【北海道喜茂別町】ってどんなとこ?徹底解説!羊蹄山と中山峠あげいもの里

北海道喜茂別町の中山峠からの風景:四季折々の山並みが美しい、絶好の展望スポットです。

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人口1,883 人 ※2026年3月31日時点(住民基本台帳)
面積189.41 km²(境界未定部分あり)
人口密度9.94 人/km²

みなさん、喜茂別町(きもべつちょう)って知ってますか?北海道の南西部、後志(しりべし)総合振興局管内にある人口1,883人の小さな町なんですけど、ここがまたなまら(とても)見どころの多い場所なんですよ。蝦夷富士と呼ばれる羊蹄山(1,898m)の南麓にあって、札幌から国道230号で約1時間半、新千歳空港からは車で約1時間30分の距離にあります。日本のアスパラガス本格栽培発祥の地であり、年間40万本を売り上げる「あげいも」を生んだ中山峠(標高835m)の所在地としても知られている、まさに「峠と山と畑の町」なんですわ。

面積は189.41km²と決して小さくはないのですが、その約8割が山間部。内陸の盆地気候のため、1月の平均気温は-7.2℃、過去には-31.9℃を記録したこともある北海道屈指の寒冷地です。一方で8月の平均気温は19.6℃と過ごしやすく、寒暖差の大きさが甘くて美味しい野菜を育てる土壌になっているんですよ。

同じ北海道内で喜茂別町に隣接しているのは、北東側が石狩振興局の札幌市南区)、北西側が後志総合振興局の京極町、西側が同じく後志の真狩村、南西側が後志の留寿都村、そして南東側が胆振総合振興局の伊達市(旧大滝村域)。つまり3つの振興局にまたがって接しているという、地理的に面白い位置にある町なんです。札幌・ニセコ・洞爺湖をつなぐ十字路のような場所で、観光ドライブの中継地として年間多くの旅行者が立ち寄ります。さらに、町内のクレードル興農株式会社喜茂別工場は北海道の6次産業化の先駆けとも言われる存在で、ホワイトアスパラガス缶詰の生産地としての歴史も深いんですよ。歴史好きにも、自然好きにも、食いしん坊にも刺さる「全方位型の田舎町」、それが喜茂別町です。

目次

喜茂別町の推しポイント

羊蹄山を真正面に望む「蝦夷富士の南麓」

町のどこからでもドーンとそびえる羊蹄山(1,898m)が見える、それが喜茂別町の日常風景なんですよ。蝦夷富士(えぞふじ)と呼ばれるその姿は、富士山にそっくりな美しい円錐形。雪をかぶった冬も、新緑の夏も、紅葉の秋も、表情がころころ変わってなまら(とても)絵になるんです。北海道の人にとっては「羊蹄山が見えると安心する」っていう、心の山でもあるんですよ。

日本のアスパラガス本格栽培発祥の地

1929年(昭和4年)、喜茂別町で日本初のアスパラガス本格栽培が始まりました。中山峠には「アスパラガス発祥の地」の碑とアスパラのモニュメントが建っているんですよ。羊蹄山麓の冷涼な気候と火山灰土壌が育てた「ようていアスパラ」は、太くて柔らかくて、本当に甘いんですわ。

年間40万本!中山峠名物「峠のあげいも」

道の駅望羊中山で1968年から販売されている「峠のあげいも」、これがもう道民のソウルフードなんですよ。男爵いも丸ごと1個に甘い衣をつけた揚げ菓子が串に3個。「秘密のケンミンSHOW」でも紹介されて全国区になりました。したっけ(それじゃあ)、中山峠通るならコレを食べないわけにはいかないでしょ。

札幌・ニセコ・洞爺湖を結ぶ十字路の町

国道230号と国道276号が交わる喜茂別町は、札幌からニセコ・洞爺湖・函館方面へ向かう道民にとって、必ず通る「結節点」。中山峠は道の駅望羊中山に年間約400万人が訪れる、北海道有数の通過点なんですよ。

「水の郷100選」に選ばれた清流の町

1995年に国土庁の「水の郷100選」に選ばれた水の町でもあります。羊蹄山の伏流水と尻別川(しりべつがわ)水系が育む水は、農作物の味を底上げしているんですよ。ふるっぷ温泉という温泉も湧いていた歴史があり、地下からも恵みが溢れる土地なんです。

喜茂別町の歴史

飛鳥時代に阿倍比羅夫がやって来た「後方羊蹄」伝説

いきなり古代までさかのぼるんですが、『日本書紀』に659年(斉明天皇5年)、阿倍比羅夫(あべのひらふ)が「後方羊蹄(シリベシ)」に至り政所を置いたという記述があります。この後方羊蹄の地が喜茂別町であるとする説があり、町内の比羅岡地区には比羅夫神社が建てられているんですよ。1,300年以上前の歴史が、地名と神社というかたちで今も息づいているなんてロマンですよね。

松浦武四郎が「都にすべき地」と絶賛した場所

幕末の探検家、松浦武四郎(まつうらたけしろう)も喜茂別町と深い関わりがあります。1857年(安政4年)に当地を訪れた武四郎は、羊蹄山と尻別岳の間の地について「この山(羊蹄山)は当島中第一の霊地」「将来一つの都会にしてもよいと思われる」と書き残しているんですよ。彼の提案を受けて開削されたのが、後の国道230号・276号のルート。武四郎の見立てが、現在の北海道の主要道路網の原型になっているんですわ。

明治の本願寺道路と入植の物語

1870年(明治3年)、東本願寺の現如(げんにょ)上人が責任者となって本願寺道路の開削が始まりました。喜茂別町を通るルートは松浦武四郎の助言によるもの。1871年(明治4年)には亘理伊達家家臣の阿部嘉左衛門ら3名が現在の留産(るさん)地区に入植し、駅伝(宿駅)を開いて喜茂別町最初の和人開拓者となりました。中山峠には今も現如上人の像が建っているんですよ。

大正・昭和のアスパラガス革命

1925年(大正14年)、当時の村長が「アスパラガスこそ本村に適した作物」として100本の苗を試作。1929年(昭和4年)にアスパラガス耕作組合が組織され、本格栽培がスタートしました。1932年(昭和7年)には朝日アスパラガス缶詰株式会社が創業し、ホワイトアスパラガスの缶詰生産が始まります。1939年(昭和14年)に農民自らが立ち上げた缶詰工場が、後のクレードル興農株式会社につながり、北海道の6次産業化の先駆けとなっていくんですよ。

戦後から現代へ

1917年(大正6年)に真狩村(現留寿都村)から分離独立して喜茂別村となり、1952年(昭和27年)7月1日に町制を施行して喜茂別町が誕生しました。1968年には中山峠で「あげいも」の販売がスタート。1995年には「水の郷100選」に認定され、2016年には開町100周年を迎えました。2021年にはゼロカーボンシティを宣言し、北海道初の女子野球タウンの認定も受けるなど、小さな町ながら攻めの姿勢を続けているんですよ。

喜茂別町の文化・風習

マイナス31℃の冬と緑豊かな夏

喜茂別町の暮らしは、季節の振れ幅がとにかく大きいんですよ。1月の平均気温は-7.2℃、過去には-31.9℃を観測したこともある極寒地で、150cm近い積雪になることもあるんです。冬の朝、玄関を開けるとしばれる(とても寒い)空気がツーンと鼻にきて、雪かきから一日が始まる。したっけ(そうしたら)夏は8月の平均気温19.6℃と過ごしやすく、夜には涼しい風が吹いてくる。この寒暖差こそが、町の野菜を甘くする魔法なんですわ。

北海道弁が彩る日常会話

喜茂別町でも北海道の方言が日常的に使われています。「なまら(とても)うまいわ~」「めんこい(かわいい)犬だね」「ゴミなげて(捨てて)おいて」みたいな会話が普通に飛び交うんですよ。さらに「こわい(疲れた)」「うるかす(水に浸ける)」など、道民が標準語だと思い込んでいる方言もたくさん。語尾の「~っしょ(~でしょ)」「~だべさ(~だよね)」も特徴的で、訪れた人はあったかい響きにきっと和まされますよ。

農家の食卓に並ぶ採れたての野菜たち

町の基幹産業は農業。だから家庭の食卓にも、その日採れた野菜が並ぶんですよ。春は採れたてのアスパラを軽く茹でてマヨネーズで。夏は男爵いもをふかして塩バターで。秋は雪化粧かぼちゃの煮物。羊蹄山麓男爵いもを使った肉じゃがは、いも本来の甘さがホクホクと弾けて、外で食べるのとは別物の美味しさなんですわ。

マスコットは「ウサパラくん」

2013年に誕生した町のマスコットキャラクターが「ウサパラくん」。ウサギとアスパラを掛け合わせた可愛らしいキャラで、町営バス「ウサパラ号」のロゴにもなっているんですよ。こういう手作り感のあるネーミングセンスにも、町の温かさが滲み出ています。

四季がくっきり分かれる暮らしのリズム

春(5~6月)はアスパラの収穫で町中がフル稼働。夏(7~8月)は羊蹄山に登山客が増え、トウモロコシやかぼちゃの畑が一面に広がります。秋(9~10月)は紅葉の中山峠が観光客で賑わい、いも掘りの季節へ。冬(12~3月)は中山峠スキー場がオープンし、雪に覆われた羊蹄山が一段と荘厳な姿を見せる。この明確な四季のリズムこそが、移住者が「ここに住みたい」と感じる理由のひとつなんですよ。

喜茂別町の特産品・食

ようていアスパラガス(グリーン・ホワイト)

まずは何と言ってもこれ、喜茂別町を語るうえで外せないのが「ようていアスパラ」。1929年(昭和4年)に本格栽培が始まった日本のアスパラガス発祥地の証です。グリーンアスパラは太陽をたっぷり浴びた濃い緑色で、根元まで柔らかく、噛むとジュワッと甘い汁が広がる味わい。ホワイトアスパラは盛り土と遮光シートで日光を遮って育てる手間のかかる逸品で、しっとりと水分を含んだ優しい甘さが特徴です。旬は5月下旬から6月上旬の約1か月だけ。食べ方はやっぱり「茹でてマヨネーズ」か「サッと焼いて塩」がシンプルで一番うまい。羊蹄山麓の昼夜の寒暖差と火山灰土壌、清らかな水という三拍子揃った土地だからこそ生まれた特産なんですよ。

中山峠の「峠のあげいも」

道の駅望羊中山で1968年から販売されている、年間約30万~40万本を売り上げるモンスター級ご当地グルメ。串1本に羊蹄山麓の男爵いも丸ごと3個が刺さっていて、外はサクサク、中はホクホク。甘めの衣に包まれて、男爵いも本来の甘みと塩気が際立つ味わいなんですよ。「門外不出の魔法の粉」と呼ばれる衣の配合が決め手だそうで、自宅で再現できるミックス粉もお土産として販売されています。標高835mの中山峠、晴れた日には羊蹄山を眺めながら頬張るあげいも、これがなまら(最高に)うまいんですわ。長距離ドライブの疲れも一気に吹き飛びますよ。

羊蹄山麓の男爵いも

あげいもの主役にも使われている、羊蹄山麓男爵いも。喜茂別町の土質は弱酸性の火山灰土で、表皮がきれいに育つのが特徴です。さらに夏の好天と秋口の昼夜の寒暖差が、いものデンプン含有量とぶどう糖の蓄積を高めるんですよ。だから茹でたり蒸したりしただけで、信じられないほどホクホク・甘くなる。旬は9月~11月頃で、収穫したての新じゃがをシンプルに塩茹でするだけでご馳走になります。

白花豆(しろはなまめ)

1912年(明治45年)に下山嘉吉という人物が栽培を始め、1924年(大正13年)に純化に成功した白花豆も喜茂別町の特産です。大粒でほっくりとした食感、上品でやさしい甘さが特徴で、煮豆や甘納豆、和菓子の餡として使われます。羊蹄山麓の冷涼な気候が美味しい白花豆を育てる条件にぴったりで、収穫は秋。じっくり煮込んだ白花豆は、外側はとろっと、中はホロッとほぐれて、お茶請けに最高なんですよ。

ホワイトコーン・かぼちゃ「雪化粧」

近年、注目を集めているのが白いとうもろこし「ホワイトコーン」。生でかじれるほど甘くてジューシーで、フルーツのような味わいが衝撃的なんですよ。旬は7月下旬~8月。さらに冬越し用として開発された白皮かぼちゃ「雪化粧」も喜茂別町の名物のひとつで、貯蔵することで甘みがさらに増す秋冬の主役です。ねっとりとした食感とくっきりした甘さで、煮物にしてもスープにしても料理を選ばない万能選手なんですわ。

喜茂別町の観光スポット

羊蹄山と中山峠を望む大パノラマ

喜茂別町の観光のハイライトは、なんといっても蝦夷富士・羊蹄山の存在です。標高1,898mの最高点は実は喜茂別町にあって、町内のどこからでもその圧倒的な姿を望めるんですよ。さらに国道230号の中山峠(標高835m)からの眺望は、年間約400万人の旅行者が訪れるほどの絶景ポイント。したっけ(それじゃあ)、まずは外せない王道スポットから紹介していきますね。

  • 道の駅望羊中山 – 中山峠の頂上、標高835mの場所にある喜茂別町の代表的な観光拠点。1階のテイクアウトコーナーで販売される「峠のあげいも」(1本350円)は、揚げたての香りが店先から漂ってきて、串にかぶりつくと外はサクッ、中はホクッ、男爵いもの甘さがふわっと広がるんですよ。2階のパノラマ展望台からは羊蹄山が真正面にドドンと見えて、晴れた日はなまら(とても)感動します。営業時間は8:30〜17:30で年中無休。早朝の山に光が差す時間帯がいちばん美しいですよ。
  • 羊蹄山 喜茂別登山口 – 4つある羊蹄山登山コースの中で最もマイナーで静かなのが、この喜茂別コースなんです。登り約4時間20分、下り約2時間50分。登山口は道道97号線脇から狭い林道を約600m進んだ先にあって、駐車場は10台程度の小規模。蝉しぐれの中、針葉樹の森を抜けて稜線へ出ると、火口湖と支笏湖、洞爺湖の絶景が広がります。コース開きは例年6月上旬から10月上旬まで。混雑を避けたい人や登山慣れした方におすすめの渋いルートですよ。
  • 中山峠スキー場 – 札幌から車で約60分、国道230号線沿いという抜群のアクセス。北海道で最も早く滑走できるスキー場のひとつとして「初滑りの聖地」と呼ばれているんですよ。営業期間は11月上旬〜12月中旬と4月上旬〜5月上旬頃。標高が高く積雪量も多いので、春スキーのシーズンも長く楽しめます。リフトから羊蹄山を見ながら滑る感覚は、北海道のスキーヤーにとって特別な体験。冷たく澄んだ空気と、シュルッとした雪の音が心地よいですわ。
  • 旧双葉小学校史料館 雪月花廊 – 2003年に閉校した旧双葉小学校の校舎をまるごと活用した複合施設で、住所は喜茂別町中里392。校舎の中はカフェ、こども図書館、ビリヤード、ダーツが楽しめるバー、ゲストハウスとして再生されていて、昭和レトロなおもちゃがあちこちに展示されているんですよ。校庭はキャンプサイトになっていて、屋根付きBBQコーナーや羊蹄山を望むお風呂もアリ。看板メニューは隣町の「ルスツ豚」を使った元祖ルスツ豚丼。星空が見える夜と川のせせらぎがすごくあずましい(落ち着く)スポットです。
  • 郷の駅ホッときもべつ – 国道230号沿い、喜茂別町の中心市街地にあるもう一つの「駅」。商業施設アスペーラには、地元農家が作るアスパラ・じゃがいも・かぼちゃ・白花豆など、季節ごとの新鮮な農産物がずらりと並びます。お土産選びも食事も一気に済ませられる、地元の台所みたいなスポットなんですよ。観光案内所もあるので、移動の合間の情報収集にも便利。地元の野菜を持ち帰りたい人にはなまら(とても)使い勝手のいい場所ですわ。
  • 比羅夫神社 – 飛鳥時代の659年、阿倍比羅夫がこの地に政所を置いたという『日本書紀』の伝承にちなんで建てられた神社。1914年(大正3年)の創建で、町の比羅岡地区に鎮座しています。鳥居の奥に続く木立の参道は、夏はセミの声、秋は落ち葉のカサカサという音だけが響く静寂の空間。1,300年前の歴史に思いを馳せながらお参りすると、なんとも不思議な感覚に包まれるんですよ。歴史好きにはぜひ足を運んでほしい隠れスポットです。
  • 喜茂別町民公園 – 町民の憩いの場として親しまれている公園で、整備された遊歩道を歩きながら羊蹄山の眺めも楽しめます。春は新緑、夏は緑の木陰、秋は紅葉、冬は雪景色と、季節ごとに表情を変えるのが魅力。子ども連れの散策にもピッタリで、地元の人がワンちゃんを連れてのんびり過ごす光景があったかいんですよ。観光地化されすぎていない素の喜茂別町を感じられる場所です。
  • アスパラガス発祥の地碑とアスパラの塔 – 中山峠の道の駅望羊中山の敷地内にある、アスパラ3本が空に向かって伸びる印象的なモニュメント。1965年に「アスパラガス発祥の地」の碑が建立され、1989年(平成元年)には「アスパラの塔」が設置されました。日本初のホワイトアスパラガス本格栽培がここから始まったという歴史を物語る象徴で、すぐ横には現如上人の像も立っています。ドライブの記念撮影スポットとしても定番ですよ。

喜茂別町の観光ルート

【車で半日】中山峠と町中心部を巡る王道ルート(約4時間)

札幌方面から車で来る方におすすめの、喜茂別町の主要スポットを効率よく回るルートです。出発は札幌駅周辺、国道230号線で中山峠を目指します。したっけ(それじゃあ)、まずは王道コースから紹介していきますね。

9:00 札幌駅 → 10:00 道の駅望羊中山(車60分) → 11:30 アスパラガス発祥の地碑 → 12:00 郷の駅ホッときもべつ(車20分) → 13:30 喜茂別町民公園

①道の駅望羊中山(滞在60分)
→ 名物「峠のあげいも」を食べて、2階展望台で羊蹄山と対峙。朝の澄んだ空気の中で食べるあげいもは格別ですよ。10時前後は混雑前で狙い目です。

②アスパラガス発祥の地碑(滞在15分)
→ 道の駅の敷地内にあるので、あげいもを食べた流れで立ち寄れます。日本初の本格栽培の歴史を感じる記念撮影タイムにぜひ。

③郷の駅ホッときもべつ(滞在60分)
→ 中山峠から国道230号で約20分、町中心部に到着。地元産の野菜やお土産を物色しつつランチタイム。地物の食材でなまら(とても)満たされますよ。

④喜茂別町民公園(滞在30分)
→ 食後の腹ごなしに散策。羊蹄山を背景にゆっくり歩いて、町の空気を肌で感じる時間にしてください。午後の柔らかい光が気持ちいい時間帯です。

15:30頃には札幌方面に戻れるので、半日で喜茂別町の核心を味わえる構成です。

【車で1日】広域・羊蹄山ぐるり満喫ルート(約8時間)

もう少し時間がある方には、喜茂別町を起点に羊蹄山麓を周遊するルートがおすすめ。新千歳空港か札幌から朝出発する想定です。

8:30 札幌出発 → 9:45 道の駅望羊中山(車75分) → 11:00 雪月花廊(車25分) → 13:00 郷の駅ホッときもべつ(車15分) → 14:30 留寿都・洞爺湖方面ドライブ → 17:00 札幌帰着

①道の駅望羊中山(滞在75分)
→ あげいもとコーヒーで朝食代わり。展望台で羊蹄山を堪能してから降りていきましょう。朝の柔らかい光で山がきれいに見えますよ。

②旧双葉小学校史料館 雪月花廊(滞在90分)
→ 元小学校のカフェで「元祖ルスツ豚丼」を味わいながら、昭和レトロな展示を巡って。校舎の中を歩く感覚が懐かしくてなまら(すごく)面白いんですよ。

③郷の駅ホッときもべつ(滞在60分)
→ 午後の買い物タイム。アスパラやじゃがいもなど、季節の特産を持ち帰り用に確保。お土産選びはここが一番効率的です。

④留寿都・洞爺湖方面ドライブ(滞在90分)
→ 国道230号を南下して洞爺湖の風景もちらっと見て帰る贅沢ルート。羊蹄山の表情が刻一刻と変わる夕方の光がたまらない時間帯です。

【徒歩・登山で1日】羊蹄山喜茂別コース挑戦ルート(約9時間)

本格派には、4ルートの中で最も静かな喜茂別コースから羊蹄山に登るプランをおすすめします。コース開きは例年6月上旬から10月上旬まで。早朝出発が鉄則です。

5:00 喜茂別登山口出発 → 9:20 羊蹄山山頂(登り約4時間20分) → 10:00 山頂休憩・お鉢めぐり → 12:50 喜茂別登山口下山 → 13:30 道の駅望羊中山

①喜茂別登山口(出発)
→ 道道97号線脇の林道を約600m進んだ駐車場(10台程度)が起点。「羊蹄山登山道入山者名簿」に必ず記入してから出発してくださいね。

②羊蹄山山頂(滞在40分)
→ 標高1,898m、町の最高点。山頂火口の楕円形の縁を歩く「お鉢めぐり」は感動モノで、晴れた日には支笏湖や洞爺湖まで一望できますよ。9月の登山が空気も澄んでいておすすめです。

③下山して道の駅望羊中山(滞在60分)
→ ご褒美のあげいもとソフトクリームで疲れた体に糖分補給。こわい(疲れた)足を引きずって食べる甘味は格別なんですわ。

④喜茂別町中心部・温泉宿で一泊(任意)
→ 余裕があれば町内の宿で一泊して、星空を堪能するのもアリ。しばれる(とても寒い)夜空に星がぎっしりです。

喜茂別町の年間イベント

春〜初夏:ようていアスパラの旬

イベントとして大々的に開催されるわけではないのですが、5月下旬〜6月上旬の喜茂別町はそれ自体が「アスパラまつり」みたいな雰囲気になるんですよ。畑のあちこちで朝採りのアスパラがどんどん収穫されていって、郷の駅ホッときもべつには採れたてが並びます。喜茂別町商工会では「アスパラガス ふるさと小包®」として全国発送も受付中。あの太くて柔らかい朝採りアスパラを、雪解けの匂いが残る畑の脇でかじる経験は、一度味わうと忘れられないですわ。したっけ(それじゃあ)、夏のメインイベントに移りましょう。

夏:きもべつ夏まつり(毎年8月)

ぜひ行ってみてほしいのがね、毎年8月に開催される「きもべつ夏まつり」です。会場は喜茂別町大町ちびっこ広場(喜茂別町字喜茂別22番地26)で、2025年で第27回を数える歴史あるお祭りなんですよ。餅まき、カラオケコンテスト、夏まつり大ビンゴ大会、地元ご当地アイドルや歌手のステージなど、内容はもう盛りだくさん。日が暮れると地元の華菱会による花火大会が始まり、田園のど真ん中で夜空に上がる花火の音が、お腹にズドンと響くんですよ。屋台のジンギスカンの香ばしい匂いと、子どもたちの歓声、そして頭上で炸裂する花火。これぞ北海道の夏ですわ。問い合わせは喜茂別町観光協会(0136-33-3122)まで。

秋:紅葉の中山峠と収穫の季節

9月〜10月の喜茂別町はとにかく実りの季節。男爵いも、雪化粧かぼちゃ、白花豆、ホワイトコーンなどの収穫が一気に進み、郷の駅ホッときもべつの直売所が一年で一番賑わう時期なんですよ。中山峠の紅葉も見事で、ドライブで通るだけで目の保養になるんですわ。9月中旬〜10月末には道の駅望羊中山で「プレミアムあげいも」(紫色のシャドークイーン、栗のような風味のデストロイヤー、羊蹄山麓男爵いもの3種が一串に。1日40本限定・1本800円)が期間限定販売されます。これが食べられるのは秋だけなのでなまら(とても)貴重なチャンスですよ。

冬:シーニックナイト in きもべつ(毎年2月)

冬の見どころは「シーニックナイト2026 in きもべつ」。シーニックバイウェイ北海道支笏洞爺ニセコルートの連携イベントで、毎年2月に郷の駅ホッときもべつ周辺特設会場および町内各所で開催されるんですよ。スノーキャンドルの制作と点灯、真冬のフードコート、真冬のビアガーデン、そして真冬の花火大会まで楽しめる、雪国ならではの幻想的な夜なんです。しばれる(凍えるほど寒い)夜空に、雪で作ったキャンドルの灯りがゆらゆらと揺れて、雪原をオレンジ色に染めていく光景は息を呑む美しさ。湯気の立つ屋台料理を頬張りながら、ぜひ温かい服装で楽しんでくださいね。

冬:中山峠スキー場のオープン(11月〜5月)

イベントというより季節の風物詩なんですが、中山峠スキー場の早期オープンは北海道のスキー好きには見逃せない年中行事なんですよ。営業期間は11月上旬〜12月中旬と4月上旬〜5月上旬頃で、北海道で最も早く滑走できるゲレンデのひとつ。シーズン初め、雪が降り始めた時の喜びと興奮は、地元っ子も移住者もみんな共有する瞬間なんですわ。リフトから羊蹄山を眺めながら滑る一本目は、文字通り「初滑り」のご褒美なんです。

喜茂別町のエリア別の顔

喜茂別市街エリア(中心部)

喜茂別町の中心市街地は、町役場や郵便局、商工会、地域振興センター「みらい」、郷の駅ホッときもべつなどが集まるエリア。国道230号と国道276号が交差するT字路を中心に、コンパクトに機能が集約されているんですよ。歩いて回れる範囲に飲食店や直売所があるので、車を停めて散策するスタイルが似合います。観光客が立ち寄る場合、まずはここで地元の野菜やお土産を物色するのが鉄板。したっけ(それじゃあ)、グルメと買い物をサクッと済ませたい人にはこのエリアがおすすめですよ。地元の人が普段使いしている直売所を覗くと、町の暮らしがリアルに見えてきます。

中山峠・川上エリア(観光の玄関口)

札幌方面から国道230号を南下して喜茂別町に入る最初のエリアが、字川上を中心とする中山峠エリア。標高835mの峠の頂上に道の駅望羊中山、中山峠スキー場、アスパラガス発祥の地碑、現如上人像などが集まる、町の観光の玄関口です。年間約400万人が通過する超主要ルートで、空気は冷涼、視界はパノラマ、気分が一気にリゾートモードに切り替わるんですよ。観光メインの旅人にはここが必訪エリアで、季節を問わず羊蹄山と峠の絶景を楽しめます。早朝〜午前中の光がいちばん山がきれいに見える時間帯ですよ。

比羅岡・伏見エリア(歴史と神社の里)

町の中央〜南東部に位置する比羅岡地区と伏見地区は、歴史好きにとって特別なエリア。比羅岡には飛鳥時代の阿倍比羅夫伝承にちなむ比羅夫神社が、伏見には1903年に奉還された伏見神社が静かに佇んでいるんですよ。畑や山林に囲まれた田園地帯で、観光地らしい賑やかさはないんですが、その静けさこそがこのエリアの魅力。古道のような細い道を歩いていると、北海道開拓と古代史が交差する不思議な感覚に包まれます。歴史散策好きの方にはぜひ訪れてほしい隠れエリアですわ。

鈴川・尻別エリア(清流と農業の風景)

町の北西部、尻別川の上流域にある鈴川・尻別エリアは、清流と田園が広がる喜茂別町農業の中核地帯。アスパラやじゃがいも、白花豆などの畑が一面に広がっていて、収穫期にはなまら(とても)絵になる風景に出会えるんですよ。1893年に阿部嘉左衛門が3度目の駅逓を開設した歴史的な土地でもあります。観光スポットというより、ドライブで通り抜けるだけで風景が体に染み込んでくる、そんなエリア。農村の素の北海道を感じたい人や、写真を撮りに来る人に向いています。

中里・双葉エリア(カントリーリゾート的雰囲気)

町の南部、双葉地区と中里地区にあたるこのエリアは、フラワーストリートや旧双葉小学校史料館 雪月花廊(中里392)など、ゆっくり時間を過ごす施設が点在する「カントリーリゾート」的な顔を持っているんですよ。1989年(平成元年)にはふるさと創生事業で双葉地区にフラワーストリートが整備され、夏は花が咲き誇る景観が続きます。雪月花廊でカフェ&キャンプ、町内をのんびりサイクリング、星空を眺めながらの夜更かし。アクティブに動くというより「過ごす」旅をしたい人にはこのエリアがめんこい(愛おしい)思い出をくれるはずですよ。

喜茂別町の気候・季節の暮らし

年平均気温5.9℃、内陸盆地の極端な寒暖差

喜茂別町は北海道後志管内の中でも内陸の盆地に位置していて、気象庁の喜茂別観測所による1991〜2020年平年値で年平均気温は5.9℃。これは北海道平均よりも低い数値で、いかに冷涼な土地かが分かりますよね。8月の平均気温は19.6℃、平均最高気温も24.9℃と過ごしやすい一方、1月の平均気温は-7.2℃、平均最低気温は-14.1℃まで下がります。さらに過去には-31.9℃(2月)という驚異的な記録もあって、北海道屈指の寒冷地として知られているんですよ。年間降水量は1,178.4mmで、特に8〜10月に雨が多く、夏は雷雨も発生しやすい傾向があります。

冬は降雪量150cm近く、暮らしは雪との対話

羊蹄山麓に位置するため、北海道の地域の中でも非常に降雪量が多く、150cm近くの積雪になることもあります。冬の朝、玄関を開けるとしばれる(厳しく冷え込む)空気が一気に入ってきて、車のフロントガラスはガチガチに凍っているのが日常風景。除雪は毎朝の儀式で、「今日もまたゆるくない(楽じゃない)わ〜」なんて声が町内から聞こえてきます。1979年(昭和54年)には国道230号沿いに道内初の流雪溝が設置されたほど雪と向き合ってきた歴史があるんですよ。住宅は二重サッシ、灯油ストーブ、屋根の落雪設計が標準仕様。冬の暖房費はそれなりにかかりますが、室内に入ればぬくぬくあずましい(落ち着く)空間が広がります。

夏は最高気温30℃超えも、湿度低めで快適

夏の喜茂別町は意外と暑くなる日もあって、過去最高気温は34.5℃(8月)を記録しています。ただし湿度は本州の都市部に比べてグッと低く、朝夕は涼しい風が吹くので、エアコンがなくても扇風機で乗り切る家庭が多いんですよ。したっけ(そして)日が暮れるとぐっと気温が下がって、夜は窓を開けて寝ると寒いくらい。この昼夜の寒暖差こそが、アスパラやじゃがいも、白花豆を甘くする魔法の正体なんですわ。

春と秋は短く、紅葉と新緑が一気に駆け抜ける

北海道らしく春と秋は短いです。4月でも平均最低気温-2.3℃で雪解けは遅め、5月にようやく桜が咲き、6月にアスパラの収穫が始まります。秋は9月下旬から紅葉がスタートして、中山峠は10月中旬がピーク。10月末にはもう初雪が降ることもあって、季節がギュッと凝縮されているのが特徴です。冬支度は10月から始まる感覚なんですよ。タイヤ交換、灯油の補充、雪はね棒の準備…町の暮らしは季節と密接に結びついているんです。

【地元住民に直撃!】真狩村の本当の魅力を電話で聞いてみた

※お話いただいた内容のニュアンスを大切にしながら、当編集部にて要点をまとめ、再構成しています。
※地元の人の選定はクラウドサービスで募集し、ご協力いただいているものです。あえて地元の言葉で話すようお願いしています。

70代男性

Q1.あなたのご職業を教えてください。

わしはもう引退したけども、長いことアスパラ農家やってたんだわ。喜茂別はなまらアスパラの本場でな、昭和4年からこの地で本格栽培が始まったって、親父の代から聞かされて育ったもんだ。ホワイトアスパラの缶詰なんか、昔は外国にも出してたんだぞ。土ば作ってナンボの仕事だ、足腰に来るけど、誇りある仕事だったな。

Q2.この街に来て絶対行くべき場所はどこだと思いますか?

そりゃまず中山峠の道の駅「望羊中山」だべな。あげいも食べながら羊蹄山ば眺めてみれ、なまら絶景だ。ニセコ町の観光地もええけど、喜茂別は中里地区から見る「双子の羊蹄」がええんだ。羊蹄山と尻別岳が並んでなあ、朝もやの中に浮かぶ姿は、ここに住んでる者にしか分からん情景だべさ。地元の人間は黙ってあそこさ手合わせるんだわ。

Q3.この市町村でお土産を買うとしたらなんですか?

定番はやっぱ「あげいも」だな。100年フードに認定されたしょや。あとはニセコ町の有名なものも色々あるけど、喜茂別なら「チーズ工房タカラ」のチーズだ。地元民でも手に入れるのが大変なくらい人気でな、「ムスヒ」っての、トロッとしてうまいんだわ。それと藤田菓子舗のどら焼き、おも菓子。昔っからある婆さん子供連れて買いに行く店だ。

Q4.外から人が来たときにまず連れていく店はどこですか?

「郷の駅ホッときもべつ」さ連れてくな。道の駅でないけど、地元のもんが毎朝野菜運び込む直売所でよ、人参の詰め放題なんかやってるんだ。

中の麺屋誠さんは移住してきた若いのがやってる店で、地元のアスパラ乗っけたラーメン出すんだわ。

あとはソーケシュ製パン、土日しかやってないけど、薪窯のパンばなまら美味い。羊蹄山の水で仕込んでるからな。

Q5.この市町村はどんな気質だと思いますか?

山梨や福島から団体で入植してきた土地でな、厳しい冬ば共に生き抜いてきた百姓気質よ。ニセコ町長みたく派手な発信はせんけど、新しく来た人ばちゃんと見守る空気があるんだわ。

最近は移住者がカフェだパン屋だ開いてくれてな、わしら年寄りも面白がって応援してる。「水の郷」言われるくらい川と水ば大事にする町だから、人も水みたいに澄んでるって、わしは思うんだわ。

Q6.昔に比べて、街の雰囲気や活気はどう変わったと感じますか?

正直なとこ、寂しくなったわ。わしの子供の頃は8000人もおったのが、今や1900人切ったしょ。空き家もなまら多くてな、課題だべ。

んでも悪い話ばかりでないぞ。ニセコ町の運動公園や水源地が観光で賑わうように、ここも若い移住者が地域おこし協力隊で来てくれて、tigrisみたいなコーヒースタンドできたり、雰囲気変わってきた。年寄りが頑固に守るだけでなくてな、新しい風入れにゃ町は持たんわ。

Q7.これから新しくできる施設や、期待している活動などはありますか?

ニセコ町民センターみたいなおっきい箱モノは喜茂別には無理だべ。んでも、空き家ば直して若いもんが店出してくれるのが一番ありがたい。協力隊のあんちゃんがラーメン屋開く準備してるとか、ジビエやサウナのキャンプ場やるとか聞いてな。

ニセコ町のおすすめスポットや観光に流れる人が、ちょっとでも喜茂別さ立ち寄ってくれるよう、わしらも畑のアスパラで応援するわ。期待しとるよ。

喜茂別町の移住・暮らし情報

町内・近隣町村への通勤と農業中心の暮らし

喜茂別町の基幹産業は農業で、町民の多くは農業や町内の事業所、近隣の留寿都村・倶知安町・札幌市方面への通勤が中心と考えられます。札幌市までは車で約1時間30分、倶知安町まで約30分、ルスツリゾートまで約30分という距離感なので、近隣のリゾートや観光業に従事する人もいるんですよ。横浜冷凍株式会社喜茂別工場(2011年誘致)など製造業の雇用もあります。町自体も移住者を積極的に受け入れていて、地域おこし協力隊の制度を第1期(2010年)から続け、最新の第5期では3名が活動中。「新しいチャレンジを応援する」雰囲気がある町と言われていますよ。

住宅環境と家賃助成制度

喜茂別町の住宅環境は、町中心部に集合住宅や戸建てが並ぶエリアと、郊外の農村住宅が中心。具体的な家賃相場は変動が大きく断言できませんが、札幌や倶知安に比べるとなまら(とても)抑えめの水準と考えられます。町は移住・定住促進のために「喜茂別町空家バンク制度」と「喜茂別町民間賃貸住宅家賃助成事業」を実施していて、町の公式サイトで民間賃貸住宅一覧も確認できるんですよ。空き家を活用した移住も可能なので、まず役場の移住・定住ページを覗いてみるといいですわ。

買い物環境とエリア別の住みやすさ

買い物の中心は町中心市街地(喜茂別市街エリア)で、郷の駅ホッときもべつや町内の商店、JAようてい喜茂別支所などで日常の買い物ができます。ただ大型スーパーや家電量販店はないので、まとまった買い出しは車で30分の倶知安や1時間以上の札幌までドライブするのが普通の感覚なんですよ。住む視点で見ると、市街エリアは生活利便性重視の人向き、鈴川・尻別エリアは静かな農村暮らし向き、中里・双葉エリアは別荘的な暮らしや週末リゾート的な過ごし方をしたい人向き、比羅岡・伏見エリアは歴史と静寂を好む人向き、と性格がはっきり分かれています。したっけ(それじゃあ)、車は1人1台が前提だと思っておくのが現実的ですね。

子育て・教育環境

教育機関は喜茂別町立喜茂別小学校と喜茂別町立喜茂別中学校が中心。鈴川小学校は2025年3月をもって閉校し、喜茂別小学校に統合されました。喜茂別町立喜茂別高等学校は2010年に閉校しているので、高校は倶知安方面への通学が一般的です。保育所は喜茂別町保育所(定員70名・6か月から入所可能)があり、開所時間は午前8時30分〜午後4時30分。放課後児童クラブ(学童保育)も2005年から運営されています。少人数制ならではのきめ細かい教育を受けられる環境ですよ。

医療環境

町の中核医療機関は喜茂別町立クリニック(住所:虻田郡喜茂別町字喜茂別13番地の3、TEL:0136-33-2225)。診療科目は内科、外科、小児科、泌尿器科、婦人科、皮膚科で、診療時間は午前8時30分〜11時30分、午後1時30分〜4時30分(土日祝休診)。金曜日はオンライン診療と循環器科の対面診療(要予約)も実施されているんですよ。歯科は喜茂別町字喜茂別356-1のふじ歯科クリニック(TEL:0136-31-2141)が町内唯一。専門的な診療が必要な場合は倶知安町や札幌市の総合病院に紹介してもらう形になります。めんこい(小さな)町ならではの「顔の見える医療」が受けられるのが安心感につながりますわ。

喜茂別町へのアクセス

車でのアクセス(最も便利)

圧倒的に車でのアクセスが便利な町です。札幌から国道230号を南下するのが最短ルートで、所要時間は約1時間30分(中山峠まで約60分)。新千歳空港からは道央自動車道恵庭ICを経由して国道230号で約1時間30分。小樽からは約1時間15分、ルスツリゾートからは約30分、倶知安町からは約30分の距離感です。高速道路のICが直接町内にはないので、すべて国道230号・276号がメインルートになるんですよ。しばれる(凍える)冬季はスタッドレスタイヤ必須で、降雪時の運転には注意が必要ですが、夏のドライブは羊蹄山を眺めながらの極上のルートですわ。

高速バスでのアクセス(札幌方面)

鉄道駅が町内に存在しない喜茂別町では、公共交通の柱は道南バス株式会社の都市間バス「札幌洞爺湖線(中山峠経由)」です。札幌駅から洞爺湖温泉行きで「中山峠」まで約1時間30分、「喜茂別町立クリニック前」など町内の主要バス停もこの路線でカバーされます。中山峠スキー場の公式案内によれば、札幌駅から中山峠までの所要時間は約1時間30分・バス停から徒歩15分とのこと。したっけ(それと)2024年10月1日の改定により、札幌〜洞爺湖温泉は完全予約制となっていて、当日始発出発の2時間前までに予約が必要なんですよ。電話受付時間は9:00〜17:00で、洞爺湖営業所(0142-75-2351)または札幌営業所(011-865-5511)まで。最新の時刻表は喜茂別町公式サイトにも掲載されています。

町内の二次交通:ウサパラ号と倶知安方面バス

町内の足として、2015年から喜茂別町営バス「ウサパラ号」が運行されています。マスコットキャラクター「ウサパラくん」がラッピングされた可愛いバスで、町内の各地区を結ぶ生活路線。さらに道南バスの「倶知安喜茂別線」を使えば倶知安駅まで出られて、そこからJR函館本線で札幌や小樽方面にもアクセス可能です。倶知安経由のルートは時間はかかりますが、スキーシーズンには観光客にもよく使われていますよ。

飛行機+バス・レンタカーのおすすめ動線

本州方面から訪れる場合のおすすめは、新千歳空港着→レンタカーで国道230号を西に約1時間30分というシンプルなルート。札幌で1泊観光してから車で南下するパターンも人気です。一方、丘珠空港からも車で約1時間45分でアクセス可能。「飛行機+レンタカー」が時間と自由度のコスパでは最強と考えられます。冬季はスタッドレス装着済みのレンタカー予約が必須ですよ。

東京方面からの参考ルートを書いておきますね:羽田空港→新千歳空港(飛行機 約1時間40分)→レンタカーまたは札幌駅へ移動→国道230号で喜茂別町へ(約1時間30分)。トータル4〜5時間で町まで到達できます。

喜茂別町の関連リンク

北海道喜茂別町ホームページ(公式)

北海道喜茂別町 観光情報サイト(一般社団法人きもべつ観光協会)

【この町を愛する皆様へ】
この記事は、どのサイトよりも詳しく、正確に、そして魂を込めて執筆しています。町の魅力を最大限に引き出すため、今後も肉付けを続けていきます。ご期待ください。

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