【北海道福島町】ってどんなとこ?徹底解説!二大横綱と青函トンネルの里

北海道福島町の千代乃山・千代の富士記念館:千代の山・千代の富士、師弟二大横綱の歩みを辿れる横綱の里の象徴。

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人口3,259 人 ※2026年2月28日時点(住民基本台帳)
面積187.25 km²
人口密度17.4 人/km²

みなさん、北海道の福島町(ふくしまちょう)って知ってますか?「福島」と聞くと東北の福島県を思い浮かべる方が多いと思いますが、ここでお話するのは渡島半島の南西部にある、津軽海峡に面した小さな漁師町のほうなんですよ。人口3,259人、面積187.25km²の小ぢんまりした町で、人口密度はわずか17.4人/km²。なまら(とても)静かで、海と山がぎゅっと寄り添う、そんな町です。

この町、ただの田舎町じゃないんです。北海道で唯一、二人の横綱を生んだ「横綱の里」であり、本州と北海道を結ぶ青函トンネルの北海道側の基地となった町でもあります。さらに珍味スルメの生産量は日本一。函館市から国道228号線を車で約1時間30分、松前町方面へ向かう途中にぽっかり現れるこの町は、知れば知るほど「こんな場所が日本にあったのか」と驚かされる、そんな深みがあります。

地理的には、西は松前町、北西は上ノ国町(檜山振興局)、北東は知内町と隣接しており、青函トンネル内部では青森県東津軽郡外ヶ浜町とも繋がっているという、ちょっと面白い立地。南は津軽海峡が広がり、内陸部は大千軒岳をはじめとする山々が連なる、海と山の二刀流の町なんですよね。したっけ(それじゃあ)、訪れる人にも住む人にも、ここでしか味わえない暮らしの形があるってことがよく分かります。

目次

福島町の推しポイント

福島町を語るうえで外せない、町の核となる魅力をいくつかご紹介します。漁業の町でありながら、相撲の聖地でもあり、世紀の大工事の舞台でもあった——そんな多面的な魅力が、この小さな町にはギュッと詰まってるんですよ。どれも他の町じゃ味わえないやつばかりです。

二大横綱を生んだ「横綱の里」

福島町は、第41代横綱・千代の山雅信と、第58代横綱・千代の富士貢、二人の大横綱を輩出した町です。同じ町から二人の横綱が誕生した例は全国で福島町だけ。千代の山は北海道出身として初めて力士の頂点に立ち、千代の富士は相撲界初の国民栄誉賞に輝きました。町の中心部にある「横綱千代の山・千代の富士記念館」は、まさに町のシンボルなんですよ。

青函トンネルの北海道側起点

1988年に開通した世界最大級の海底トンネル「青函トンネル」、実はこの北海道側の工事基地を担ったのが福島町なんです。1964年の着工から24年もの歳月をかけた世紀の大工事。福島町の青函トンネル記念館では、当時使われたトンネルボーリングマシンや工事記録が展示されていて、その壮大さに圧倒されます。

スルメ生産量日本一

福島町は珍味「スルメ」の生産量で日本一を誇る町です。津軽海峡で水揚げされるスルメイカを丁寧に加工する伝統が、漁業の町としての誇りそのものなんですよね。なまら(すごく)噛みごたえがあって、噛むほどに旨みが滲み出るあの味は、まさに福島町の海の恵みって感じです。

道南の秘境「青の洞窟」と岩部海岸

船でしか辿り着けない秘境、岩部海岸。高さ200mの岩部断崖と数々の奇岩が連なる絶景の中に、知る人ぞ知る「青の洞窟」があります。奥行き約80m、高さ約11mの海蝕洞で、長年地元の漁師だけが「穴間」と呼んで守ってきた神秘の空間。岩部クルーズで一般公開されたのは2019年と、まだまだ新しい観光資源なんですよ。

国指定重要無形民俗文化財「松前神楽」

福島町に受け継がれる松前神楽は、国の重要無形民俗文化財に指定されている由緒ある神楽です。京風文化の影響を受けた開拓前期の松前文化の特色を備えており、福島大神宮例大祭などで奉納されます。漁師町に脈々と受け継がれる神聖な伝統文化、これも福島町の大きな魅力の一つですね。

福島町の歴史

福島町の歴史、じつはなまら(とても)古くて、ここを抜きにして道南は語れないんですよ。海を越えてやってきた人々、金山、戦乱、世紀のトンネル工事——時代ごとに違う顔を見せる町の歴史を、ちょっと辿ってみましょう。

平安末期から続く和人の足跡

1189年(文治5年)、奥州藤原氏の残党が津軽から渡海し、現在の吉岡地区に定着したという記録があります。蝦夷地で最も早く和人が住み着いた地域の一つで、北海道の中でも特に古い歴史を持つエリアなんですよ。1573年(天正元年)には常磐井家の祖・常磐井治部大輔藤原武衡らが折加内村に定着し、神明社(現在の福島大神宮)を創建しました。

道南十二館「穏内館」とコシャマインの戦い

1457年(長禄元年)、道南十二館のひとつ穏内館(現在の町館崎)が、アイヌの首長コシャマインによる蜂起(コシャマインの戦い)で落城しました。これは北海道史を語るうえで非常に重要な出来事。ところが、皮肉にも1965年の青函トンネル工事の作業基地造成によって遺構の大半が失われてしまい、緊急調査も間に合わなかったという悲しい経緯があります。

千軒金山とキリシタンの悲劇

1617年(元和3年)頃から、内陸の千軒地区で金山が開削されました。1620年(元和6年)にはイエズス会のカルワーリュ神父が千軒金山のキリシタン宗徒にミサを行ったという記録も残っています。しかし、その後の禁教令で多くの隠れキリシタンが処刑され、大千軒岳の山頂付近では106人が殉教したと伝えられているんですよね。今もその地は鎮魂の場所として知られています。

町制施行と吉岡村合併、そして青函トンネル

1944年(昭和19年)2月11日、町制を施行して福島町が誕生。1955年(昭和30年)1月1日には松前郡吉岡村と新設合併し、現在の福島町となりました。1963年(昭和38年)には青函トンネルの着工式が町内で開催され、1988年(昭和63年)の完成までの四半世紀、福島町は世紀の大工事の舞台となります。1969年に財政再建団体に指定された苦しい時期もありましたが、1972年には再建を成功させた粘り強い町でもあるんですよ。したっけ(それじゃあ)、青函トンネル開通と同時に松前線が廃止され、現在は鉄道駅のない町となっています。

福島町の文化・風習

福島町に来ると、海と山と人の暮らしがぎゅっと近い距離にあるのを感じるんですよね。漁港の朝の活気、神楽の太鼓の音、新そばの香り——そんな日常の風景の中に、この町の文化が生きてます。

津軽弁の流れを汲む「浜言葉」

福島町を含む道南地方の海岸部では、青森県の津軽弁の影響を強く受けた「浜言葉」が話されています。和人の定着が早かった渡島半島南部では、東北方言(特に北奥羽方言)的な色彩が濃く、北前船の影響で北陸方言や近畿方言の語彙も混じる、独特の言葉が成立しました。年配の漁師さんが話す浜言葉は、北海道内陸部の人でも「半分くらい何言ってるか分からない」と言われるほど個性的なんですよ。なして(どうして)こんなに違うかというと、開拓以前から本州との交流が早く、先祖が青森県出身の方が多いからなんですよね。

女だけの相撲大会と九重部屋夏合宿

毎年5月、母の日に開催される「北海道女だけの相撲大会」は、福島町ならではの名物行事。横綱の里として、全国から、時には外国からも参加者が集まる珍しい大会なんです。さらに毎年8月上旬には九重部屋(千代の富士が興した部屋)の夏合宿が福島町で行われ、横綱記念館の土俵で本格的な朝稽古が公開されます。「相撲が町の日常にある」というのは、全国でもここだけの文化ですよね。

松前神楽と祭礼行列が彩る四季

9月の福島大神宮例大祭は、宵宮祭から本祭、祭礼行列まで4日間にわたって開催される大祭です。京風文化の影響を受けた松前藩公の行列を格調高く再現しており、町内を練り歩く姿は圧巻。国指定重要無形民俗文化財の松前神楽が奉納される瞬間は、町中が神聖な空気に包まれます。10月には新そば収穫を祝う「カントリーフェスティバル」、冬には千軒地区で「どすこい雪まつり」と、四季ごとに町の顔が変わるんですよ。

津軽海峡が育む比較的温暖な気候

北海道の中で福島町は、対馬暖流の影響により年間を通じて比較的温暖な気候に恵まれています。北海道といえば豪雪のイメージがありますが、福島町は道内でも雪が少ないエリアの一つ。それでも冬の津軽海峡は荒れる日も多く、漁師さんは時化(しけ)を見極めながら海に出る生活を続けています。したっけ(それじゃあ)、海と隣り合わせで暮らすからこその、自然への敬意と慎ましさが、町の人の気質に染み込んでいる気がします。

福島町の特産品・食

福島町の食は、海と山の恵みをなまら(とても)贅沢に使ったものばかり。スルメ日本一の町ですから、まずはやっぱりこれから紹介していきましょうかね。

日本一の生産量を誇る「するめ」

福島町といえば、まずスルメ。生産量は日本一で、津軽海峡で獲れたスルメイカを天日や乾燥機でじっくり乾燥させた一品です。味は噛めば噛むほどイカ本来の甘みと旨みがじんわり広がる濃厚さ。スルメイカの主な漁期は夏から秋(6月~11月頃)で、その時期に水揚げされた新鮮なイカが加工されます。食べ方は炙ってマヨネーズと七味で、というのが定番。お酒のお供に抜群で、なまら(すごく)うまいんですわ。古くから北前船の交易品として珍重されてきた歴史があり、漁業の町・福島町の代表選手といえる存在です。

横綱の里のソウルフード「ちゃんこ鍋」

「横綱の里」福島町のソウルフードといえば、ちゃんこ鍋。町内の飲食店で年中提供されていて、九重部屋の夏合宿中には町内イベントで力士たちが直接振舞ってくれることもあるんですよ。味は鶏ガラベースのあっさりした塩味や、味噌仕立てなど店ごとに個性があり、具材は鶏肉、つみれ、白菜、豆腐、きのこなど盛りだくさん。夏でも食べたくなる一杯で、本場の味を相撲ファンならずとも楽しめるのが福島町ならではの体験です。

大千軒岳の麓で育つ「千軒そば」

内陸の千軒地区、海抜約100mの場所で昼夜の温度差が激しい大千軒岳の麓で栽培されているのが「千軒そば」です。自然乾燥にこだわって作られたそば粉は、本来の風味と味わいが豊かで、つるっとした喉越しが特徴。新そばの旬は10月から11月にかけてで、町内では「そばの花鑑賞会」や「新そば祭り」が開催されます。食べ方は十割そばのざる、温かいかけそば、そして名物の「千軒そば」を提供する地元のそば屋さんで味わうのが一番。江戸時代の千軒金山の時代から、この地で蕎麦が育てられてきた歴史があるんですよね。

津軽海峡の昆布と海産物

福島町の基幹産業は水産業で、コンブ養殖など「資源管理型漁業」を推進しています。津軽海峡の荒波で揉まれた昆布は身が引き締まり、出汁を取ると上品で深い旨みが出るのが特徴。旬は夏(7月~8月)の収穫期で、天日干しされた昆布が浜にずらっと並ぶ光景は、夏の福島町の風物詩です。食べ方は昆布巻き、おでんの出汁、根昆布茶など多彩。津軽海峡の冷たい海流と暖流が交わる豊かな漁場が、この町の食卓を支えているわけですね。

イカの旨みが詰まった「いかとんびパスタ」

近年、福島町で開発された新名物が「いかとんび入り和風パスタ」。いかとんびとは、イカのクチバシのこと。コリコリした食感と濃厚な旨みが特徴で、和風ソースとの相性が抜群なんですよ。町内の飲食店7店舗と青函トンネル記念館で食べられます。したっけ(それじゃあ)、スルメだけじゃないイカの新しい楽しみ方がここにあるってわけです。スルメ日本一の町だからこそ生まれた、イカを余すところなく使う発想がいいですよね。

福島町の観光スポット

福島町には、ここでしか味わえない個性的なスポットが点在しています。なまら(とても)コンパクトな町なんですけど、海・山・歴史・相撲・トンネルと、まったく違う表情のスポットが揃ってるんですよ。それぞれの空気感をじっくり味わいに行きましょう。

横綱の里のシンボル

  • 横綱千代の山・千代の富士記念館 – 福島町福島190番地。第41代横綱・千代の山雅信と第58代横綱・千代の富士貢、二人の生涯を辿れる町立の記念館です。九重部屋の稽古場と土俵が館内に再現されており、千代の富士が断髪した際の大銀杏や国民栄誉賞の賞状、横綱の綱、化粧まわしなどが展示されています。入館料は大人500円、小・中・高校生250円で、開館期間は3月17日~11月30日の9:00~17:00(12月1日~3月16日は冬期休館)。したっけ(それじゃあ)狙い目は8月上旬、九重部屋の夏合宿期間で、本物の朝稽古を見学できる年に一度のチャンスなんですよ。土俵を踏みしめる音とぶつかり稽古の重低音は鳥肌モノです。
  • 道の駅 横綱の里ふくしま – 福島町福島143-1の国道228号線沿いにある道の駅です。営業時間は9:00~17:00、駐車場は普通車32台・大型3台。生産量日本一を誇るスルメ(500円~)や、スルメを使った塩辛(600円)、昆布、一夜干しなど水産加工品がずらり。横綱記念館を併設しており、町の顔となる場所です。夏場はソフトクリームが人気で、暑い日にはスルメをかじりながら一服する観光客の姿が定番。函館から松前方面へドライブする際の中継地として、立ち寄る価値ありです。

世紀のトンネル工事の現場

  • 福島町青函トンネル記念館 – 海底トンネル「青函トンネル」の北海道側の基地となった福島町に建つ博物館です。入り口の多目的ホールでは、工事の最前線で活躍したトンネルボーリングマシンが圧倒的な存在感で迎えてくれます。海底ボーリング調査に使われた潜水艇「くろしおII号」や、24年の工事を記録した映像シアター、体験コーナーが充実。横綱記念館との共通入場券(大人700円)で300円割引になるので、セットで回るのがお得ですよ。なまら(とても)見応えがあって、トンネルに対するイメージが完全に変わります。
  • 青の洞窟(岩部海岸) – 松前矢越道立自然公園に指定されている岩部海岸にある海蝕洞。船でしか辿り着けない秘境です。洞窟は奥行き約80m、横幅最大約45m、高さ約11m。漁師たちが「穴間」と呼んで守ってきた神秘の空間で、入った瞬間に振り向くと、海面が透き通ったブルーに染まる光景が広がります。岩部クルーズ(大人3,000円・小学生1,500円、4月下旬~10月中旬運航)に乗船して向かうのが定番ルートで、所要時間は基本75分。波の状況や日の光、時間帯で青の濃淡が毎日違うので、晴天の日の午前中が一番きれいに映えると考えられています。

大自然と歴史を感じる場所

  • 海峡横綱ビーチ – 福島町月崎にある、2011年オープンの南北海道最大級の人工砂浜海水浴場。湾曲した突堤に囲まれているため、荒波の心配がなく、最大水深1.5mと浅め。子ども連れでも安心して遊べます。例年7月下旬から8月中旬の約1か月間が遊泳期間で、清掃協力金として任意100円が必要。天気のいい日には海の向こうに津軽半島が見え、対岸まで約20kmという近さに驚きます。津軽海峡にちゃぷんと足を浸す感覚は、北海道の他の海では味わえない独特のものなんですよね。
  • 吉岡温泉ゆとらぎ館 – 福島町字吉岡にある日帰り温泉施設。1994年開館、2024年4月に建て替えオープンしてリニューアルされました。営業時間10:30~21:30、定休日は月曜日(祝日の場合は翌日)と1月1日、入浴料は大人400円・小学生以下無料という良心価格。地元産の杉材をふんだんに使った木の温もりあふれる館内に、内風呂、露天風呂、ジェットの寝湯3つ、サウナ、水風呂と多彩。窓の外には吉岡川のせせらぎと杉と桜の森が広がり、四季ごとの景色が湯船から楽しめます。クルーズや観光のあとに立ち寄るのがなまら(とても)気持ちいいんですわ。
  • 伊能忠敬北海道測量開始記念公園 – 福島町字豊浜68番地3にある記念公園。「大日本沿海輿地全図」を作成した伊能忠敬による蝦夷地測量が、福島町吉岡から始まったとする記録が残っており、その功績を後世に伝えるため、伊能忠敬没後200年の節目だった2018年に建設されました。公園内には銅像と功績を記す説明板があり、駐車場は普通車10台分。歴史好きなら立ち寄りたいスポットで、津軽海峡を望む立地が当時の測量開始の情景を想像させてくれます。
  • 福島大神宮 – 1573年(天正元年)に常磐井家の祖が創建したと伝わる、町の総鎮守。境内には屋外の土俵があり、毎年5月の母の日に開催される「北海道女だけの相撲大会」の舞台にもなります。9月の例大祭では国の重要無形民俗文化財「松前神楽」が奉納され、京風の文化的影響を受けた格調高い祭礼行列が町内を練り歩きます。したっけ(それじゃあ)平日の静かな境内に立ち寄ると、漁師町の信仰の深さがじんわり伝わってくるんですよね。

福島町の観光ルート

福島町は函館から国道228号線を松前方面へ車で約1時間30分。鉄道駅がない町なので、基本は車またはバスでの移動になります。ここでは町内をしっかり巡る半日ルートと、道南の名所を組み合わせた1日広域ルートの2本をご紹介しますね。

【車・半日】横綱の里まるごと町内完結ルート

10:00 道の駅 横綱の里ふくしま → 10:15 横綱千代の山・千代の富士記念館(車徒歩すぐ)→ 11:30 福島町青函トンネル記念館(車5分)→ 12:30 ランチ(町内・車5分)→ 14:00 福島大神宮(車5分)→ 14:30 海峡横綱ビーチ(車5分)→ 15:30 吉岡温泉ゆとらぎ館(車15分)

①道の駅 横綱の里ふくしま(30分)
→ スルメや昆布のお土産を物色しつつ、町の概要を掴みます。朝イチで立ち寄ると物産センターも空いていて、じっくり選べる時間帯ですよ。

②横綱千代の山・千代の富士記念館(60分)
→ 二大横綱の足跡をじっくり辿る時間帯。8月上旬なら九重部屋の朝稽古見学を狙って早朝に組み替えるのもアリです。

③福島町青函トンネル記念館(60分)
→ 世紀の大工事のドラマに圧倒される時間。トンネルボーリングマシンの実物を午前の光の中で見ると、機械の質感が際立ちます。

④ランチ(60分)
→ 町内の飲食店でちゃんこ鍋やいかとんびパスタを。なまら(すごく)ボリュームあるので、午後に備えてしっかり食べときましょう。

⑤福島大神宮(30分)
→ 境内の土俵を眺めながら、漁師町の信仰文化に触れる静かな時間。午後の柔らかい光が境内を包む頃合いがちょうどいいんです。

⑥海峡横綱ビーチ(60分)
→ 7月下旬~8月中旬限定で遊泳可能。期間外でも砂浜散歩で津軽海峡の対岸を眺める時間に。夕方近くになると風が涼しくなって気持ちいいですよ。

⑦吉岡温泉ゆとらぎ館(90分)
→ 1日の締めくくりに杉の香りに包まれてゆっくり。露天風呂と吉岡川のせせらぎで観光疲れを溶かせる、最高のフィナーレなんですわ。

【車・1日】青の洞窟+道南西部広域ルート

8:00 函館駅 → 9:30 福島町岩部交流センター集合(車90分)→ 10:00 岩部クルーズ・青の洞窟(75分)→ 11:30 道の駅 横綱の里ふくしま(車30分)→ 12:30 ランチ → 14:00 福島町青函トンネル記念館 → 15:30 松前町 松前公園(車30分)→ 17:00 函館へ帰路(車90分)

①岩部クルーズ(青の洞窟)(90分)
→ グラスボートで岩部海岸を周遊。船首から眺める青の洞窟のなまら(すごい)青さは、午前中の光が差し込む時間帯がベストと考えられています。完全予約制なので2日前までに必ず予約を。

②道の駅 横綱の里ふくしま(30分)
→ クルーズ後の小休憩とお土産選び。スルメや昆布を冷蔵バッグに詰めて、後の行程に備えます。

③町内ランチ(60分)
→ ちゃんこ鍋や千軒そば、いかとんびパスタなど、福島町ならではのメニューでお腹を満たします。

④福島町青函トンネル記念館(60分)
→ 海底の世紀の大工事を体験。岩部の海上散策とセットで「津軽海峡を上下から味わう」贅沢な動線になりますよ。

⑤松前町 松前公園(90分)
→ 隣町に足を伸ばして、北海道唯一の城下町と桜の名所を散策。松前城(松前福山城)と藩屋敷で道南の歴史をもう一段深掘り。したっけ(それじゃあ)国道228号線で函館へ戻る帰路、津軽海峡の夕陽が見送ってくれます。

【バス・1日】公共交通で巡る木古内発着ルート

9:30 木古内駅(北海道新幹線)→ 10:30 福島バス停(函館バス松前行き約50~52分)→ 10:35 横綱記念館&道の駅(徒歩1分)→ 12:30 青函トンネル記念館前バス停(バスまたは徒歩)→ 14:00 吉岡バス停(バス約10分)→ 14:30 吉岡温泉ゆとらぎ館(徒歩10分)→ 17:00 木古内駅へ復路

①横綱千代の山・千代の富士記念館&道の駅 横綱の里ふくしま(120分)
→ バス停「福島」から徒歩1分。記念館と道の駅は隣接しているので、効率よく回れます。お昼もこのエリア内で済ませるのが動線的にラクですよ。

②福島町青函トンネル記念館(90分)
→ バス停「青函トンネル記念館前」下車徒歩1分。トンネル文化に浸る午後の時間帯。シアターで映像をじっくり観るとトンネルへの理解が深まります。

③吉岡温泉ゆとらぎ館(120分)
→ バスで吉岡へ移動し、徒歩10分。なまら(とても)リーズナブルな400円で杉の香り漂う温泉を堪能。木古内駅へ戻る前の極上の締めくくりです。本数が少ないので、復路のバス時刻は事前にしっかり確認しておきましょう。

福島町の年間イベント

福島町、人口約3,259人の小さな町ですが、四季ごとに個性的なイベントがびっしり詰まってるんですよ。したっけ(それじゃあ)、訪れる時期に合わせてイベントを狙ってみるのも面白いと思います。

5月|北海道女だけの相撲大会

ぜひ一度は見てほしいのがね、毎年5月、母の日に開催される「北海道女だけの相撲大会」。横綱の里・福島町ならではの特別行事で、福島大神宮境内の土俵にて、町内・道内のみならず、全国そして外国からも参加者が集まるんです。新緑が芽吹き始めた境内に響くのは、参加者の気合の声と土俵を踏みしめる音、そして観客の歓声。母の日らしい和やかな空気と、本気で取り組む真剣な勝負の熱気が同居する、不思議な祭典なんですよね。横綱の里として誇り高い福島町の文化が、町民の手で受け継がれていることを実感できる一日です。

7月下旬~8月中旬|海峡横綱ビーチ海開き

夏の福島町といえば、海峡横綱ビーチの海開き。例年7月下旬から8月中旬までの約1か月間限定で開設される、道南最大級の人工砂浜海水浴場のシーズンです。海開きの祈願祭で安全祈願がなされると、待ちきれない子どもたちが一斉に砂浜へ駆け出す光景はなまら(すごく)微笑ましいですよ。期間中の毎週日曜日にはツブのつかみ取り体験などのイベントも開催され、海水浴と漁師町ならではの体験が一度に楽しめます。海の向こうに津軽半島がくっきり見える快晴の日は、ロケーションも最高なんです。

8月|やるべ福島イカまつり&海峡花火大会

これは絶対に外せないイベントですね。毎年8月13日、海峡横綱ビーチで開催される「やるべ福島イカまつり&海峡花火大会」は、北海道では珍しいビーチで行われる夏祭りです。スルメ日本一の町ならではのスルメ・イカ料理の屋台、九重部屋の力士が滞在中なら直伝のちゃんこ鍋の販売、ビンゴ大会、ゲストによるステージショーと、盛りだくさん。フィナーレは津軽海峡をバックに最大7号玉、約2,300発の花火大会(2025年実績)。砂浜から見上げる枝垂れ花火と水中花火の幻想的な光景は、したっけ(それじゃあ)一度見たら忘れられない夏の記憶になります。

8月上旬|九重部屋夏合宿

毎年8月上旬には、横綱千代の富士が興した九重部屋の夏合宿が福島町で開催されます。横綱千代の山・千代の富士記念館内の稽古土俵で本格的な朝稽古が公開されており、相撲ファンには見逃せないイベントです。早朝、力士同士のぶつかり稽古の重低音と、土俵の砂が舞い上がる埃の匂い、そして親方の鋭い掛け声が館内に響き渡る空気は、まさに「相撲の聖地」そのもの。記念館の展示と合わせて見学すると、福島町が「横綱の里」と呼ばれる意味が体に染み込みますよ。

9月中旬|福島大神宮例大祭

そしてこれが福島町の信仰文化の最大の見どころ。毎年9月中旬に開催される福島大神宮例大祭は、宵宮祭・神輿渡御(祭礼行列)・本祭の4日間にわたる伝統的な大祭です。北前船でもたらされた京風の文化的影響を受けた開拓前期の松前文化の特色を備え、福島町指定の四ヶ散米(しかさご)行列と奴行列を先行に、大名行列、山車10数台が町内を2日間練り歩きます。「ホォー」という奴行列の掛け声と、松前神楽(国指定重要無形民俗文化財)の太鼓の音が町中に響く光景は壮観。9月のひんやりした空気の中、藩政時代の格調高い行列が現代に蘇る瞬間です。

10月|カントリーフェスティバル(新そば祭り)

秋の収穫祭としておすすめなのがね、毎年10月に青函トンネル記念館前で開催される「カントリーフェスティバル」。新そばの季節を皮切りに、地元産の魚介類や農産物など新鮮な食材が集結する秋の収穫祭で、特売会、豪華なマグロ解体ショー、ステージイベント、警察・自衛隊などの特殊車両の展示と、見どころ満載なんですよ。打ち立ての千軒そばの香りと、海産物を焼く煙の匂いが混ざり合う、福島町の食の豊かさを体感できる一日。なまら(とても)地元密着で、町民と観光客が一緒になって秋の恵みを楽しむ温かい空気が広がります。

冬|どすこい雪まつり(千軒地区)

冬の福島町を盛り上げるのが、雪質の良さで知られる千軒地区で開催される「どすこい雪まつり」。雪上バナナボートや綱引き、子ども相撲などイベント内容も盛りだくさんで、相撲の町らしい趣向が随所に光ります。大千軒岳の麓、海抜100mほどの千軒地区はキリッと冷え込む内陸の気候で、しんしんと積もる雪の中で行われる雪上の催しは、子どもも大人も夢中になれる冬の風物詩なんですよ。

福島町のエリア別の顔

福島町、面積は187.25km²と広めですが、地理的には大きく3つのエリアに分けて見ると分かりやすいんですよ。海岸沿いの中心部、内陸の山あい、そして秘境の漁港と、それぞれ全然違う顔を持ってるんです。したっけ(それじゃあ)、エリアごとの個性を見ていきましょう。

福島中心部エリア|町の顔が集まる観光の中心地

国道228号線沿い、字福島・字月崎を中心とした町の中心エリア。福島町役場、道の駅 横綱の里ふくしま、横綱千代の山・千代の富士記念館、福島大神宮、海峡横綱ビーチが半径数km圏内にぎゅっと集まっています。観光客のほとんどがまず立ち寄る場所で、初めて福島町を訪れる人にはここから巡るのがおすすめですよ。津軽海峡を望む立地で、漁港の活気と歴史的建造物が同居する、町の「ハイライト」が詰まったエリア。役場4階の展望室からは、晴れた日に津軽海峡を行き交う船や青森県津軽半島まで見渡せるので、ちょっと寄ってみる価値ありです。なまら(とても)コンパクトに観光名所がまとまっているので、半日あれば一通り回れちゃうのがいいところ。

吉岡エリア|歴史と温泉が交わる西側の玄関口

町の西側、松前町に近い字吉岡・字豊浜エリアは、青函トンネル記念館や吉岡温泉ゆとらぎ館、伊能忠敬北海道測量開始記念公園が点在する、歴史と癒やしの地区です。1955年に福島町と合併する前は独立した「吉岡村」として存在していたエリアで、漁港と温泉、そして青函トンネルの北海道側出入口を抱える歴史的にも重要な場所。1189年(文治5年)に奥州藤原氏の残党が定着したと伝わる、町内でも最も古い由緒を持つ地域でもあります。観光的には、温泉でじっくり休みたい人や、トンネル工事の歴史を深く知りたい人におすすめのエリアですよ。したっけ(それじゃあ)、吉岡漁港の漁師さんの作業風景を遠目に眺めながら、ゆとらぎ館で湯に浸かる——そんな贅沢な時間が過ごせます。

千軒エリア|大千軒岳の麓に広がる山あいの里

町の内陸、海抜約100mの場所に位置する字千軒地区は、大千軒岳(標高1,072m)の麓に広がる山あいの里。江戸時代初期から金山で栄えた歴史を持ち、今は「千軒そば」の生産地として知られています。大千軒岳は1896年(明治29年)に北海道で最初に一等三角点が設置された山で、日本三百名山にも選ばれている渡島半島南西部の最高峰。隠れキリシタン処刑によって106人が殉教した地でもあり、信仰と歴史が深く刻まれた場所なんです。観光的には、自然散策や歴史散歩が好きな人、新そばを食べに行きたい人にぴったりのエリア。冬は雪質の良さで知られる「どすこい雪まつり」の舞台、夏は新そば収穫前のそばの花が一面に咲く絶景が広がります。海岸エリアとは全く違う、しっとりとした山里の空気が魅力ですよ。

岩部エリア|船でしか辿り着けない秘境の漁港

町の東側、知内町寄りの字岩部地区は、まさに「秘境」と呼ぶにふさわしいエリア。岩部漁港から先は道路が無く、青の洞窟へは船でしか辿り着けません。松前矢越道立自然公園に指定されており、高さ200mの岩部断崖と数々の奇岩が連なる絶景が広がります。岩部交流センター(クルーズ受付所)、岩部の売店があり、岩部クルーズの拠点となるエリアです。冒険心のある旅人や、写真好き・ドローン撮影好きの方にはたまらない場所。なまら(とても)人の手が入っていない自然そのものが楽しめるので、「観光地化された場所には飽きた」という人にこそおすすめしたいエリアなんですよね。クルーズの運航期間(例年4月下旬~10月中旬)に合わせて訪れるのがマストです。

福島町の気候・季節の暮らし

北海道の中で福島町って、実はなまら(とても)暮らしやすい気候だって知ってますか?対馬暖流の影響を受けて、道内では比較的温暖で雪が少ないエリアなんですよ。したっけ(それじゃあ)、四季の暮らしを具体的に見ていきましょう。

道内屈指の温暖さ|年平均10.3℃の海沿い気候

福島町に最も近いアメダス観測地点である松前のデータでは、年平均気温10.3℃、年降水量1262.9mm(気象庁、統計期間1981〜2010年)。これは、札幌(年平均約8.9℃)よりも暖かく、北海道の中ではかなり穏やかな部類です。津軽海峡に面した立地と対馬暖流のおかげで、内陸の真冬日(最高気温が0℃を下回る日)が連続するような厳しさは少なめ。それでも冬はしばれる(厳しく冷え込む)日もあるので、北海道らしい冬の備えは必要ですよ。

夏の暮らし|涼しく過ごしやすい海風の町

福島町の夏は、津軽海峡から吹く海風のおかげで本州ほど蒸し暑くなりません。海峡横綱ビーチの遊泳期間が例年7月下旬から8月中旬の約1か月間と短めなのも、北海道らしい夏の儚さを物語っています。9月には大相撲の秋風と一緒に海開きが終わり、福島大神宮例大祭の頃にはひんやりした空気に変わる。エアコンが必要ない日も多く、扇風機と窓を開けるだけで十分過ごせる、と言われる気候なんですよね。寝苦しい夜が少ないのは、夏の福島町の隠れた魅力です。

冬の暮らし|雪は少なめ、でも津軽海峡おろしは要注意

北海道といえば豪雪のイメージですが、福島町は道内では雪が少ないエリアの一つ。それでも内陸部の千軒地区になると話は別で、「どすこい雪まつり」が開催されるほど雪質の良い積雪地帯になります。海沿いの中心部は雪より風と時化(しけ)に注意が必要で、津軽海峡を渡ってくる強い北西風が真冬の漁港を白く染める日もあるんですよ。暖房は灯油ストーブが主流と考えられ、冬の灯油代と除雪体制は移住前にしっかりチェックしておきたいポイントです。

春と秋|短いけれど濃密な季節

5月になるとようやく桜が咲き、母の日には「北海道女だけの相撲大会」で町が活気づきます。新緑の岩部海岸は4月下旬の岩部クルーズ運航開始とともに賑わい始め、海の青が一段と冴えるシーズンに突入。秋は10月のカントリーフェスティバルで新そばと海産物が並び、内陸の千軒地区では大千軒岳の紅葉が燃えるように色づきます。なまら(とても)短いけれど、季節の移ろいが鮮明で、それぞれの月にイベントが詰まっているのが福島町の四季の特徴ですね。

ヒグマと自然との共存

大千軒岳をはじめ町域の多くを山林が占める福島町では、ヒグマの出没情報も日常的に発信されています(福島町公式サイトでも頻繁に更新されています)。実際、2025年8月には町内一円にヒグマ警報が発出され、やるべ福島イカまつり&海峡花火大会の内容が一部変更となる事態も発生しました。山に入る際の注意、夕暮れ後の単独行動を控えるなど、北海道らしい自然との距離感を学ぶことも、ここで暮らす一部です。

【地元住民に直撃!】福島町の本当の魅力を電話で聞いてみた

※お話いただいた内容のニュアンスを大切にしながら、当編集部にて要点をまとめ、再構成しています。
※地元の人の選定はクラウドサービスで募集し、ご協力いただいているものです。あえて地元の言葉で話すようお願いしています。

40代女性

Q1. あなたのご職業を教えてください。

主婦です。実家が漁師の家系で、結婚してからは旦那の水産加工の仕事を手伝いながら、たまにパートにも出てます。生まれも育ちも福島町。一回函館の高校に下宿で通った以外は、ずーっとこの町で暮らしてますわ。


Q2. この街に来て絶対行くべき場所はどこだと思いますか?

定番はやっぱり「青の洞窟」さ。岩部クルーズに乗らないと行けないっしょ?昔はうちらでも「穴間」って呼んでて、漁師しか知らない秘密の場所だったんだよ。あとね、通な場所だったら役場の4階の展望室。タダで入れて、晴れた日は青森まで見渡せるの。観光客はほとんど知らないけど、なまら景色いいよ。


Q3. この市町村でお土産を買うとしたらなんですか?

定番は文句なしで「するめ」だね。日本一の生産量だもん、ここに来たら買わない手はないっしょ。道の駅でも売ってるし。地元向けっていうかね、私らがちょっとした手土産にするのは「成屋菓子舗」のお菓子かな。あと「菓子舗たつや」のトンネル羊羹もしぶいよ。よそのお家にお邪魔するときはこれ持ってけば間違いないっす。


Q4. 外から人が来たときにまず連れていく店はどこですか?

うーん、迷うんだけど「居酒屋 留(る)」かな。夫婦ふたりでやってる小さい店なんだけど、刺身の厚みがもう違うのさ。アワビもどーんと出てくるしね。最近は「いかとんびパスタ」も食べれるようになって、町外の友達連れてくとびっくりするよ。お昼だったら「たかお」のあんかけ焼きそばか、奮発してアワビカレー食べさせるね。


Q5. この市町村はどんな気質だと思いますか?

なんていうかね、横綱二人も出した町だからか、芯が強いっていうか粘り強い人が多いと思う。漁師町だから口は悪いけど情は厚いっていうかね(笑)。お祭りとかイベントになるとみんな本気出すのさ。「女だけの相撲大会」なんてその典型だべ。あとはやっぱり海と山に囲まれてるから、自然相手にしてきた分、お互いさまの気持ちが強い土地柄だと思うわ。


Q6. 昔に比べて、街の雰囲気や活気はどう変わったと感じますか?

正直さみしくなったよ。私が子供の頃は青函トンネルの工事で町に活気あって、商店街もにぎやかだったの。今は人口3千人ちょっとでしょ?同級生もみんな函館とか札幌出てっちゃってさ。イカも昔みたいに獲れないし。けど、最近は新潮学舎ができて道外から高校生来てくれたり、アニメ「うっちゃり!」で町PRしたり、若い人が頑張ってる感じはする。クマの件はね…去年の夏は本当に怖かった。あれ以来、暗いうちに外出るの怖くてね。でも町を盛り上げようっていう人はちゃんといるから、まだまだ捨てたもんじゃないと思ってます。

ご協力ありがとうございました!

福島町の移住・暮らし情報

福島町、人口3,259人(2026年2月28日時点)の小さな町だからこそ、暮らしのリアルがじんわり見えてくるんですよ。したっけ(それじゃあ)、住む現実をエリアごとに紐解いていきましょう。

住宅環境|空き家バンクと公営住宅が暮らしの入口

福島町には民間の賃貸物件があまり多く流通しておらず、移住希望者の住まい探しは「福島町空き家バンク」と「町営住宅」が現実的な選択肢になります。空き家バンクは町企画課(TEL:0139-47-3007)が運営しており、物件の所有者と利用希望者が登録・交渉する仕組み。町外の方で移住・定住を希望する場合は、まず空き家バンク登録から始めるのが王道のルートですよ。SUUMOやアットホームのような大手賃貸サイトではほとんど物件が掲載されていないため、家賃相場を一般的な数値で示すのは難しい状況です。実際の物件情報は、空き家バンク登録後に直接確認するのが確実と考えられます。

仕事と通勤|漁業とコンブ養殖が町を支える

福島町の基幹産業は水産業で、コンブ養殖など「資源管理型漁業」が経済を支えています。スルメ加工業も町の重要な産業の一つ。一方、町外への通勤先としては、車で約30分の木古内町、約1時間半の函館市が現実的な範囲。近隣の松前町や知内町への通勤も含め、車があると生活の選択肢が広がります。函館市のベッドタウンというよりは、漁業を生業にする方や、リモートワーク・地域おこし協力隊など独自の働き方をする方に向いた町、と考えられますね。

買い物環境|道の駅とロードサイドが生活拠点

町内中心部の国道228号線沿いには、地元のスーパーや商店、道の駅 横綱の里ふくしまが並びます。日常の食料品や水産加工品の買い物はここで完結できますが、家電・衣料品の大型商業施設はないので、本格的な買い物となると車で函館市や木古内町まで足を伸ばす形になります。新鮮なスルメイカや昆布が地元価格で手に入るのは、漁師町ならではのなまら(とても)大きな魅力。福島漁港・吉岡漁港・岩部漁港と3つの漁港があり、海産物の鮮度に関しては全国どこにも負けないレベルなんですよ。

子育て・教育|小2校・中1校・高1校で18歳まで育つ

福島町には、福島町立福島小学校(児童数119人)、福島町立吉岡小学校(児童数32人)、福島町立福島中学校(生徒数98人)、そして道立の北海道福島商業高等学校が揃っています(児童・生徒数は町公式サイト掲載値)。小規模校ならではの少人数教育で、一人ひとりに目が行き届く環境です。北海道福島商業高等学校では、岩部クルーズや町内特産品を活用した実習、アワビ陸上養殖事業の学習など、地域に根ざした商業教育が展開されているのも特色。子育て支援としては、満18歳まで医療費無料、出産祝い金、保育料補助制度などが整備されています(移住・定住情報サイト「北海道で暮らそう!」掲載情報)。

医療環境|町唯一の診療所が地域医療を支える

町内の医療機関は「福島町国民健康保険診療所 やまゆりクリニック」が中心。日常の内科・消化器内科の診療はこちらでカバーされていますが、専門的な治療や入院が必要な場合は、車で1時間〜1時間半の函館市の総合病院(市立函館病院、函館中央病院など)が選択肢になると考えられます。救急搬送の体制は離島ではないものの、都市部とは事情が異なるため、持病のある方は受診しやすさを移住前に確認しておくのが賢明ですね。

エリア別の住みやすさ|中心部・吉岡・千軒・岩部

中盤で「旅する視点」から紹介した4エリアを、住む視点で見直してみましょう。福島中心部エリアは役場・診療所・小中学校・道の駅・スーパーが揃う、生活の便が一番いいエリア。初めての移住ならまずここがおすすめです。吉岡エリアは温泉施設や青函トンネル記念館があり、静かに暮らしたい方や2024年リニューアルした吉岡温泉ゆとらぎ館の常連になりたい方にぴったり。千軒エリアは大千軒岳の麓の山あいで、そばや農の暮らしに親しみたい方向け。冬の積雪は中心部より多めなので、除雪に慣れた方が向いています。岩部エリアは秘境感があり、岩部クルーズに関わる仕事や民宿運営など、観光業に深く関わりたい方の選択肢ですね。

福島町へのアクセス

福島町は北海道新幹線が町内を通るものの駅がないため、アクセスの基本は「車またはバス」になります。したっけ(それじゃあ)、出発地別に具体的な行き方をまとめておきますね。

飛行機+車・バス|本州からの定番ルート

本州から福島町を目指す場合、最も一般的なのは飛行機での函館空港経由です。羽田空港から函館空港まで約1時間20分。函館空港からはレンタカーまたは函館バスで国道228号線を松前方面へ南下し、約1時間30分(70km強)で福島町中心部に到着します。函館バス(松前行き)の場合、函館駅前バスターミナルから「福島」バス停まで約2時間ちょっとと考えられます。最新の時刻表は函館バス公式サイトで確認するのが確実です。

参考:函館バス株式会社

新幹線+路線バス|木古内駅経由ルート

東京駅から新幹線一本で行くなら、北海道新幹線「はやぶさ」で新青森を経由し、新函館北斗駅または木古内駅まで。所要時間は東京駅〜木古内駅で約4時間〜4時間20分(途中乗換あり)。木古内駅前から函館バスの松前線(521・522・523系統)に乗り換えて、福島バス停まで約50〜57分です。本数は1日数本に限られるので、事前に時刻表チェック必須。木古内駅は2016年の北海道新幹線開業に合わせて整備され、駅前のバス停までスムーズに移動できます。

参考:JR北海道

車|函館・新千歳空港からの目安

函館市街から国道228号線を松前方面へ車で約1時間30分(約70km)。途中、木古内町を通過します。新千歳空港からだと道央自動車道経由で函館方面へ向かい、合計で約4時間30分〜5時間と考えられます。2022年3月に函館・江差自動車道の木古内ICが開通し、函館〜木古内間のアクセスが以前より速くなったので、車での移動はなまら(とても)スムーズになりましたよ。冬季は道路の凍結や時化による高波で国道228号線の沿岸部が通行注意になることもあるので、必ず最新の道路情報を確認してから出発するのが安全です。

観光ルート提案|函館発着の1日ドライブ

こう行くと便利ですよ、というおすすめは、函館空港または函館駅で朝8時頃にレンタカーを借り、国道228号線で南下するルート。9:30に岩部交流センターで岩部クルーズに乗船、青の洞窟を75分で堪能(要事前予約)。11:30から町内中心部で道の駅 横綱の里ふくしま+横綱記念館+青函トンネル記念館を巡り、ランチに千軒そばやちゃんこ鍋。15:30以降は隣の松前町まで足を伸ばすか、吉岡温泉ゆとらぎ館で体を温めて17時頃に函館へ帰路、というのが定番の動線。福島町だけでも半日、松前町と組み合わせて1日、というプランの組み立てが可能です。

福島町の関連リンク

福島町に関する公式情報は、以下の2つのサイトから確認できます。

福島町(公式ホームページ)
町政・行政情報・移住・空き家バンク・防災情報など、福島町の公式情報を発信しているウェブサイトです。

福島町観光 BE HAPPY FUKUSHIMA
福島町観光協会が運営する観光情報の公式サイトです。観光スポット、行事、グルメ、宿泊、岩部クルーズなど旅行に役立つ情報がまとまっています。

福島町避難所一覧
福島町の指定避難所一覧です。地元の方も観光の方も、万が一の場合に備えて事前に確認しておきましょう。

【この町を愛する皆様へ】
この記事は、どのサイトよりも詳しく、正確に、そして魂を込めて執筆しています。町の魅力を最大限に引き出すため、今後も肉付けを続けていきます。ご期待ください。

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