【北海道留寿都村】ってどんなとこ?徹底解説!全道一の大根とルスツリゾート全37コースの里

北海道留寿都村のルスツリゾート:北海道最大級の高原リゾート。夏は遊園地やゴルフ、冬は極上のパウダースノーでスキーを1年中楽しめます。

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人口1,967 人 ※2026年3月31日時点(住民基本台帳)
面積119.84 km²
人口密度16.4 人/km²

みなさん、留寿都村(るすつむら)って知ってますか?北海道の後志(しりべし)地方、羊蹄山の南東に広がる高原の村で、人口わずか1,967人ながら、北海道一の大根産地でありルスツリゾートを抱える国際的なリゾート地でもある「農業と観光の二刀流」の村なんですよ。

ジャガイモ、アスパラガス、大根、ながいも、スイートコーンと、留寿都ブランドとして全国に出荷される高原野菜のラインナップはなまら(とても)豊富。さらに村域内には、コース数37・総滑走距離42kmと北海道一のスケールを誇るルスツリゾートが鎮座しています。札幌市と新千歳空港のどちらからも車で約90分という、都市圏との絶妙な距離感も特徴です。

留寿都村は北海道後志総合振興局管内、虻田郡(あぶたぐん)に属する村で、隣接するのは同じ後志管内の喜茂別町(北東)と真狩村(北西)、そして山を越えた胆振管内の洞爺湖町(南)と伊達市(東、旧大滝村エリア)の合わせて4市町村。北側には蝦夷富士と呼ばれる羊蹄山がそびえ、村の中央を札幌から洞爺湖温泉に向かう国道230号が貫いています。

農村の素朴さと、世界に評価される大型リゾートが同居している、ちょっと不思議で味わい深い村。それが留寿都村です。したっけ(それじゃあ)、ここからもう少し深掘りしていきましょう。

目次

留寿都村の推しポイント

「結局、留寿都村って何の村なの?」って聞かれたら、答えはこの3つに集約されます。高原野菜とルスツリゾート、そして童謡「赤い靴」のふるさと。それぞれ全然ちがう顔なんですけど、これが一つの村に共存しているのが、なまら(すごく)面白いところなんですよね。

大根の生産量・全道一の高原野菜の里

後志総合振興局も公式に紹介している通り、留寿都村は大根が6月下旬から10月中旬までロングラン出荷される北海道一の産地。標高200〜400mの火山灰質台地に、朝晩の冷涼な気候がもたらす露が、みずみずしさと白い肌目を育てます。首都圏でも定評があり、ルスツの大根といえば品質の代名詞なんですよ。

ルスツリゾート・道内一のスノーリゾート

ウエストMt.、イーストMt.、Mt.イゾラの3つの山に展開される全37コース・総滑走距離42kmは、堂々の北海道一。さらにスキー場のゴンドラ4基は日本一の規模です。「ワールドスキーアワード」の日本ベスト・スキー・リゾート部門では、日本最多となる6度目の最優秀賞も受賞しています。けっぱって(がんばって)滑りに行く価値、ありますよ。

童謡「赤い靴」のふるさと

野口雨情作詞の童謡「赤い靴」、その母娘の物語の舞台のひとつが留寿都村なんです。きみちゃんの母・岩崎かよが、明治期に夫・鈴木志郎とともに村内泉川地区の平民社農場へ入植したことが歌の背景に。「赤い靴ふるさと公園」には、彫刻家・米坂ヒデノリ作の母娘の像が静かに佇んでいます。

羊蹄山と尻別岳に抱かれた絶景の高原

北側に標高1,898mの羊蹄山、北東に1,107.4mの尻別岳。留寿都村はこの山々に囲まれた緑豊かな高原で、夏は涼しく冬は道内屈指の豪雪地帯。Mt.イゾラ山頂からは羊蹄山・洞爺湖・有珠山・太平洋まで一望できる、なまら(とても)贅沢なロケーションなんですよ。

留寿都村の歴史

歴史をたどると、留寿都村は「分村」と「開拓」のドラマがぎゅっと詰まっている村なんですよ。リゾートのきらびやかなイメージとは裏腹に、その土台にはなかなか骨太な物語があるんです。

アイヌ語「ル・スツ」が語源の地

村名の由来はアイヌ語の「ル・スツ」。意味は「道が山のふもとにある」。安政5年(1858年)、松浦武四郎が後方羊蹄日誌に「ルソチ」と記したのが、現在の留寿都の地名の原型です。羊蹄山の麓を通る道、そのものが地名になっているんですね。したっけ(それでは)、この道沿いに人が住み始めるのは明治期からになります。

本願寺道路とともに始まった開拓

留寿都村の開基は明治4年(1871年)。東本願寺が有珠郡へ至る新道(本願寺道路)を開削したのに伴い、3戸の移住者が入ったのが始まりです。明治20年(1887年)には橋口文蔵が入植し、アメリカ式の大農場経営を構想。労働力不足や交通難で夢は道半ばで終わりますが、明治24年(1891年)に加藤泰秋が農場を引き継ぎ、留寿都の農業の基礎が築かれていきました。

分村を繰り返した「母なる村」

明治30年(1897年)7月1日、虻田村(現・洞爺湖町)から分離独立して真狩村戸長役場を設置。ここから分村が始まります。明治34年(1901年)に狩太村(現・ニセコ町)、大正6年(1917年)に喜茂別村(現・喜茂別町)、大正11年(1922年)に真狩別村(現・真狩村)と、次々に村が独立していきました。そして大正14年(1925年)2月1日、村名を留寿都村に改称し、現在の姿が成立。周辺市町村の「母なる村」だったわけです。

童謡「赤い靴」と平民社農場

明治38年〜40年、村内の泉川地区には社会主義者・幸徳秋水や堺利彦らがバックアップした「平民社農場」が存在しました。ここに入植していたのが、童謡「赤い靴」のモデル・きみちゃんの母、岩崎かよです。3歳のきみを函館で宣教師に託し、夫の志郎とともに極寒の原始林を切り拓く日々。きみは結核で9歳の生涯を閉じ、母はその死を知らないまま昭和23年に他界しました。詩人・野口雨情は、札幌時代に志郎・かよ夫妻と同居し、その物語を聞いて「赤い靴」を生み出したのです。歴史の重みが、しっかり詰まっていますよね。

1972年、リゾートが村を変えた

そして昭和47年(1972年)、大和ルスツスキー場(現・ルスツリゾート)が開業。1981年に加森観光が運営を引き継ぎ、遊園地、ゴルフ場、ホテルへと拡張を続け、村は「農業の村」から「農業と観光の二大基幹産業を持つ村」へと変貌を遂げました。平成9年(1997年)には開村100年記念式典も挙行されています。

留寿都村の文化・風習

住んでみて初めて分かる、留寿都村の暮らしの肌触り。観光地の華やかな部分だけじゃなくて、その裏で営まれている高原のリアルな日常があるんですよ。

朝晩の寒暖差と「夏でも涼しい」高原暮らし

市街地の標高は約300〜400m。夏は7〜8月の平均気温が20度前後と、本州の猛暑とは無縁の世界です。一方、冬は道内でも降雪量が多い豪雪地帯。「今朝はなまらしばれる(とても寒い)ね」が、冬の朝の挨拶代わりになります。この朝晩の露こそが、ルスツの大根や長いもの「ねばりと甘み」を生み出している正体なんですよね。

方言は北海道弁ベース、温かみのある語り口

留寿都を含む北海道後志地方では、いわゆる北海道弁が日常的に使われます。「なまらうまい(とてもおいしい)」「ゴミをなげる(ゴミを捨てる)」「めんこい(かわいい)」「ご飯をうるかす(水につけてふやかす)」など、独特の語彙がポンポン出てきます。標準語に近いと言われがちですが、ふとした瞬間に出る方言がなまら(すごく)あったかいんですよ。

食卓の主役は「ルスツ豚」と高原野菜

夕食の食卓には、地元産のジャガイモやスイートコーン、そしてブランド豚「ルスツ豚」「ルスツ羊蹄ぶた」が並びます。たんぽぽ食堂のような地元食堂では、ルスツ豚の串焼きと生ラムジンギスカンが定番。村の人たちにとって、これが「うちの当たり前」なんですね。

赤い靴と二大祭り

毎年9月には「るすつ赤い靴のふる里祭り」、8月下旬には「ルスツ産業まつり」が開催されます。とくに「赤い靴のふる里祭り」は、童謡の物語をモチーフにした村のアイデンティティを感じられるイベント。リゾートの賑わいとは別軸の、村民にとっての大切な季節行事なんです。

暮らしの質を支える子育て・福祉支援

中学生までの乳幼児等は医療費が無料(所得制限なし)、村立の保育所・小学校・中学校・留寿都高等学校が一通り揃い、ルスツリゾートのリフトシーズン券購入費の一部助成制度まであります。「冬は子どもをスキー場に連れていくのが日常」という、北海道の高原ならではの暮らしが根づいているんですよね。

留寿都村の特産品・食

ここからは留寿都村の食の話。高原の冷涼な気候と火山灰質の土壌が育てる野菜たちは、本当になまら(すごく)レベルが高いんですよ。それでは順に紹介していきますね。

大根(北海道一の生産量)

留寿都村といえば、まずはこの大根。全道一の生産量を誇り、収穫期は6月下旬〜10月中旬と長期にわたります。味わいは、みずみずしくて辛みがやさしく、煮るとほろっと崩れる甘さが特徴。生で大根おろしにすればさっぱり、おでんや煮物にすれば芯までしみる味わいに。生産者がエコファーマーを取得して栽培しており、首都圏では「肌目の白さ」で定評があるブランド大根なんです。背景には、朝晩の露を生む高原の冷涼な気候があります。

馬鈴薯(じゃがいも)と「紅丸イモ」発祥の地

留寿都村は、昭和13年(1938年)に優良品種と認められたでん粉原料用「紅丸イモ」発祥の地として知られています。収穫期は7月下旬〜9月中旬。近年は男爵とツニカを品種改良した「キタアカリ」が、男爵と並ぶ人気。味は、ホクホクで甘みが強く、塩茹でしてバターを乗せるだけでなまら(すごく)うまいんですわ。コロッケや肉じゃがにすれば、煮崩れずに芯まで味がしみる、ジャガイモ本来の力強さを感じられますよ。

グリーンアスパラガス

収穫期は5月中旬〜6月中旬と、ほんの1か月の限定もの。高原の冷涼な気候が、太くて歯ごたえのあるアスパラを育てます。早朝収穫で鮮度を保持し、全国に発送されています。食べ方は、シンプルに茹でてマヨネーズか、フライパンでさっと焼いて塩だけ。穂先までしっかりした甘みがあって、口に入れた瞬間にジューシーな水分が広がる感覚は、留寿都産ならでは。

ながいも(春堀り)

収穫期は4月下旬〜5月上旬の春堀りがメイン。昼夜の寒暖差により、粒子が細かくてねばりが強く、甘みがあるのが特徴です。すりおろしてとろろにするのが王道で、ご飯にかけて食べるとしたっけ(それじゃあ)止まらなくなるんですよ。短冊切りで生のまま食べてもシャキシャキ、加熱すればホクッとした食感に変わる、二度おいしい一品です。

スイートコーン「味来」

収穫期は8月中旬〜9月中旬。代表品種「味来(みらい)」は甘みが強く、皮が柔らかいのが特徴で、茹でても焼いてもとびきりうまい。とくに採れたてを生でかじると、フルーツみたいなみずみずしさと甘さに驚きます。高原の昼夜の寒暖差が、糖度をぐっと押し上げているんですよね。

ルスツ豚・ルスツ羊蹄ぶた

留寿都の食卓を語る上で外せないのが、ブランド豚「ルスツ豚」と「ルスツ羊蹄ぶた」。ルスツ豚は柔らかく、脂はサッパリして甘みがあり、ビタミンEが豊富。ルスツ羊蹄ぶたは無添加製法のベーコンやソーセージが評判で、塩のみで仕上げる職人手作りの加工品が人気です。食べ方は、しゃぶしゃぶ、串焼き、ジンギスカンと万能。高原の自然豊かな環境で大切に育てられた、留寿都の風土そのものを味わえる一品ですよ。

道の駅「230ルスツ」で全部揃う

これら留寿都村の特産品が一気に揃うのが、国道230号沿いにある道の駅「230ルスツ」(住所:留寿都村留寿都127-191)。営業時間は4〜10月が9:00〜18:00、11〜3月が9:00〜17:00で、年末年始(12月31日〜1月4日)が休み。鮮度のよい地元産野菜、加工品、お土産まで一通り揃うので、ドライブの途中に立ち寄れば留寿都村の魅力がまるっと体感できます。したっけ(それじゃあ)、次の旅先でぜひ寄ってみてくださいね。

留寿都村の観光スポット

前半で触れたルスツリゾート、赤い靴の物語、北海道一の大根――これらの「顔」が、実際に村のどこにどんな形で待っているのか。留寿都村の観光は、リゾートの非日常と、農村の素朴さが背中合わせになっているのが魅力なんですよね。したっけ(それじゃあ)、代表的なスポットを順に案内していきます。

ルスツリゾート(北海道一のオールシーズン総合リゾート)

  • ルスツリゾート – 1972年開業、総面積約820ヘクタールの国内屈指の通年型リゾート。冬はウエストMt./イーストMt./Mt.イゾラの3山にまたがる全37コース・総滑走距離42kmの北海道一のスキー場、夏は8大コースターを含む60種類以上のアトラクションが入園券で乗り放題の遊園地、4コース72ホールのゴルフ場、ホテル、温泉まで揃う巨大施設です。Mt.イゾラ山頂からは羊蹄山・洞爺湖・有珠山が一望でき、晴れた日のパウダースノーは「THE DAY」と呼ばれる軽さ。冬は11月末オープン、夏は4月下旬〜10月下旬の営業で、ナイター遊園地のイルミネーションは夜の見どころ。家族でもカップルでも、1日いて飽きないなまら(とても)スケールの大きい場所ですよ。

道の駅「230ルスツ」(村の食と情報のハブ)

  • 道の駅230ルスツ – 留寿都村留寿都127-191、国道230号沿い。2025年4月にリニューアルオープンした、村の特産品が一気に揃う直売拠点です。営業時間は4〜10月が9:00〜18:00、11〜3月が9:00〜17:00、休館は年末年始(電話:0136-47-2068)。朝もぎ野菜、ルスツ豚、加工品が並ぶ直売所はいつも活気があり、レストラン「ピザドゥ」のピザや地元産大根のぶっかけうどん、ルスツ豚のぶた丼が名物。建物の外に出れば羊蹄山がドンと正面に見えて、ドライブの休憩がそのまま観光になるんです。隣の精肉卸売市場「どんどん市」と合わせて立ち寄るのが地元流ですよ。

赤い靴ふるさと公園・母思像(童謡の物語が刻まれた場所)

  • 赤い靴ふるさと公園 – 道の駅から洞爺湖方面に進むと右手に見えてくる、童謡「赤い靴」の物語ゆかりの公園。1991年10月に彫刻家・米坂ヒデノリが手掛けた「母思像」と、開村百年を記念して建てられた母・かよの「開拓の母像」が静かに佇んでいます。母の像は右手にくわを持ち、左手を目の上にあてて遠くを見つめており、視線の先には娘・きみの像が。明治期、平民社農場に入植した母の心情がじんわり伝わる場所です。24時間利用できる三角屋根のトイレもあるので、ドライブの途中でも気軽に立ち寄れますよ。なまら(とても)静かで、空気の重みを感じる場所なんです。

ルスツふるさと公園(道の駅の裏に広がる遊び場)

  • ルスツふるさと公園 – 道の駅230ルスツの裏手に広がる広大な公園。わんぱく広場の遊具、イベントステージのある「ニレの原っぱ」、無料のデイキャンプ場、フラワー園、市民農園、ドッグラン、マウンテンバイクコース、原生林の散策路までそろっています。子連れには遊具と広場、大人にはのんびり野草観察や原生林散歩がおすすめ。8月下旬の「ルスツ産業まつり」もここで開催されます。緑の匂いと風の音が気持ちよくて、道の駅で買った野菜を持ち込んでデイキャンプ、なんて使い方もできますよ。

ルスツ温泉「ことぶきの湯」(横幅20mの絶景露天)

  • ルスツ温泉 ことぶきの湯 – ルスツリゾートホテル ノースウイング6階、2019年7月オープンの大型温泉施設。横幅20mの開放的な露天風呂のほか、ジェットバス、洞窟風呂、サウナ、ブラックシリカの寝湯まで揃います。泉質はナトリウム-炭酸水素塩泉(中性低張高温泉)の美肌の湯。営業時間は6:00〜9:00/14:00〜25:00、日帰り入浴は大人1,500円・4歳〜小学生750円(2026年4月29日より大人1,800円・小学生900円に改定予定)。露天から見える支笏洞爺国立公園の山並みは、雪景色の冬がとくに圧巻で、スキー後の体にしばれる(とても寒い)外気と熱い湯の温度差が極上なんですよ。

尻別岳(標高1,107.4m・羊蹄山が目の前に立ちはだかる名峰)

  • 尻別岳 – 留寿都村の北東にそびえる標高1,107.4mの山。登山口近くに無料駐車場があり、登り約2時間半/下り約2時間の中級者向けコースです。シラカバに似たダケカンバの林を抜け、笹原の尾根を登ると、終盤の急登の先に山頂が。山頂からは正面に蝦夷富士・羊蹄山、振り返れば洞爺湖の景色がドンと広がります。「羊蹄山に登るのはきついけど、羊蹄山を一番美しく見たい」という人にぴったり。シーズンは6月〜10月、紅葉が色づく9〜10月はなまら(とても)見応えがあって、登り切った後の達成感もひとしおですよ。

羊蹄ゴンドラ・羊蹄パノラマテラス(夏の絶景空中散歩)

  • 羊蹄ゴンドラ・羊蹄パノラマテラス – ルスツリゾート内、夏期営業のゴンドラで山頂まで約5分。山頂のパノラマテラスからは、目の前の羊蹄山、ニセコ連峰、洞爺湖までの360度の眺望が広がります。夏休み期間限定で日没まで運行するので、夕日に染まる羊蹄山という、ここでしか見られない景色が楽しめるんですよ。遊園地に行くつもりがなくても、羊蹄ゴンドラ往復券だけでアクセスできるので、ドライブ途中の立ち寄りにも便利。したっけ(それじゃあ)、写真好きにはなまら(とても)おすすめのスポットです。

留寿都村の観光ルート

続いては、留寿都村を効率よく楽しむための具体的なルートです。村は面積119.84km²とコンパクトで、主要スポットは国道230号沿いにほぼ集まっているのが嬉しいところ。したっけ(それじゃあ)、目的別に3パターン紹介していきますね。

【車・半日】村内まるっと農産物&童謡コース

道の駅230ルスツを起点にした、車で半日(約4〜5時間)の村内完結プラン。札幌や新千歳空港から国道230号を走ってきた人が、ニセコや洞爺湖に向かう前に立ち寄るのにちょうどいい構成になっています。出発は道の駅から。

10:00 道の駅230ルスツ → 10:50 赤い靴ふるさと公園(徒歩・道の駅から徒歩圏) → 11:30 ルスツふるさと公園(徒歩) → 12:30 道の駅でランチ → 13:30 ルスツ温泉ことぶきの湯(車5分)

①道の駅230ルスツ(滞在約50分)
→ 朝もぎ野菜と特産品をぐるっと見て、ピザドゥの絶品ピザや留寿都村の大根うどんで腹ごしらえ。地元の空気感がここで掴めます。

②赤い靴ふるさと公園(滞在約40分)
→ 母思像と開拓の母像を見ながら、童謡「赤い靴」の物語に触れる。午前の柔らかい光のなかで像を眺めると、なまら(とても)情感が増しますよ。

③ルスツふるさと公園(滞在約60分)
→ 原生林の散策路や芝生広場でゆったり。家族連れなら遊具で遊ぶのもアリです。

④ルスツ温泉ことぶきの湯(滞在約2時間)
→ 横幅20mの露天で旅の疲れを流す。14時オープンに合わせるとあずましい(気持ちよい)時間が過ごせます。

【車・1日】ルスツリゾート遊び尽くしコース

留寿都村に来たならルスツリゾートを丸1日味わうのが王道。冬はスキー一択ですが、夏(4月下旬〜10月下旬)は遊園地・ゴルフ・ゴンドラ・温泉と組み合わせ自在です。札幌駅または新千歳空港から車で約90分、リゾート敷地内に駐車。

9:30 ルスツリゾート到着 → 10:00 遊園地 → 13:00 リゾート内ランチ → 14:30 羊蹄ゴンドラ → 16:00 ことぶきの湯 → 19:00 道の駅または村内食堂で夕食

①ルスツリゾート遊園地(滞在約3時間)
→ 8大コースターと60種類以上のアトラクション。午前は比較的空いているので、人気コースターから攻めるのがコツです。

②リゾート内ランチ(滞在約1時間)
→ ホテル内のダイニングでルスツ豚のしゃぶしゃぶや、北海道産食材のグリル料理を。

③羊蹄ゴンドラ・羊蹄パノラマテラス(滞在約1時間)
→ 午後の光の中、山頂から羊蹄山と洞爺湖を一望。風が気持ちよくて、なまら(すごく)写真映えします。

④ルスツ温泉ことぶきの湯(滞在約2時間)
→ 遊び疲れた体を露天と洞窟風呂でリセット。サウナ派にも嬉しい設備です。

⑤たんぽぽ食堂などで夕食(滞在約1時間)
→ 締めはルスツ豚の串焼きと生ラムジンギスカンで、村の食を堪能。

【車・1泊2日】広域ルート:ニセコ・洞爺湖と組み合わせる旅

留寿都村は隣接する真狩村喜茂別町洞爺湖町伊達市と組み合わせると、後志〜胆振の広域観光が一気に成立します。出発は新千歳空港、帰着も新千歳空港の1泊2日プラン。

【1日目】10:30 新千歳空港 → 12:00 留寿都村 道の駅230ルスツ(車90分)→ 13:00 赤い靴ふるさと公園 → 15:00 ルスツリゾートチェックイン → 18:00 ことぶきの湯 → 20:00 リゾート内ディナー

【2日目】9:00 リゾート出発 → 10:00 真狩村・羊蹄山ふきだし湧水(車30分)→ 12:00 洞爺湖町・洞爺湖温泉ランチ(車40分)→ 14:00 洞爺湖遊覧船 → 17:00 新千歳空港着(車100分)

①ルスツリゾート泊(1日目滞在)
→ 温泉とディナーで夜までゆったり。ナイター遊園地のイルミネーションも見る価値ありです。

②真狩村・ふきだし湧水(滞在約60分)
→ 名水百選に選ばれた羊蹄山の湧水を汲んで、空気の透明感を肌で感じます。

③洞爺湖温泉エリア(滞在約3時間)
→ 洞爺湖を眺めながらのランチと遊覧船で、なまら(とても)リゾートらしい午後を。

④新千歳空港帰着
→ 最後にお土産タイム。留寿都村で買い忘れたものはここでも揃います。

留寿都村の年間イベント

留寿都村は人口約2,000人の小さな村ですが、農業と観光の二大基幹産業を持つ村らしく、年間を通してイベントの個性が立っているんですよ。地元村民の手作り感が残るお祭りから、リゾート発信の華やかなイベントまで、振れ幅が大きいのも特徴です。

ルスツ産業まつり(8月下旬)

ぜひ行ってみてほしいのがね、毎年8月下旬にルスツふるさと公園で開かれる「ルスツ産業まつり」。村の農家さんが育てた採れたての野菜販売、地元食材のバーベキュー、ステージイベントなどが一日中続く、留寿都村の夏の風物詩です。芝生のひろばに焼き肉の煙と香ばしい匂いが広がって、子どもたちの歓声と虫の音が混じり合う、なんともあずましい(気持ちよい)空気感。村民と観光客の境がなくなる、ローカル感満点のお祭りですよ。

ルスツふるさとまつり(9月上旬)

そして9月上旬には「ルスツふるさとまつり」が開催されます。特設ステージのバンド演奏やカラオケ大会、歌謡ショーに加えて、留寿都村ならではの「赤い靴飛ばし世界選手権」と子ども向けのパン食い競争が見どころ。協賛事業としてゲートボール大会やパークゴルフ大会も行われ、近隣町村の人たちまで楽しみにしている祭りなんです。9月の高原はもう肌寒いくらいで、夜になるとステージのライトが冴え冴えと輝いて、なまら(とても)秋らしい風情を感じられますよ。

ルスツリゾート遊園地のグリーンシーズン(4月下旬〜10月下旬)

ルスツリゾートの遊園地は、毎年4月下旬のゴールデンウィーク前後にオープン。GW期間中は約1,200発の花火大会、巨大壁画アート参加企画、ステージショーなど、オープニングを飾るイベントが目白押しです。夏休み期間にはナイター遊園地、屋外スーパージャンボプール、夜空に映えるイルミネーション巨大迷路も登場。火薬の匂いと笑い声が混じる夜の遊園地は、本州の夏祭りとはひと味違う高原の涼しさで、子どもの「もう1回!」の声が止まらなくなるんですよ。

ルスツリゾートのウィンターシーズン(11月下旬〜3月)

そして冬。例年11月末にスキー場がオープンし、3月下旬まで滑り倒せます。シーズン中はワールドスキーアワードの「日本ベスト・スキー・リゾート部門」最優秀賞を6度受賞している実力で、世界中からスキーヤー・スノーボーダーが押し寄せます。1月〜2月はパウダーが最も深く積もり、しばれる(とても寒い)朝の青空とドライパウダーが一致する「THE DAY」の確率がぐっと上がる季節。雪を踏む「キュッ」という乾いた音と、ゴンドラから見える羊蹄山の白さは、なまら(すごく)忘れられない景色になりますよ。

留寿都村のエリア別の顔

面積119.84km²の留寿都村は、ぱっと見コンパクトですが、地区ごとに表情がなまら(とても)違うんですよ。したっけ(それじゃあ)、旅する視点でエリアごとの個性を見ていきましょう。

留寿都中心部(村役場・道の駅エリア)

国道230号沿い、村役場(字留寿都175番地)と道の駅230ルスツを中心に広がる村の中心エリアです。役場、郵便局、北海道信用金庫、JAようてい留寿都支所、村営のルスツ温泉(村の中心街の外れ、国道230号から150m入った畑地に立つ村営の日帰り温泉施設)など、村民の生活拠点が集約されています。観光的には、道の駅で野菜を買って、すぐ近くの赤い靴ふるさと公園に立ち寄る動線が王道。留寿都村の「素顔」に触れたい人、農村の素朴な空気を味わいたい人にぴったりのエリアですよ。地元のはる美食堂やドライブイン民宿池田など、観光客向けではない村の食堂で食事するなら、ここを訪れるのがおすすめです。

泉川エリア(ルスツリゾートのある観光の中心)

村の北部、ルスツリゾートが立地する泉川(いずみかわ)地区は、観光のハイライトが詰まったエリアです。リゾートホテル、スキー場、遊園地、ゴルフ場、ことぶきの湯、薪石窯パン工房まで、ここだけで2泊3日が成立します。実はこの泉川、明治38〜40年に「平民社農場」があった場所でもあり、童謡「赤い靴」の母・岩崎かよが入植した歴史的な土地。今はリゾートのきらびやかさに覆われていますが、その地下に開拓の物語が眠っているんですよね。留寿都村を一番派手に楽しみたい人、ファミリー旅行でアクティビティ重視の人は、ここを拠点にすると間違いありません。

三ノ原・橇負山周辺エリア(自然と高原の顔)

村の南東部、橇負山(標高715.1m、点名は風防留山)と尻別岳の山麓エリアは、自然好きにはたまらないゾーン。1969年9月に日本で初めて熱気球が飛行したのもこの留寿都・真狩エリアで、夏休み期間限定の係留熱気球体験(クライスデール熱気球、電話:0136-47-2001)も味わえます。ハングライダー・パラグライダーの愛好者が道内各地から集まる場所でもあり、橇負山では第1回ハンググライダー日本選手権が開催されました。空を楽しみたい人、登山好きの人、ゆったり高原の風に吹かれたい人にぜひ訪れてほしいエリア。空気の澄み方が中心部とはまた違って、なまら(とても)開放感がありますよ。

農村景観エリア(村の田園風景の顔)

そして留寿都村を語るうえで外せないのが、村域の大部分を占める畑地エリアです。標高200〜400mの火山灰質台地に広がる馬鈴薯・大根・アスパラガス・ながいも・スイートコーンの畑は、季節によって表情がガラッと変わります。春のアスパラ畑、夏の大根畑、秋のジャガイモ収穫期、冬の銀世界――どの季節に訪れても写真好きには見逃せない景色。国道230号や村道をゆっくりドライブしながら、羊蹄山と畑が一緒に収まる構図を探すのが留寿都村らしい旅の楽しみ方です。「観光地でも自然でもない、農の風景を味わいたい」人は、ぜひこのエリアをのんびり走ってみてくださいね。

留寿都村の気候・季節の暮らし

中盤でアクセスや観光の話をしてきましたが、ここからは「実際に住んだらどうなる?」という現実の話。留寿都村は標高約300〜400mの高原に位置する村なので、平地の北海道とは気候の印象がなまら(とても)違うんですよ。したっけ(それじゃあ)、四季それぞれの暮らしぶりを見ていきましょう。

夏:7〜8月の平均気温は20度前後、避暑地のような涼しさ

留寿都村公式サイトによると、年平均気温は6度前後、夏の最高気温は約30度。それでも7〜8月の平均気温は20度前後と涼しく、本州の猛暑から逃れたい人にはまさにオアシス(出典:留寿都村公式サイト「移住情報」)。標高が300〜400mあるおかげで、夜は窓を開けるとひんやりとした風が部屋に流れ込んでくるんです。エアコンが要らない夏というのは、本州出身者からすると最初は驚きますよね。畑では大根、アスパラ、スイートコーンが順々に旬を迎えて、朝の野菜畑は露でキラキラ光っていますよ。

冬:積雪平年160cm、最低気温は氷点下20度近い豪雪地帯

そして冬。留寿都村は道内でも屈指の豪雪地帯で、積雪は平年で160cm程度まで達し、最低気温は氷点下20度近くにもなります(出典:留寿都村公式サイト「よくある質問」)。初雪は10月下旬頃、雪解けは4月下旬頃。冬の朝はなまら(とても)しばれる(厳しく冷え込む)ので、出勤前の車のフロントガラスの霜取りと、家の前の除雪が日課になります。とはいえ、雪質は世界トップレベルのドライパウダー。「通勤中の雪は重労働だけど、休日のスキーは天国」という、二面性のある冬なんですよ。

暖房・服装・交通の備え

暖房は灯油ストーブが主役で、家の灯油タンクは200L以上が一般的です。氷点下20度近くまで下がる日があるので、断熱性能の高い住宅と、定期的な灯油補給が前提の暮らしになります。冬の服装はダウンコート+裏起毛ボトムスが基本、雪道用のスノーブーツとスノースクレーパー(霜取り)は必需品。交通面では、村内に鉄道はなく、冬の主な移動はスタッドレスタイヤを履いた自家用車。豪雪日は国道230号の中山峠が一時通行止めになることもあるので、天気予報のチェックが日課になります。逆に、4〜10月のグリーンシーズンは過ごしやすく、湿度も低くてカラッとした快適さ。あずましい(気持ちよい)季節が長く感じられますよ。

【地元住民に直撃!】真狩村の本当の魅力を電話で聞いてみた

※お話いただいた内容のニュアンスを大切にしながら、当編集部にて要点をまとめ、再構成しています。
※地元の人の選定はクラウドサービスで募集し、ご協力いただいているものです。あえて地元の言葉で話すようお願いしています。

70代男性

Q1.あなたのご職業を教えてください。

わしは70代だけどな、もう畑からは退いて、息子に大根の畑をぜんぶ譲ってしもた。じいさんがな、明治の終わりに平民社農場ってのに入って、ここに鍬入れた一人だったのさ。だからわしで三代目よ。

引退したっつっても、夏になりゃあ朝晩、畑の様子見に行くのが日課だ。なまら冷えるけど、留寿都の朝の空気ってのは、なんぼ歳とっても忘れられんもんでねえ。

Q2.この街に来て絶対行くべき場所はどこだと思いますか?

そりゃまずルスツリゾートだべな。冬はパウダースノーで世界中から人来るし、夏は遊園地。あれ抜きには留寿都語れんよ。ただ、わしが本当に勧めたいのはルスツ温泉さ。畑のど真ん中の三角屋根のちっちゃい村営温泉だ。源泉かけ流しで、爺さんばあさんが顔つき合わせて世間話しとる。

あと「赤い靴ふるさと公園」の母思像もな、留寿都の歴史そのものだから、観光ってよりは静かに手合わせてほしいとこだわ。隣町のニセコ町や、ニセコ町長が力入れとるニセコ町観光と比べたら派手さはないけど、こっちはこっちの味があるのさ。

Q3.この市町村でお土産を買うとしたらなんですか?

定番中の定番は梅屋のみそまんじゅうよ。創業100年こえとる老舗で、味噌入っとらんのに「みそまんじゅう」っちゅう不思議なやつ。一個50円くらいで蒸したて出してくれる。

あとはな、地元の人間しか買わんけど、清水豆腐店の豆腐。一丁800グラムもあって、釜で直火炊いとるから他とは全然違う。日持ちせんから観光客にはあんまり知られてないけどね。

それと、どんどん市でルスツ豚のタレ漬け買って帰ったら、家でなまら喜ばれるべさ。

Q4.外から人が来たときにまず連れていく店はどこですか?

ジンギスカンの羊ちゃんだな。予約せんと入れんよ、なまら混んどるから。生ラムに味噌にんにくつけて食うと、もう他のジンギスカンに戻れんって言う人多いんだわ。隣のもくもく家もええ。

あとはな、地元のじいさん連中が集まるんは居酒屋かかしさ。ルスツリゾートのスタッフの兄ちゃんと畑のじいさんが肩並べて飲んどる風景は、ニセコ町ともうちょっと違うんでないかな、留寿都ならではだと思うわ。

Q5.この市町村はどんな気質だと思いますか?

留寿都はな、開拓魂が今も残っとる村だと思うわ。じいさん世代が裸一貫で土起こした記憶があるから、皆ちょっと頑固でな、変えんとこはなんぼ言われても変えん。梅屋にしても清水豆腐店にしても、100年同じ作り方しとる。

一方でルスツリゾートのおかげで世界中から人来るから、外国の若いのとも普通に挨拶交わすしな。田舎だけど閉じてない。村民2千人切っとるけど、一人ひとりの顔は皆だいたい知っとる。そんな感じの土地よ。

Q6.昔に比べて、街の雰囲気や活気はどう変わったと感じますか?

わしが若い頃、昭和47年にスキー場できたときはなんもなかったとこだ。それが今や年間160万人くるリゾートだもの、隔世の感だわ。胆振線の汽車も86年に廃線なってな、駅前って概念も消えた。最近は外国人が泉川あたりに住むようになって、子どもセンターでも英語飛び交っとる。

ただ正直、この春にルスツリゾートの近くで放火騒ぎあってな、村に警察沙汰がくるとは思わんかった。便利になったぶん、昔みたいに鍵かけずに出かけられた頃の安心感はなくなったべな。

Q7.これから新しくできる施設や、期待している活動などはありますか?

去年4月に道の駅230ルスツがリニューアルしてな、留寿都ブランドの野菜を世界に売っていこうって動きが本格化しとる。ニセコ町運動公園やニセコ町民センターみたいに住民が集まる場が、うちにもあるとええんだけどな。

あと2026年度予算が38億超えで、村始まって以来の規模だっつうから、子育て施設や農業の担い手育成にちゃんと使ってほしい。3月には紀子さまと悠仁さまが世界スキーオリエンテーリングで来てくれてな、留寿都もまだまだ捨てたもんじゃないって、村のみんな勇気もろたわ。

留寿都村の移住・暮らし情報

留寿都村は人口1,967人(2026年3月31日時点)の小さな村ですが、農業と観光の二大基幹産業がしっかりあって、雇用と生活インフラのバランスが意外と取れているのが特徴なんですよね。したっけ(それでは)、暮らしの実際を見ていきます。

通勤事情:村内雇用が中心、ルスツリゾートと農業が二大職場

移住者の主な就労先は、まずルスツリゾート関連。冬のスキーシーズンは特に雇用が広がり、過去にはルスツスキー場で村民約100人が雇用された時期もある冬季最大の働き口です(出典:「ルスツリゾート」Wikipedia)。次に、馬鈴薯・大根・アスパラなどの農業生産者と、JAようてい留寿都支所、辻畜産・西原ファームなどの畜産関連。村役場、村立診療所、村立学校、北海道信用金庫留寿都支店、留寿都郵便局なども村内通勤の選択肢です。村外通勤を選ぶ場合は、車で30〜40分のニセコ町・倶知安町・洞爺湖町方面が現実的なエリアになります。

住宅環境:村営住宅と民間アパートが中心

留寿都村の住まいは、村営住宅と民間アパートが中心です。LIFULL HOME’Sのアーカイブには、コーポ高澤、ハイツ辻、ハイランドハウス、ルネコーポ21、サザンパレス、ヒルトハイツなどの物件名が並んでいます。村は空き家・空き地情報を「留寿都村空き家バンク」で公開しており、ハイツ辻、藤川アパート、辻アパート、コーポ高澤、ドリームライフミウラなど、賃貸・売買情報を直接確認できます(最終更新:2025年3月24日、出典:留寿都村公式サイト)。家賃相場は道内中心都市より低めだと考えられますが、リゾート地特性上、シーズンによる変動もあるので、移住前の見学は必須です。

買い物環境:道の駅とリゾート、近隣町のスーパー

村内には大型スーパーがないため、生鮮食品は道の駅230ルスツの直売所と隣の精肉卸売市場「どんどん市」、ルスツリゾート内のショップが主な調達先です。「冬の野菜は道の駅でジャガイモやニンジン、玉ねぎを箱買い、ルスツ豚は『どんどん市』で」というのが村民の定番動線。本格的な日用品やまとめ買いは、車で30〜40分の真狩村方面、倶知安町のスーパー(マックスバリュ、コープさっぽろなど)、洞爺湖町方面に出かけるのが一般的です。生協の宅配を併用する家庭も多いと考えられます。

子育て・教育:保育所〜村立高校まで揃う

留寿都村には、保育所・子育て支援センター・放課後児童クラブ・小型児童館の4機能を備えた「るすつ子どもセンター」、留寿都小学校、留寿都中学校、村立留寿都高等学校が揃っており、村内で高校卒業まで完結できる体制です。中学生までの乳幼児等は医療費が無料(所得制限なし)、ふるさと納税を原資にしたルスツリゾートのスキーリフトシーズン券購入費の一部助成、大学等への返済不要の奨学金制度まであり、子育て支援はなまら(とても)手厚いと感じられます(出典:留寿都村公式サイト「移住情報」)。「冬は子どもがリゾートのスキー場で滑って育つ」という、北海道の高原ならではの育ち方ができますよ。

医療環境:村立留寿都診療所+救急は倶知安・札幌へ

村内には、医師2名体制の村立留寿都診療所があり、日常的な内科診療や予防接種に対応。救急搬送が必要な場合は、その症状に応じて倶知安町または札幌市の医療機関に搬送されます(出典:留寿都村公式サイト「移住情報」)。総合病院に直接かかりたい場合は、車で30〜40分の倶知安厚生病院などが選択肢に。村営の老人福祉バスが毎週木曜・金曜に村内を巡回しており、高齢者の通院にも配慮されています。

住む視点でのエリアの使い分け

中盤では旅する視点で4エリアを紹介しましたが、住む視点だと選び方が少し変わります。村役場・道の駅・診療所・小中学校・郵便局・JAが集中する留寿都中心部(字留寿都)は、生活導線がコンパクトで、移住者・子育て世帯の第一候補になりやすいエリア。一方、泉川エリアはルスツリゾート関連で働く人や、リゾートの近くで暮らしたい人向けで、加森観光社員寮など雇用と住まいがセットになる傾向があります。三豊・三ノ原など外周エリアは農業従事者や、より自然と近い暮らしを求める人向け。「歩いて買い物・通学を完結させたいなら中心部、リゾート勤務なら泉川、農地や広い庭がほしいなら外周」と覚えておくとイメージしやすいですよ。

留寿都村へのアクセス

留寿都村って遠いんでしょ?」と思われがちですが、実は札幌市と新千歳空港のどちらからも車で約90分(出典:留寿都村公式サイト「交通アクセス」)と、道央圏の主要都市から意外と近いんですよ。鉄道はないので、車・バス・空港経由の3パターンが基本になります。したっけ(それじゃあ)、ルートごとに整理していきますね。

車でのアクセス(最も一般的)

留寿都村役場(北海道虻田郡留寿都村字留寿都175番地)を目的地として、主要地点からの所要時間は以下の通りです(出典:留寿都村公式サイト)。

札幌市内から:国道230号経由 約1時間40分(距離約73km)
新千歳空港から:道道37号・国道276号・国道230号経由 約1時間30分
苫小牧から:国道276号・国道230号経由 約1時間30分
ニセコから:道道66号経由 約30分
洞爺湖から:国道230号経由 約30分

札幌からは中山峠を越える国道230号が最もシンプルなルート。冬は峠の積雪・通行止めのリスクがあるので、出発前にライブカメラと通行情報をチェックするのがコツです。レンタカーを使えば道中の定山渓温泉や中山峠の「あげいも」休憩も楽しめて、観光ドライブそのものになりますよ。

バスでのアクセス(道南バス・無料送迎・空港シャトル)

路線バスは「道南バス株式会社」が運行しています。札幌駅から留寿都村までは「札幌洞爺湖線(札幌〜定山渓〜喜茂別〜留寿都〜洞爺湖温泉・豊浦)」で約2時間、倶知安駅からは「倶知安留寿都線」で約1時間(出典:留寿都村公式サイト「交通アクセス」、道南バス公式サイト)。札幌洞爺湖線は乗車便の始発出発の2時間前までの予約制で、運賃はNAVITIME掲載のルスツリゾートホテル前〜倶知安駅前の片道で大人1,100円(参考:2026年2月時点NAVITIME表示)。

ルスツリゾートに宿泊または日帰り利用する場合は、加森観光が運行する「ルスツ号(札幌〜ルスツ)」と「ビッグランズ号(新千歳空港〜ルスツ)」が便利。ルスツ号は札幌駅南口の加森ビル1Fカウンター発着で約120分、利用日前日15:00までのオンライン予約制。ビッグランズ号は新千歳空港国内線ターミナル1F到着口5番前のビッグランズカウンター発着で約120分、片道5,500円(オンライン予約5,000円)、利用日7日前24:00までの予約制(出典:ルスツリゾート公式サイト)。

飛行機でのアクセス(新千歳空港経由)

道外からは新千歳空港経由が王道です。航空時間は東京から1時間30分、名古屋から1時間45分、大阪から2時間、福岡から2時間10分(出典:留寿都村公式サイト)。新千歳空港到着後は、(1)レンタカーで国道276号→230号経由で約1時間30分、(2)ビッグランズ号で約120分、(3)リゾートライナーで約120分、のいずれか。荷物が多い場合や複数人での移動はレンタカーが圧倒的に楽で、観光ルートも自由に組めるのでなまら(とても)便利ですよ。

おすすめの組み立て方

ご当地旅行の最適解は「目的次第」です。ルスツリゾートメインの旅行なら、宿泊予約とセットでビッグランズ号またはルスツ号が安心。村内の道の駅や赤い靴ふるさと公園、近隣のニセコ・洞爺湖まで足を伸ばしたいなら、レンタカー一択。冬季の運転に不慣れな人は、無理せず予約制バスを選ぶのが安全です。1泊2日なら新千歳空港IN/OUT、2泊以上ならニセコや洞爺湖と組み合わせるのが、後志〜胆振エリアを満喫する定番パターンですよ。

留寿都村の関連リンク

【この町を愛する皆様へ】
この記事は、どのサイトよりも詳しく、正確に、そして魂を込めて執筆しています。町の魅力を最大限に引き出すため、今後も肉付けを続けていきます。ご期待ください。

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