| 人口 | 107,840 人 ※2026年3月31日時点(住民基本台帳) |
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| 面積 | 59.87 km² |
| 人口密度 | 1,801 人/km² |
みなさん、札幌市には10の区があります。その中の札幌市清田区(きよたく)って知ってますか?北海道札幌市の南東部に広がる、自然と住宅街がほどよく溶け合った街なんですよ。日本の滝百選「アシリベツの滝」や1,200本の梅が咲き誇る平岡公園を抱える、札幌の中でも自然がなまら(とても・すごく)豊かなエリアです。
面積は59.87km²、人口は107,840人(2026年3月31日時点)と、札幌市10区のなかでは最も人口の少ない区。それでも1世帯あたりの人員数は札幌市10区で最も多くて、ファミリー層が多く住む落ち着いた街として知られています。札幌中心部から南東に位置しながらも、月寒台地と呼ばれる火山灰の積もった丘陵地帯に広がっていて、白旗山には札幌市内最大の市有林もあるんですよ。
さらに面白いのが、札幌市清田区は札幌市10区のなかで唯一、鉄道路線が通っていない区なんです。地下鉄東豊線「福住駅」や東西線「大谷地駅」「新さっぽろ駅」までバスで出る形が基本。だからこそ独自のゆったりとした空気感が残っているとも言えますよね。同じ札幌市内では北側で白石区・厚別区と東北通で接し、西側は吉田川や羊ケ丘を境に豊平区、南西部は南区と接しています。市外では大曲川を挟んで北広島市、南部の丘陵地で恵庭市と接していて、千歳・新千歳空港方面への玄関口にもなっているんです。
歴史を遡ると、もともとは厚別川沿いの清らかな水田地帯で、区名もそこから来ているんですよ。1997年(平成9年)に豊平区から分区して誕生した、札幌市のなかでも最も新しい行政区でもあります。だから街並みも比較的新しくて、住みやすさと自然が両立した「ちょうどいい街」って感じなんですよね。
札幌市清田区の推しポイント
「札幌市清田区って結局どんな街?」って一言で聞かれたら困っちゃうほど、いろんな顔を持ってるんですよね。したっけ(それじゃあ)、この街の核となる魅力をギュッと絞ってご紹介していきますよ。自然・歴史・食・暮らしと、それぞれ違う角度から見ても、ちゃんと「清田らしさ」がにじみ出てくるんです。
日本の滝百選「アシリベツの滝」
札幌市清田区を語るうえで外せないのが、有明地区にある「アシリベツの滝」。落差26mの札幌市内でも最大級の滝で、1990年(平成2年)4月に「日本の滝百選」に選ばれた名瀑なんですよ。アイヌ語で「新しい川」を意味する名前で、これが厚別川(アツベツ)の語源にもなっています。冬には氷瀑となり、それはそれはなまら(とても)幻想的な景色になるんです。
1,200本の梅が咲く平岡公園
春になると平岡公園の西地区6.5ヘクタールに広がる梅林に、約1,200本の梅が咲き誇ります。白梅と紅梅の比率はおよそ6:4で、毎年5月の開花期には例年10万人もの花見客で賑わうんですよ。「ひらおか梅まつり」では梅ソフトクリームや梅林そばといった、ここでしか食べられない梅グルメも登場します。
札幌市内最大の市有林を抱える白旗山
標高321.5mの白旗山には、札幌市内最大の市有林が広がっています。麓には白旗山競技場や札幌ふれあいの森が整備されていて、クロスカントリースキーや散策に親しまれているんですよ。住宅地のすぐそばに本格的な自然があるって、これがまた清田区のめんこい(かわいい・愛らしい)ところなんですわ。
鉄道のない街・暮らしやすい住宅都市
札幌市10区のなかで唯一鉄道が通っていないという、ちょっと珍しい区。だからこそ大規模団地や住宅街がのびのびと広がっていて、1世帯あたりの人員数は札幌市10区で最多。子育て世代が多く、コストコ札幌倉庫店やイオンモール札幌平岡など大型商業施設も充実しています。
新千歳空港への玄関口
国道36号(旧称「弾丸道路」)が貫き、札幌南インターチェンジからは道央自動車道で新千歳空港方面へスッと抜けられる立地。札幌中心部と空港・千歳方面をつなぐ交通の要衝という顔も持っているんです。
札幌市清田区の歴史
さて、ここからは札幌市清田区の歴史をたどっていきますよ。たかだか札幌市の一区と侮るなかれ、その歴史は江戸時代の終わりまでさかのぼるんです。1997年に誕生した一番新しい行政区でありながら、開拓の足跡はかなり古いんですよ。
千歳越道路と通行屋から始まった開拓の歴史
清田区の歴史は1857年(安政4年)、銭函から豊平を経て千歳に至る「千歳越道路」が開削されたところから動き出します。1869年(明治2年)には現在の真栄通あたりに木村某が通行屋を設置、1873年(明治6年)には札幌本道(室蘭街道、現在の国道36号の前身)が開通し、長岡重治が月寒から移住してきました。1878年(明治11年)には長岡徳太郎が通行屋を設置するなど、街道沿いの集落として発展していったんですね。
「清田」「平岡」「真栄」誕生の瞬間
1891年(明治24年)には吉田善太郎らが厚別川に「吉田用水」を造成、水田開発が本格化しました。そして1944年(昭和19年)の字名改正で、これまで「アシリベツ本通」「アシリベツ南通」「アシリベツ北通」「通称坂」と呼ばれていた地区が、それぞれ清田・真栄・北野・平岡と改称されたんです。今の地名はこの時に決まったんですよね。「清田」という名は、厚別川沿いの低地に広がる美しい清らかな水田地帯にちなんでいます。
豊平町から札幌市、そして清田区へ
1961年(昭和36年)、豊平町が札幌市と合併。1972年(昭和47年)に札幌市が政令指定都市となり豊平区が誕生、清田出張所が置かれました。その後、清田団地・北野団地・真栄団地など大規模住宅地の造成が進み、人口が一気に増加。したっけ(それで)1997年(平成9年)11月、ついに豊平区から分区して札幌市清田区が誕生したんです。札幌市10区のなかで一番新しい行政区となりました。
現代に残る歴史の足跡
1885年(明治18年)創建の厚別神社は今も地域の氏神様として親しまれていますし、清田区民センター内の「あしりべつ郷土館」では開拓の歴史を学べます。地名や用水路の跡など、街のあちこちに開拓の記憶が静かに息づいているんですよ。
札幌市清田区の文化・風習
歴史を見てきたところで、つぎは札幌市清田区の暮らしの空気感をのぞいてみましょうか。住んだらどんな日常になるのか、四季のうつろいや人の温度感を、語りかけ口調でお伝えしていきますよ。
冬は−20℃近く、それでも積雪は控えめ
清田区の気候はちょっと面白くて、札幌中心部が日本海側気候の影響を強く受けるのに対し、清田区は太平洋側気候や内陸性気候の特色があるんです。だから観測データは隣接する北広島市や恵庭市に近いんですよ。冬は晴れる日が比較的多くて放射冷却が効くため、厚別区とともに札幌市内では朝晩の冷え込みが厳しくなる地域。厳冬期の晴れた朝には−20℃近くまで下がることもあります。しばれる(凍てつくほど寒い)朝なんですわ。一方で積雪量は札幌中心部より少なめなのも特徴です。
夏の過ごしやすさとヒートアイランドの少なさ
夏は札幌の都心部に見られるヒートアイランド現象の影響が少なく、過ごしやすい気候なんですよ。丘陵地帯ならではの風通しの良さもあって、エアコンなしで夏を乗り切る家庭もまだ多いと言われています。週末になると平岡公園や白旗山、札幌ふれあいの森に家族連れでお出かけ、なんていうのが定番の過ごし方ですね。
北海道弁の語尾と日常会話
清田区を含む札幌圏では、北海道弁といっても「ガチガチに訛ってる」という感じはあまりなくて、語尾やちょっとした単語に北海道らしさが顔を出すスタイル。たとえば「行くしょ?」「美味しいしょや」の「〜しょ/〜しょや」(〜でしょう)、「いんでない?」「行くべ」「だべさ」みたいな語尾。「ゴミを投げる」(捨てる)なんて言われると、道外から来た人は最初びっくりするかもしれませんね。あと「これうるかしといて」(水に浸けておいて)も、家庭内ではよく飛び交う言葉なんです。
住宅街の暮らしと「ご近所感覚」
清田・平岡・北野・真栄・里塚・有明・美しが丘といった団地・住宅地が広がる清田区は、札幌市10区のなかで1世帯あたりの人員数が最も多い区。つまりファミリー世帯がぎゅっと集まっている地域なんです。ご近所付き合いも比較的しっかりしていて、町内会の夏まつり(清田ふれあい区民まつり、北野ふれあい夏まつり、平岡ふれあい祭りなど)や厚別神社の例大祭が地域の風物詩になっています。
四季が描き出す清田区の風景
春はなんといっても5月の平岡公園の梅まつり。夏は白旗山や札幌ふれあいの森でハイキング、秋は平岡樹芸センターの150mのノムラモミジ並木が真っ赤に染まり、冬はアシリベツの滝が氷瀑となって日の光にキラキラ輝く——四季がはっきりしているので、暮らしのなかでも季節の移ろいをなまら(とても)感じやすい街なんですよ。
札幌市清田区の特産品・食
では最後に札幌市清田区の食をご紹介していきますね。清田区は都市部の住宅地なので、農産物そのものより「街なかで楽しめる名物グルメ」「梅まつり限定の味」「卵直売所」など、地域に根づいた食文化がポイントです。したっけ(それじゃあ)、ひとつずつ見ていきますよ。
梅まつり限定!梅ソフトクリームと梅林そば
味わいは、ひと口めにふわっと広がる梅の酸味と、ミルクの優しい甘みのコントラストが絶妙。旬は5月上旬から5月下旬の梅の開花期間中だけ。食べ方はもちろんそのままパクッといくのが一番ですが、5月の平岡公園で梅林を眺めながら食べるのが醍醐味なんですよ。特徴は、開花期間中の臨時売店でしか味わえない超期間限定スイーツだということ。1,200本の梅林を抱える平岡公園ならではの背景から生まれた一品で、毎年これを目当てに来園する人もいるほどなんです。なまら(とても)爽やかで、一度食べたら忘れられない味なんですわ。一緒に販売される「梅林そば」も、梅の風味を効かせたここでしか食べられない一杯ですよ。
有明発・コッコテラスの平飼いたまご
味わいは、黄身の濃厚さとコクがしっかりしていて、白身もぷりっと弾力があるのが特徴。旬は通年で楽しめますが、春から秋にかけて鶏が活発に動く時期は特に元気な卵が出ます。食べ方は卵かけご飯(TKG)でシンプルに、または直営ショップで販売されている「たまごソフトクリーム」で味わうのがおすすめ。特徴は、清田区有明にある「永光農園」の直営ショップ「コッコテラス」で、ストレスフリーの環境で道産のエサを食べて育った平飼い有精卵を直接買えること。背景には、自然豊かな有明地区ならではの環境を活かした養鶏があるんです。そだねー(そうだよね)、自然のなかで育った鶏の卵はなまら(とても)美味しいんですわ。
ジンギスカンと「かねひろ」
味わいは、ラム肉のほのかな甘みと特製タレの絡みがクセになる王道の北海道ジンギスカン。旬は通年ですが、屋外でやるなら夏が最高ですよね。食べ方は炭火や鉄板でジュッと焼いて、もやしと玉ねぎと一緒にいただくのが定番。特徴は、清田区美しが丘の羊ヶ丘通り沿いにある「かねひろ」が、清田区を代表するジンギスカンの名店として親しまれていること。1階が肉屋さん、2階が飲食店という構造で、肉の鮮度がそのまま味に直結する造りなんですよ。背景として、北海道では家でジンギスカンを食べる文化が根強いのですが、清田区のような住宅都市では屋外バーベキューや専門店での食事も日常に溶け込んでいるんです。
札幌スイーツの代表「ペイストリースナッフルス」
味わいは、ふんわりしっとりした生地のなかから、とろけるようなチーズクリームがあふれ出す上品な甘さ。旬は通年で、ギフトとしての需要が一年中あります。食べ方は冷やしてそのまま、コーヒーや紅茶と一緒にいただくのが王道。特徴は、北海道銘菓「チーズオムレット」で全国的に知られるペイストリースナッフルスが清田区にも店舗を展開していること。背景には、北海道の良質な乳製品を活かした札幌の菓子文化があり、清田区の店舗でも新千歳空港や駅で買うのと同じ味が楽しめるんですよ。お土産にも自分用にもめんこい(かわいい)パッケージで人気です。
清田区のラーメン文化
味わいは、味噌・醤油・担担麺と店ごとに個性豊か。北海道らしい濃厚味噌から、シビ辛系の四川風までバラエティに富んでいます。旬は通年、特に冬のしばれる(凍てつくほど寒い)日に食べるあったかい一杯は格別。食べ方はもちろん熱々のうちにスープから一口、麺をすすって、最後にスープまで飲み干すのが北海道流。特徴は、清田区が札幌のラーメン激戦区のひとつで、「175°DENO担担麺 清田店」のような注目店から、地元で長年愛される味噌ラーメン店まで揃っていること。背景として、国道36号や羊ヶ丘通など主要幹線道路沿いに飲食店が集まりやすいエリア構造があり、車で立ち寄れるラーメン店が自然と発達したと考えられます。
札幌市清田区の観光スポット
札幌市清田区は、住宅街と自然が見事に共存する街。だからこそ「ちょっと足を伸ばすと別世界」っていうスポットが点在しているんですよ。したっけ(それじゃあ)、清田区を訪れたなら絶対に押さえておきたい場所をご紹介していきますね。それぞれ違う表情を持っていて、一度回るだけでも清田の魅力を体感できますよ。
アシリベツの滝(国営滝野すずらん丘陵公園内)
- アシリベツの滝 – 落差26m、清田区有明にある「日本の滝百選」の名瀑です。アイヌ語で「新しい川」を意味する名前のとおり、厚別川本流を落ちる雄滝と、清水沢川から流れ落ちる雌滝が左右に分かれて豪快に水しぶきをあげるんですよ。新緑の頃は森のマイナスイオンに包まれ、紅葉の時期には岩肌と紅葉のコントラストが圧巻。そして冬の12月下旬から始まる氷瀑は、まさにこの滝の真骨頂で、滝のしぶきが凍りついて青白く光る姿はなまら(とても)幻想的なんです。渓流口駐車場から約1.1kmの遊歩道を歩いて向かう道のりも、川のせせらぎと鳥のさえずりが心を洗ってくれる時間。朝早い時間帯ほど人が少なく、滝の音だけが響く特別な空間を味わえますよ。
平岡公園(梅林)
- 平岡公園 – 約66.4haの広大な敷地を持つ、清田区を代表する公園です。なんといっても見どころは、西地区に広がる札幌市内最大級の梅林。約6.5万平方メートルの敷地に約1,200本のウメが植えられていて、紅梅と白梅がおよそ4:6の割合で咲き乱れるんですよ。例年5月の開花期には10万人を超える花見客が訪れ、甘い梅の香りが園内一面に漂います。湿地帯にはミズバショウやエゾノリュウキンカが咲き、4月にはカワセミやアカゲラなどの野鳥にも出会える自然の宝庫。1993年完成の全長70mの「梅の香橋」から梅林を見下ろすのもおすすめ。住宅街のすぐそばにこんなオアシスがあるなんて、そだねー(そうだよね)って思わずつぶやきたくなるスポットなんです。
平岡樹芸センター(みどりーむ)
- 平岡樹芸センター – 1984年(昭和59年)に開園した、約2.9haの植物園。愛称は「みどりーむ」です。8種類・700本以上のモミジ類が植栽されていて、なかでも園内中央に続くノムラモミジの並木道は、紅葉シーズンには頭上から足元まで真っ赤に染まる絶景トンネル。例年10月中旬から下旬が見頃で、地面に積もった落ち葉まで赤一色になる光景は、ANAの2020年カレンダーにも採用されたほどなんですよ。日本庭園・西洋庭園・芝生広場・約3,000本のオンコ(イチイ)の刈り込み物広場と、ひとつの園内で多彩な表情が楽しめます。開園期間は4月29日から11月3日、開園時間は8時45分から17時15分、月曜休園、入園料は無料。札幌中心部から30分でこの世界感に浸れるのは清田区ならではですよね。
白旗山・札幌ふれあいの森
- 白旗山・札幌ふれあいの森 – 標高321.5mの白旗山は、札幌市内最大の市有林を抱える低山で、麓には1990年完成の白旗山競技場と札幌ふれあいの森があります。自然歩道が複数整備されていて、登山初心者でも気軽に歩けるのが嬉しいところ。施設内では森林や林業の歴史展示があったり、陶芸体験や暖かい時期にはバーベキューも楽しめます。冬になるとクロスカントリースキーのコースとしても親しまれていて、地元の人が黙々と森のなかを滑っていく姿は、まさに北海道の冬の日常風景。こわい(疲れる)くらい歩いた後の達成感は格別で、住宅街の隣にこんな自然があることに改めて驚かされるんです。
厚別神社
- 厚別神社 – 1885年(明治18年)創建の歴史ある神社で、清田の開拓の歴史を静かに見守ってきた地域の氏神様です。普段は地元の人がお参りに訪れる落ち着いた場所ですが、9月の例大祭の時期には屋台が並び、地域の人で賑わいます。境内に立つと、住宅街のなかとは思えないほど静謐な空気に包まれていて、開拓者たちが祈りを捧げた頃の風景に思いを馳せることができますよ。歴史好きの方が清田を訪れるなら、ぜひ立ち寄ってほしいスポットです。
イオンモール札幌平岡
- イオンモール札幌平岡 – 清田区平岡にある大型ショッピングモールで、地元の人だけでなく、北広島市や厚別区からも多くの人が訪れる清田区の商業の顔。1階にはスーパー、2階にはアパレルや雑貨店、フードコートやレストランも揃っていて、雨や雪の日でも一日中楽しめるあずましい(居心地のよい)場所です。買い物だけでなく、地元の人の暮らしぶりが垣間見えるのも面白いところ。週末は家族連れで賑わい、清田のぬくもりが伝わってくる空間ですよ。
コストコ札幌倉庫店
- コストコ札幌倉庫店 – 清田区にある北海道のコストコ店舗。札幌市内はもちろん、道内各地から大量買い目的でやってくる人で連日賑わうスポットです。広大な倉庫店舗で大型カートを押しながら歩く時間は、まるでアメリカに来たような気分になれますよ。フードコートのホットドッグやピザは観光客にも人気で、買い物のついでに小腹を満たすのが定番。清田の流通拠点としての一面を体感できる、ちょっと変わった「観光スポット」なんです。
札幌市清田区の観光ルート
スポットがわかったところで、つぎは「どう回るか」が気になりますよね。札幌市清田区は鉄道がない街なので、車での移動がメインになるんですが、地下鉄+バスの組み合わせでも十分に楽しめますよ。したっけ(それじゃあ)、半日コースから1日まるごとコースまで、ストーリー仕立てでご紹介していきますね。
【車・1日】滝&梅&紅葉を巡る清田区まるごと体験コース
札幌中心部を朝出発して、清田区の自然と歴史をぎゅっと味わう車での1日プランです。
9:00 札幌市中心部出発 → 9:30 平岡公園(車約30分) → 11:00 厚別神社(車約10分) → 11:30 イオンモール札幌平岡でランチ(車約5分) → 13:30 平岡樹芸センター(車約10分) → 15:00 アシリベツの滝(車約30分) → 17:00 札幌中心部へ戻る(車約40分)
①平岡公園(90分)
→ 1,200本の梅林を散策。5月なら梅まつり開催中で、梅ソフトクリームを片手に春の香りを楽しめます。朝の方が人が少なくてあずましい(落ち着いた)時間を過ごせますよ。
②厚別神社(30分)
→ 1885年創建の歴史ある神社で参拝。清田開拓の歴史に思いを馳せる静かなひと時。お昼前のすがすがしい空気がぴったりです。
③イオンモール札幌平岡でランチ(90分)
→ 2階のレストランフロアで地元の味を堪能。フードコートも充実していて、家族連れにも安心。お土産もここで揃いますよ。
④平岡樹芸センター(90分)
→ 日本庭園と紅葉並木をのんびり散策。秋なら150mのノムラモミジのトンネルが圧巻で、午後の柔らかい日差しが葉を透かす時間帯が特に美しいんです。
⑤アシリベツの滝(90分)
→ 渓流口駐車場から滝まで遊歩道を歩いて、日本の滝百選の迫力を体感。夕方近くは滝壺の水しぶきが斜光に輝いてなまら(とても)映える時間帯ですよ。
【地下鉄+バス・半日】平岡梅林を満喫する春の散策コース
5月の梅まつり期間に特におすすめの、公共交通機関で楽しめる半日プランです。
10:00 地下鉄東西線「大谷地駅」出発 → 10:15 中央バスで平岡公園(バス約15分) → 12:00 中央バスで平岡4条2丁目(バス約10分) → 12:10 平岡樹芸センター → 14:00 大谷地駅へ戻る(バス約9分)
①平岡公園・梅林(120分)
→ 約1,200本の梅林をのんびり歩きながら、臨時売店「ひらおか梅ほんぽ」で1巻450円の梅ソフトクリームを味わいましょう。湿地帯ではミズバショウも楽しめて、春の北海道らしい風景が広がっています。
②平岡樹芸センター(90分)
→ 4月下旬から11月上旬まで開園している無料の植物園。春は7種類の桜が順次見頃になり、八重桜のトンネルも見応え抜群です。月曜休園なのでご注意くださいね。
③大谷地駅周辺で軽食・おみやげ(30分)
→ 駅周辺の商業施設で休憩しつつ、清田の食材を扱うショップを覗いてみるのも楽しいですよ。
【車・1日】清田+千歳・空港エリア広域コース
新千歳空港利用の旅行者にぴったりの広域プランです。清田区は空港アクセスが良いので、こんなルートも組めるんですよ。
9:00 新千歳空港出発 → 10:00 アシリベツの滝(車約60分) → 12:00 札幌ふれあいの森(車約15分) → 13:00 イオンモール札幌平岡でランチ(車約20分) → 15:00 平岡公園(車約10分) → 17:00 札幌中心部へ向かう or 新千歳空港へ戻る
①アシリベツの滝(90分)
→ 空港から車で1時間。北海道に着いてすぐ自然のスケール感を体感するなら、午前中の光のうちに訪れるのがベスト。マイナスイオンを浴びてリセット。
②札幌ふれあいの森(60分)
→ 白旗山の麓で森林浴。森林や林業の歴史展示もあって、北海道の自然について学べる時間。めんこい(かわいい)リスや野鳥に出会えることもありますよ。
③イオンモール札幌平岡(90分)
→ 北海道らしいランチを楽しんで、お土産もまとめ買い。広い駐車場があるので車旅にもストレスフリーです。
④平岡公園(120分)
→ 季節を問わず散策できる公園で、最後にゆったり時間を過ごす。秋なら紅葉、夏なら緑陰、冬なら静寂の雪景色と、訪れた季節の魅力を持ち帰れますよ。
札幌市清田区の年間イベント
清田区は四季を通じて、地域に根ざしたイベントが開かれる街なんですよ。なかでも有名なのが春の梅まつりですが、それだけじゃなくて、夏や秋にも見逃せない祭りがあるんです。したっけ(それじゃあ)、ぜひ行ってみてほしいイベントを月ごとにご紹介していきますね。
ひらおか梅まつり(4月下旬〜5月上旬)
ぜひ行ってみてほしいのがね、清田区を代表する春のイベント「ひらおか梅まつり」。例年4月下旬から5月上旬にかけて、平岡公園の梅林で開催されます(2026年は4月25日〜5月10日)。約6.5万平方メートルの敷地に約1,200本の紅梅・白梅が咲き誇り、毎年10万人以上の花見客が訪れる札幌随一の梅の祭典なんですよ。
会場に一歩足を踏み入れると、ふわっと甘い梅の香りが鼻をくすぐって、ピンクと白のグラデーションが視界いっぱいに広がります。臨時売店「ひらおか梅ほんぽ」では、1巻450円の名物・梅ソフトクリームに、梅林そば、1袋450円の梅せんべいなど、ここでしか味わえない梅グルメがずらり。期間中には公園の管理スタッフが梅林を案内する「梅林ツアー」も開催されていて、参加費200円・各日定員10人で、ウメの種類や歴史を教えてもらえるんです。芝生の上にレジャーシートを広げて、家族連れがのんびり花見をしている光景はなまら(とても)平和で、清田の春そのものですよ。
清田ふれあい区民まつり(7月)
つぎに紹介したいのが、清田区民が一番盛り上がる夏のお祭り「清田ふれあい区民まつり」。1998年(平成10年)の初開催以来、毎年7月に行われている地域密着型のお祭りなんです。区役所周辺や近隣公園を会場に、地元の団体や企業による出店・ステージイベントが盛りだくさん。
太鼓の音やお囃子が聞こえてきて、屋台からは焼きそばや焼き鳥のいい匂いが漂って、子供たちが駆け回る声が響く——まさに「夏まつりの王道」って感じの空気感なんですよ。地域の人と観光客が自然に交ざり合って、清田のあったかい(温かい)コミュニティを肌で感じられる絶好の機会。北海道の短い夏を満喫するには持ってこいのイベントです。
北野ふれあい夏まつり(7月)
同じく7月に開催されるのが、北野地区で行われる「北野ふれあい夏まつり」。清田区民まつりとはまた違って、より地域に密着した、町内会的な温度感のあるお祭りなんですよ。地元の人が手作りで運営する屋台や、子供向けのゲームコーナー、夜になると盆踊りも始まります。
住宅街のなかに広がる夜のお祭り会場。提灯の明かりが暖かく揺れて、子供たちのはしゃぎ声と大人たちの談笑が混ざり合う夜は、まさに昭和の夏祭りそのもの。めんこい(かわいい)浴衣姿の子供たちが綿あめを頬張る姿に、思わず笑顔がこぼれますよ。
平岡ふれあい祭り(9月)
夏の終わりから秋にかけて、9月に開催されるのが「平岡ふれあい祭り」。平岡地区の住民が中心となって企画する地域のお祭りで、ステージパフォーマンスや出店が並びます。9月とはいえ北海道の朝晩はもう肌寒くなってくる時期で、提灯の灯りと屋台の温もりが余計にありがたく感じられるんですよ。地元コミュニティの結束を体感できる、しみじみとしたお祭りです。
厚別神社例大祭(9月)
9月にはもうひとつ、見逃せないイベントが「厚別神社例大祭」。1885年創建の厚別神社で行われる伝統的な祭りで、参道に屋台が並び、地元の人たちが家族連れで参拝に訪れます。歴史ある神社の境内で、神事の厳かな空気と屋台の賑わいが共存する光景は、清田区の歴史と現代の暮らしが重なる特別な時間。秋の澄んだ空気のなかで、北海道開拓の歴史にも触れられる貴重な機会なんですよ。
平岡樹芸センターの紅葉観賞(10月中旬〜下旬)
祭りではないんですが、毎年多くの人が訪れる秋の風物詩としてご紹介しておきますね。10月中旬から下旬にかけて、平岡樹芸センターのノムラモミジが見頃を迎えるんです。150mの紅葉並木が真っ赤に染まる光景は、北海道内でも屈指の紅葉名所として知られていて、写真愛好家が連日カメラを構えています。したっけ(そうしたら)、足元に降り積もった真っ赤な落ち葉のじゅうたんを踏みしめながら歩く時間は、もう言葉にならないくらい美しいんですよ。
札幌市清田区のエリア別の顔
札幌市清田区は59.87km²のなかに、性格の違うエリアがいくつもあるんです。同じ区内でも歩いてみると空気感がガラッと変わるのが面白いところ。したっけ(それじゃあ)、観光や散策の視点でエリアごとの「顔」をご紹介していきますね。どのエリアに足を運ぶかで、見えてくる清田が変わってきますよ。
清田・北野エリア(区の中心・暮らしの顔)
清田区役所や清田区民センター、あしりべつ郷土館などが集まる、まさに清田区の中心エリア。国道36号(旧称「弾丸道路」)が貫いていて、車での往来が多く、ロードサイドには飲食店やショッピング施設が並んでいます。観光というよりは「清田で暮らす人の日常」が一番見えるエリアで、地元の食堂やラーメン店、175°DENO担担麺のような注目グルメも集まっています。「清田に来たけど、地元の空気を感じてみたいな〜」という時に立ち寄ると、あずましい(落ち着く)街の雰囲気が味わえますよ。
平岡エリア(緑と花の顔)
平岡公園、平岡樹芸センター、イオンモール札幌平岡が集まる、清田区の「自然&ショッピングのハブ」。住宅街と公園が見事に共存していて、季節ごとに表情を変える緑が美しいエリアです。春は梅、初夏はツツジや藤、秋はモミジの紅葉と、四季折々の見どころが詰まっています。観光に訪れるなら間違いなくこのエリアがメインで、「植物と街並みを一緒に楽しみたい」「家族でゆっくり過ごしたい」という方にぴったり。週末の平岡公園はなまら(とても)家族連れで賑わっていて、ピクニック気分も味わえるんですよ。
有明エリア(清田の自然と滝の顔)
清田区の南端、白旗山や国営滝野すずらん丘陵公園の渓流ゾーン(アシリベツの滝)にアクセスする入口となるのが有明エリア。住宅街から離れて、ぐっと自然の濃度が増す地域なんです。紅葉や有明の滝、山林の風景が広がり、北海道らしい大自然をストレートに体感できます。「街中のお出かけよりも、自然のなかで深呼吸したい」「ハイキングや滝めぐりがしたい」という旅人にはこのエリアがおすすめ。バスは滝野すずらん公園の開園期間に限られるので、車でのアクセスがメインになります。
美しが丘・里塚エリア(新興住宅地と暮らしの顔)
美しが丘や里塚は、平成以降に整備が進んだ新しい住宅地で、街並みも整然としていて綺麗。コーチャンフォー美しが丘店やかねひろ羊ヶ丘通店、コッコテラスといった人気スポットも点在しています。観光地という雰囲気ではないんですが、「清田の新しい暮らし」が見えるエリアで、カフェ巡りやグルメ目的で訪れるのに向いています。羊ヶ丘通り沿いを車で走りながらお店をハシゴするのも、地元っぽい楽しみ方ですよ。そだねー(そうだよね)、こういう日常使いの清田を味わえるのもこのエリアならではです。
真栄エリア(住宅と隠れた名店の顔)
真栄地区は札幌ハイテクヒル真栄など産業集積もありつつ、住宅街と農地がほどよく混ざり合うエリア。観光地というよりも「地元の人が通う隠れ家的な店」が点在しているのが面白いところです。住宅街の真ん中で30年以上営業を続ける老舗そば店「田舎そば たちばな」のような、わざわざ訪ねていく価値のあるお店もあります。「ガイドブックに載ってない清田を知りたい」「グルメ目当てで動きたい」という方にはなまら(とても)味わい深いエリアなんですよ。
札幌市清田区の気候・季節の暮らし
序盤から中盤にかけて札幌市清田区の魅力を見てきましたが、ここからは「実際に住むとどんな感じなの?」という視点で深掘りしていきますよ。したっけ(それじゃあ)、まずは清田区の気候から。北海道といえば「夏は涼しくて冬は雪」というイメージですが、清田区は札幌市内でも独特の気候特性があるんですよね。
札幌の年平均気温は9.2℃、夏は22.3℃が最高
気象庁の札幌(石狩地方)平年値(1991〜2020年)によると、年平均気温は9.2℃、年間日最高気温の平均は13.1℃、日最低気温の平均は5.7℃です。一番暑い月は8月で月平均22.3℃(最高26.4℃/最低19.1℃)、一番寒い月は1月で月平均−3.2℃(最高−0.4℃/最低−6.4℃)。夏でも30℃を超える日は珍しく、湿度も7〜8月で75%程度と本州より過ごしやすいんですよ。
とくに清田区は、札幌中心部のような日本海側気候の影響が弱く、太平洋側気候や内陸性気候の特色を持つエリア。気象観測データは隣接する北広島市や恵庭市に近く、夏のヒートアイランドの影響も少ないので、エアコンなしで夏を乗り切る家庭もまだ多いと考えられます。
冬は降雪量479cm、清田区は朝晩がしばれる
札幌の年降雪量の平年値は479cm、最深積雪の平年値は97cm(気象庁・1991〜2020年)。1月には月降雪量137cm、12月にも113cm降ります。雪日数の平年値は年134.5日で、まさに「半年近く雪と付き合う」街なんですよ。
清田区は晴れる日が比較的多くて放射冷却が効くため、厚別区とともに札幌市内では朝晩の冷え込みが厳しい地域。厳冬期の晴れた朝には−20℃近くまで下がることもあり、地元の人は「しばれる(凍てつくほど寒い)日が続くなあ」と挨拶代わりに口にします。一方で積雪量は札幌中心部より少なめなので、雪かきの負担はやや軽い傾向にあると言えますよ。
冬の暮らし——FF式暖房と冬装備
冬の暮らしで最初に驚くのは光熱費。北海道の住宅はFF式の灯油ストーブ(強制給排気式)が主流で、12月から3月までフル稼働します。家のなかは半袖でも過ごせるくらいぽかぽかなんですが、灯油代は月数万円単位でかかるのが普通。なまら(とても)あったかい代わりに、冬の家計はちょっと気合いが必要なんですよね。
服装はダウン・厚手の手袋・ニット帽が必須で、足元は滑り止めの効いた冬靴が絶対。雪かき用のスコップ(北海道では「ママさんダンプ」という押す道具も愛用される)はどの家庭にも常備されています。冬の朝、玄関を開けてわや(ひどい・大変)な雪に「あー、今日も雪かきかぁ」とつぶやくのが、清田の冬の風物詩です。
春は5月の梅、夏は青空、秋は短い紅葉
4月でも雪解けが遅く、平年では4月の月平均気温は7.3℃と肌寒い日が多いんですが、5月になると一気に空気が変わります。平岡公園の梅が咲き、平岡樹芸センターの桜も見頃を迎えるのがこの頃。そだねー(そうだよね)、春の北海道はぐっと駆け足でやってくるんですよ。
夏は本州の梅雨がない代わりに、6月から8月は南東風が中心で、突然の夕立があったりします。秋は10月中旬から下旬にかけて紅葉のピーク。平岡樹芸センターのモミジが真っ赤に染まる頃には、もう11月の雪が見えてきます。北海道の秋はびっくりするほど短くて、気温は11月になると平均5.2℃まで下がりますよ。
【地元住民に直撃!】札幌市清田区の本当の魅力を電話で聞いてみた
※お話いただいた内容のニュアンスを大切にしながら、当編集部にて要点をまとめ、再構成しています。
※地元の人の選定はクラウドサービスで募集し、ご協力いただいているものです。あえて地元の言葉で話すようお願いしています。
50代男性
Q1.あなたのご職業を教えてください。
56歳で図書館司書です。清田区民センターの中のね、あしりべつ郷土館にもよく顔を出してましてね。本に囲まれて30年以上、この清田の街と一緒に歳を重ねてきたって感じですね。分区前の豊平区だった頃から知ってるもんで、なまら愛着あるんですわ。
Q2.この街に来て絶対行くべき場所はどこだと思いますか?
そうだなぁ、まずは平岡公園の梅林行ってほしいね。5月の連休あたり、紅白1200本の梅がどわーっと咲いて、甘い香りが谷一帯に漂うんだわ。あれは札幌の他の区じゃ味わえん。
んで地元民おすすめは平岡樹芸センターね。秋のノムラモミジのトンネル歩くと、足元まで真っ赤な絨毯で、しばし時間忘れますよ。あとは白旗山ね、屯田兵が白旗立てたって話が残ってる、清田の心の拠り所ですわ。
Q3.この市町村でお土産を買うとしたらなんですか?
定番ならきのとやファーム店のチーズタルトやバウムクーヘンですね、清田生まれの直営店ですから。
ただね、地元民が本気で勧めるのは永光農園コッコテラスの平飼い卵とエッグタルトさ。
あと知る人ぞ知るのが、有明の清田しいたけファームの「清茸(きよたけ)」。肉厚でなまら旨いんですわ。水・土・日の特売日に行ったら100g100円くらいで買えるから、これ持ってくと「どこで買ったの?」って必ず聞かれるよ。
Q4.外から人が来たときにまず連れていく店はどこですか?
真栄の住宅街にひっそりある「田舎そば たちばな」に連れてきますね。30年以上やってる店で、肉みぞれごぼうせいろ食べたら皆ぶったまげる。素揚げのごぼうがバリッバリで、柚子胡椒がこれまた効いてんのさ。
あとは永光農園のラーメン店「とりたまファーム」も最近は連れてくよ。去年6月にできたばっかりで、Wたまご麺の鶏白湯がね、養鶏場が本気出すとこうなるんだって唸るレベル。
Q5.この市町村はどんな気質だと思いますか?
「黙って助け合う気質」だね。派手じゃないし、自慢もしない。でも町内会の夏祭りなんかさ、清田だけで30以上もあるんだわ。胆振東部地震で里塚が液状化した時も、近所同士で声掛け合って乗り越えた。
市営地下鉄の駅もJRもないから、車社会で個人主義的に見えるかもしらんけど、いざという時の結束は札幌でも一二を争うんでないかい。控えめだけど芯はなまら強い、そんな住民が多いね。
Q6.昔に比べて、街の雰囲気や活気はどう変わったと感じますか?
寂しい部分もあるんだわ。ここ数年バスの減便がひどくてね、夜のバスが早く終わっちゃう。
今年3月の公示地価では、札幌で清田だけ住宅地が下落に転じたって北海道新聞に出てねぇ。一方でコッコテラスやきのとやファーム、コストコ、平岡イオンに人が集まってるし、子育て世帯も増えてる。賑わいの場所が変わったって感じかな。「成熟した街」って言葉がしっくりくるね。
Q7.これから新しくできる施設や、期待している活動などはありますか?
一番はやっぱり地下鉄東豊線の清田延伸ね。今年1月に秋元市長が新年交礼会で「調査費つける」って踏み込んで言ってくれて、25年ぶりに動き出したんだわ。期成会の皆さんがずーっと粘り強く要望してきた成果さ。
あと2029年に区役所前に新しい区民センターと図書館が一体化してオープンするんですよ。司書として、これはなまら楽しみ。清田の新しい顔になってくれたらいいねぇ。
札幌市清田区の移住・暮らし情報
気候のリアルがわかったら、次は「実際に暮らすとどうなのか」ですよね。札幌市清田区は札幌市10区のなかでも、ファミリー世帯が多くて落ち着いた住宅街。したっけ(それじゃあ)、通勤・家賃・買い物・子育て・医療と、暮らしのリアルを順番に見ていきましょう。
通勤——札幌中心部へはバス+地下鉄が基本
札幌市清田区は札幌市10区のなかで唯一、鉄道路線が通っていない区。だから通勤は「バスで地下鉄駅まで出て、そこから地下鉄」というのが王道スタイルなんですよ。バスからの乗り継ぎ指定地下鉄駅は、東豊線の福住駅、東西線の南郷18丁目駅・大谷地駅・新さっぽろ駅。たとえば清田区役所周辺から大通駅までバス+地下鉄で約40〜50分が目安と考えられます。
札幌中心部に通勤する人が多いのはもちろん、清田区や厚別区・北広島市方面で働く人も多いエリアです。車通勤なら国道36号や羊ヶ丘通、道央自動車道(札幌南IC)が使えて利便性は高め。「鉄道がないのは不便だべ?」と思われがちですが、慣れるとバスのリズムが暮らしに馴染むんですよね。
家賃相場——札幌市内では比較的リーズナブル
SUUMOの調査データによると、札幌市清田区周辺の賃貸マンション家賃相場(新築かつ駅徒歩1〜5分以内の条件)は、1Kで5.1万円〜、4LDKで14.2万円という目安です(出典:SUUMO「札幌市清田区の家賃相場」、2026年4月時点)。札幌市中央区や東西線・南北線沿線と比べると、同じ広さでもやや抑えめな価格帯と言えますよ。
清田区は団地造成の歴史が長く、清田団地・北野団地・真栄団地など中古マンションや戸建ての選択肢も豊富。「鉄道がない代わりに、広めの間取りをあずましい(落ち着いた・ゆとりのある)価格で借りられる」というのが、清田区の住宅事情の最大の魅力ですよね。ファミリー層が多いのもうなずけます。
買い物環境——大型店からスーパーまで充実
清田区の買い物事情はなまら(とても)便利。イオンモール札幌平岡、イオンタウン札幌平岡、コストコ札幌倉庫店という大型商業施設が揃い、日常使いには生活協同組合コープさっぽろ平岡店、スーパーアークス北野店、東光ストア真栄店・平岡店、ホクレンショップFoodFarm平岡公園通り店など多彩な選択肢があります。
羊ヶ丘通りや国道36号沿いには大型スーパーやドラッグストアがロードサイドに並んでいて、車があれば買い物ストレスはほぼゼロ。週末はコストコでまとめ買い、平日はコープやアークスで日常品、なんて使い分けが地元流です。コーチャンフォー美しが丘店という大型書店もあって、日用品から書籍までワンストップで揃いますよ。
子育て・教育——区民1世帯あたり人員が札幌市10区で最多
札幌市清田区の特徴として外せないのが、1世帯あたりの人員が札幌市10区で最も多いこと(札幌市統計より)。つまりファミリー層が分厚く住む街なんです。区内には市立の認定こども園にじいろ、認定こども園札幌真栄東保育園、認定こども園清田保育園、認定こども園札幌きたの幼稚園、認定こども園北野しらかば幼稚園・保育園など多数の保育・幼児施設があります。
清田区役所内には「こそだてインフォメーション きよっちるーむ」が設置されていて、子育て情報や子育てサロン、子育て講座が利用可能。区内には札幌市清田区保育・子育て支援センター「ちあふる・きよた」もあり、子育て世帯にとって心強い体制が整っているんですよ。区内に大学(札幌国際大学)があるのも特徴で、「住んだ街でずっと学べる」という導線が成り立ちやすいエリアですね。
医療環境——区内に複数の総合病院・診療所
医療面でも清田区は手厚いんです。区内には札幌清田病院、あしりべつ病院、美しが丘病院、札幌平岡病院、札幌南徳洲会病院、札幌緑愛病院、さっぽろ香雪病院、札幌里塚病院、札幌整形循環器病院、札幌清田整形外科病院、真栄病院、と数多くの病院が点在。診療科の選択肢も豊富で、「いざという時に車で15分以内」という安心感があります。
札幌市立の救急体制と組み合わせれば、夜間や緊急時にも対応可能。高齢者世帯にも子育て世帯にも、医療環境はあずましい(安心できる)レベルだと言えますよね。
エリア別の住みやすさ(暮らす視点で)
中盤では「旅する視点」でエリアを紹介しましたが、ここでは「住む視点」で補足しますね。清田・北野エリアは区役所・区民センター・図書館などの公共施設が集まり、生活導線が一番完結しやすいエリア。バスのルートも豊富です。平岡エリアはイオンモール札幌平岡を中心とした買い物利便性とファミリー向けの公園環境が両立、子育て世帯にぴったり。美しが丘・里塚エリアは新興住宅地らしい整った街並みで、新築・築浅物件も多く、新しい暮らしを始めたい人向け。真栄エリアは住宅街と農地が混在する穏やかな雰囲気で、価格を抑えつつ広めの物件を探したい層に向いています。有明エリアは自然との距離が近く、車があるならのんびり暮らせる、まさに「都市と自然の境目」のエリアですよ。
札幌市清田区へのアクセス
観光や帰省、移住下見で札幌市清田区を訪れるなら、アクセスの全体像をつかんでおくと安心ですよね。したっけ(それじゃあ)、空港・電車・車のルートを一気にご紹介していきますよ。鉄道がない区とはいえ、札幌市内なので主要交通機関とのつながりはバッチリです。
飛行機(新千歳空港から)
新千歳空港から札幌市清田区へは、車利用が最もスムーズなんです。道央自動車道を使って、新千歳空港IC→札幌南ICまで約30〜40分、そこから清田区役所周辺までは一般道で約10〜15分、トータル約45〜55分が目安と考えられます。レンタカーや空港連絡バス、タクシーが選択肢ですよ。
公共交通機関の場合は、新千歳空港駅からJR千歳線で札幌駅へ約40分、そこから地下鉄東豊線で福住駅まで約15分、福住駅からバスで清田区内まで約20〜30分という乗り継ぎになります。トータルで約1時間30分前後を見ておくと安心です。
電車(札幌駅から)
札幌駅からのアクセスは「地下鉄+バス」の組み合わせ。代表的なルートは以下のとおりです。
① 札幌駅 → 地下鉄東豊線「福住駅」(約13分) → 中央バスで清田区内へ(約15〜25分)
② 札幌駅 → 地下鉄東西線「大谷地駅」(約17分) → 中央バスで平岡・清田方面へ(約10〜20分)
③ 札幌駅 → 地下鉄東西線「新さっぽろ駅」(約20分) → 中央バスやJR北海道バスで清田区方面へ(約15〜25分)
路線バスは北海道中央バスが主に運行していて、札幌市営地下鉄との乗継割引もあります。詳しくは北海道中央バス公式サイトと札幌市交通局公式サイトでご確認ください。
車(札幌中心部・道内主要都市から)
車でのアクセスは清田区がもっとも得意とするところ。札幌中心部(大通公園周辺)からは国道36号で約30〜40分、新千歳空港からは道央自動車道経由で約45分、北広島市からは大曲川を渡ってすぐ約10〜15分です。
道央自動車道の札幌南ICが清田区の玄関口になっていて、2001年(平成13年)にフルIC化されたことで道内各地からのアクセスが格段に良くなりました。旭川方面からなら約2時間、函館方面からなら約4時間半、車で道内移動するならハブ拠点としてなまら(とても)便利な立地と言えますよ。
東京・関西方面から清田区への観光ルート例
東京から訪れる場合の標準的なルートはこんな感じです。
東京(羽田空港)→ 新千歳空港(飛行機・約1時間35分)→ 道央自動車道経由でレンタカー(約45分)→ 清田区到着
大阪・名古屋方面からも、新千歳空港経由が最速。空港でレンタカーを借りて、最初にアシリベツの滝(清田区有明)に立ち寄ってから札幌中心部のホテルへ向かう、というルートが時間効率も良くておすすめですよ。そだねー(そうだよね)、北海道に着いてすぐ自然のスケール感を体感できる清田区は、北海道旅の入り口にぴったりなんです。
札幌市清田区の関連リンク
札幌市清田区公式ホームページ(札幌市) – 札幌市清田区役所が運営する公式サイトです。区の概況、各種手続き、子育て・健康支援、防災情報、区のイベント情報など、清田区で暮らすうえで必要な行政情報を網羅しています。
ようこそさっぽろ(公益社団法人 札幌観光協会) – 札幌市全体の観光情報を発信する公式観光サイト。清田区内の平岡公園、平岡樹芸センター、ひらおか梅まつりなどの観光スポット・イベント情報が掲載されており、訪問前のリサーチに活用できます。

