町のエリア別の顔
厚沢部市街地エリア(中心部・本町・新町・緑町)
町の中心となるのが、国道227号沿いに広がる厚沢部市街地エリア。役場、JA新函館厚沢部支店、厚沢部郵便局、道の駅あっさぶ、レクの森が徒歩圏内にぎゅっと集まっていて、観光のベースキャンプにぴったりなんですよ。本町には地元で人気のカレーの店、緑町には黒豆スイーツのお店、新町には郷土資料館と、徒歩で回れるグルメ&カルチャースポットが点在しています。観光で厚沢部町を訪れる人は、まずこのエリアに来るのが定番。したっけ(それじゃあ)、車を停めてのんびり半日歩きたい人にこそおすすめのエリアです。
鶉(うずら)エリア(北部・農業地帯)
町の北部、鶉ダム周辺に広がるのが鶉エリア。ハチャムの森キャンプ場や、田園地帯にぽつんと佇むうずら温泉があって、自然と農業の風景に浸りたい人に向いています。広々としたメークイン畑とアスパラハウスが連なる景色は、なまら(とても)北海道らしい光景。鶉ダム下のキャンプ場は穴場感があって、夏の星空も綺麗なんですよ。グルメと宿泊を兼ねて、ゆっくり一泊したい人におすすめのエリアです。函館バス江差線の「鶉」バス停がある分、公共交通でもアクセスしやすいですよ。
館(たて)エリア(東部・歴史と田園)
町の東部にある館エリアは、館城跡公園と館町いこいの家がある、歴史と農村の趣が色濃く残る地区。北海道道29号上磯厚沢部線沿いに集落が広がっていて、館郵便局、館地域振興センター、館町いこいの家といった施設が点在しています。日本最後の和式城郭の跡を訪ねて、その後に370円で温泉に入って、田んぼの向こうに沈む夕日を眺める。そんな静かな「歴史散策+湯治」の旅がしたい人にぜひ訪れてほしいエリア。観光で来てみると、めんこい(かわいらしい、素朴な)田園風景の中に箱館戦争の物語が眠っているという、独特の時間の流れを感じられますよ。
俄虫(がむし)エリア(南西部・温泉と桜)
北海道道67号八雲厚沢部線沿いに位置する俄虫エリアは、俄虫温泉と桜の名所、そしてスキー場がある自然満喫ゾーン。「俄虫」という地名はアイヌ語の「カムイウシ(熊が多い)」が由来とされていて、その名の通り山に囲まれた温泉地です。日本庭園を配した露天風呂が自慢で、冬の雪見風呂、春の桜風呂が地元の人気。家族でドライブしながら立ち寄って、温泉に浸かって帰る、というシンプルな贅沢が似合うエリアです。冬は厚沢部町営スキー場(太鼓山スキー場)も営業していて、しばれる(とても寒い)日でも体を動かして楽しめますよ。
レクの森・観光ベルトエリア(中心部西側・自然観光)
道の駅あっさぶ、土橋自然観察教育林、森林展示館、太鼓山公園、レクの森キャンプ場が一帯に集まる、町随一の観光ベルト地帯。徒歩で全部回れる距離感で、自然観光と買い物がセットになっているのがこのエリアの強み。ヒバの巨木が眠る森、ヒバ材で作られた道の駅、太鼓山の遊歩道と、すべてが「森と木の町・厚沢部」を体感できるんですよ。日帰りで厚沢部町を満喫したい人や、家族連れでキャンプ&温泉を組み合わせたい人にとって、このエリアは外せません。新緑の5〜6月、紅葉の10月が特に旅心をくすぐる時期です。
厚沢部町の気候・季節の暮らし
盆地ならではの寒暖差と「特別豪雪地帯」の冬
厚沢部町はケッペンの気候区分でいう亜寒帯湿潤気候(Dfb)に属していて、寒暖差の大きい大陸性気候。気象庁の鶉観測所(1991〜2020年平年値)によると、年平均気温は8.2℃、年最高気温の平均は13.0℃、年最低気温の平均は3.3℃です。1月の日平均気温は-3.7℃、平均最低気温は-8.7℃。観測史上の最低気温は-24.8℃を記録しているくらい、冬はなまら(とても)冷え込みます。「特別豪雪地帯」に指定されていて、冬季に-20℃前後の気温が観測されることも珍しくないんですよ。
夏は涼しく、冬は本気で「しばれる」
夏は気持ちいい気候で、8月の日平均気温は21.2℃、平均最高気温でも25.8℃。観測史上最高は35.0℃まで上がった日もあるんですが、湿度が低くてカラッとしているので、本州の夏とは別世界の過ごしやすさなんです。一方で冬は本気でしばれる(厳しく冷え込む)ので、住民は11月くらいから水道凍結対策と灯油タンクの確認をして、12月には除雪機の準備が始まります。1月の月別降雪量平年値は68.9cm、12月は53.1cm、2月は57.5cm、3月でも39.4cmと、冬の3〜4ヶ月は雪と一緒に暮らす日々。家の中はストーブをガンガン焚いてあったかいので、Tシャツ1枚でアイスを食べる、というのが北海道の冬の日常なんですよ。
四季のメリハリと農業のリズム
春(4〜5月)は雪解けが早く、館城跡公園の桜500本がピンクに染まる頃には、ハウス栽培のグリーンアスパラの収穫がピークを迎えます。夏(6〜8月)は爽やかな空気の中でアスパラの2回目の収穫やメークインの花が咲き、町全体が緑に包まれる季節。秋(9〜11月)はメークインの収穫が始まって、畑には掘りたてのジャガイモが山積み。10月の太鼓山の紅葉と、新米・新じゃがの食卓がめんこい(魅力的な、好ましい)季節です。したっけ(それじゃあ)冬(12〜3月)は雪と暖房と越冬メークインの季節で、雪室で寝かされたジャガイモが甘みを増していくんですよ。年間を通して湿度が低く、本州の蒸し暑さや梅雨の鬱陶しさがないのが、厚沢部町暮らしの大きな魅力です。
【地元住民に直撃!】厚沢部町の本当の魅力を電話で聞いてみた
※お話いただいた内容のニュアンスを大切にしながら、当編集部にて要点をまとめ、再構成しています。
※地元の人の選定はクラウドサービスで募集し、ご協力いただいているものです。あえて地元の言葉で話すようお願いしています。
30代男性
Q1.あなたのご職業を教えてください。
地元で一級建築士として働いてます。ヒバの町で生まれ育ったから、やっぱり木に関わる仕事がしたくてさ。今は地元の工務店で、町内の住宅リフォームとか保育園留学の寮の改修なんかにも関わらせてもらってて、やりがいあるんですよ。「素敵な過疎」って肩書きの町で、家を残す仕事ができるのは幸せなことだなって思ってます。
Q2.この街に来て絶対行くべき場所はどこだと思いますか?
定番は道の駅あっさぶね。ヒバ材で建ってて、入ると木の香りでふわっとするから建築士として推せる(笑)。
でも地元民として連れていきたいのはレクの森。北限のヒバと南限のトドマツが一緒にある森って、世界中でもここくらいしかないんですよ。あと館城跡。なんもない丘なんだけど、夕方になると田んぼの向こうに山がぼやけて、ここで松前藩が落ちたんだなって、しみじみくる場所です。
Q3.この市町村でお土産を買うとしたらなんですか?
無難に外さないのは、やっぱりメークインと道の駅の冷凍コロッケ。あれ年間2万5千個売れてるって、町民の数の何倍だべって話で(笑)。
あとは芋焼酎の喜多里もおすすめ。で、地元民しか買わないやつだと、山ごぼうの漬物。10月の1ヶ月しか出回らないから希少なの。それと光黒大豆の黒豆茶。スーパーで普通に売ってるけど、これがなまら香ばしくて、知らない人多いんだわ。
Q4.外から人が来たときにまず連れていく店はどこですか?
絶対、百年食堂さん。明治30年からやってる老舗で、名物は黄色いカレー。ザ・昔のカレーって感じの色なんだけど、これが妙にクセになるの。みんな最初「黄色っ!」ってなるけど、食べたら「あ、これだわ」って顔する(笑)。
あとちょっとドライブできる時間あれば滝野庵ね。茅葺きの古民家でやってる蕎麦屋さんで、看板も小さいから、知らないと絶対通りすぎちゃう隠れ家です。
Q5.この市町村はどんな気質だと思いますか?
一言で言うと、開き直りとユーモアの町(笑)。だって自分らで「素敵な過疎」とか「世界一」とか言っちゃう町ですよ。
夏まつりで279キロのコロッケ揚げてギネス取ったのも、商工会の青年部のおじさんたちが本気で楽しんでやってるんですよ。落ち込んでてもしょうがないっしょ、なら大きいもん作ろうやって空気感。よそ者にも優しいし、田舎特有の重さがあんまりない、からっとした町民性だと思います。
Q6.昔に比べて、街の雰囲気や活気はどう変わったと感じますか?
人はどんどん減ってます。私が小学生の頃で4千人いたのに、今3千人ちょっと。同級生もほとんど函館か札幌出ちゃった。
でもね、保育園留学始まってから、街中で見慣れない若い親子連れを見ることが普通になったの。これ大きい変化です。子どもの声が聞こえる時間帯が増えたっていうか。寂しくなる一方かと思ってたけど、違う形で人の気配が戻ってきてる感じ、最近すごくしてます。
Q7.これから新しくできる施設や、期待している活動などはありますか?
町とハチャムって会社で進めてる脱炭素の取り組みは期待してます。風力発電で電気を地産地消するって、過疎の町だからこそできる挑戦だなって。
あと建築士として一番気になってるのは、保育園留学の寮の追加棟。BESSさんとコラボした「とうきびの家」「アスパラの家」、内装まで町産材で攻めてて、見学行った時鳥肌立ちました。住宅不足が課題だから、留学の家を移住者にも開く流れ、早く進んでほしいなと思ってます。
厚沢部町の移住・暮らし情報
家賃相場と「ちょっと暮らし」住宅で試せる移住
住居コストは、都市部とは比べものにならないくらい抑えられます。デュアルライフ移住大学の情報(2020年4月時点)によると、厚沢部町の平均家賃は1R(1K)が約25,000円、2Kが約35,000円、3Kが約45,000円。札幌や東京の家賃を知っていると、思わず二度見するレベルですよね。さらに移住希望者には、町が運営する「厚沢部町ちょっと暮らし住宅」があって、電化製品・家具等の生活備品が一通り揃った状態で短期〜長期の滞在が可能。敷金・礼金・更新料・仲介手数料は不要なので、手荷物1つで移住生活を体験できるんですよ。問い合わせ先は素敵な過疎づくり株式会社(電話:0139-64-2022)です。
通勤・通学のリアル
町内の主な勤め先は、農業、林業、町役場、JA新函館厚沢部支店、厚沢部町国保病院、商工会、札幌酒精工業の厚沢部工場など。町外通勤の人は、隣接する江差町、北斗市、函館市方面に車で通うパターンが多いと考えられます。新函館北斗駅まで車で約50分、函館市内まで国道227号で約1時間強。鉄道は通っていないので、生活には車が必須なんですよ。高校に通う子は、町内に厚沢部中学校はあるんですが高校はないので、隣の江差町の北海道江差高等学校などへ通学。2024年4月から町内在住の江差高校生向けに通学バスが運行されているので、家庭の送迎負担も減っているそうです。
買い物環境とインフラ
町内には道の駅あっさぶ、JA新函館厚沢部支店の直売、地元のスーパーなどがあって、日常の買い物はなんも(大丈夫、問題ない)困らない感じ。ただ、家電量販店や大型ショッピングモールは町内にはないので、まとまった買い物は函館市のイオンや北斗市方面まで車で出ることになります。金融機関は道南うみ街信用金庫厚沢部支店、JA新函館厚沢部支店、厚沢部郵便局があり、生活インフラは整っています。
子育て支援が驚くほど手厚い町
「世界一素敵な過疎のまち」を掲げる厚沢部町の真骨頂が、子育て支援。認定こども園「はぜる」の保育料は無償化(給食費除く)、子供の医療費助成は高校卒業まで無償化、出産祝い金は第1子から1人につき10万円。さらに学校給食費は2分の1以内(小学生1,900円、中学生2,250円)まで助成、中学生の修学旅行費は無償化、平成30年10月からは中高生対象の「厚沢部町公営塾」も開校しています。1〜2週間家族で滞在して子どもが現地の保育園に通う「保育園留学」が全国から注目を集めているのも、こういった町ぐるみの子育て環境があってこそ。めんこい(かわいい)子どもを育てるには、こんなに恵まれた小さな町もそうそうないんですよ。
医療環境
町内の中核医療機関は、厚沢部町国民健康保険病院(北海道檜山郡厚沢部町新町14-1、電話:0139-64-3036)。内科を中心に、眼科は火曜日・水曜日の午前中(予約制)で診療しています。診療時間は午前8:30〜11:30、午後1:30〜3:00。専門的な高度医療が必要な場合は、車で約1時間の函館市の市立函館病院や北斗市の総合病院がバックアップになると考えられます。一次医療は町内、二次医療は函館圏というのが基本パターンです。
住む視点でのエリア別ガイド
中盤では旅する視点で紹介したエリアを、住む視点で簡単に補足しておきますね。市街地エリア(本町・新町・緑町)は、役場・病院・道の駅・JA・スーパーが徒歩圏内に集まる町内随一の生活利便地。買い物と生活インフラ重視の人向けです。鶉エリアと館エリアは、田園風景の中に集落が点在する静かな農村地帯で、自然と一緒に暮らしたい人や農業就農を考える人に向いていると考えられます。俄虫エリアは温泉とスキー場が近い山間部で、アウトドア好き向け。賃貸物件の多くは市街地エリアに集中していて、子育て世帯は学校・こども園に近い市街地周辺を選ぶケースが多いと考えられます。
厚沢部町へのアクセス
飛行機+バスでのアクセス(首都圏・関西圏から)
首都圏や関西圏から厚沢部町に来る場合、いちばん早いのは飛行機+バスのルートです。羽田空港から函館空港まで約80分、函館空港から函館バスで函館駅前に出て、函館駅前から函館バス610系統(江差ターミナル行き)に乗り換えて厚沢部町へ。羽田空港の場合は、JAL・ANA公式サイト(JAL、ANA)で航空券を確認できます。函館バスの時刻表は函館バス株式会社公式サイトで確認してくださいね。
新幹線+バスでのアクセス(最もおすすめ)
東京方面からだと、北海道新幹線「はやぶさ」で東京駅から新函館北斗駅まで約4時間。新函館北斗駅5番のりばから函館バス610系統「江差ターミナル行き」に乗って、約50分(51分)で「厚沢部」バス停に到着。運賃は1,600円です。新函館北斗駅から厚沢部町方面のバスは、おおむね1日5便程度(7:51、11:11、14:35、16:11、19:45発/2024年情報)。乗り換えは新函館北斗駅で1回だけなので、初めての人にもこのルートがなまら(とても)分かりやすくておすすめなんですよ。新幹線の運行情報はJR北海道公式サイト(JR北海道)で確認できます。
函館駅からのバスでのアクセス
函館市内に滞在する人や函館空港を利用する人は、函館駅前から函館バス610系統「江差ターミナル行き」で「厚沢部」バス停まで約1時間50分。途中で五稜郭、新函館北斗駅、北斗市内を経由するので、観光がてらの移動にもぴったり。新函館北斗駅から厚沢部町を経由して江差ターミナルまで行く場合の所要時間は1時間28分、運賃2,000円です。
車でのアクセス
車で来る場合のルートはシンプル。函館市から国道227号(大野国道)を北西方面に約1時間強で厚沢部町市街地。札幌からは道央自動車道を使って約4時間。新函館北斗駅から国道227号を経由して約40〜50分なので、レンタカーを借りて函館・厚沢部町・江差を周遊するのが、道南観光ではいちばん自由度が高いと考えられます。冬季は積雪と路面凍結があるので、スタッドレスタイヤと余裕のある運転計画が必須ですよ。したっけ(それじゃあ)、移住検討の人も観光の人も、自分の旅のスタイルに合った行き方で来てみてくださいね。
観光ルート提案
東京→新函館北斗駅(はやぶさ約4時間)→函館バス610系統で厚沢部(51分)→道の駅あっさぶで町歩きスタート、というのが王道。1日目に道の駅・レクの森・館城跡公園を巡り、うずら温泉に泊まって、2日目に太鼓山と俄虫温泉を経由して江差町まで足を延ばす、というコースが檜山エリアを満喫できるめんこい(魅力的な)動線になりますよ。
厚沢部町の関連リンク
- 素敵な過疎のまち 北海道厚沢部町(あっさぶちょう)公式ホームページ – 厚沢部町役場の公式サイト。行政情報、移住支援、子育て支援、ふるさと納税、町内施設の情報が網羅されています。
- 移住・定住&観光情報 総合サイト あっさぶ – 厚沢部町観光協会と素敵な過疎づくり株式会社が運営する、観光・特産品・イベント・移住体験「ちょっと暮らし」の情報が集約された総合サイト。

