【北海道鹿部町】ってどんなとこ?徹底解説!駒ヶ岳と日本唯一の足湯付き間歇泉

北海道鹿部町の道の駅しかべ間歇泉公園:北海道遺産・しかべ間歇泉が15mまで噴き上がる、足湯付きの絶景スポット。

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人口3,453 人 ※2026年2月28日時点(住民基本台帳)
面積110.63 km²
人口密度31.2 人/km²

みなさん、鹿部町(しかべちょう)って知ってますか?北海道の道南、渡島半島の北東に位置する小さな港町で、駒ヶ岳の南東麓に広がる「水産王国」と呼ばれる漁業の町なんです。噴火湾でとれるたらこ・スケソウダラ・ホタテで有名で、町の中心には全国でも珍しい間歇泉が今も噴き上がり続けています。

面積110.63km²、人口3,453人(2026年2月28日時点)、人口密度は31.2人/km²。函館市から車で約60分、新函館北斗駅からもアクセスしやすい立地で、東経140度49分・北緯42度02分、東西16.5km、南北19kmの規模です。隣接するのは同じ渡島総合振興局の函館市(南東:旧南茅部町と中ノ川を境に接する)、森町(北西:旧砂原町とトドメキ川を境に接する)、七飯町(南西:横津岳山頂を境に接する)の3市町。北東は太平洋の内浦湾(噴火湾)に面しており、海と山の両方に抱かれた地形が特徴です。

ところで、なぜこの町なのか。鹿部町は単なる漁師町ではなく、「海と温泉のまち」として独自の文化を築いてきた場所なんですよ。大正13年に偶然発見された間歇泉は2018年に北海道遺産に認定され、約100年もの間、約10〜15分間隔で約500リットル・高さ15mまで103度の温泉を噴き上げ続けています。さらに町内には30か所以上の泉源があり、ほとんどの旅館が温泉旅館。冬の主産業であるスケソウダラ漁から生まれる「鹿部たらこ」は道内屈指のブランドとして全国から愛されています。プロ野球選手の伊藤大海投手(2020年東京オリンピック金メダリスト)の出身地でもあるんですよ。訪れるなら駒ヶ岳の絶景と海鮮グルメ、住むなら気候の温暖さと人情味あふれる「浜のかあさん」文化、どちらの目線でも魅力が詰まった町なんです。

目次

鹿部町の推しポイント

北海道遺産「しかべ間歇泉」の圧巻ショー

鹿部町といえば、まずコレなんですよ。大正13年に温泉掘削中に偶然発見された間歇泉が、約10〜15分間隔で1回500リットル・高さ15mまで103度の温泉を噴き上げる光景はなまら(とても)圧巻。2018年11月1日に北海道遺産に認定されており、足湯に浸かりながら間歇泉を眺められるのは全国でもここだけなんです。

水産王国・鹿部の誇り「鹿部たらこ」

冬の噴火湾に産卵のため来遊するスケソウダラの卵を使った「鹿部たらこ」は、町を代表する特産品。きめ細やかな粒子感と低塩仕上げで、「北のハイグレード食品」に何度も認定されている逸品なんですよ。毎年2月には「鹿部たらこ祭り」も開催され、全国でここだけの「たらこクチビル世界選手権」もあるという、めんこい(かわいい)イベントが名物です。

秀峰・北海道駒ヶ岳の南東麓

標高1,131mの活火山・北海道駒ヶ岳の南東麓に位置する鹿部町は、町のどこからでも雄大な山容を望める絶景エリア。鹿部漁港から見上げる駒ヶ岳と噴火湾のコラボは、写真好きなら一度は撮っておきたい構図ですよ。天気のいい日には対岸の室蘭市や羊蹄山、日高山脈まで見渡せます。

温泉地としての歴史と「鹿部温泉」

町内に30か所以上の泉源を持つ鹿部温泉は、伝承では1666年(寛文6年)に津軽の伊藤源五郎が、温泉で傷を癒す鹿を発見したのが始まりとされています。そう、町の名前の通り「鹿」と「温泉」の縁が深い場所なんです。古くから湯治場として知られ、町内の旅館のほとんどが温泉旅館という、温泉好きにはたまらん(たまらない)町ですよね。

道南有数の漁師町と「浜のかあさん」文化

鹿部町には本別漁港・鹿部漁港・出来澗漁港の大小3つの漁港があり、365日漁業のまち体験ができるほどの漁師町。道の駅では「浜のかあさん食堂」で漁協女性部のお母さんたちが家庭料理を振る舞ってくれます。したっけ(それじゃあ)、次の話にいきますね。

鹿部町の歴史

町名の由来とアイヌ語の記憶

鹿部という地名の由来、知ってますか?実はアイヌ語の「シケルペ」(キハダのあるところの意)から来ているんです。キハダは薬用にも使われる樹木で、かつてこの地に生い茂っていたことを示しています。一方、江戸時代の一時期には野生の鷹が多かったため「鷹待(たかまち)」と呼ばれ、捕えた鷹が幕府への献上品とされた時期もあったんですよ。地名一つにもこの土地の自然と人の歴史が刻まれているんですね。

温泉発見伝承から漁村の発展へ

1666年(寛文6年)、津軽から渡ってきた伊藤源五郎が温泉で傷を癒す鹿を発見し、鹿部温泉を設置したという伝承が残っています。その後1774年(安永3年)には箱館(函館)からの道路も開かれ、湯治場として知られるようになりました。沿岸部には漁民も住みつくようになり、海と温泉の両方を糧にする町へと発展していったんです。

町制施行と駒ヶ岳大噴火からの復興

1879年(明治12年)に鹿部村戸長役場が開設、1906年(明治39年)4月1日には北海道二級町村制の施行により茅部郡鹿部村となりました。ところが1929年(昭和4年)、駒ヶ岳の大噴火により壊滅的な打撃を受けたんですよ。それでも住民の努力で奇跡的な復興を果たしたのは、まさに鹿部魂と言えるでしょう。1979年に鹿部村開基100周年を迎え、1983年(昭和58年)12月1日に町制が施行され、北海道で156番目の「町」となりました。

近代に発見された間歇泉と現代の鹿部

1924年(大正13年)、温泉を掘削している最中に偶然発見されたのが、現在も町のシンボルである「しかべ間歇泉」です。2018年11月1日に北海道遺産に認定され、2021年5月6日には鹿部町役場新庁舎が開庁。1985年の国勢調査でピーク5,107人だった人口は減少傾向にありますが、雄大な自然に魅了されて移住する人もおり、現在は3,453人(2026年2月時点)の暮らしが続いています。

鹿部町の文化・風習

1年を通じて温暖な気候の暮らし

鹿部町って、北海道のなかではしばれない(あまり寒くならない)ほうなんですよ。冬期間の厳寒期でもマイナス14度前後、盛夏でも30度を超えることはまれという温暖な気候。降雪は11月中旬に初雪、3月下旬頃には消えるので、雪との付き合いも本州の豪雪地よりずっとラクなんです。春と秋の時候が長いのが本町の気候の特徴で、夏は南西の風、冬は北西の風が多いです。北海道のなかではやや少ない降水量も、過ごしやすさにつながっていますね。

道南方言と「下海岸」の浜言葉

鹿部町は道南方言が話されるエリアで、青森県下北方言を基盤としつつ他地域の方言が混ざり合った独特の言葉文化があります。めんこい(かわいい)、なまら(とても)、したっけ(それじゃあ)といった北海道弁の定番に加えて、漁師町特有の「浜言葉」も今なお息づいているんですよ。「〜っしょ」「〜だべさ」といった語尾も日常会話で頻繁に使われ、初めて聞くとちょっと驚くかもしれませんね。

漁業を中心とした生活サイクル

道南有数の漁師町である鹿部町では、漁業のリズムが暮らしのリズムでもあるんです。早朝、漁港には水揚げを待つ家族や水産加工会社の人たちが集まり、町全体が海とともに目覚めます。冬場は主産業のスケソウダラ漁とホタテの水揚げで浜が賑わい、特に12月の極寒の噴火湾に出る漁師たちはまさに鹿部の冬の風景そのもの。漁師町ならではの「浜のかあさん」文化も根づいていて、漁協女性部のお母さんたちが浜の家庭料理の魅力を発信しているんですよ。

食卓を彩る浜の家庭料理

鹿部の食卓は、なんといっても海の幸が主役。朝はホッケの干物にたらこを添えたごはん、昼は浜のかあさん食堂のような家庭料理、夜は鍋やお刺身……といった具合に、四季折々の魚介が食卓に並びます。道の駅しかべ間歇泉公園では「温泉蒸し処」で物販で買ったホタテやタコ、温泉卵を100度の温泉蒸気でその場で蒸して食べる体験ができるんですよ。これがまたなまら(すごく)うまいんです。

鹿部町の特産品・食

鹿部たらこ(噴火湾産スケソウダラの卵)

まずは鹿部町を代表する「鹿部たらこ」から。噴火湾(前浜)で水揚げされたスケソウダラの卵を使い、輸入卵と一線を画す国産・新鮮な原卵で仕上げる逸品です。味は塩分3.5〜4%の低塩仕上げで、口の中をサラサラ流れるようなきめ細やかな粒子感と、たらこ本来のまろやかな旨みが特徴。旬は冬の12月〜2月頃のスケソウダラ漁の時期で、食べ方は炊きたてご飯にのせる・おにぎりの具にする・パスタにするなど自在です。鹿部町に水産加工会社が集まる背景には、駒ヶ岳山麓と噴火湾に挟まれた立地、そして「宝の海」と呼ばれる噴火湾の豊かさがあるんですよ。したっけ(それじゃあ)、ご飯何杯でもいけちゃうという声、よく分かりますよね。

噴火湾湾口ホタテ

続いて噴火湾湾口で養殖されるホタテ。味は身が大きく甘みが濃厚で、貝柱の繊維がしっかりしているのが特徴。旬は通年水揚げされますが、特に冬場が浜を賑わします。食べ方は刺身・焼き・バター焼き・フライ、そして道の駅の温泉蒸し処で蒸して食べるのが鹿部ならではのスタイル。噴火湾は古くから「宝の海」と呼ばれ季節ごとにさまざまな魚が来遊する豊かな漁場で、その恩恵を受けたホタテは全国に誇れる品質なんです。

白口浜真昆布

鹿部町を含む内浦湾沿岸でとれる「白口浜真昆布」は、肉厚で出汁が濃いのが特徴。だしを取ると上品でクリアな甘みが広がり、煮物や鍋料理に使うと素材を引き立ててくれます。旬は夏場の収穫期で、食べ方は出汁・佃煮・昆布巻きなど多彩です。道の駅しかべ間歇泉公園内の「鹿部・食とうまいもの館」でも特産品として並んでいますよ。

スケソウダラ・タコ・カレイ・ホッケ・ナマコ

鹿部町では通年でタコ・カレイ・ホッケが水揚げされ、サクラマス、ナマコの漁も盛んです。冬場の主役は何といってもスケソウダラ(助宗鱈)で、日本有数の漁場として知られています。タコは煮物や刺身、ホッケは焼き・干物、ナマコは酢の物にするとなまら(とても)美味しいんですよ。中心となる鹿部川には放流したサケが遡上し、これも町の風物詩。種類豊富な海産物を支えているのは、噴火湾という閉鎖的かつ栄養豊富な内湾の地形と、駒ヶ岳山麓からの伏流水なんですね。

鹿部温泉と温泉蒸し体験

食ではないんですが、鹿部の「食体験」を語るなら外せないのが温泉蒸しです。道の駅しかべ間歇泉公園の「温泉蒸し処」では、間歇泉の高温蒸気を利用してホタテ・タコ・温泉卵・野菜などをその場で蒸して食べられます。100度近い温泉蒸気で蒸すから、素材の旨みがギュッと凝縮されてシンプルに美味しい。温泉に入った後で蒸し料理を食べる、という体験は鹿部ならではですよ。

鹿部町の観光スポット

町の顔・北海道遺産を体感できる中心スポット

序盤の推しポイントでも触れたとおり、鹿部町といえばまずは間歇泉。ここを抜きには語れないんですよ。

  • 道の駅しかべ間歇泉公園 – 鹿部町字鹿部18番地1にある町の観光拠点で、2018年11月1日に北海道遺産に認定された「しかべ間歇泉」を中心に据えた、全国でも珍しい一点突破型の道の駅です。約10〜15分間隔で1回500リットル・103度の温泉が15mの高さまで噴き上がる光景は、何度見てもドドドドド〜という地響きとともに鳥肌モノ。入園料は大人300円・小中学生200円・未就学児無料で、間歇泉を眺めながら浸かれる足湯(神経痛・冷え性に効能あり)もあるんですよ。1階「洞窟の道」では間歇泉の科学を学べ、2階「眺望の館」からは噴火湾と駒ヶ岳の絶景も望めます。間歇泉の噴き上がる瞬間に合わせて訪れるなら、午前中の光が斜めに差し込む時間帯が水煙が美しく見えておすすめ。
  • 鹿部温泉蒸し処 – 道の駅内にある体験スポットで、店内で買った専用食材(噴火湾湾口ホタテ・水ダコ・温泉卵・野菜のセットなど)を、100度近い温泉蒸気で自分で蒸して食べられる施設です。蓋を開けた瞬間に立ちのぼる湯気とホタテの磯の香りがなまら(とても)食欲をそそるんですよ。素材の旨みがギュッと凝縮された味わいは、ここでしか体験できない「温泉グルメ」。蒸し時間を待つ間、ぬくもりの足湯に浸かるのが定番コースです。
  • 湯けむり処しかべ焼き – 2024年オープンの道の駅内新名物コーナー。噴火湾湾口のホタテや水ダコをふんわりした生地で包み、白口浜真昆布のお出汁にひたして食べる新名物「しかべ焼き」が味わえます。バターの種類はたらこバター・明太子バター・青のりバターから選べて、ひと口で鹿部の海と温泉と昆布の三拍子を体感できる、まさに鹿部町の集大成的な一品ですよね。

水産王国・鹿部の海と漁港の景観スポット

続いては漁師町ならではの景色を楽しめるエリア。海と山がぐっと近い鹿部だからこそ撮れる構図がありますよ。

  • 鹿部漁港 – 町内3つの漁港(鹿部・本別・出来澗)の中心となる港で、駒ヶ岳絶景スポットとしても有名。早朝には水揚げを終えた船が並び、海風と魚の匂いが入り混じる「漁師町の朝」を体感できます。背景にそびえる標高1,131mの駒ヶ岳と、手前の漁船・漁網のコントラストは写真好きにはたまらん(たまらない)構図。冬場(12月〜2月頃)はスケソウダラとホタテの水揚げで浜が一段と賑わいます。
  • 三味線滝 – 国道278号線沿い、海岸線から見える落差約50mの滝で、流れ落ちる水音が三味線の音色に似ていること、滝が三筋の糸のように流れていたことからこの名がついたといわれています。マイナスイオンたっぷりの空気は、ドライブ途中の小休止にぴったり。道の駅しかべ間歇泉公園から徒歩約25分の距離にあり、新緑の5〜6月頃や紅葉の10月頃が特に映えるんですよ。
  • 鳥羽一郎歌碑「北斗船」 – しかべ間歇泉公園駐車場内にある、2001年4月に建立された記念歌碑。手をのせると「北斗船」の曲が流れる仕掛けがあり、目の前には太平洋と内浦湾が広がります。漁師町・鹿部の心情を歌い上げた一曲を、現地の海風を浴びながら聴くという体験はめんこい(粋でかわいらしい)演出ですよね。

四季を感じる自然スポット

鹿部町は山と沼と海の三拍子が揃う、自然散策にも向いた町なんですよ。

  • ひょうたん沼公園 – 鹿部町字本別、出来澗岬の真ん中に広がる面積4.85haの湿地性の沼を中心とした公園。ひょうたん型の沼を一周できる木道が整備され、すいせん・ツツジ・アジサイなど四季折々の花が楽しめます。料金は無料で、ひょうたん沼越しに望む駒ヶ岳の景色がとにかく絶景。オオハクチョウなどの水鳥も飛来する野鳥の楽園で、春の朝、沼面に駒ヶ岳が映り込む瞬間はなまら(とても)静かで神秘的なんです。
  • 鹿部公園 – 1990年(平成2年)に創設された4.8haの河川敷公園で、約300本の桜が咲く隠れたお花見スポット。芝生・川遊びができる河川敷・アスレチック遊具・散歩道があり、地元の幼稚園の遠足にも使われる地元密着型の公園なんです。春は桜、夏はオオデマリ、秋はナナカマド、と四季の変化を肌で感じられるので、観光のついでに立ち寄るとあずましい(落ち着く・居心地のよい)時間が過ごせますよ。
  • 鹿部稲荷神社 – 鹿部町の氏神様で、毎年7月7〜9日に例大祭が開かれる町の中心的な神社。普段は静かな佇まいで、漁師町らしく豊漁・海上安全を祈願する参拝者が訪れます。境内から商店街・漁港方面を見下ろす景観もよく、町の暮らしのリズムを感じられるスポットですね。

鹿部町の観光ルート

【車】鹿部町内完結・絶景と海鮮の半日コース(約4時間)

函館空港・新函館北斗駅周辺でレンタカーを借りた人にぜひおすすめしたい、鹿部町の魅力をぎゅっと凝縮した半日コースですよ。出発は新函館北斗駅、車で30分ほどで鹿部町に入れます。

9:00 新函館北斗駅 → 9:30 道の駅しかべ間歇泉公園(車30分)

①道の駅しかべ間歇泉公園(滞在90分)
→ 北海道遺産の間歇泉を眺めながら足湯に浸かり、温泉蒸し処でホタテ・温泉卵を蒸して朝食代わりに。間歇泉は10〜15分間隔で噴き上がるので、足湯で待つ時間も贅沢です。

11:00 道の駅 → 11:25 三味線滝(車5分・徒歩で立ち寄り)

②三味線滝(滞在20分)
→ 国道278号沿いの落差約50mの滝で、マイナスイオンを浴びてリフレッシュ。海と滝のコントラストが車窓越しでも楽しめます。

11:50 三味線滝 → 12:00 鹿部商店街(車5分)

③鹿部商店街でランチ(滞在60分)
→ 商店街の食堂で鹿部たらこを使った定食や海鮮丼を楽しみましょう。なまら(とても)うまい地元の味が手頃な値段で食べられます。お昼時は地元の漁師さんでも賑わいます。

13:00 商店街 → 13:10 鹿部漁港(車5分)

④鹿部漁港・駒ヶ岳絶景スポット(滞在30分)
→ 漁港越しに見る駒ヶ岳のフォトスポット。午後の光は山肌のディテールが綺麗に出るので、写真撮影にぴったり。

13:40 鹿部漁港 → 14:00 ひょうたん沼公園(車15分)

⑤ひょうたん沼公園(滞在40分)
→ 木道を1周しながら、沼に映り込む駒ヶ岳をのんびり眺めます。午後の柔らかな光のなかでの散策はあずましい(落ち着く)ひととき。

【鉄道+バス】公共交通で巡る1日のんびりコース

運転はちょっと、という方も大丈夫。JRとバスでも鹿部町は十分回れるんですよ。出発はJR函館駅から。

9:00 JR函館駅 → 9:50 JR鹿部駅(普通列車約50分)→ 10:10 鹿部出張所付近(しかバス約16分・片道100円)

①道の駅しかべ間歇泉公園(滞在120分)
→ 間歇泉鑑賞→足湯→温泉蒸し処でランチ→お土産購入の鉄板コース。「浜のかあさん食堂」で漁協女性部の家庭料理を味わうと、漁師町の食卓を体感できますよ。

12:30 道の駅 → 12:55 三味線滝(徒歩約25分)

②三味線滝(滞在20分)
→ 国道沿いに歩きながらの立ち寄り。海風と滝の音を聞きながらの徒歩移動も町を体感できます。

13:30 三味線滝 → 13:50 鹿部商店街(徒歩・バス利用)

③鹿部商店街(滞在60分)
→ 地元の食堂でカフェタイム。たらこを使った軽食や鹿部ラーメンが楽しめます。

15:00 商店街 → 15:20 鹿部公園(バス・徒歩)

④鹿部公園(滞在40分)
→ 春なら桜、夏なら芝生でのんびり、秋ならナナカマドの紅葉。地元の人の暮らしの風景に溶け込む時間です。

16:30 鹿部出張所 → 16:50 JR鹿部駅 → 17:40 JR函館駅

【車】広域・大沼〜鹿部〜噴火湾の1日ドライブコース

鹿部町を中心に、隣接する七飯町・函館市まで足を伸ばす広域コースもおすすめなんですよ。したっけ(それじゃあ)、出発しましょう。

9:00 新函館北斗駅 → 9:30 大沼国定公園(車30分)

①大沼国定公園・大沼公園エリア(滞在90分)
→ ラムサール条約登録湿地である大沼・小沼周辺を散策。駒ヶ岳の北西側からの眺望を堪能できます。

11:00 大沼公園 → 11:20 道の駅しかべ間歇泉公園(道道大沼公園鹿部線・車約20分)

②道の駅しかべ間歇泉公園(滞在120分)
→ 間歇泉鑑賞、温泉蒸し処、湯けむり処しかべ焼きで鹿部の海の幸ランチ。お昼時間にあわせて立ち寄るのが正解です。

13:30 道の駅 → 13:40 鹿部漁港(車5分)

③鹿部漁港・駒ヶ岳絶景スポット(滞在30分)
→ 駒ヶ岳の南東側、海越しの眺望を堪能。大沼で見た駒ヶ岳とは違う表情が楽しめます。

14:30 鹿部漁港 → 15:00 ひょうたん沼公園(車約15分)

④ひょうたん沼公園(滞在40分)
→ 沼越しの駒ヶ岳と四季の花。なまら(とても)静かな湿地で深呼吸できる場所です。

16:00 ひょうたん沼公園 → 17:00 函館空港・函館市街地(車約60分)

鹿部町の年間イベント

鹿部たらこ祭り(毎年2月)

まずぜひ行ってみてほしいのがね、毎年2月に道の駅しかべ間歇泉公園で開催される「鹿部たらこ祭り」。鹿部町を代表する特産品「鹿部たらこ」をテーマにした、全国でもここだけのイベントなんですよ。グルメブースでのたらこ料理の提供、たらこスパゲティの料理教室、そして名物の「たらこクチビル世界選手権」では参加者が個性的なパフォーマンスを披露し、「鹿部たらこ大使」を決めるという、なんともめんこい(かわいらしい)企画。第8回(2019年)には約3,300人が来場した実績もあり、雪の降る寒い時期だからこそ、海鮮の温かい匂いと町中の活気がぐっと際立つお祭りなんです。冬の鹿部の主産業であるスケソウダラ漁の最盛期にあわせた、町のアイデンティティを感じられるイベントですよ。

鹿部うまいもの祭り(毎年5月)

続いては毎年5月に道の駅しかべ間歇泉公園で開催される「鹿部うまいもの祭り」。旧名は「鹿部春のえびつぶ祭り」で、噴火湾でとれた旬の海産物の販売、グルメブース、子ども向けアトラクションなどが盛りだくさんなんです。グルメブースにはホタテ焼き、フィッシュ&チップス、鹿部ラーメン、エビのから揚げ、ホタテたっぷりの海鮮ラーメンなどが並び、先着300食限定の「鹿部海鮮汁」無料振る舞いは毎年大人気。鹿部のキャラクター「カールス君・いずみちゃん」、隣の七飯町・森町のご当地キャラも登場するので、家族連れにもぴったり。春の柔らかい日差しのなか、間歇泉が噴き上がる音とともに食べる海鮮はなまら(とても)格別ですよ。

鹿部稲荷神社例大祭(毎年7月)

夏の鹿部を彩る伝統行事といえば、毎年7月7日〜9日の3日間に開催される「鹿部稲荷神社例大祭」です。初日は本殿で宵宮祭が執り行われ、北海道指定無形民俗文化財「松前神楽」が奉納されます。さらに安政年間(1854〜1860年)の伝承に基づく郷土芸能「赤坂奴っこ道中振り」が披露されるのも見どころで、江戸の参勤交代の所作を残した独特の歩き方と掛け声は、漁師町・鹿部の歴史を肌で感じられる瞬間。神輿渡御の際には町中が熱気に包まれ、太鼓の響きと潮風が混ざり合うなんとも言えない情景になるんです。したっけ(それじゃあ)、夏の鹿部はぜひこの3日間を狙って訪れてみてくださいね。

しかべ海と温泉(いでゆ)のまつり&花火大会(毎年8月)

そして鹿部町最大のイベントが、毎年8月第3土曜日に開催される「しかべ海と温泉(いでゆ)のまつり&花火大会」です。会場は鹿部漁港敷地内で、朝はカッター競漕大会、ビンゴ大会、ふれあい水族館(マンボウやイワシに触れられます)、ステージイベントなど終日盛りだくさん。クライマックスは道南一を誇る大花火大会で、約3,600発の花火が打ち上げられます。打ち上げ場所が漁港なので、観客席との距離がとにかく近い。超特大スターマインや音楽シンクロ花火が、噴火湾の水面に映り込む様は圧巻で、ドンッという腹に響く音と火薬の匂いが漁港全体を包み込みます。鹿部町外からも毎年たくさんの人が訪れる、夏の道南を代表するお祭りなんですよ。

鹿部町のエリア別の顔

道の駅・温泉エリア(町の中心:字鹿部)

まずは町の玄関口とも言える「字鹿部」エリア。道の駅しかべ間歇泉公園、鹿部温泉、鹿部漁港、鹿部商店街、町役場、鹿部稲荷神社が集まる、観光・行政・商業の中心地です。鹿部町字鹿部18番地1の道の駅を中心に、半径1km以内に主要観光スポットがぎゅっとまとまっているので、徒歩で十分回れるあずましい(居心地のよい)規模感。観光で訪れる方はまずこのエリアに入るのがおすすめですよ。間歇泉の蒸気がふわっと立ちのぼる町並み、漁港から漂う海の匂い、温泉旅館から漏れる湯けむりが混ざり合う、独特の空気感。鹿部温泉のほとんどの旅館がこのエリアに集まっているので、宿泊観光の拠点として最も使いやすい場所なんです。

本別・出来澗エリア(北西部の自然と漁港)

続いて町の北西部、森町(旧砂原町)と接する「本別・出来澗」エリア。本別漁港・出来澗漁港の2つの漁港があり、ひょうたん沼公園もここにあります。中心エリアより人通りが少なく、自然の中をゆったり散策したい方に向いていますよ。出来澗岬の地形を活かしたひょうたん沼公園では、ひょうたん型の沼越しに駒ヶ岳を望む構図が撮れて、写真好きにはなまら(とても)たまらないエリア。早朝の沼面に朝霧が立ち込める様子は、鹿部町の自然の奥深さを教えてくれます。レンタカーでドライブしながら巡るのにぴったりな、ちょっと隠れ家的な場所ですね。

沿岸国道278号沿いエリア(海岸線のドライブルート)

町の沿岸部を縦断する国道278号沿いは、鹿部町を訪れる多くの旅行者が通るドライブルート。海岸線は約13kmあり、右手に太平洋(噴火湾)、左手に駒ヶ岳という構図でドライブできるんです。三味線滝もこの沿線にあり、車を停めて立ち寄れるスポットが点在しています。特に天気のいい日には対岸の室蘭市や羊蹄山、日高山脈の幌尻岳まで望める絶景区間。ドライブ目的で訪れる方には、このエリアをゆったり走るだけでも価値ある時間になりますよ。したっけ(それじゃあ)、寄り道しながらドライブを楽しみましょう。

駒ヶ岳南東麓エリア(山と高原の眺望)

町の南西部・七飯町方面につながる駒ヶ岳南東麓エリアは、活火山・駒ヶ岳(標高1,131m)のふもとに広がる高原状の地形が特徴。鹿部カントリークラブや大沼国際カントリークラブといった、駒ヶ岳を望む人気ゴルフコースが集まっており、道南圏一円からゴルファーが訪れる定番エリアなんです。広々とした牧草地と森の景色は、町の沿岸部とはまた違う表情。ゴルフを楽しむ方や、駒ヶ岳の眺望を間近に楽しみたい方に向いていますよ。隣接する七飯町の大沼国定公園とも近く、車で約20分(道道大沼公園鹿部線経由)で行き来できるので、自然満喫派の旅にぴったりのエリアですね。

鹿部町の気候・季節の暮らし

1年を通じて温暖、北海道のなかでも暮らしやすい気候

序盤でも触れたとおり、鹿部町は北海道のなかでもかなり温暖な地域なんですよ。鹿部町公式の気候情報によると、冬期間の厳寒期でもマイナス14度前後、盛夏でも30度を超えることはまれ。降水量も北海道の中ではやや少ない地帯に属していて、冬の降雪量も道内では比較的少ないんです。「ニッポン移住・交流ナビJOIN」掲載の鹿部町移住情報でも、夏でも最高気温が30℃を超える日はほとんどなく、冬は北海道内では比較的降雪が少なく生活しやすいことが特徴とされています。北海道に住むのは初めて、という方にも比較的ハードルが低い気候と言えますね。

春と秋が長い、四季のグラデーションが豊かな町

そして本町の気候の特徴と言えば、春と秋の時候が長いこと。これって、北海道のなかでは結構レアなんですよ。降雪は11月中旬に初雪、3月下旬頃には消えるというリズムなので、本格的な冬は実質3〜4ヶ月くらい。雪解け後の4月〜6月は、町中の桜(鹿部公園の約300本やオオデマリ)と新緑が一気にやってくる季節で、朝はちょっとしゃっこい(冷たい)空気のなか、海風と土の匂いが混ざり合います。秋は10月〜11月にかけてナナカマドが赤く染まり、駒ヶ岳の山頂は雪化粧、麓は紅葉という二層構造の景色が楽しめるんです。

夏は涼しく、冬は適度な雪で過ごしやすい

夏の鹿部はね、本州の蒸し暑さに慣れた人にはちょっとした天国かもしれません。盛夏でも30度を超えることがまれで、夜は窓を開けて寝ればあずましい(気持ちのいい)涼しさが入ってきます。エアコンなしで過ごせる日も多いんですよ。一方、冬は北西の風が多くなり、内浦湾から吹き付ける海風で体感温度はぐっと下がります。しばれる(厳しく冷え込む)朝はマイナス10度を下回ることもあり、車のフロントガラスはガリガリに凍ります。除雪は必要ですが、札幌や旭川のような豪雪地と比べれば負担はずっと軽い。住宅は二重窓・FF式ストーブが標準装備、外出時は冬靴と防寒着が必須、というのが冬の基本スタイルです。

【地元住民に直撃!】鹿部町の本当の魅力を電話で聞いてみた

※お話いただいた内容のニュアンスを大切にしながら、当編集部にて要点をまとめ、再構成しています。
※地元の人の選定はクラウドサービスで募集し、ご協力いただいているものです。あえて地元の言葉で話すようお願いしています。

30代男性

Q1.あなたのご職業を教えてください。

あー、オレ?大工やってます。鹿部生まれの鹿部育ち、まあ純粋培養のしかべっ子だね。今は町内の住宅リフォームとか、空き家バンクで買った家直す仕事が多い。最近は移住してきた人の家いじることも増えてきてさ、なんか時代変わったなぁって思うわ。

Q2.この街に来て絶対行くべき場所はどこだと思いますか?

定番はもう間歇泉公園しかないしょ。10分ごとに15メートルもブシャーって温泉吹き上がるの、何回見ても飽きないんだわ。んで、地元民的な場所っていうなら本別の方にある「自然の森 夢紀行」だな。街中から離れた森の中の喫茶店でさ、薪ストーブ焚いてて、ご主人が鼻笛吹いてくれることもあるんだよ。なまら静かでいい時間流れるよ、あそこ。

Q3.この市町村でお土産を買うとしたらなんですか?

定番はもうダントツで「鹿部たらこ」。スーパーで売ってるやつとは別モンだから、一回食ったら戻れないよマジで。

あと道の駅の「根昆布だし」もすごい売れてんだわ、白口浜真昆布のやつ。ほんで地元向けっていうか、わかってる人が買うのは小板商店の太巻きだな。1本まんまカットしたやつでさ、具がギュウギュウ入ってて、なんか実家の味なんだよ、あれ。

Q4.外から人が来たときにまず連れていく店はどこですか?

友達来たらまず道の駅の「浜のかあさん食堂」連れてくね。プレミアムたらこ御膳、たらこ1本ドーンって乗ってんの、みんなビビるから。んで「これ食えるか?」って言いながらペロッといくんだわ、結局。

あと時間あれば商店街の「ゆとり」でたらこ天丼もいいし、たこ焼きの「おばちゃん」とこも連れてくな。あそこの女将さん大阪出身でさ、鹿部のタコでホンモンの大阪のたこ焼き焼いてくれんだわ。

Q5.この市町村はどんな気質だと思いますか?

漁師町だからさ、根は気っ風いいっていうか、ぶっきらぼうだけど情に厚いんだわ。挨拶せんかったら「あれ誰の息子だ」ってすぐ噂になるくらい狭い町だけど、その分「困った時はお互い様」って空気はマジで濃いよ。

浜のかあさん連中なんて他人の子も自分の子みたいに叱るしね。よそから来た人にも、最初はモジモジしてっけど、一回懐入ったら家族みたいに扱う、そんな町だわ。

Q6.昔に比べて、街の雰囲気や活気はどう変わったと感じますか?

寂れは感じるな。オレが子供の頃は5,000人くらいいたんだわ。今3,000人ちょいでしょ?同級生もみんな函館とか札幌出てっちゃってさ。ロイヤルホテルも閉まったし、スケソもホタテも年々厳しいって漁師連中ボヤいてる。

今年の2月もホタテ貝毒で出荷止まってさ、ああいうの聞くとキツいわ。でも道の駅は人来るし、「しかべ焼き」とか新しいのも出てきて、踏ん張ってる感じはするよ。

Q7.これから新しくできる施設や、期待している活動などはありますか?

去年(2025年)函館大学と連携協定結んだのはデカいと思うんだわ。学生さんが「しかべんとう」作ってくれたりさ、若い目線入るのありがたいよ。

あと「未来きらきらプラン」で給食費も教材費もタダなのは、子育て世代にはなまら効くと思う。地域おこし協力隊の若いのも頑張ってんしね。人口減るのは止められんかもしんないけど、残った人間でどう面白くするかっしょ、これからは。

鹿部町の移住・暮らし情報

仕事は漁業・水産加工が中心、町外通勤は函館方面が主流

まず働き方の話から。鹿部町は基幹産業が漁業で、町内には鹿部漁業協同組合と複数の水産加工会社(丸鮮道場水産・一印高田水産など)があり、町内雇用の中心になっています。それ以外の方は、隣接する函館市方面(車で約60分)や森町(車で約30分)、七飯町(車で約40分)への通勤が一般的と考えられます。鹿部町は東京圏23区から移住して町指定の企業に就業した方を対象とする「鹿部町移住支援金(UIJターン新規就業支援事業)」も用意していて、移住を後押ししてくれるんですよ。

住宅環境は空き家バンクと町営住宅、リゾート住宅地も

住宅事情についてはね、鹿部町は「鹿部町空き家バンク」を運営していて、これまで25件ほどが成約済みとのこと(出典:二拠点・移住ライフ大学/2024年10月時点)。町は空き家改修支援補助金もあり、空き家の改修費用の一部を補助してくれます。さらに「鹿部町移住促進民間賃貸共同住宅家賃補助金」という制度もあって、移住者の家賃負担をサポートしてくれる仕組みもあるんです。ちょっと変わった選択肢としては、大和ハウス工業が運営する「ロイヤルシティ鹿部リゾート」内の森林住宅地区もあり、「暮らす森」をコンセプトにした自然の中での暮らしも選べます。具体的な家賃相場は時期や物件によって幅があり、一概には言えませんが、北海道の地方町としては比較的手頃な水準と考えられます。

買い物環境は町内で日常品が完結、専門品は近隣市町へ

続いて買い物。鹿部町には町内にスーパー、コンビニ、ホームセンター、郵便局、銀行ATMが揃っているので、日常の買い物は町内で十分完結します(出典:FURUSATO「北海道の移住したいまち〜鹿部町〜」)。家電量販店や大型ショッピングセンターなど、専門品を買うときには車で30分ほどの森町や七飯町、もう少し足を伸ばして函館市まで出るのが一般的。漁師町ということもあり、新鮮な海産物は道の駅しかべ間歇泉公園や町内の水産加工店で手に入るので、食卓の魚介には困らない暮らしですよ。なまら(とても)うらやましい食生活ですよね。

子育て支援は北海道屈指、「未来きらきらプラン」が手厚い

そして特筆すべきは子育て環境。鹿部町は「子育て負担ゼロ」を掲げた「未来きらきらプラン」という独自制度を打ち出していて、幼児期〜中学校までの教材費・給食費・制服代・修学旅行代がすべて無料、高校生は対象者1人あたり月額15,000円の支給、18歳までの医療費助成、不妊治療費・妊産婦検診の補助、奨学金返還支援制度など、かなり手厚い内容になっています(出典:鹿部町移住・定住ページ)。教育環境は町内に幼稚園1園、小学校1校、中学校1校が揃っており、子どもの足で通える範囲で教育が完結するのも魅力ですね。

医療環境は町内に診療所、入院は近隣市町へ

医療面はね、町内には「医療法人社団鹿苑会しかべ内科診療所」(鹿部町鹿部100番地、TEL 01372-7-3399)など複数のクリニック・診療所と歯科医院、薬局があり、内科・歯科レベルなら町内で対応可能です(出典:厚生労働省 医療情報ネット)。一方、入院や専門医療が必要な場合は、車で30分ほどの森町や、函館市の総合病院を利用するのが一般的。地域包括支援センターやデイサービス、グループホーム、訪問介護事業所も整備されており、高齢期の暮らしも支える体制が整っています。

エリア別の住み心地(中盤の旅視点を住む視点で補足)

中盤では旅する視点で各エリアを紹介しましたが、住む視点で見るとまた違った顔が見えるんですよ。したっけ(それじゃあ)、簡単に整理してみますね。中心エリアの「字鹿部」は道の駅・温泉・商店街・役場・学校・診療所がすべて徒歩圏内に集まる生活利便性ナンバーワンのエリアで、車がなくても暮らせる数少ない地区です。北西部の「本別・出来澗」エリアは漁港に近く、漁業関係者や静かな暮らしを求める方に向いています。沿岸国道278号沿いは通勤・通学の動線として機能していて、ロードサイドのドラッグストアなども揃っています。駒ヶ岳南東麓のロイヤルシティ鹿部リゾート周辺は森と高原の自然のなかでの暮らしが楽しめるエリアで、二拠点生活や別荘的な使い方にも向いていますよ。

鹿部町へのアクセス

鉄道(JR)でのアクセス

まずはJRでのアクセスから。鹿部町にはJR鹿部駅(函館本線・砂原回り)があり、JR函館駅から普通列車で約50分(途中、大沼で乗り換え)で到着します。新幹線で来る場合は、東京駅から東北・北海道新幹線で新函館北斗駅まで約4時間、そこから車またはバスで鹿部町へ向かうのがスムーズですよ。鹿部駅は町の中心から約8kmの位置にあり、駅から町中心部へはバス(しかバス)で約16分・片道100円とリーズナブル。観光で訪れる方にも、移住下見で来る方にも使いやすい運賃設定です。

バスでのアクセス

続いて函館バスでのアクセス。新函館北斗駅からは「211系統 快速しかべ号(鹿部出張所行き)」が出ていて、所要時間約48分・料金500円で道の駅しかべ間歇泉公園を経由して鹿部町中心部に着きます。函館駅前からは「210系統 大沼経由鹿部行き」(鹿部出張所まで片道1,900円・所要約110分)や「99系統 鹿部出張所行き」が利用可能。新幹線→快速しかべ号という乗り継ぎが、観光・帰省どちらにもいちばんスムーズなルートと考えられます。なまら(とても)便利な路線ですよ。

車でのアクセス

車でのアクセスはね、これが鹿部町を満喫するうえでいちばんおすすめ。鹿部町公式サイトの案内によれば、所要時間の目安は以下の通りです:

JR函館駅から:車で約60分
新函館北斗駅から:車で約30分
函館空港から:車で約50分
道央自動車道 森IC・大沼公園ICから:車で約35分

沿岸部を走る国道278号がメインルートで、海岸線の絶景を楽しみながらドライブできるのが魅力。レンタカーは新函館北斗駅南口にレンタカー会社の営業所が並んでいるので、新幹線→レンタカーの乗り継ぎがスムーズですよ。冬期は積雪・凍結があるので、スタッドレスタイヤと冬装備は必須です。

飛行機でのアクセス

遠方から訪れる方は、まず函館空港を目指すのが一般的。東京(羽田)からは約1時間20分、大阪・名古屋・新千歳・丘珠・奥尻からの航空便も運行しています(出典:鹿部町公式「鹿部町の概要」)。函館空港から鹿部町中心部までは、車で約50〜60分(国道278号経由)。レンタカーを借りて、海岸沿いの絶景ドライブを楽しみながら向かうのがおすすめのルートですよ。したっけ(それじゃあ)、空の旅と海のドライブを一気に楽しんじゃいましょう。

主要都市からのアクセス例

東京からの場合:東京駅 →(東北・北海道新幹線 約4時間)→ 新函館北斗駅 →(函館バス211系統 約48分・500円)→ 鹿部町。トータル約5時間が目安です。
札幌からの場合:札幌駅 →(JR特急 約3時間30分)→ 函館駅 →(函館本線普通列車 約50分)→ 鹿部駅。
大阪・名古屋からの場合:飛行機で函館空港まで → レンタカーで約50分が最短。

「こう行くと便利ですよ」というおすすめは、東京方面なら新函館北斗駅で快速しかべ号に乗り換える1本のバス旅、関西・中部からは函館空港経由のレンタカーで道南の景色を楽しみつつ向かうルートですね。

鹿部町の関連リンク

【この町を愛する皆様へ】
この記事は、どのサイトよりも詳しく、正確に、そして魂を込めて執筆しています。町の魅力を最大限に引き出すため、今後も肉付けを続けていきます。ご期待ください。

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