【北海道倶知安町】ってどんなとこ?徹底解説!絶景!羊蹄山麓のJAPOWパウダーと男爵芋の聖地

北海道倶知安町のJAPOWパウダー:ニセコエリア特有の、湿気が極めて少ない超軽量な粉雪。世界中のスキーヤーが熱望する最高級の雪質です。

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人口15,979 人 ※2026年3月31日時点(住民基本台帳)
面積261.34 km²
人口密度61.1 人/km²

みなさん、倶知安町(くっちゃんちょう)って知ってますか?北海道後志地域の中核都市で、蝦夷富士と呼ばれる羊蹄山と世界が憧れるニセコ連峰に抱かれた、人口15,979人の小さな町。冬は世界中のスキーヤーが押し寄せる「JAPOW(ジャパウ)」発祥のパウダースノーの聖地、夏は男爵いもの一大産地として知られる、二つの顔を持つ町です。

倶知安町は北海道虻田郡に属し、後志総合振興局の所在地でもあります。面積は261.34km²で、東西25.1km、南北21.8km、海抜176mの小盆地に広がる町。気候は日本海側気候に分類され、年間降雪量は10mを超え、最深積雪も2m近くに達する日本屈指の特別豪雪地帯です。だからこそ「スキーの町宣言」を昭和47年に出し、雪を町技として育ててきたんですよね。

倶知安」という地名はアイヌ語に由来していて、「クッシャニ(管・かんざしを・流す)」など諸説ありますが、いずれにせよアイヌ語起源です。当時の北海道庁参事官・白仁武がこの漢字をあてたんだとか。したっけ(それじゃあ)、隣にどんな町があるか紹介しますね。倶知安町に隣接するのは、西のニセコ町蘭越町、北の共和町仁木町、東の京極町、そして北東の赤井川村。同じ後志管内の6町村に囲まれていて、特にニセコ町・蘭越町とは「ニセコ観光圏」を形成しています。住むにしても訪れるにしても、ここでしか味わえない雪と山と食の物語が待ってる場所、それが倶知安町なんですよ。また、羊蹄山の山頂を境にニセコ町真狩村京極町喜茂別町と分かれている格好です。

目次

倶知安町の推しポイント

JAPOW発祥地・ニセコ東急グラン・ヒラフ

倶知安町といえば、まずココ。ニセコ東急グラン・ヒラフは、ニセコアンヌプリ山麓にある4つのスキー場のなかで最大規模を誇り、世界中のスキーヤーやスノーボーダーが「JAPOW(ジャパウ)」と呼ぶふわふわの雪を求めて押し寄せます。1シーズンで約15mの降雪量って、もうなまら(とても)ありえない量なんですよ。アンヌプリ全体の年間スキー客の約7割がこのグラン・ヒラフに集中しているというから驚きです。

男爵いもの一大産地「くっちゃんじゃが」

倶知安町の耕地面積約4,200haのうち約1,200ha(東京ドーム約256個分)に馬鈴しょが作付けされていて、生食用男爵いもの全国屈指の産地となっています。「くっちゃんじゃが」のブランド名で全国に出荷される男爵いもは、檜山管内今金町、後志管内京極町と並ぶ三大産地のひとつ。羊蹄山麓の火山灰土壌と寒暖差が生む、ホクホク感が自慢です。

蝦夷富士・羊蹄山の絶景

標高1,898mの活火山・羊蹄山は、日本百名山にも選ばれた円錐形の名峰。倶知安町の南にそびえ、富士山にそっくりな姿から「蝦夷富士」と呼ばれます。支笏洞爺国立公園に指定されており、町のどこからでも雄大な姿を眺めることができます。じゃがいも畑越しに見上げる羊蹄山は、もう絵葉書そのものですよ。

東洋のサンモリッツ・国際リゾートの顔

倶知安町は1964年にスイスのサンモリッツと姉妹都市提携を結び、「東洋のサンモリッツ」とも呼ばれる国際リゾート。ひらふ地区では、字山田が2006年から3年連続で住宅地の地価上昇率全国1位を記録し、2016年には字旭が再び全国1位になりました。さらに2018年、日本国内で初めて宿泊料金の2%を徴収する定率制宿泊税条例を制定するなど、世界有数のリゾート地として独自の歩みを続けています。

豪雪うどんと二世古酒造の地酒

男爵いものデンプンを使った半透明の麺「豪雪うどん」、羊蹄山の湧水で仕込む二世古酒造の地酒——倶知安町の食文化は、雪と水と芋の三位一体。豪雪地帯ならではの恵みが、ここでしか味わえないグルメを生み出しています。したっけ(それじゃあ)、この後で詳しく紹介していきますね。

倶知安町の歴史

クッチャン原野の開拓と「倶知安」の誕生

倶知安町の歴史は、1892年(明治25年)のクッチャン原野の開墾から本格的に始まります。前年の1891年にクッチャン原野貸下げのための共同出願組合が結成され、入植した若者たちが豆や麦とともにジャガイモを播いたことが記録に残っています。翌1893年(明治26年)には倶知安村が設置され、当時の北海道庁参事官・白仁武がアイヌ語のクッチャンに「倶知安」という漢字をあてました。「倶に安らぎを知る町」——開拓者たちは厳しい冷害や凶作と闘いながら、この理想を礎に町を築いてきたんですよね。1907年の山梨県大水害以降は山梨県からの移住も進み、町は徐々に拡大していきました。

鉄道開通と町制施行

1904年(明治37年)に北海道鉄道(現・函館本線)が開通したことで、倶知安町は後志地域の交通拠点として大きく成長します。1910年(明治43年)には後志支庁(現在の後志総合振興局)が設置され、行政の中心地としての地位を確立。1916年(大正5年)に町制施行し、晴れて「倶知安町」となりました。1955年には陸上自衛隊倶知安駐屯地が開設され、軍事・行政の要としての役割も担っていきます。

スキーリゾートとしての歩み

意外なことに、倶知安町とスキーの関わりは戦前からなんですよ。1912年(明治45年)にレルヒ中佐一行が羊蹄山スキー登山を試み、1928年には「スポーツの宮様」秩父宮殿下がニセコアンヌプリでスキー登山を楽しまれました。同年スイス・サンモリッツで日本人選手が冬季五輪に初出場し、それが縁で1964年に姉妹都市提携が実現。1961年には全長日本一(当時)1,070mのスキーリフトがひらふスキー場に完成し、1970年と1986年には冬季国体スキー競技会が開催されました。1972年に「スキーの町」を宣言してからは、まさに雪を町技として歩んできた町なんです。

世界のニセコへの変貌

2000年代以降、オーストラリアを中心とした外国人観光客が急増しました。2002年度に約4,500人だった豪州からの宿泊延べ人数は、2004年度には約4万5千人と10倍に拡大。コンドミニアム建設ラッシュで、字山田が2006年から3年連続で住宅地地価上昇率全国1位を記録するという、もうわや(めちゃくちゃ)すごいことになりました。2022年10月には字山田の一部約212haが「倶知安町ニセコひらふ」に住所変更され、今や「日本のニセコ」から「世界のニセコ」へと姿を変えています。

倶知安町の文化・風習

豪雪と共に生きる暮らし

倶知安町の冬は、本州の人には想像できないレベルです。1月の平均最低気温は−9.6度、月最深積雪の極値は1970年3月25日の312cmという記録もあります。1月から3月にかけては、屋根の雪下ろしや玄関先の除雪が日課。家の前に「雪山」ができるのは当たり前で、子どもたちはその雪山を遊び場にしています。冬の朝、家を出る前に「今日しばれる(とても寒い)ねぇ」と挨拶を交わすのは日常風景。窓ガラスには氷の華が咲き、町全体が真っ白なベールに包まれます。

北海道弁と倶知安の言葉

倶知安町の人たちが話すのは、温かみのある北海道弁です。「なまら(とても)」「したっけ(それじゃあ・そうしたら)」「しばれる(とても寒い)」「めんこい(かわいい)」「けっぱる(がんばる)」——こうした言葉が日常に溶け込んでいます。「今日のじゃが、なまら(とても)うまかったわ」「したっけ(それじゃあ)、また明日ね」と、語尾が柔らかくて、初めて聞いた人も自然と心がほぐれる、そんな話し方なんですよ。さらに、語尾に「〜っしょ」「〜だべさ」がつくのも特徴。「いい雪降ったっしょ?」って言われたら、もう道産子の世界に入った気分になります。

食卓に並ぶじゃがいも料理

倶知安町の家庭の食卓には、じゃがいもが当たり前のように並びます。蒸かしたじゃがいもにバターと塩辛をのせる「いももち」、男爵いもをすりつぶして片栗粉と混ぜて焼く郷土料理など、じゃがいも文化が深く根付いています。冬の鍋の締めには豪雪うどんを入れて、夏は採れたての「くっちゃんじゃが」をシンプルに塩茹で。地元ならではの食べ方は、家族で代々伝えられてきました。

四季の祭りと国際色

2月には「雪トピアフェスティバル」、8月には毎年8月第1週の土日に「くっちゃんじゃが祭り」が開催されます。じゃが祭りでは、制限時間内にじゃがいもを袋詰めする「じゃがいもジャンジャン取り」、百人太鼓、じゃがねぶた、約1,000発の納涼花火大会と、町全体が熱気に包まれるんですよ。一方、冬のひらふ地区を歩くと、英語、中国語、韓国語などが飛び交い、世界中から人が集う国際色豊かな空気を体感できます。一つの町に、北海道のあったかい日常と、世界のリゾートの顔が同居している——それが倶知安町の文化なんです。

倶知安町の特産品・食

くっちゃんじゃが(男爵いも)

倶知安町の代名詞ともいえる「くっちゃんじゃが」。約1,200haの畑で栽培される男爵いもは、ホクホクした食感と濃い味わいが自慢です。羊蹄山麓の火山灰土壌と昼夜の寒暖差、雪解け水の恵みが、でんぷん含有量の高い良質な男爵いもを育てます。旬は9月〜11月の収穫期で、6月下旬から7月中旬には畑一面が「ピンクの絨毯」と呼ばれるじゃがいもの花で彩られ、初夏の風物詩となっています。食べ方は、皮ごと蒸かしてバターをのせる「じゃがバター」が王道。塩茹でしただけで、もうなまら(とても)うまいんですよ。明治末期から栽培が始まり、戦後の良質な男爵薯生産で全国に名を轟かせた、開拓者の汗と知恵が詰まった一品です。

豪雪うどん

男爵いものデンプンを主成分にした、半透明で光沢のある独特なうどんが「豪雪うどん」です。倶知安町のホテル第一会館が創業30周年記念料理として開発したもので、名前は倶知安町が北海道有数の豪雪地帯であることと、白く透き通った麺が雪を連想させることに由来しています。味は、つるつるとした喉越しと、もっちりプリプリの食感が独特。釜揚げで食べる場合は冷水で締めてつけ麺スタイルで味わうのが定番です。鍋の締めにも合い、小麦粉のうどんとは違って食べた後の軽やかさが印象的なんですよね。土産物としても乾麺・生麺の両方が販売されており、町内のスーパーや土産物店で購入できます。

二世古酒造の地酒

1916年(大正5年)創業の二世古酒造は、北海道最南端の酒蔵。ニセコワイス山系の雪清水と、隣の京極町に湧く「羊蹄のふきだし湧水」を仕込み水に使用し、加水調整をしない「原酒」にこだわった日本酒を醸しています。味わいは、香りが強く濃厚で、酒のうまみがストレートに伝わる力強さ。北海道の酒造好適米「彗星」「吟風」「きたしずく」を使い、近年は北海道産米100%、そのうち半分が倶知安町とニセコ町産という、徹底した地元志向です。冬限定の活性にごり酒「えぞの誉」や、米とコーヒー豆だけで造る「珈琲焼酎」など、ここでしか味わえない逸品も。蔵が雪に覆われ「かまくら状態」になる冬の低温発酵が、繊細でキレのある味を生み出すんですよ。

羊蹄山麓のアスパラガス・メロン

豊富な羊蹄山の伏流水と昼夜の寒暖差を活かして、倶知安町ではじゃがいも以外にもアスパラガスやメロンの栽培も盛んです。アスパラガスの旬は5月〜6月で、太く甘みが強いのが特徴。採れたてをシンプルに茹でたり焼いたりするだけで、シャキシャキとした食感と濃い味わいが楽しめます。メロンは7月〜8月が旬で、果汁たっぷりの甘さが自慢。羊蹄山の湧水で育った野菜や果物は、雪解け水のミネラルをたっぷり含んだ、まさに自然の恵みなんですよね。

ニセコラーメン・スープカリー

豪雪うどん以外にも、男爵いもを練り込んだ「ニセコラーメン」や、地元の野菜をたっぷり使った「ニセコスープカリー」など、じゃがいもを起点にした特産加工品も豊富です。冬のスキー帰りに食べる温かいスープカリーは、冷えた身体に染み渡る一杯。ジンギスカンや地元産の鴨料理など、北海道らしい肉料理も倶知安町の食卓を彩ります。したっけ(それじゃあ)、ぜひ一度、羊蹄山と雪の恵みが詰まった倶知安町の味を体験してみてくださいね。

倶知安町の観光スポット

世界が憧れる雪と山のスポット

  • ニセコ東急 グラン・ヒラフ – ニセコアンヌプリ山麓の4スキー場の中で最大規模を誇る、JAPOW(ジャパウ)発祥のスキー場です。ゲレンデ標高260〜1,200m、最大斜度40度で、頂上部からの最長滑走距離は5,000m超。1シーズン約15mの降雪量が生むふわふわのパウダースノーは、握っても雪玉にならないほど軽く、世界中のスキーヤーが憧れる究極の雪質。12月から3月のレギュラーシーズンが断然おすすめで、リフトに揺られながら見える羊蹄山の白銀の姿はなまら(とても)絶景です。ナイタースキーの月明かりと夜景も見逃せませんよ。
  • ニセコHANAZONOリゾート – グラン・ヒラフと並ぶ倶知安町のリゾート拠点で、字岩尾別に位置する花園地区の核となる施設です。冬はパウダースノー、夏はジップラインやマウンテンバイク、ラフティングなどのアウトドアアクティビティが楽しめる通年型リゾート。家族連れや初心者から上級者まで対応するコース構成で、グリーンシーズンの早朝、霧に包まれた高原を歩く時間は格別。爽やかな白樺の香りが漂って、空気の透明度がもう違うんです。
  • 羊蹄山(蝦夷富士) – 標高1,898mの活火山で、富士山そっくりの円錐形シルエットから「蝦夷富士」と呼ばれる倶知安町のシンボルです。日本百名山の一つで、支笏洞爺国立公園に指定。登山シーズンは6月下旬〜10月上旬が中心で、頂上から眺めるニセコ連峰や日本海のパノラマは登った人にしか味わえない一生モノの景色。早朝の山頂で迎える日の出は、空気が澄み切って雲海がオレンジに染まる神々しさですよ。
  • 半月湖畔自然公園 – 羊蹄山西側山麓にあるカルデラ湖で、噴火口の一つに水が溜まって形成された半月形の湖です。湖畔遊歩道を歩けば、原生林に囲まれた静寂のなかで野鳥のさえずりや風が葉を揺らす音が聞こえてきます。新緑の5〜6月、紅葉の10月が特におすすめ。羊蹄山を映す水面と森の深い緑が織りなす景色は、まさに森林浴の極み。あずましい(気持ちよい)静けさを堪能できますよ。

季節を彩る花と自然のスポット

  • 三島さんの芝ざくら庭園倶知安町在住の三島さんが2004年から個人で育て上げた約4,000㎡の芝桜庭園で、ご好意により無料で一般開放されています。例年5月下旬〜6月上旬が見頃で、ピンクと白の芝桜が桃色の絨毯のように広がり、背景には残雪をまとった羊蹄山がそびえる絵画のような構図。庭園内には白い芝桜で残雪を表現した「芝ざくらの羊蹄山」もあり、本物の山と並ぶ景色はここだけ。柔らかな甘い香りが風に乗って、五感を包み込む春の別世界です。
  • ピンクの絨毯(じゃがいもの花畑) – 6月下旬〜7月中旬に約1,200haの畑一面を染め上げる、馬鈴しょの花の絶景です。畑への立ち入りは禁止ですが、農道沿いから眺めるピンクの花の海と羊蹄山のコラボレーションはまさに圧巻。早朝の柔らかい光のなかで撮影すれば、もうなまら(とても)幻想的な一枚が撮れます。倶知安町の初夏ならではの風物詩で、観光客より地元の人がこの景色を心から愛しているんですよね。
  • 鏡沼 – ニセコ連峰の麓にある小さな沼で、その名のとおり水面が鏡のように山々を映し出すスポットです。風のない朝、ニトヌプリやイワオヌプリの逆さ姿が水面に浮かぶ瞬間は息を呑む美しさ。秋の紅葉期は赤・黄・緑のグラデーションが水面に重なり、写真愛好家には知られた穴場スポット。トレッキング初心者でも歩ける周遊コースで、森の奥に隠された自然のミラーをのぞいてみてくださいね。

歴史と文化に触れるスポット

  • 倶知安風土館 – 2002年に開館した、倶知安町周辺の自然と歴史を学べる総合博物館です。「自然展示」では羊蹄山やニセコ連峰の生態を、「歴史展示」では先史時代から現代までの開拓の物語を紹介。目玉は第二次大戦中にニセコアンヌプリ山頂で着氷実験に使われたゼロ戦の翼で、終戦直後に投棄され2004年に風土館が回収したという生々しい歴史的遺物。火曜日と年末年始(12/29〜1/5)は休館で、開館時間は9:00〜17:00です。展示物に手で触れられる体験型展示も子どもに人気ですよ。
  • 小川原脩記念美術館倶知安町出身の現代美術のパイオニア・小川原脩(おがわらしゅう、1911-2002)の作品を収蔵・展示する美術館で、1999年に開館しました。常設展示では美術学校時代から最晩年までの作品を鑑賞でき、企画展では地域ゆかりの作家の作品も。一番の魅力は、ロビーから望む羊蹄山の絶景。大きなガラス窓越しに広がる山の姿は、一枚の絵そのものです。料金は一般500円で風土館との共通券もあり、火曜日と年末年始(12/31〜1/3)が休館。したっけ(それじゃあ)、芸術の余韻と山の景色を一緒に楽しんでみてくださいね。
  • 二世古酒造 – 1916年(大正5年)創業の、北海道で最も南に位置する酒蔵です。ニセコワイス山系の雪清水と京極町の羊蹄山ふきだし湧水を仕込み水に、加水調整しない原酒にこだわる地酒を醸しています。営業時間は9:00〜17:00で、店内では旬のお酒約30本が試飲飲み放題というから驚き。蔵の法被を着ての記念撮影もできて、お酒好きには夢のような空間。冬限定の活性にごり酒「えぞの誉」や珍しい「珈琲焼酎」もここでしか味わえない逸品です。

倶知安町の観光ルート

【車で半日】羊蹄山麓・芸術と地酒のコース

倶知安町を初めて訪れる人にぴったりの、町中心部を効率よく回る半日コースです。倶知安駅前を起点に、芸術鑑賞→歴史学習→地酒試飲→じゃがいも料理という流れで、町の文化と食を一気に体験できます。

9:00 倶知安駅 → 9:10 小川原脩記念美術館(車3分) → 10:30 倶知安風土館(徒歩すぐ) → 11:30 二世古酒造(車5分) → 12:30 ホテル第一会館「雪庭」(車5分)

①小川原脩記念美術館(1時間)
→ 大きなロビー窓越しに羊蹄山を眺めながら、倶知安町出身画家の作品をじっくり鑑賞。朝の静かな時間帯がおすすめ。

②倶知安風土館(1時間)
→ 羊蹄山麓の自然と開拓の歴史、ゼロ戦の翼まで凝縮された展示で、町の全体像が一気に頭に入ります。

③二世古酒造(1時間)
→ ここでなまら(とても)こだわりの地酒を試飲。蔵元の話を聞きながら、北海道米と羊蹄山の水で仕込んだ原酒の香りを満喫。

④ホテル第一会館「雪庭」でランチ
→ 名物・豪雪うどんで〆。半透明のじゃがいも麺のプリプリ食感は、ここでしか味わえない倶知安の到達点です。

【車で1日】絶景と冬リゾートを満喫する広域コース

羊蹄山ろくの絶景を巡りつつ、ひらふ地区の国際リゾートまで足を延ばす欲張りな1日コースです。冬はスキー、夏は花とトレッキングと、季節を問わず楽しめる定番ルート。出発は新千歳空港または札幌方面から。

9:00 倶知安駅 → 9:20 三島さんの芝ざくら庭園(車5分) → 11:00 半月湖畔自然公園(車20分) → 13:00 ニセコ東急グラン・ヒラフ(車15分) → 16:00 ニセコHANAZONOリゾート(車10分)

①三島さんの芝ざくら庭園(1.5時間)
→ 5月下旬〜6月上旬限定。約4,000㎡の芝桜と羊蹄山のコラボレーションを朝の柔らかい光のなかで堪能。

②半月湖畔自然公園(1.5時間)
→ 原生林に囲まれたカルデラ湖を周遊。あずましい(気持ちよい)静けさのなかでお弁当ランチもアリ。

③ニセコ東急グラン・ヒラフ(3時間)
→ 冬はパウダースノー、夏はゴンドラで山頂へ。標高813mの絶景レストラン「NEST813」でカフェタイムも。

④ニセコHANAZONOリゾート(2時間)
→ ジップラインやマウンテンバイクなど夏のアクティビティで締めくくり。夕日に染まる羊蹄山が見送ってくれます。

【鉄道+徒歩で半日】倶知安駅前の街歩きコース

JR函館本線の倶知安駅から徒歩で巡る、車を使わない街歩きコース。後志地域の中核都市の街並みを、地元目線でゆっくり味わえます。

10:00 倶知安駅 → 10:15 くっちゃんまちの駅ぷらっと(徒歩3分) → 11:00 三島さんの芝ざくら庭園(徒歩15分) → 12:30 ホテル第一会館「雪庭」(徒歩10分) → 14:00 二世古酒造(徒歩10分)

①くっちゃんまちの駅ぷらっと(30分)
→ 観光案内と地元特産品の販売所。豪雪うどんの乾麺や「くっちゃんじゃが」のお土産選びにぴったり。

②三島さんの芝ざくら庭園(1時間)
→ 駅から徒歩15分の住宅地のなかにある絶景スポット。5〜6月限定で、無料公開の感謝を胸に静かに鑑賞。

③ホテル第一会館「雪庭」でランチ
→ 豪雪うどん発祥の地で、釜揚げ天うどんを。歩いた後のもっちり麺はなまら(とても)沁みます。

④二世古酒造(1時間)
→ 老舗酒蔵で試飲とお買い物。徒歩で来れる地酒蔵というのが、また旅情を盛り上げますよね。

倶知安町の年間イベント

雪トピアフェスティバル(2月)

ぜひ行ってみてほしいのがね、毎年2月中旬に開催される「雪トピアフェスティバル」です。倶知安町が誇る豪雪を逆手にとった、雪国ならではの冬の祭典。会場には大小さまざまな雪像が立ち並び、夜にはなまら(とても)幻想的なライトアップで彩られます。氷点下の空気のなか、屋台村「フードフェスティバル」では地元の名物「くっちゃん豪雪焼肉」や温かいスープ、地酒などが楽しめて、冷えた身体に染み渡る美味しさ。雪の上で響くブラスバンドの音色や、子どもたちが歓声を上げて雪山を滑り降りる光景は、雪を町技にしてきた倶知安町ならではの空気感です。問い合わせは観光商工課観光係(0136-23-3388)まで。

三島さんの芝ざくら開花期(5月下旬〜6月上旬)

続いて紹介したいのが、5月下旬〜6月上旬に開花する三島さんの芝ざくらの時期です。これはイベントというより自然の祭典なんですけど、町中が桃色に染まる風物詩として地元でも観光客でも楽しみにされている時期。約4,000㎡の庭園いっぱいに広がる芝桜の海と、まだ雪を残した羊蹄山の対比はわや(めちゃくちゃ)美しいんですよ。空気が澄んだ朝の時間帯がベストで、芝桜の柔らかい甘い香りが風に乗って漂います。同時期にはじゃがいもの花畑も色づき始め、町全体が春から夏へと駆け抜ける生命力にあふれます。したっけ(それじゃあ)、こんな絶景を逃す手はないですよね。

くっちゃんじゃが祭り(8月上旬)

倶知安町最大のお祭りは、毎年8月の第1週土日に倶知安駅前通り(歩行者天国)で開催される「くっちゃんじゃが祭り」です。1962年から続く伝統行事で、2026年で第64回を迎えます。一番の目玉は「じゃがいもジャンジャン取り」——制限時間内に袋いっぱいに地元産じゃがいもを詰めて持ち帰れる豪快なイベントで、毎回大行列ができる人気ぶり。蒸したての「ほくほくじゃが無料配布」は、湯気と一緒にじゃがいも本来の甘い香りが立ちのぼって、もう食べる前から幸せな気分。さらに迫力満点の「百人太鼓」、ライトアップされた山車を引く「じゃがねぶた」、約300名以上が踊り手として参加する「じゃが千人踊り」、そして約1,000発の納涼花火大会と、町全体が熱気と歓声に包まれます。

夏の登山シーズン(6月〜10月)

羊蹄山やニセコ連峰の登山シーズンは、6月下旬から10月上旬にかけて。特に7〜8月は高山植物が咲き誇り、ニトヌプリやイワオヌプリの稜線では風に揺れる花たちが登山者を出迎えてくれます。羊蹄山の頂上から眺める朝日と雲海、ニセコ連峰の縦走で出会う鏡沼や半月湖の絶景——どれも一生モノの体験です。10月中旬以降はイワオヌプリの紅葉が見頃を迎え、赤・橙・黄のグラデーションが山肌を染め上げます。問い合わせは観光商工課(0136-23-3388)まで。

倶知安町のエリア別の顔

倶知安駅前・市街地エリア

JR倶知安駅を中心に広がる市街地エリアは、後志総合振興局がある倶知安町の行政・商業の心臓部。北○条・南○条の整然とした碁盤の目状の町割りに、商店、飲食店、ホテル、銀行、郵便局がコンパクトに集まっています。徒歩で買い物・食事・観光案内が完結するので、車を使わない旅行者には最適。豪雪うどんの「雪庭」、二世古酒造、倶知安風土館、小川原脩記念美術館もここからアクセス可能で、半日あれば一通り回れる規模感がちょうどいいんですよ。地元の人と観光客が自然に行き交う、温かみのある通りの空気感もこのエリアならでは。グルメ巡りや散策をメインにしたい人にこのエリアはぴったりですよ。

ひらふ・花園地区(リゾートエリア)

倶知安町の西側、ニセコアンヌプリ山麓に広がるひらふ地区と花園地区は、世界的なスキーリゾートの中核。ニセコひらふ1条〜4条、字山田、字樺山、字岩尾別といった地名が並び、ニセコ東急グラン・ヒラフやニセコHANAZONOリゾートが核となっています。冬になると英語、中国語、韓国語、フランス語などが行き交い、洒落たレストランやバー、コンドミニアム、温泉施設が立ち並ぶ国際色豊かな街並みに変貌。日本にいながら海外リゾートにいるような不思議な感覚を味わえます。アクティブにスキーやスノーボードを楽しみたい人、おしゃれなアフタースキーを過ごしたい人、世界中の人と交流したい人にこのエリアはおすすめですよ。

羊蹄山麓・農村エリア

倶知安町の南側から東側にかけて、羊蹄山の裾野に広がるのが農村エリアです。約1,200haのじゃがいも畑が地平線まで続き、6月下旬〜7月中旬には「ピンクの絨毯」と呼ばれる花の海が出現します。三島さんの芝ざくら庭園や旭ヶ丘公園もこのエリアに点在。空気がなまら(とても)澄んでいて、夜には満点の星空と羊蹄山のシルエットが見えるんですよ。観光バスが少なく、レンタカーや自転車でゆっくり巡るのに向いています。じゃがいも畑のあぜ道を走り抜ける風の心地よさは、都会では絶対に味わえない開放感。写真撮影、ドライブ、田園風景に癒されたい人にこのエリアはおすすめです。

半月湖・ニセコ連峰麓エリア

町の西部、ニセコ連峰の麓に広がる自然エリアには、半月湖畔自然公園、鏡沼、イワオヌプリ、ニトヌプリ、ニセコアンヌプリの登山口が集中しています。原生林に囲まれた静寂のなかで、野鳥のさえずりと風の音だけが聞こえる別世界。新緑の5〜6月、紅葉の10月には特に美しさが際立ち、トレッキングや写真撮影、自然観察に最適です。したっけ(それじゃあ)、人混みを避けて自然と向き合いたい人、登山やハイキングが好きな人、心からリフレッシュしたい人にこのエリアはぴったり。市街地から車で20分圏内なので、午前中に登山して午後は街歩きという贅沢な使い分けもできますよ。

倶知安町の気候・季節の暮らし

厳しくも美しい四季の表情

倶知安町の気候は日本海側気候に分類され、四季の変化がなまら(とても)はっきりしているのが特徴です。気象庁の倶知安特別地域気象観測所のデータによると、年間の日平均気温は7.2度。1月の日平均気温は−5.4度、平均最低気温は−9.6度まで下がる一方、夏の8月は日平均気温20.6度、平均最高気温25.4度と過ごしやすい温度帯。最高気温の極値は2021年8月6日の34.4度、最低気温の極値は1945年1月27日の−35.7度というから、振れ幅の大きさは想像を超えます。湿度は比較的低めで、夏は朝晩涼しく、エアコンなしでも眠れる夜が多いんですよね。

豪雪地帯ならではの冬の暮らし

倶知安町は国から「特別豪雪地帯」に指定された日本有数の豪雪地。年間降雪量は10mを超え、最深積雪は2m弱に達することもあります。月最深積雪の極値は1970年3月25日の312cm。冬の朝はしばれる(厳しく冷え込む)日が続き、玄関を開けると吐く息が白く、雪を踏むキュッキュッという音が静寂のなかに響きます。住宅は灯油暖房やFFストーブが標準装備で、屋根の雪下ろしや玄関前の除雪は冬の日課。SUUMOに掲載されている賃貸物件にも「除雪費年額33万円(年額)」「町内会費」と記載されているケースもあり、雪との付き合いが生活コストの一部になっているんです。一方で、この雪が世界的なパウダースノーを生み、子どもたちは小学校の体育の授業でスキーをするのが当たり前。雪が日常であり財産でもある町、それが倶知安町です。

夏は爽やかな高原リゾート

夏の倶知安町あずましい(気持ちよい)高原気候。海抜176mの盆地に位置するため、日中は気温が25度前後まで上がっても朝晩は15度以下に下がり、湿度も低くカラッとした空気が広がります。本州の夏のような蒸し暑さがなく、夜は窓を開けると涼しい風が入ってくるので、扇風機すら不要な日も。羊蹄山の伏流水を飲料水に使う水道は冷たくてまろやかで、地元の人は「水道水がそのまま美味しい」と語るほど。ハイキングや登山、ラフティング、サイクリングが盛んで、町全体がアウトドアの遊び場になります。

春・秋は短くも濃密

春の訪れは遅く、5月になってようやく雪が解けて芝桜やじゃがいもの花が一斉に咲き始めます。短いけれど色彩豊かな春で、地元の人はしたっけ(それじゃあ)長い冬を耐えてきた分、春の喜びがひとしおなんですよね。秋は9月下旬から10月にかけて紅葉が山肌を染め、半月湖や羊蹄山ろくの森が赤・橙・黄に輝きます。11月には早くも初雪が舞い、町は再び冬支度へ。冷蔵庫いらずの寒さで、冬野菜の保存がしやすいのも豪雪地ならではです。

【地元住民に直撃!】倶知安町の本当の魅力を電話で聞いてみた

※お話いただいた内容のニュアンスを大切にしながら、当編集部にて要点をまとめ、再構成しています。
※地元の人の選定はクラウドサービスで募集し、ご協力いただいているものです。あえて地元の言葉で話すようお願いしています。

40代男性

Q1.あなたのご職業を教えてください。

うち、じゃがいも農家やってます。父さんから受け継いで、男爵中心に作付けしてるんだわ。羊蹄山の伏流水とこの土でなまら美味い「くっちゃんじゃが」が育つんですよ。

6月下旬になると畑一面ピンクの絨毯みたいに花咲いてさ、もうこの景色見ると「あぁ夏来たな」って思う。秋の収穫期はてんやわんやだけど、隣のニセコ町や京極町の農家仲間と助け合ってなんとかやってますわ。

Q2.この街に来て絶対行くべき場所はどこだと思いますか?

定番は半月湖と羊蹄山ね。登るのもいいし、ふもとから眺めるだけでもなまら絵になるから。あと地元民として推したいのが倶知安風土館。スバル360とゼロ戦の翼が並んでて「なんで?」ってなる、不思議な博物館なんだわ。

隣のニセコ町のニセコ町民センターやニセコ町運動公園あたりまで足伸ばすのもいいよ。ニセコ町の水源、京極のふきだし湧水とかね、水がうまい土地ってのが体感できるから。観光ガイドに載ってない田んぼ道もおすすめ。

Q3.この市町村でお土産を買うとしたらなんですか?

オーソドックスなとこなら、第一会館の豪雪うどん。じゃがいものでんぷんで作った真っ白い麺で、土産物屋にだいたい置いてあるわ。あとね、地元民しか知らないやつ、お菓子のふじいの「塩バタちゃん」。藤井棋士が竜王戦で選んだって一日で月の在庫売れたっていう。

シュークリームも美味いけど賞味期限1時間だから自分で食う用ね。本間松藏商店の「倶揚げ」も最近出てきた新しいやつで、これも知る人ぞ知る感じ。

Q4.外から人が来たときにまず連れていく店はどこですか?

夜なら絶対「広華」だね。中華屋なんだけど、酢豚定食でも麻婆豆腐でも外れなし。蘭越米使ってて、ご飯がなまら進むのよ。倶知安、夜の飯屋少ないって言われるけどここ行けば間違いない。

昼ならホテル第一会館の「雪庭」で豪雪うどんの定食。観光地ニセコの寿司屋とかは正直地元民は普段行かないしょ、高すぎて。あとサウナ後に「マーキーカレー」のスープカレーね、野菜どっさりで羊蹄山麓の恵みって感じするから。

Q5.この市町村はどんな気質だと思いますか?

開拓民が徳島から来た流れがあってさ、阿波踊りが今も祭りで踊られてんのよ。じゃが祭りの千人踊りも昭和38年から続いてる。要は、伝統は伝統で大事にする、でも新しいもんも受け入れる、っていう懐の深さがあるんだわ。

世界中から外国人来るようになって英語飛び交うようになっても、町の人は「まぁそういうもんだしょ」って淡々と暮らしてる。どっしりしてるっていうかね、雪と一緒で「いなす」のがうまい人らだと思うわ。

Q6.昔に比べて、街の雰囲気や活気はどう変わったと感じますか?

正直、二極化したわ。ひらふは外国人だらけで「ここ日本?」って感じだし、土地の値段も4年連続全国一の上昇率でしょ。家賃が札幌並みになっちゃって、若い子が町出ていく原因にもなってる。1LDKで16万、2LDKで25万なんて、地元の給料じゃ無理よ。

でも駅前の商店街は昔のまんまの店も残っててさ、ふじいさんとかね。観光地と生活圏がはっきり分かれちゃった感じはあるね。寂しい部分もあるし、ありがたい部分もあるし、複雑だわ。

Q7.これから新しくできる施設や、期待している活動などはありますか?

南3条東4丁目に建設中のプール絵本館の複合拠点施設、令和9年春オープン予定でなまら楽しみにしてる。子どもらが安心して泳げる場所がずっとなかったから。

あと新幹線ね、当初2030年って言われてたのが2038年以降にずれてさ、正直「ほんとに来るんかい」って気持ちもあるけど、駅前再開発がどう進むかは気になってる。

外国人向け1200人住宅の話は今も町を二分しててね、農地転用問題もある。話し合いが平行線のまま、まだ着地点見えてないんだわ。

倶知安町の移住・暮らし情報

通勤・通学事情

倶知安町は後志総合振興局の所在地で、国・道の機関や金融機関、医療機関、教育機関がコンパクトに集まっているため、町内通勤が中心です。役場、後志総合振興局、ようてい農業協同組合(JAようてい)本所、倶知安厚生病院、北海道倶知安高等学校といった主要な勤務先が市街地に集中しているので、車で10分以内、徒歩や自転車でも通えるエリアが多いんですよ。冬季は自衛隊倶知安駐屯地やスキーリゾート関連の雇用も大きな受け皿になっていて、ニセコひらふや花園地区で働く外国人スタッフも年々増加。隣のニセコ町や蘭越町への通勤も車で15〜30分圏内です。札幌までは車で約2時間と通勤圏ではないですが、リモートワークと組み合わせて移住する人も近年増えてきています。

家賃相場と住宅環境

家賃相場は、SUUMO掲載データによれば倶知安駅周辺で1Kが新築駅近で6.5万円、3LDKで15.2万円程度と、北海道の地方町としては比較的高め。これはニセコリゾートの影響でひらふ地区の地価が高騰している影響が大きく、字山田は2006〜2008年と2016年に住宅地の地価上昇率全国1位を記録した地域なんです。市街地から離れた住宅地では、戸建ての賃貸も豊富で、駐車場2台付き・庭付きの物件もよく見られます。新築物件は灯油暖房やFFストーブ、複層ガラスなど寒冷地仕様が標準。中古一戸建てを購入してリノベーションする移住者も増えているスタイルです。

買い物・生活インフラ

市街地にはコープさっぽろ俱知安店、ラッキー俱知安店、マックスバリュ俱知安店といった大型スーパーが揃っていて、日常の買い物はなまら(とても)便利。ホームセンター、ドラッグストア、コンビニも市街地に点在し、北洋銀行、北海道銀行、北海道信用金庫、JAバンクといった金融機関も集まっています。倶知安郵便局、倶知安北郵便局、倶知安南郵便局と郵便局も複数あり、行政手続きや郵送もスムーズ。ガソリンスタンドも市街地に複数あって、冬の灯油配達も滞りなく届きます。生活に必要なものは町内でほぼ完結する環境です。

子育て・教育環境

倶知安町には町立の小学校4校(倶知安・北陽・東・西)、中学校1校(倶知安中学校・2013年に統合新設)、高校は北海道立倶知安高等学校と倶知安農業高等学校があります。保育所は倶知安保育所と俱知安みなみ保育所、幼稚園は倶知安幼稚園・倶知安藤幼稚園・倶知安めぐみ幼稚園と選択肢も豊富。雪国だけあって冬の登下校はスキーや防寒対策が当たり前で、子どもたちは雪と一緒に育っていきます。スキー授業や雪まつり、じゃが祭りなど、地域行事への参加が日常に組み込まれているのも特色ですよね。

医療体制

町の中核病院は「JA北海道厚生連ニセコ羊蹄広域倶知安厚生病院」(北4条東1丁目2番地)で、内科・外科・整形外科・小児科・産婦人科・精神科など17診療科を擁する総合病院。1942年に町立病院として開設され、2003年4月から24時間365日の救急当番病院として羊蹄医師会と連携しており、災害拠点病院にも指定されています。さらに2024年秋には外来棟と古い入院病棟の新築リニューアルも予定されていて、地域医療の中核としての体制が強化される見込み。したっけ(それじゃあ)、町内で完結する医療環境があるのは安心ですよね。

エリアごとの住みやすさ

市街地(倶知安駅周辺・北○条/南○条エリア)は、買い物・行政手続き・通院・通学のすべてが徒歩圏内で完結する利便性重視の住宅地。子育て世帯や高齢世帯に向いています。一方、ひらふ・花園地区はリゾート色が強く家賃も高め、コンドミニアムやペンション暮らしを楽しみたい人や観光業従事者に。羊蹄山麓の農村エリアは戸建て物件が多く、自然のなかでゆったり暮らしたい人にぴったり。半月湖・ニセコ連峰麓エリアは別荘や移住者住宅が多く、二拠点生活やリモートワーカー向けの隠れ家的住環境です。

倶知安町へのアクセス

飛行機+電車でのアクセス

道外からの王道ルートは、新千歳空港経由でJR函館本線を利用するパターンです。倶知安町公式サイトの案内によると、新千歳空港から倶知安駅までは札幌・小樽経由で約180分(3時間)。具体的には、新千歳空港駅から快速「エアポート」で札幌駅へ約37分、札幌駅から函館本線小樽行きに乗り換えて小樽駅へ、さらに小樽駅から倶知安方面へ乗り継ぐ流れ。札幌〜倶知安間(小樽・余市経由)は約150分、小樽〜倶知安間は普通列車で約90分です。本州から来る場合は、東京から羽田空港→新千歳空港(約1時間40分)が定番ルートですよ。

札幌・小樽からのアクセス

札幌からは2つの選択肢があります。電車の場合、JR函館本線で札幌→小樽→倶知安と乗り継ぎ、所要時間は約150分。バスの場合は、北海道中央バスとニセコバスが運行する「札幌〜倶知安〜ニセコ線」を利用すれば、札幌駅前から約150分で倶知安駅前に到着します。冬季(11月中旬〜4月上旬)には新千歳空港発の「千歳・ニセコ号」(中央バス)や札幌駅前発の「札幌・ニセコ号」(中央バス)といったスキーリゾート直行バスも運行され、ニセコの各スキー場まで一直線で行ける便利さ。バスは荷物が多いスキー客や時間に余裕のある旅に、電車は乗り換えはありますがスケジュールが組みやすいので、目的に応じて選ぶといいですよ。

車でのアクセス

札幌中心部から倶知安駅まで車で約2時間(一般道経由・国道5号線)です。後志道(後志自動車道)の余市ICから国道5号線で倶知安町市街地に向かうルートが一般的。冬道はスタッドレスタイヤと雪道運転の経験が必須で、視界が悪い吹雪の日は無理せずバスや電車を選ぶのが安全です。新千歳空港からは高速道経由で約2時間半が目安。レンタカーがあると、ひらふ地区や羊蹄山麓、半月湖までの移動が圧倒的に楽になります。

町内交通とまちなか循環バス

町内移動には「まちなか循環バスじゃがりん号」が便利で、南北ルートと東西ルートがあります。スキーシーズン中はリゾート間を結ぶシャトルバスも運行されていて、ひらふ・花園・倶知安駅前を行き来できます。冬以外は車での移動がメインになるため、レンタカーや自家用車が前提です。

北海道新幹線開業に向けて

建設中の北海道新幹線・新函館北斗駅〜札幌駅間の延伸に伴い、倶知安駅にも新幹線駅が設けられる予定です。新幹線開業後は1日あたりの利用者数が1,500人になると想定されており、新ホームは2021年10月に供用開始済み。開業後は東京方面からのアクセスが大幅に短縮される見込みで、町の姿はさらに大きく変わっていくと考えられます。なお、並行在来線となる函館本線の長万部〜小樽間は廃止予定です。したっけ(それじゃあ)、訪れるなら今のローカル線旅情と、新幹線後の便利さの両方を体験する価値がありますよね。

倶知安町の関連リンク

倶知安町に関する正確な情報を得たい方は、以下の公式サイトをご参照ください。

【この町を愛する皆様へ】
この記事は、どのサイトよりも詳しく、正確に、そして魂を込めて執筆しています。町の魅力を最大限に引き出すため、今後も肉付けを続けていきます。ご期待ください。

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