【北海道北斗市】ってどんなとこ?徹底解説!北海道新幹線の玄関口とホッキ寿司の街

北海道北斗市のトラピスト修道院:北斗市にある日本初の男子トラピスト修道院。杉並木の参道とレンガ造りの聖堂が荘厳な雰囲気を醸す静謐な聖地。

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人口42,046 人 ※2026年2月28日時点(住民基本台帳)
面積397.44 km²
人口密度106 人/km²

みなさん、北斗市(ほくとし)って知ってますか?「ほくとし」と読みます。北海道新幹線に乗ったことがある人なら、終点の「新函館北斗駅」で聞き覚えがあるんじゃないでしょうか。そう、あの駅がある街こそが北斗市なんですよ。函館のお隣、というと「あぁ、なるほど」となまら(とても)イメージしやすいかもしれませんね。

北斗市は北海道の南部、渡島半島の上にある渡島総合振興局管内の市です。2006年(平成18年)2月1日に、旧・上磯郡上磯町と旧・亀田郡大野町が新設合併して誕生した、道内では比較的新しい市なんです。渡島管内では、1973年に亀田市が函館市に編入されて以来、函館市以外の市が33年ぶりに現れたということで、当時はちょっとした話題にもなりました。面積は397.44㎢、人口は42,046人(2026年2月28日時点)。南は津軽海峡を臨み、函館湾にも面していて、海と大地と山、そして新幹線まで揃った、なかなか個性豊かな街なんですよ。

隣接している市町村は、同じ北海道内では南東部の函館市、東部の七飯町、北部の森町厚沢部町、西部の木古内町。函館市とは車で30分ほどで行き来できる、まさに同じ生活圏です。函館の「お隣さん」でありながら、北海道新幹線の停車駅を持ち、さらに「北海道水田発祥の地」という顔も併せ持つ。そんな重層的なキャラクターが、北斗市最大の面白さなんですよね。

目次

北斗市の推しポイント

北海道新幹線の玄関口「新函館北斗駅」

2016年3月26日に開業した北海道新幹線の停車駅「新函館北斗駅」があるのが、何を隠そう北斗市。本州から新幹線で北海道に渡る人が、一番最初に降り立つ道南の表玄関なんです。函館観光の起点としても使われていて、駅周辺は土地区画整理事業でどんどん新しい街並みが整備されています。北海道の「陸の新たな入り口」、それが北斗市の顔のひとつなんですよ。

津軽海峡のホッキ貝と「ほっき突き」漁

北斗市といえば、やっぱりホッキ貝(ウバガイ)。津軽海峡の潮流にもまれて身が引き締まった、なまら(とても)美味しい海の幸なんです。しかもここの漁は全国でも珍しい「ほっき突き」と呼ばれる漁法で、4本爪のヤス(長い棒)で海底を探り当てて1個ずつ採るという、職人技そのもの。乱獲を防ぐ持続可能な漁でもあるんですよ。

北海道水田発祥の地とブランド米「ふっくりんこ」

意外と知られていませんが、北海道で最初にお米が作られた場所って、実は北斗市なんです。1685年(貞享2年)に文月地区で北海道初の稲作が行われたという記録が残っていて、正真正銘の「北海道水田発祥の地」。その土地で育まれたブランド米「ふっくりんこ」は、道南農業試験場で開発され、米の食味ランキングで最高評価「特A」を何度も獲得している逸品です。

日本初の男子トラピスト修道院

1896年(明治29年)に創設された、日本で初めての男子修道院「厳律シトー会灯台の聖母大修道院」、通称トラピスト修道院。ポプラ並木と赤レンガの景観は「北海道まちづくり百選」にも選ばれていて、ここで作られるバターやクッキーは北海道を代表する名産品。童謡「赤とんぼ」の作詞者・三木露風が4年間滞在した場所でもあるんです。

松前藩戸切地陣屋跡と桜のトンネル

幕末に松前藩が築いた日本初の洋式城郭「戸切地陣屋跡」。国の史跡に指定されていて、春には約800mの桜並木がまるでトンネルのように咲き誇るんです。毎年4月の「北斗陣屋桜まつり」と「北斗桜回廊」は、道南の春の風物詩。したっけ(そしたら)、北斗の本当の魅力が見えてきた気がしませんか?

北斗市の歴史

北海道史の最前線だった、道南の古層

北斗市のある渡島半島は、北海道のなかでもとにかく歴史が古い土地。1443年(嘉吉3年)頃に安東氏が南部氏に敗れて夷島(北海道のこと)に渡り、市内の矢不来地区に「茂別館」を築いたのが始まりと言われています。この茂別館は「道南十二館」のひとつ。1457年(康正3年)には有名な「コシャマインの戦い」も起き、道南は和人とアイヌの緊張関係のまっただなかにありました。1868〜69年の箱館戦争・二股口の戦い・箱館湾海戦も、この北斗の地が舞台になっているんですよ。歴史好きにはなまら(めっちゃ)たまらない土地です。

北海道の「水田」と「煉瓦」と「セメント」が、ここから始まった

北斗市が面白いのは、「北海道で最初の◯◯」がいくつも集まっているところ。まず、1685年(貞享2年)に文月地区で北海道初の稲作が行われ、1692年(元禄5年)には野田作右衛門が米10俵を収穫した記録が残っています。これを記念して1929年(昭和24年)に「北海道水田発祥之地」碑が建てられました。さらに1872年(明治5年)には、開拓使が茂辺地煉化石製造所を創設。ここで焼かれた煉瓦は、函館市の旧開拓使函館支庁書籍庫などに使われ、いまは北海道指定の有形文化財になっています。そして1890年(明治23年)に設立された北海道セメント(現・太平洋セメント)の工場は、1894年に営業を開始し、いまも上磯地区で稼働中。農業も工業も、北海道の基礎がこの土地から始まったんです。

トラピスト修道院と「赤とんぼ」

1896年(明治29年)、フランス人5名・オランダ人2名・カナダ人・イタリア人各1名の修道士によって、日本初の男子トラピスト修道院が創設されました。農耕・牧畜・酪農に力を注ぎ、1902年にはオランダからホルスタインの種牛を輸入。ここで増やされた乳牛は、南北海道一帯に広がっていったんですよ。そしてもう一つめんこい(かわいい)エピソードが、1920年(大正9年)から日本文学講師として修道院に4年間滞在した詩人・三木露風のこと。童謡「赤とんぼ」や「野ばら」の歌詞は、この修道院での体験をもとに生まれたと言われていて、修道院の庭園には今も詩碑が残っています。

合併、そして新幹線の時代へ

2006年(平成18年)2月1日、上磯郡上磯町と亀田郡大野町が新設合併し、北斗市が誕生。市名は公募で選ばれたもので、「北斗星のように他の市町村の範となりつつ、独自の輝きを持つ街づくりを」という願いが込められているんですよ。そして2016年(平成28年)3月26日、北海道新幹線・道南いさりび鉄道が開業。新函館北斗駅ができたことで、街の風景と役割が一気に変わりました。さらに2024年には国際トライアスロン大会「アイアンマンジャパンみなみ北海道」のスタート地点にもなり、新しい時代の北斗が動き始めているんです。

北斗市の文化・風習

海と山に挟まれた、穏やかな暮らし

北斗市は北海道の中では比較的温暖な地域。対馬暖流の影響を受けた海洋性気候で、道内にしては雪が少なめ……と言いたいところですが、実は豪雪地帯にも指定されているんですよ。年平均気温は8.6℃で、冬は日平均気温がマイナスになり、真冬の朝にはしばれる(凍てつくように寒い)日も多いんです。一方、夏は函館平野を渡る風が心地よく、トマトや長ネギがすくすく育つ気候。海では定置網漁や養殖、山には国有林も広がっていて、「第一次産業と新幹線都市」という、ちょっと珍しい二面性を持つ暮らしが営まれているんです。

道南弁の柔らかさ

北海道弁は道南地方がルーツのひとつと言われていて、青森の津軽弁とも繋がりがあります。北斗で聞かれる言葉は、函館と同じく道南のイントネーション。「〜だべさ」「〜しょや」といった語尾や、「なまら」「したっけ」「しばれる」「めんこい」「いずい(なんとなく違和感がある・しっくりこない)」なんかが日常的に出てきます。例えば、コンタクトが合わないときに「このコンタクト、いずい(違和感があって落ち着かない)んだわ」って感じで使うんですよ。ちなみに、別れ際の「したっけね(それじゃあね)」も道民らしい温かい挨拶です。

食卓は海と大地の幸がいっぱい

北斗の家庭の食卓には、津軽海峡で揚がったホッキ貝やホタテ、サケ、ワカメといった海産物が日常的に並びます。農産物もまた豊富で、長ネギ・トマト・キュウリ・ホウレンソウは北海道有数の産地。お米はもちろん地元産の「ふっくりんこ」。朝ごはんに炊きたてのふっくりんこ、味噌汁にはワカメ、夜にはホッキのバター焼き……なんていう食卓が普通に成立しちゃう街なんです。なまら(すごく)贅沢ですよね。

四季を彩る祭りと風景

春(4月)は戸切地陣屋跡の桜並木を中心にした「北斗陣屋桜まつり」と「北斗桜回廊」。法亀寺のしだれ桜も有名で、咲きっぷりがわや(ものすごく)見事なんです。夏(7月)は「北斗市夏まつり」、秋(9月)は八郎沼を舞台にした「北斗市商工観光まつり in 八郎沼」、そして晩秋(11月)には茂辺地川を遡上するサケをつかみ取る「茂辺地さけまつり」。四季それぞれに祭りがあって、一年を通して街が賑わうんですよ。

北斗市の特産品・食

ホッキ貝(ウバガイ)— 津軽海峡で育つ、北斗の海の主役

北斗市の特産品といえば、まずはホッキ貝。津軽海峡の潮流にもまれて身がぎゅっと引き締まっていて、コリコリとした歯ごたえと、ほんのり甘い旨味が特徴なんです。火を通すと色が鮮やかな赤に変わり、クセが少なくて子どもから大人まで食べやすいのも魅力。食べ方は刺身、握り寿司、バター焼き、ホッキご飯、カレーの具など多彩です。旬は冬から春にかけて。漁は全国でも珍しい「ほっき突き」という漁法で、4本爪のヤスを使って1個ずつ採るため、資源保護にもつながっています。名人になると3時間で200個を獲ることもあるんだとか。なまら(めちゃくちゃ)うまいんですわ。

ふっくりんこ — 北海道水田発祥の地が生んだブランド米

北海道立道南農業試験場で育成され、平成15年に道の奨励品種となったブランド米「ふっくりんこ」。名前のとおり、ふっくらとしたやわらかさが最大の特徴で、ほんのり甘くてもちもちした粘りもあり、冷めても美味しさが落ちないのが持ち味です。日本穀物検定協会の「米の食味ランキング」では、平成26年産から3年連続で最高賞の特Aを獲得、JALの国内線ファーストクラスの機内食にも採用されています。北海道水田発祥の地で生まれたお米が、今や全国の食卓に届いているというストーリーが、めんこい(いとおしい)んですよね。炊きたてをそのまま、おにぎりにしても最高です。

峩朗カキ(がろうかき) — ミネラルたっぷりの新ブランド

新たにブランド化された「峩朗カキ」も見逃せません。石灰岩を採掘する峩朗鉱山から川を経て海に流れ込む、ミネラル豊富な海水で育てられた養殖カキで、身はプリッと濃厚。カキ本来の味がぎゅっと詰まっていて、生でも焼いてもなまら(非常に)旨い一品です。冬場が旬で、地元の飲食店で味わえます。石灰鉱山と海がつながっているという土地柄が、そのまま味になっているのが面白いところ。

道南野菜 — 北海道で一番早く始まった野菜栽培

1909年(明治42年)に北海道立道南農業試験場が設置されたことでもわかるとおり、北斗市は北海道で最も早くから野菜栽培に取り組んできた土地。道内有数の長ネギ・トマト・キュウリ・ホウレンソウの産地です。特にトマトは、旬の夏場に食べると果実のような甘さで、特産のトマトジュースも地元で愛されています。旧上磯町の農家が北海道で初めてハウス栽培(促成栽培)に成功した「北海ウド」も隠れた名物で、独特の香りとシャキッとした食感が、酢味噌や天ぷらでよく合うんですよ。

トラピスト修道院のバター・クッキー

1896年創設のトラピスト修道院で修道士たちが手作りしているバターとクッキーは、戦後から長く愛されてきた北海道を代表する名産品。ミルクの風味がしっかりと残った濃厚なバターと、サクッとした素朴な味わいのクッキーは、お土産としても外せない一品です。修道院の静かな祈りの時間のなかで育まれてきた味、と思うと、したっけ(そう考えると)より味わい深く感じますよね。

北斗市の観光スポット

新幹線の駅と絶景の高原

まずは北海道新幹線で降り立った瞬間から、北斗市の旅は始まっているんです。駅から車で15分のきじひき高原では、360°の大パノラマがなまら(とても)圧巻。青い津軽海峡、牧場の緑、そして晴れた日には羊蹄山まで見える大絶景の数々を、まずはご紹介しますね。

  • 新函館北斗駅 – 2016年に開業した北海道新幹線の停車駅で、道南の新たな玄関口。駅舎はトラピスト修道院のポプラ並木や赤レンガをイメージしたデザインになっていて、本館には観光案内所、隣接する別館「ほっくる」には飲食店とお土産店がずらり。新幹線到着時の緊張感や、在来線ホームの静けさが交じり合う空気感がなんとも独特で、旅のはじまりにぴったりの場所です。レンタカー店も揃っているので、ここを拠点に道南一周の旅を組み立てる人も多いんですよ。
  • きじひき高原パノラマ展望台 – 標高560mの展望台から、函館山・大野平野・噴火湾・大沼・駒ヶ岳までぐるりと見渡せる道南屈指の絶景スポット。天気が良ければ青森県の下北半島や羊蹄山、ニセコ・室蘭方面まで見えるんですよ。展望台開放期間は4月下旬〜11月上旬、時間は8:30〜20:00(7・8月は21:00まで延長)、入場無料。朝の早い時間(8〜10時頃)は雲海に出会えるチャンスもあって、眼下に雲の海が広がる光景はなまら(本当に)忘れられません。夜には函館の「裏夜景」と呼ばれる光景も楽しめます。住所は北斗市村山174、新函館北斗駅から車で約15分。
  • きじひき高原キャンプ場 – 木地挽山の山頂付近にある標高683mの高台キャンプ場。函館山、大沼、駒ヶ岳、津軽海峡まで360°見渡せる、まさに空に近いキャンプ地なんです。オープン期間は4月中旬〜11月3日(キャンプ場は21:00まで入退場可)。バンガローや炊事場、シャワー、水洗トイレも完備されているので、キャンプ初心者でも安心。夏の夜、満天の星の下でしばれる(冷え込む)空気を感じながら過ごす時間は、ここならではのご褒美です。

歴史と桜の街並みを歩く

北斗市は「北海道水田発祥の地」であり、幕末の歴史舞台でもある土地。春には約800mの桜のトンネルができる戸切地陣屋跡をはじめ、しだれ桜の名木、川沿いの並木道……と、桜と歴史が折り重なる散策スポットが点在しています。

  • 松前藩戸切地陣屋跡(史跡公園) – 松前藩が幕末に築いた日本初の西洋式星形城郭。国指定の史跡で、陣屋跡へ続く約800mの桜並木は、春になると頭上を覆い尽くすほどの桜のトンネルになります。おすすめは4月下旬〜5月初旬、「北斗桜回廊」の期間中。桜吹雪の下をゆっくり歩く感覚は、なまら(本当に)幸せなんですよ。歴史遺構としては土塁や空堀が残っていて、静かな森の中で幕末の気配を感じられます。
  • 法亀寺しだれ桜 – 北斗市向野にある金言山法亀寺の境内にある、樹齢およそ300年・高さ12mのしだれ桜。バラ科のウバヒガンの一種で、北海道でこれほど大きく育ったしだれ桜は珍しい一本なんです。満開時期は例年4月下旬頃で、大きく湾曲した枝から花が滝のように降り注ぐ姿は圧巻。夜のライトアップ(18:30〜20:30)では、花びらが金色に浮かび上がってまさに幻想的。住所は北斗市向野1丁目14-13、新函館北斗駅から車で約10分です。
  • 大野川沿い桜並木 – 法亀寺から徒歩約5分、大野川沿いに約300mにわたって続くソメイヨシノの並木。ライトアップの時間帯(18:30〜21:00)は車両通行止めで歩行者天国になるので、屋台を覗きながらのんびり花見ができるんですよ。川のせせらぎと桜のピンクのトンネル、地元の人の笑い声……この土地の「春のご褒美」という感じがします。
  • 清川千本桜 – 戸切地陣屋跡から国道228号方面へ向かう道道96号沿い、北斗市中野・清川地区に約1.8kmにわたって続く桜並木。ライトアップはありませんが、日中のドライブには最高のコースです。函館江差自動車道・北斗中央ICから車で約3分。春の午後、窓を開けて走ると桜の香りが車内に入ってきて、したっけ(そしたら)本当に最高ですよ。
  • 北海道水田発祥の地記念碑 – 1685年に北海道で初めて稲作が行われた文月地区。1692年に野田作右衛門が米10俵を収穫した記録に基づいて、1929年(昭和24年)に「北海道水田発祥之地」碑が建てられました。地味なスポットですが、ここが北海道の「米どころ」の出発点だと思うと、なまら(すごく)ロマンを感じるんですよ。周囲は田園風景が広がり、特に秋の黄金色に染まった稲穂の季節が美しいです。

修道院と湖沼、そして海辺

北斗市には、日本初のトラピスト修道院や、四季を通じて楽しめる湖沼公園、津軽海峡の浜辺など、ゆったり時間を過ごせる場所が揃っています。ここからは「じっくり派」におすすめのスポットをご紹介していきますね。

  • トラピスト修道院(厳律シトー会燈台の聖母大修道院) – 1896年に創設された日本最初の男子トラピスト修道院。住所は北斗市三ツ石392、新函館北斗駅から車で約30分、道南いさりび鉄道・渡島当別駅から車で約5分です。正門から続く「ローマへの道」と呼ばれる松並木が圧巻で、赤レンガの建物は1908年建築。女性は内部見学不可ですが、正門前の資料展示室や裏山のルルドの洞窟は自由に見学できます。売店では名物のトラピストバター・クッキー・バター飴、そして濃厚な特製ソフトクリームが販売されていて、売店の営業は4月1日〜10月15日が9:00〜17:00、10月16日〜3月31日が8:30〜16:30(12月25日・12月30日〜1月5日は休み)。バターの濃厚さはなまら(本当に)格別ですよ。
  • 八郎沼公園 – 明治11年(1878年)に酪農家が牛の水飲み場として掘った池を起源とし、大正時代に中村長八郎が鯉の養殖のため拡張したことから「八郎沼」と呼ばれるようになった人工沼の公園。春はコブシ・桜・ツツジ、初夏から秋はスイレン、秋は紅葉と、四季を通じて楽しめる憩いの場なんです。沼の周囲は約1kmで、橋を渡りながらゆっくり散策できるんですよ。パークゴルフ場や体験農園も隣接しています。
  • 匠の森公園 – 新函館北斗駅から車で約10分、澄んだ空気の中にある森林公園。公園内にはバーベキューができる休憩舎もあって、食材さえ持ち込めば手軽にアウトドアを楽しめます。野鳥を観察したり、森林浴でリフレッシュしたり、夏でもひんやり涼しい木陰でのんびりするのがあずましい(落ち着いて心地よい)んですよ。
  • 七重浜海浜公園 – 函館湾に面した海浜公園。函館市街や函館山を対岸に望む絶景ロケーションで、夏は海水浴や散歩を楽しむ地元の人で賑わいます。夕方になると海越しに函館の街の灯りが見えてきて、ここはなまら(すごく)いい雰囲気になるんです。1954年の洞爺丸事故の現場でもあり、慰霊碑が建つ歴史の場所でもあります。
  • 北斗市観光交流センター別館「ほっくる」 – 2017年3月にオープンした、新函館北斗駅隣接のショッピング&フードエリア。住所は北斗市市渡1丁目1番7号(ホテル・ラ・ジェント・プラザ函館北斗1階)、駅から徒歩1分。北斗市や道南の特産品、海産物加工品、弁当、ラーメン、カフェスイーツなど、地元の美味しいものが一気に揃う場所です。新幹線の待ち時間に立ち寄るのにもちょうどいい、木のぬくもりあるフリースペースも備わっています。

北斗市の観光ルート

【車・1日】新幹線の街を端から端まで堪能するドライブコース

新函館北斗駅を起点に、北斗市の東西を走り抜ける王道コース。車でないと回りきれない広さなので、レンタカー推奨です。

9:00 新函館北斗駅 → 9:15 きじひき高原パノラマ展望台(車15分)→ 11:00 戸切地陣屋跡(車25分)→ 12:30 八郎沼公園(車15分)→ 14:00 トラピスト修道院(車30分)→ 16:00 七重浜海浜公園(車25分)→ 17:00 新函館北斗駅・ほっくる(車25分)

①きじひき高原パノラマ展望台(滞在60分)
→ 朝イチで360°の大パノラマを満喫。雲海に出会えるチャンスもあるから、早めの時間帯が狙い目です。

②戸切地陣屋跡(滞在60分)
→ 日本初の星形洋式城郭を歩く。春なら桜のトンネルを、そのほかの季節は土塁や空堀で歴史散策を楽しみましょう。

③八郎沼公園(滞在60分)
→ 沼の周りをぐるっと歩くお昼休憩にぴったり。芝生でお弁当を広げればなまら(すごく)気持ちいいんですよ。

④トラピスト修道院(滞在90分)
→ 「ローマへの道」と呼ばれる並木を歩き、売店で濃厚ソフトクリームを。午後の日差しが赤レンガに映える時間帯がベストです。

⑤七重浜海浜公園(滞在45分)
→ 夕方、津軽海峡越しに函館山を眺める時間。日没に合わせると、対岸の函館市街に灯りがともり始めます。

⑥新函館北斗駅・ほっくる(滞在45分)
→ 旅の締めくくりにお土産購入。トラピストクッキーやふっくりんこなど、北斗の味を持ち帰りましょう。

【鉄道・半日】新函館北斗駅発!公共交通だけで楽しむルート

車がなくてもOK。新函館北斗駅から道南いさりび鉄道とバスを組み合わせて、海辺と名産巡りを楽しめる半日コースです。

9:30 新函館北斗駅 → 10:00 ほっくるで朝カフェ(徒歩1分)→ 10:30 道南いさりび鉄道で渡島当別駅へ(約20分)→ 11:00 トラピスト修道院(駅から徒歩約20分or車約5分)→ 13:00 渡島当別駅 → 13:30 新函館北斗駅(電車)→ 14:00 駅からタクシーで法亀寺しだれ桜(季節限定・車10分)→ 15:30 新函館北斗駅帰着

①ほっくる(滞在30分)
→ 朝食とコーヒーで旅のはじまり。道南の食材を使ったモーニングメニューがなまら(めっちゃ)充実しているんですよ。

②道南いさりび鉄道(乗車20分)
→ 函館湾沿いを走るローカル線の車窓が絶景。海と港と線路が並走する時間を味わえます。

③トラピスト修道院(滞在2時間)
→ 並木道を歩き、売店で発酵バターを使ったソフトクリームを。午前の静けさが修道院の雰囲気と相性抜群です。

④法亀寺しだれ桜(滞在45分・4月下旬限定)
→ 桜の季節限定の寄り道。樹齢300年のしだれ桜を見上げながら、春の道南を全身で感じましょう。

【広域・1日】北斗+函館+大沼をつなぐ道南周遊ルート

北斗市だけでなく、隣接する函館市と七飯町の大沼もまとめて楽しむ欲張りコース。車での移動が前提です。

8:30 函館駅 → 9:20 きじひき高原パノラマ展望台(車50分)→ 11:00 トラピスト修道院(車45分)→ 13:00 新函館北斗駅・ほっくるで昼食(車30分)→ 14:30 大沼国定公園(車20分、七飯町)→ 16:30 戸切地陣屋跡(車40分)→ 18:00 函館山夜景(車40分、函館市)

①きじひき高原パノラマ展望台(滞在60分)
→ 朝の澄んだ空気の中で大パノラマを。ここで駒ヶ岳を眺めると、次の訪問先・大沼への期待が高まります。

②トラピスト修道院(滞在90分)
→ 修道院の並木と売店で、静かな時間と濃厚なバターの味を。

③ほっくるで昼食(滞在60分)
→ 新函館北斗駅隣接のフードエリアで、ホッキを使ったメニューやふっくりんこのご飯がなまら(すごく)おいしい一食を。

④大沼国定公園(滞在90分)
→ 七飯町の新日本三景。駒ヶ岳を背景にした湖の遊覧船は北斗で見た展望風景と対になる体験です。

⑤戸切地陣屋跡(滞在45分)
→ 夕方の傾いた光の中で、日本初の西洋式城郭を歩いて幕末の気配を感じます。

⑥函館山夜景(滞在60分)
→ 旅のフィナーレは函館市側から夜景を。北斗市から見た「裏夜景」と合わせて、道南を360°堪能した1日の締めです。

北斗市の年間イベント

北斗陣屋桜まつり・北斗桜回廊(4月)

ぜひ行ってみてほしいのがね、毎年4月下旬から5月初旬に開催される「北斗桜回廊」。松前藩戸切地陣屋跡の桜トンネル、法亀寺しだれ桜、大野川沿い桜並木、清川千本桜という4つの桜名所を、道道96号沿いにつないで巡れるドライブコース型のイベントなんです。法亀寺(18:30〜20:30)と大野川沿い・戸切地陣屋跡(18:30〜21:00)ではライトアップも実施されて、夜の桜がまたなまら(本当に)幻想的。北斗陣屋桜まつりも同じ時期に開催され、お花見屋台やバーベキューコーナー、ミニコンサート、ずーしーほっきーのふわふわドームなど、一日中楽しめる屋台イベントが繰り広げられるんですよ。桜の香りと屋台の煙、子どもたちの歓声……北海道に本当の春が来たことを、全身で感じられる10日間です。

北斗市夏まつり(7月)

7月に開催される北斗市最大のお祭り。ステージイベント、出店、山車行列、そして夜は函館湾の前浜を彩る花火大会まで、盛りだくさんの内容で街全体がお祭りモードに。夕方になると浴衣姿の地元の人が集まりだし、屋台からは焼きとうきびや焼きそばの匂い、子どもたちのはしゃぎ声が響きわたります。函館湾の海風がほんのり潮の香りを運んできて、花火が夜空に咲くとみんなの視線が一点に集まる……この瞬間がなまら(めちゃくちゃ)最高なんですよ。

北斗市商工観光まつり in 八郎沼(9月)

9月に八郎沼公園で開催される秋のイベント。北斗市の特産品販売やキャラクターショーなど、家族連れで楽しめる内容が並びます。食欲の秋にぴったりな出店が多くて、穫れたてのトマトや野菜、ホッキを使ったグルメが味わえるんです。沼の周りの緑が少しずつ色づき始める時期で、散策とグルメを両方楽しめるのが魅力。ステージからは地元バンドの演奏や歌声が流れてきて、のどかな空気のなかで心がほどけていく感じ、したっけ(そしたら)秋の北斗の良さがじわっと伝わってきますよ。

北斗紅葉回廊(10月〜11月)

10月中旬から11月初旬にかけて、八郎沼公園で開催される紅葉のライトアップイベント。見どころは、沼の水面にライトアップされた紅葉が鏡のように映り込む光景なんです。昼間の色鮮やかな紅葉も美しいのですが、夜になると沼の静けさと光が合わさって、まるで異世界のような幻想的な雰囲気に。ワックスキャンドル製作体験などのワークショップも行われて、秋の夜長をゆったり過ごせるイベントです。

北斗市茂辺地さけまつり(11月)

11月に開催される、サケがそ上する茂辺地川を舞台にした「サケづくし」のイベント。事前申し込み制のさけつかみどりは見ている方も大盛り上がりで、川に入って必死にサケを追いかける参加者の姿がなまら(本当に)迫力満点。漁組女性部による「さけ鍋」の販売や、新鮮な海産物の直売も行われて、冷え込み始めた晩秋の空気のなかで湯気の立つ鍋を頬張る時間が最高なんです。サケの遡上という自然の営みを、こんなに近くで見られる機会はなかなかないですよ。

北斗光回廊・トラピスト修道院並木道イルミネーション(12月)

冬の北斗は、光のイベントで彩られます。12月に新函館北斗駅前で行われる「北斗光回廊」は、全長60mの光のトンネルや、光るずーしーほっきーの大型モニュメントなど、LEDライトの幻想的な演出が楽しめるイルミネーション。同じ時期にトラピスト修道院の並木道もライトアップされ、静かな修道院の空気と光の演出が重なって、別世界のような雰囲気になるんですよ。雪の中で見る光の道は、冬の北斗ならではのご褒美です。

北斗市のエリア別の顔

新函館北斗駅周辺エリア(市渡・本郷)— 新幹線と旅の起点

北斗市の「今の顔」とも言えるのが、この新函館北斗駅周辺エリアです。2016年の開業以来、土地区画整理事業で街並みがどんどん新しくなっていて、駅舎・ほっくる・ホテル・レンタカー店と、旅の起点となる機能が集まっています。ここは短時間で北斗の魅力をギュッと味わいたい観光客におすすめのエリアですよ。新幹線を降りてまずほっくるで特産品をチェック、観光案内所でパンフレットをもらい、そこからレンタカーで道南の旅へ……という流れが定番。駅前の広場は開放感があって、新しい街の空気が漂っています。夕方、東京行きの新幹線を待つ人たちの後ろで、駒ヶ岳がうっすら染まる時間帯がなまら(すごく)絵になるんですよ。

上磯エリア(上磯・七重浜・久根別)— 函館湾と工業の街

旧上磯町の中心、上磯・七重浜・久根別周辺は、函館湾に面した海辺の街。明治期から稼働している太平洋セメントの上磯工場や、函館との市街地が連続するロードサイド店舗エリアが特徴で、生活感と海の空気が交じり合う独特の雰囲気があります。このエリアは、函館からの日帰りで気軽に北斗を味わいたい人におすすめ。七重浜海浜公園で海辺を散歩し、上磯駅周辺で地元の食堂に入って海産物を味わう……そんな「日常のなかの旅」が楽しめます。夕方の函館湾越しに見る函館山のシルエットも、ここからの眺めは格別ですよ。

大野・市渡エリア — 北海道水田発祥の農の里

旧大野町の中心だった大野・市渡エリアは、北斗市の「歴史と農」の顔。北海道水田発祥の地があり、春には法亀寺しだれ桜、戸切地陣屋跡、大野川沿い桜並木と、桜の名所が集中しているエリアでもあります。歴史散策や花見目的で訪れるなら、迷わずこのエリアへ。大野平野に広がる田園風景と、集落の静けさ、そして農家直売所の野菜の新鮮さが魅力なんです。のんびり歩きながら北海道の原風景に触れたい人にはなまら(すごく)ぴったり。北斗市健康センター「せせらぎ温泉」もこのエリアにあって、散策の後に汗を流すのにちょうどいいんですよ。

茂辺地・当別エリア — 修道院と函館湾の静寂

市の西側、函館湾沿いの茂辺地・当別エリアは、北斗市のなかでも最も「ゆっくりした時間」が流れる場所。トラピスト修道院があるのがこの当別地区で、道南いさりび鉄道・渡島当別駅が最寄り駅になります。修道院の静かな空気、秋のサケまつり、そして港町らしい漁村の雰囲気が魅力。観光客で賑わうというよりも、じっくり風景と向き合いたい「大人の旅」に向いているエリアです。海岸沿いを走る道南いさりび鉄道の車窓も素晴らしく、鉄道ファンにはしたっけ(そうしたら)たまらない路線ですよ。

きじひき高原エリア(村山)— 空に近い牧草地と絶景

市の北部、木地挽山の中腹から山頂にかけて広がるきじひき高原エリアは、北斗市の「自然と絶景」の顔。広大な公共育成牧場、パノラマ展望台、キャンプ場、メロディロードと、アクティブに楽しめるスポットが集まっています。このエリアは、ドライブ派・キャンプ派・絶景派の人におすすめ。新函館北斗駅から車で15〜20分というアクセスの良さなのに、一気に標高が上がって空気が変わるギャップがすごいんです。朝の雲海、昼の青空と牧草地、夕方の夕焼け、夜の星空……一日いても飽きないエリアですよ。ただし冬期(11月上旬〜4月中旬)は閉鎖されるので、訪れる時期には注意してくださいね。

北斗市の気候・季節の暮らし

対馬暖流が育てる、北海道のなかで比較的温暖な気候

北斗市の気候って、実は北海道のなかではかなり暮らしやすい部類なんですよ。ケッペンの気候区分では亜寒帯湿潤気候(Dfb)に属していて、対馬暖流の影響を受けた海洋性気候。気象庁の平年値(1991〜2020年、北斗観測所)によると、年平均気温は8.6℃、年平均降水量は1149.6mm、年平均日照時間は1526.1時間となっています。真夏日(最高気温30℃以上)の平年日数は3.9日とかなり少なく、夏の蒸し暑さは本州ほどではないのがうれしいところ。一方、冬日(最低気温0℃未満)は年136.7日、真冬日(最高気温0℃未満)は36.4日あるので、「道内にしては温暖」だけど寒冷地であることは間違いないんです。

夏の暮らし — 短くて爽やかな7〜8月

夏、北斗市はなまら(すごく)気持ちのいい季節です。平均最高気温は8月で25.8℃、日平均気温は21.5℃ほど。朝晩は海風が吹き込んで涼しく、窓を開けて寝られる日が多いんです。エアコンがない家も珍しくなくて、扇風機1台で乗り切る家庭も結構あるんですよ。とはいえ猛暑日になることもあり、気象庁観測の歴代最高気温は34.5℃。梅雨がない北海道ですが、7月の降水量は平年で114mm、8月は170mmと、実は道内にしては降水量は多めなんです。夏の朝、トマト畑から朝霧が立ち上る風景、函館湾から吹いてくる潮風……この季節の北斗の空気は本当に贅沢ですよ。

冬の暮らし — しばれる朝の厳しさと雪

冬は、それなりに覚悟が必要です。12〜2月は日平均気温がマイナスになり、1月の平均最低気温は-8.1℃、2月は-7.8℃。寒波が入ると-18℃〜-19℃まで下がる日もあり、朝の窓は霜でびっしり、水道管が凍らないよう夜間の水抜きが欠かせません。「今朝はなまら(本当に)しばれる(冷え込む)ね」が、冬の挨拶代わりになる季節なんです。降雪量については北斗市内の観測点がないため函館地域の数値が参考になりますが、豪雪地帯にも指定されているので、降るときはしっかり降ります。ただし札幌や旭川ほどの大雪ではなく、除雪車も頻繁に入ってくれます。暖房は灯油ストーブかFF式ヒーターが主流で、灯油タンクの残量チェックが冬の日常。外出時は氷点下前提の厚手のダウン、滑り止め付きの靴、手袋(はく:はめる、が道民の表現)が必須装備です。

春と秋 — 桜と紅葉が待ち遠しい季節

北斗の春は、道南ならではの遅い春。桜は例年4月下旬から5月初旬にかけて満開を迎えます。本州よりずっと遅いぶん、ゴールデンウィークに桜が満開になるという贅沢な体験ができるんですよ。秋は10月から11月上旬が紅葉シーズン。八郎沼公園では紅葉ライトアップが開催され、日中の気温もちょうどよく、散歩や畑仕事に最適な季節です。秋は「食べ物がなまら(すごく)うまい季節」でもあって、新米のふっくりんこ、旬のホッキ貝、秋鮭と、一年でいちばんご馳走が揃う時期。したっけ(そしたら)冬の気配が一気にやってきて、11月末には初雪……という毎年恒例の流れが続くんです。

【地元住民に直撃!】北斗市の本当の魅力を電話で聞いてみた

※お話いただいた内容のニュアンスを大切にしながら、当編集部にて要点をまとめ、再構成しています。
※地元の人の選定はクラウドサービスで募集し、ご協力いただいているものです。あえて地元の言葉で話すようお願いしています。

50代男性

Q1. あなたのご職業を教えてください。

上磯地区で小さな米屋を営んでおります。3代目でしてね、親父の代から大野のふっくりんこを中心に扱ってます。

生まれも育ちも旧上磯町。合併して北斗市になってからもう20年経つんだけど、未だに「上磯の人間だべ」って言われるし、自分でもそう思ってるところはあるかな。妻と息子ひとりの3人家族で、息子は今、函館の高校に通ってます。

Q2. この街に来て絶対行くべき場所はどこだと思いますか?

春の戸切地陣屋跡の桜トンネル、あれはなまら見事だわ。800mの桜の道、歩くと別世界よ。でも通な場所っていうなら、茂辺地の「北斗星スクエア」を推したいね。

昔走ってた寝台特急「北斗星」に泊まれるのさ。地元有志がクラウドファンディングで救った車両でね、あれは北斗市民の意地が詰まってる場所。鉄っちゃんじゃなくても、あのブルーの車体を見ると胸にくるものがあるよ。

Q3. この市町村でお土産を買うとしたらなんですか?

トラピスト修道院のクッキーとバター飴よ。昭和11年からずーっと同じ製法でね、函館のお土産っていうより、うちらにとっては「三ツ石のお菓子」なのさ。

地元向けだったら、大野の岡田商会の「まるめジャム」かな。マルメロっていう西洋カリンで作ったやつでね、うちらは秋になると車に一個転がしとくのよ、芳香剤がわりに。これは北斗の人間じゃないとピンとこない使い方だべさ。

Q4. 外から人が来たときにまず連れていく店はどこですか?

まず連れていくのは、上磯漁港の「北斗フィッシャリー」だね。漁協直営でさ、殻付きのホッキやら峩朗カキを自分で鉄板で焼いて食うのよ。観光客はみんな函館の朝市行くけど、本物の浜の味はこっちだべって思うわ。

あとは締めに「らーめん韋駄天」。住宅街の赤い家でね、国道沿いじゃないから初見じゃまず辿り着けないの。ちゃっちゃ醤油、あれ食わせると大体みんな黙るよ。

Q5. この市町村はどんな気質だと思いますか?

良く言えば控えめ、悪く言えば地味(笑)。函館の華やかさはないし、派手な祭りもないけど、みんな真面目にコツコツやってる感じかな。合併で20年経っても「上磯は海の町、大野は米の町」っていう意識が残っててね、でもそれぞれの誇りがあるから悪いもんじゃないのよ。

新しく来た人にも割とフレンドリーだし、ケンシロウ像を市民の署名で建てちゃうような、ちょっと熱いとこもあるんだわ、これが。

Q6. 昔に比べて、街の雰囲気や活気はどう変わったと感じますか?

新幹線来て10年経つけど、正直、駅前は期待したほど賑やかになってないのさ。「田んぼの真ん中の駅」って言われてね、地元もやきもきしてる。ただ子育て世帯はなまら増えたよ、函館から若い夫婦が流れてきてる。

この間「七重浜の湯」が閉まっちゃってね、あれはショックだったな。地元のじいちゃんばあちゃんの社交場だったから。活気の形が変わった、って感じかねぇ。

Q7. これから新しくできる施設や、期待している活動などはありますか?

今年(2026年)の予算でホッキの蓄養槽ができるんだわ。磯焼けやら海水温の上昇で、ここ何年か水揚げがなまら減っててさ、浜のおっかさんたちも嘆いてたから、これは本当に嬉しい話よ。

あとは運動公園のリニューアルがオープンすっから、孫連れて遊びに行けるの楽しみにしてる。

新幹線が札幌まで延びるって話もあるべ?そしたら北斗市がまた注目されるかもしれない、期待半分、不安半分ってとこかな。

ご協力ありがとうございました!

北斗市の移住・暮らし情報

通勤・通学 — 函館圏の一員として暮らす

北斗市の暮らしの大きな特徴は、「函館圏の生活を共有している」ということ。函館市とは車で約30分、道南いさりび鉄道でつながっていて、通勤・通学・消費・医療のあらゆる面で日常的に行き来があるんです。多くの市民が函館市内に通勤しており、道南いさりび鉄道の七重浜・清川口・上磯・久根別といった駅周辺は、函館通勤の住宅地として発展してきました。市内の主要産業は農業・漁業・セメント関連(太平洋セメント上磯工場)・ロードサイド商業と多彩で、地元で働く選択肢もちゃんとあります。通勤時間は函館市中心部まで鉄道・車どちらでも30〜40分というのが一つの目安ですよ。

住宅環境・家賃相場 — 手が届きやすい水準

家賃はね、本州の都市部に比べるとびっくりするくらい抑えめです。SUUMOで確認した2026年4月時点の物件情報を見ると、道南いさりび鉄道・七重浜駅周辺のアパートは2LDK(約55㎡)で4.8万円、1LDK(約42㎡)で4万円といった水準の物件が見つかります。4〜5万円帯の物件が市内で1,000件以上掲載されているエリアで、特に七重浜・久根別・上磯といった函館寄りの沿線に物件が集中しているのが特徴です。家族向けの戸建も比較的手が届く水準で、子育て世代にとってはかなりなまら(すごく)現実的な選択肢になるんですよ。新函館北斗駅周辺は新興住宅地として土地区画整理が進んでおり、新築一戸建てが増えているエリアでもあります。

買い物環境 — ロードサイドとスーパーが充実

日常の買い物には困りません。国道沿いにはイオン北海道系列やスーパー魚長、ラルズマート(道南ラルズ・アークスグループ)、コープさっぽろほくと店、ドン・キホーテ函館七重浜店、フレスポ北斗、スーパーセンタートライアル上磯店、業務スーパー上磯店と、生活必需品のお店が揃っています。七重浜エリアは函館市との境目にあるので、函館市側の大型店まで車で数分という立地。新鮮な魚は北斗漁港の直売や市内の鮮魚店で、野菜はJA新はこだてや農家直売所で、地元の味をそのまま食卓に並べられるのが、この土地のなまら(本当に)豊かなところです。

子育て・教育 — 幼保から高校・支援学校まで揃う

子育て世代にとって大事な教育環境も、市内に一通り揃っています。小中学校は市立の学校が複数地区にあり、高校は道立の北海道大野農業高校・北海道上磯高校、そして道立の北海道北斗高等支援学校、北海道七飯養護学校おしま学園分校など、通常学級から支援学校まで市内で進学可能。函館市側に出れば大学(公立はこだて未来大学は北斗市・函館市・七飯町の広域連合運営)もあって、高等教育の選択肢も豊富なんですよ。

医療環境 — 函館圏の医療ネットワークにアクセス

医療については、市内に診療所やクリニックがあるほか、高度医療や救急は函館市内の総合病院にアクセスする形が一般的。函館市中心部まで車で30分圏内という立地は、医療面でも安心材料です。市内には北斗市保健センターや北斗市健康センター「せせらぎ温泉」などの保健・健康支援施設もあります。

エリア別の住み心地 — 「住む視点」の補足

中盤では旅する視点でエリアを紹介しましたが、住む視点で見ると印象が少し変わります。上磯・七重浜・久根別エリアは函館通勤に最適な住宅密集地で、買い物・通勤・医療のバランスが取れた一番メジャーな居住エリア。大野・市渡エリアは田園風景が残るゆったりした住宅地で、子育てや自然派にぴったり。新函館北斗駅周辺は新築住宅と区画整理が進む新興エリアで、将来性を重視する人に人気が出てきています。茂辺地・当別エリアは静かな海辺の暮らしで、少数派ですが「釣りや自然が好き」という人にはたまらない立地。きじひき高原側は居住エリアではなく、農地と牧場が広がっています。

北斗市へのアクセス

【新幹線】東京からはこれ一本!はやぶさで約4時間

首都圏からのアクセスは、北海道新幹線「はやぶさ」一択でOKです。東京駅から新函館北斗駅までは、最短で3時間57分(はやぶさ5号)。標準的には4時間12分〜4時間21分で結ばれていて、通常期の普通車指定席料金は23,430円(2025年時点、駅探メディア調べ)。座席も広くて車内販売もあり、大宮・仙台・盛岡・新青森を経由する長旅を快適に過ごせます。ちょっとお得に行きたい人は、JR東日本の「えきねっと」で「新幹線eチケット」を使えば指定席が一律200円引きに、さらに早割の「トクだ値」を使えば割引率5〜30%程度の設定があるので、旅程が決まったら早めの予約がおすすめですよ。

参考リンク:えきねっと(JR東日本)JR北海道公式サイト

【飛行機+バス】羽田から函館空港、そしてシャトルバスで新函館北斗駅へ

時間を優先するなら、やっぱり飛行機が早い。羽田空港から函館空港までは約1時間30分のフライトで、函館空港から新函館北斗駅までは「新函館北斗駅シャトルバス(函館帝産バス運行)」で約40分、運賃は大人1,000円(2026年4月時点、函館帝産バス公式サイト)。函館新外環状道路を使ってノンストップで結ばれるので、なまら(すごく)スムーズなんですよ。機内時間+待ち時間+バス時間を合計しても、トータル約4時間程度。新幹線とほぼ変わらない時間感覚で移動できます。

参考リンク:函館空港公式Webサイト函館帝産バス(新函館北斗駅シャトルバス)

【道内移動】札幌から特急北斗、または高速バスで

札幌方面から北斗市へは、JR北海道の特急「北斗」が最もオーソドックス。札幌駅〜新函館北斗駅は途中で乗り継ぎが必要ですが、函館本線の長万部・大沼方面を経由して約3時間40分〜4時間でアクセスできます。料金を抑えたいなら、北海道バスが運行する「高速バス・函館特急ニュースター号」も選択肢。札幌〜新函館北斗駅間はネット割4,130円〜、通常運賃4,550円(2026年4月時点、バス比較なび調べ)で、所要時間は約4時間41分。夜行便もあるので、朝イチで北斗に着きたいときは便利です。

参考リンク:JR北海道公式サイト函館特急ニュースター号(北海道バス)

【車】函館から約30分、札幌から約4時間

車で来る場合、函館市中心部から国道5号または函館江差自動車道で約30分。函館江差自動車道の北斗中央IC・北斗富川IC・北斗茂辺地ICが市内各地にアクセスしやすい出入口です。札幌方面からは道央自動車道・道南自動車道経由で約4時間。レンタカーを借りるなら新函館北斗駅前や函館空港周辺のレンタカー店が便利ですよ。きじひき高原・トラピスト修道院・戸切地陣屋跡などは公共交通だと回りづらいので、観光目的ならしたっけ(そしたら)車の方が圧倒的に便利です。

【市内移動】道南いさりび鉄道と路線バス

市内の公共交通は、道南いさりび鉄道(七重浜・東久根別・久根別・清川口・上磯・茂辺地・渡島当別各駅)と函館バスが中心。新函館北斗駅はJR函館本線の駅で、在来線の「はこだてライナー」で函館駅まで約15分。市内の幹線道路沿いはロードサイド店舗が並んでいるので、駅+徒歩+バスの組み合わせでも観光ポイントに行けなくはないですが、本数は都市部より少なめ。市内を効率よく回りたいなら、やはりレンタカーがなまら(本当に)快適ですよ。

北斗市の関連リンク

公式・観光情報

北斗市の公式情報や観光情報は、以下の公式サイトで確認できます。

【この町を愛する皆様へ】
この記事は、どのサイトよりも詳しく、正確に、そして魂を込めて執筆しています。町の魅力を最大限に引き出すため、今後も肉付けを続けていきます。ご期待ください。

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