【北海道奥尻町】ってどんなとこ?徹底解説!奥尻ブルーとなべつる岩、ウニの島

奥尻町の鍋釣岩:奥尻島のシンボルで、自然の浸食により形成された鍋の取っ手のような形の奇岩。夜のライトアップも幻想的。

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人口2,073 人 ※2026年2月28日時点(住民基本台帳)
面積142.99 km²
人口密度14.5 人/km²

みなさん、奥尻町(おくしりちょう)って知ってますか?北海道の南西、日本海にぽつんと浮かぶ離島まるごと一つが町になっている、ちょっと珍しい場所なんですよ。透明度25mとも言われる「奥尻ブルー」の海と、ドーナツ型の奇岩・なべつる岩、そして濃厚なキタムラサキウニ。この三つが揃った、なまら贅沢な島なんです。

奥尻町は、北海道檜山振興局管内の奥尻郡にある町で、町域は奥尻島の全域。面積は142.99km²、人口は2,073人(2026年2月28日時点・住民基本台帳)、人口密度は14.5人/km²と、広々とした島にゆったり人が暮らしている町です。北海道本土とは海で隔てられていますが、江差港からフェリーで約2時間15分、函館空港からは飛行機で約40分と、意外とアクセスは悪くありません。1966年(昭和41年)に町制を施行しました。

地名は、アイヌ語の「イクシュン・シリ(その向こうの・島)」が転訛したものとされていて、本土から見て「向こうの島」というのが、この町の立ち位置をぴったり表しています。北海道の中で冬が一番暖かい地域でもあって、1月の平均気温は-0.4℃。海洋性気候のおかげで、北海道のイメージとはちょっと違う、しっとりした空気が流れているんですよ。1993年の北海道南西沖地震で島は壊滅的な被害を受けましたが、そこから力強く復興してきた歴史も持っています。

離島という性質上、奥尻町は同一都道府県内で陸続きの隣接市町村は存在しません。海を挟んで近接する自治体としては、フェリーで結ばれている檜山振興局の江差町、夏季のみ航路があったせたな町などがあります。観光で訪れるもよし、移住してじっくり島時間を味わうもよし。観光だけじゃない、暮らしの息づかいまで感じられる町なんです。したっけ(それじゃあ)、奥尻の魅力をたっぷり紹介していきますね。

目次

奥尻町の推しポイント

奥尻ブルーと呼ばれる海の透明度

透明度25mとも言われる「奥尻ブルー」は、この島の代名詞。海をのぞき込むと底まで見えちゃうくらい澄んでいて、シーカヤックやSUPで漕ぎ出すと、まるで宙に浮いているような感覚になるんですよ。夏場の海水浴やシュノーケリングは、なまら(とても)気持ちいいんです。

シンボルの「なべつる岩」

奥尻町といえばコレ、というのがこのなべつる岩。高さ19.5mの自然にできた奇岩で、ドーナツ型の穴が鍋の弦(つる)に似ていることからこの名前がついたんですよ。1999年には町の名勝に指定されました。夜にはライトアップされて、漁火と一緒に幻想的な風景を見せてくれます。

夏の絶品キタムラサキウニ

奥尻のウニ漁は6月〜8月。獲れるのはトゲが長くて磯の風味が強く、さっぱりした甘みのキタムラサキウニ。良質な昆布を食べて育っているので、身入りがよくて濃厚なんですよ。都内の高級寿司店やホテルにも出荷される、折り紙つきの一品です。

離島で唯一の「奥尻ワイナリー」

全国の離島で唯一のワイナリーがあるのも、奥尻町のユニークなところ。北海道南西沖地震からの復興の象徴として設立され、2009年に島育ちのぶどう100%による「OKUSHIRI」を初リリースしました。潮風を受けて育つぶどうにはミネラルが豊富で、独特の風味があるんです。

1993年の震災を語り継ぐ「奥尻島津波館」

1993年の北海道南西沖地震で、奥尻島は最大約30mの津波に襲われ、島だけで死者・行方不明者198名という甚大な被害を受けました。青苗岬の「奥尻島津波館」は、その記憶と復興の歩みを伝える施設。観光だけじゃなく、防災を学ぶ場としても国内外から訪れる人がいる、大切な場所です。

奥尻町の歴史

古代〜中世:オホーツク文化の南端の島

実は奥尻町、めちゃくちゃ古い歴史があるんですよ。奥尻島はオホーツク文化の広がりの最南部にあたり、島の南端にある青苗砂丘遺跡からは、5つの住居跡と多数の遺物が見つかっています。当時の人々はニホンアシカなどの海獣を狩り、エゾアワビを採って暮らしていました。擦文文化期の青苗遺跡からは、古墳時代の本州から交易で得たとみられる鉄製品や玉類も出土していて、昔から日本海を行き交う交易の中継地だったんですね。

近世〜近代:禁酒令の島と町制施行

明治時代に入ると、ちょっと面白いエピソードが残っています。1885年(明治18年)、不漁時に酒に溺れる漁師を戒めるため、当時の戸長が罰金付きの禁酒令を出したんですよ(1890年まで)。漁業の島ならではの逸話ですよね。1906年(明治39年)には釣懸村、赤石村、青苗村、薬師村が合併して二級町村制を施行し、奥尻村が誕生。さらに1966年(昭和41年)に町制を施行して、現在の奥尻町になりました。

1993年北海道南西沖地震と復興

そして語らずにはいられないのが、1993年(平成5年)7月12日22時17分に起きた北海道南西沖地震。マグニチュード7.8、震源域が島のすぐ近くだったため、地震発生から数分で巨大津波が押し寄せました。津波の高さは藻内地区で最大約30mに達し、青苗地区では津波と火災のダブル被害で市街地が壊滅状態に。奥尻町では死者・行方不明者198名という大きな犠牲が出ました。なんも(いや)、本当に想像を絶する出来事だったんです。

しかし、その後の復興は早かった。平成7年3月には「奥尻町災害復興計画」が策定され、青苗岬には津波と同じ高さに盛り土された慰霊碑「時空翔(ときのかけはし)」が建てられました。震災を後世に伝える「奥尻島津波館」も整備され、2019年7月には町内の地震津波関連の碑4基が国土地理院の自然災害伝承碑として地図に公開されています。震災の傷跡は、今も島のあちこちに、復興のシンボルとして残っているんですよ。

奥尻町の文化・風習

島の言葉と北海道弁

奥尻町はもちろん北海道弁エリア。「なまら(とても)うまい」「なんも(どういたしまして)」「したっけね(じゃあね)」といった道民おなじみの言葉が飛び交います。函館に近い道南エリアなので、東北方言に近い「〜だべ」「〜さ」といった語尾もよく使われるんですよ。漁業の島だけあって、漁師さんたちの言葉はなまら(とても)力強くて、独特の温かみがあります。

島時間と人の気質

島の人たちはおおらかで、距離感が近いのが特徴。観光協会のサイトでも「島時間」という言葉が使われているくらい、ゆったりとした時間が流れています。フェリーターミナルではマスコットキャラクター「うにまる」がお出迎えしてくれて、観光客も島民もみんなが顔なじみになる、そんな雰囲気なんですよ。震災を経験している分、防災意識や助け合いの文化も根づいていて、地域コミュニティが強いのも印象的です。

島まつりと年中行事

かつては「奥尻島三大祭」と呼ばれていた賽の河原まつり(6月22日、賽の河原公園)、室津まつり(7月の海の日前の土日、青苗漁港)、なべつるまつり(8月最終土曜、奥尻港)の三つが島の夏を彩ってきました。さらに、2024年からはこの三大祭が統合・リニューアルして、「おくしりまるごと祭」として開催されることになっています。島の味覚や産業を一日で楽しめる、来場者参加型の島内最大イベントです。

四季と暮らし

北海道で一番冬が暖かい地域ということもあって、1月の平均気温は-0.4℃と本土の道南並み。夏は最高32.8℃(2023年8月10日記録)まで上がる日もあって、海水浴やキャンプにぴったりの季節になります。春は桜やハマナス、秋にはブナの紅葉、冬は穏やかな日本海と、四季それぞれの表情がはっきり感じられる島なんですよ。したっけ(それじゃあ)、次は食の話にいきましょう。

奥尻町の特産品・食

キタムラサキウニ

奥尻町の食を語るなら、まずはこれ。獲れるのはキタムラサキウニで、味は磯の風味が強く、さっぱりとした上品な甘み。旬は6月〜8月中旬で、特に7月〜8月がピークです。食べ方は塩水パックの生ウニをそのまま、もしくはウニ丼でガッツリいくのが王道。一夜漬けの「粒うに」は瓶詰めで、ご飯やお酒のお供になまら(すごく)合うんですよ。透明度の高い海と、餌になる良質な昆布が豊富な環境で育つから、身入りがよくて濃厚な味になるんです。

奥尻ワイン

離島で唯一のワイナリー「奥尻ワイナリー」のワインも見逃せません。北海道南西沖地震からの復興の中で、新しい奥尻ブランドを作るために、島の遊休農地をぶどう畑に変えるところからスタート。植栽から8年越しの2009年、ついに島育ちのぶどう100%の「OKUSHIRI」を世に出しました。潮風を浴びて育つぶどうにはミネラルが豊富で、ほのかに塩気を感じる独特の味わいがあるんですよ。お土産にも、贈り物にも喜ばれる一本です。

アワビ・アイナメ・カジカ

ウニだけじゃなく、奥尻はアワビの名産地でもあります。エゾアワビは古代から島の食を支えてきた歴史ある食材で、刺身でコリコリの食感を、焼き物で磯の香ばしさを楽しめます。また、釣りのメッカでもあって、秋〜冬はアイナメ(アブラコ)・カジカ・ソイ、春〜初夏はホッケ・カレイがよく釣れるんですよ。獲れたての魚を島の食堂で食べると、本州じゃ味わえない鮮度に驚くはずです。

岩海苔と海産加工品

冬の奥尻では、寒風吹きすさぶ磯で天然の岩海苔を摘み取る伝統が今も続いています。奥尻の岩海苔は風味豊かで香り高く、粒うにとセットで売られていることもあるくらい人気の一品。ほかにも手作り塩辛、いかキムチなど、ひやま漁協などが作る海産加工品が島の食卓を支えています。なんまら(ものすごく)ご飯がすすむ、漁師町ならではのラインナップなんですよ。

島の天然水とブナの恵み

奥尻島は離島北限のブナ原生林が育む天然水も自慢。まろやかですっきりとした喉ごしで、コーヒーを淹れるのにもぴったりです。山と海、両方の恵みが詰まっているのが、奥尻町の食文化の懐の深さなんですよね。一度訪れたら、その豊かさにきっと驚くはずですよ。

奥尻町の観光スポット

島のシンボルと震災の記憶

  • なべつる岩(鍋釣岩) – 奥尻港フェリーターミナルのすぐ近く、東海岸にぽっかり穴の空いたドーナツ型の奇岩がそびえています。高さ19.5m、周囲101m。鍋の弦(つる)に似ていることが名前の由来で、1999年に町の名勝に指定されました。フェリーで島に着いて最初に出会うのがこの岩なんですよ。日中は青い海と白い岩のコントラストが映え、夏場の夜間はライトアップされて、漁火と一緒に幻想的な景色をつくります。なまら(とても)写真映えするので、奥尻に来たら絶対外せない場所です。
  • 奥尻島津波館 – 青苗36番地、津波被害が最も大きかった青苗地区にある、北海道南西沖地震を伝える資料館。2001年オープンで、開館期間は4月下旬〜10月31日(月曜定休、ただし7・8月と祝日除く)、9:00〜17:00、入館料は大人660円・小中高生220円(2025年シーズン)。198名の犠牲者を悼むモニュメント「198のひかり」、地階の50名収容映像ホールなど、7つのテーマで災害と復興を伝える空間です。観覧には40分ほどかかるので、時間に余裕を持って訪れたいスポットですね。
  • 時空翔(ときのかけはし) – 青苗岬にある南西沖地震の慰霊碑。中央のくぼみは震源となった南西沖を向き、震災のあった7月12日にくぼみの中に太陽が沈むように設計されているんですよ。碑の土台は襲来した津波と同じ高さに盛り土されていて、壁には犠牲となった198名の名前が刻まれています。津波館のすぐ近くなので、セットで訪れるのがおすすめ。海風と波音の中で立つと、自然と背筋が伸びる場所です。

奥尻ブルーを満喫する絶景スポット

  • 球島山(たましまやま)展望台 – 標高369.3m、奥尻島随一のビュースポット。フェリーターミナルから車で約20分、駐車場から頂上までは90段ほどの階段で、5分もあれば登頂できます。360度の大パノラマで、晴れた日には松前沖の大島・小島が見え、夜は星空とイカ釣り漁船の漁火が水平線に並びます。春の桜、初夏のハマナス、秋のブナの紅葉と、四季ごとに表情が変わるんですよ。
  • 北追岬公園 – 島の西端、かつてクズレ岬と呼ばれていた場所にある彫刻公園。戦後まもなく北方領土を追われた人たちが入植した地で、彼らの望郷の思いを表現した彫刻家・流政之氏の作品「北追岬」をはじめ8つの野外彫刻が点在しています。夕陽と星空の名所としても人気で、海に沈む太陽を眺めると、なんも(いやはや)言葉にならない静けさに包まれるんです。
  • 宮津弁天宮 – 海に突き出た岬の急斜面、164段の階段を登り切った頂上にあるお社。1831年(天保2年)に島民が大漁祈願のために弁財天を奉納したのが始まりです。階段はちょっとした冒険ですが、登り切った先に見える日本海と北海道本土の眺めは絶景。神聖な空気が流れていて、思わず手を合わせたくなりますよ。

食と温泉のお楽しみ

  • 奥尻ワイナリー – 湯浜300番地、神威脇地区にある国内初の離島ワイナリー。2008年に醸造免許を取得し、2009年に島育ちぶどう100%の「OKUSHIRI」をリリースしました。約27ヘクタールの農園にメルロー、シャルドネ、ピノ・ノワールなど10品種、約65,000本のぶどうを栽培。営業時間は9:30〜17:00、オンシーズン(4月下旬〜10月下旬)は不定休、オフシーズン(11月上旬〜4月中旬)は日曜定休。販売場では予約なしで試飲・購入ができ、ラベルにはなべつる岩がデザインされていて、お土産にもピッタリです。
  • 神威脇温泉保養所 – 湯浜98番地、島の最西端・神威脇漁港に隣接する町営の日帰り温泉。昭和53年(1978年)開業で、ナトリウム-塩化物泉。1階は源泉そのままの赤茶色の湯、2階は鉄分を除去した澄んだ湯と展望風呂で、海と夕日を眺めながら入れます。営業時間は4月1日〜9月30日が10:30〜20:30、10月1日〜3月31日は11:00〜20:00。料金は大人420円、小人160円、幼児無料(入湯税70円含む)となまら(とても)リーズナブル。「島へ。」誌の全国秘湯ランキング第7位にもなった、知る人ぞ知る名湯です。
  • 賽の河原公園(稲穂岬) – 島の最北端・稲穂岬にある霊場。1933年(昭和8年)には道南五霊場の一つに選ばれた歴史ある場所で、海難犠牲者や幼くして亡くなった子どもを弔う石塔が無数に積まれています。震災後にキャンプ場として整備され、夏は海水浴やバーベキューでにぎわいます。駐車場前の漁師直営の食堂では、旬のアワビやツブ、ウニ丼が味わえる、海好き必訪のスポットなんですよ。
  • うにまるパーク(モニュメント) – 奥尻港から南へ約1km、高台の公園にあるシンボルモニュメント。高さ13mのステンレス製で、ウニのトゲを模した突起が120本ついていて、夜にはライトアップされます。海峡越しに北海道本土が見える絶景ポイントで、夜は漁火と一緒に幻想的な光景になりますよ。したっけ(それじゃあ)次は、これらをどう巡るかの話です。

奥尻町の観光ルート

【車・1日】奥尻島1周ぐるっと満喫ルート

レンタカーで奥尻島を1周する王道ルート。出発地点は奥尻港フェリーターミナル、所要時間は約1日(島1周は約4時間が目安なので、見学を含めて余裕を持った行程です)。

9:00 奥尻港フェリーターミナル → 9:10 なべつる岩(車5分)→ 9:30 うにまるパーク(車3分)→ 10:30 球島山展望台(車20分)→ 12:00 奥尻ワイナリー(車30分)→ 13:00 神威脇温泉保養所(徒歩すぐ)→ 14:30 北追岬公園(車5分)→ 16:00 賽の河原公園(車30分)→ 17:30 奥尻島津波館(車50分)→ 18:30 奥尻港エリアで夕食

①なべつる岩(10分)
→ 島のシンボルをまずは間近で。フェリーから降りてすぐ会える、奥尻のあいさつ代わりです。

②球島山展望台(30分)
→ 360度のパノラマで島の全体像を把握。午前中の澄んだ空気だと、本土まで見渡せる確率が高いんですよ。

③奥尻ワイナリー(45分)
→ ぶどう畑と工場見学のあと、販売場で試飲。ドライバーは購入だけにして、宿でじっくり味わうのが正解です。

④神威脇温泉保養所(60分)
→ ワイナリーから車で5分の名湯で、午前の運転疲れをリセット。なまら(とても)熱めの湯で芯から温まります。

⑤賽の河原公園(45分)
→ 北端の霊場を散策し、漁師直営食堂で旬の海の幸を。夏ならウニ丼が絶品ですよ。

⑥奥尻島津波館(60分)
→ 観覧に40分かかるので閉館(17:00)に間に合うよう逆算するか、別日程に。震災を学ぶ大切な締めくくりになります。

【徒歩・半日】青苗エリア震災学習ルート

クルマがなくても、青苗地区だけなら徒歩でじっくり巡れるんです。出発地点は青苗バス停(青苗記念碑前)、所要時間は約半日(3〜4時間)。

10:00 青苗バス停 → 10:05 奥尻島津波館(徒歩5分)→ 11:30 時空翔・徳洋記念緑地公園(徒歩5分)→ 12:00 青苗岬周辺散策(徒歩)→ 13:00 青苗地区の食事処で昼食

①奥尻島津波館(80分)
→ 1階の展示室、地階の映像ホール、勾玉物語まで。説明員の解説付きで観るとより深く理解できます。

②時空翔(ときのかけはし)(20分)
→ 津波と同じ高さに盛り土された慰霊碑。海風と波音の中で198名の名前を読むと、自然と立ち止まってしまうんですよ。

③青苗岬周辺(30分)
→ 復興した青苗の街並みを歩きながら、地震前と比べてどう変わったかを感じる時間。海と空の広さに胸がすうっと開きます。

④青苗エリアの食事処(45分)
→ お寿司やほっけフライ定食など、漁港の街ならではの新鮮な海の幸でホッと一息。したっけ(それじゃあ)夕日を見にフェリーターミナルへ戻りましょう。

【車・1.5日】広域・江差〜奥尻 海峡またぎルート

本土の江差町と組み合わせる広域ルートです。出発地点は江差港フェリーターミナル、所要時間は約1.5日。

1日目
9:00 江差港フェリーターミナル乗船 → 11:15 奥尻港着(フェリー2時間15分)→ 11:30 フェリーターミナル2Fで昼食 → 13:00 なべつる岩・うにまるパーク(車)→ 15:00 球島山展望台(車)→ 17:00 奥尻ワイナリー(車)→ 18:30 島内宿泊

2日目
9:00 神威脇温泉保養所(朝風呂)→ 11:00 北追岬公園(車)→ 12:30 賽の河原公園で昼食(車)→ 14:00 奥尻島津波館(車)→ 16:00 奥尻港乗船 → 18:15 江差港着

①江差港〜奥尻港のフェリー航路(135分)
→ ハートランドフェリーで日本海を渡る2時間15分。デッキで海風を浴びながら、奥尻が近づくのを眺めるのが旅情たっぷりです。

②奥尻ワイナリー&神威脇温泉(120分)
→ ワイナリーから車5分の名湯までセットで楽しむ、島の西側ゴールデンコース。なまら(すごく)贅沢な午後になりますよ。

③北追岬の夕日(45分)
→ 2日目の昼前に立ち寄り、流政之氏の彫刻と海をゆっくり鑑賞。夕陽は夏場なら時間調整して見るのもアリです。

④奥尻島津波館(60分)
→ 旅の締めくくりに震災と復興の歴史を。江差に戻るフェリーの中で、感じたことをじっくり整理する時間が持てます。

奥尻町の年間イベント

おくしりまるごと祭(7月)

ぜひ行ってみてほしいのがね、毎年7月に奥尻港湾特設会場(海洋研修センター裏)で開催される「おくしりまるごと祭」。長年続いた賽の河原まつり・室津まつり・なべつるまつりの「奥尻島三大祭」を統合して、2024年から始まった島最大のイベントです(2025年は7月12日・13日に開催されました)。会場には海鮮焼きセットやウニ鍋などの「島屋台」が並び、潮の香りとイカや貝を焼く香ばしい煙が混ざり合うんですよ。1日目は奥尻島観光大使・小山雄大さんの歌謡ショーや盆踊り、夜には数年ぶりに復活した「まるごと花火大会」が島の夜空を彩ります。2日目は祈漁太鼓の力強い響きで始まり、ボート早引きやモッコリレーなど来場者参加型の競技でドッと盛り上がる、島中の人と観光客が一体になるなまら(とっても)熱い2日間です。

言代主神社 例大祭(8月)

奥尻島でもっとも歴史が長い例祭が、青苗の言代主神社で毎年8月に行われる「例大祭」。8月12日が宵宮、13日・14日が本宮祭と決まっていて、猿田彦命を先頭に大神輿、樽神輿、恵比須山車が氏子の各住宅を巡行します。漁師町ならではの活気と、神輿を担ぐ掛け声、神社の境内に流れるお囃子。観光客向けの派手な祭りとは違って、島民の暮らしに根づいた本物の祭りなんですよ。神輿が街を練り歩く時間帯は、島全体がふわっとあたたかい空気に包まれます。したっけ(それじゃあ)、この時期に島を訪ねるなら、宿は早めの予約が必須ですよ。

集落ごとの村まつり(夏〜秋)

奥尻島には、奥尻・青苗・神威脇・宮津・松江・赤石など複数の集落があって、夏から秋にかけてそれぞれで小さな村まつりが開かれているんですよ。観光ガイドにはあまり載らない、地元の人たちの集まりに近いタイプのお祭り。提灯の灯りと焼き魚の匂い、漁師さんたちの笑い声が混ざり合う雰囲気は、観光客にとってはなんも(なんとも)味わい深い体験になります。たまたま訪れた日に開催されていたら、ラッキーくらいの気持ちで覗いてみてください。

年中行事と季節の楽しみ

イベント以外にも、奥尻には季節ごとの楽しみがあるんですよ。5〜6月は教育委員会主催の「岬巡りツアー」が開催されることがあり、学芸員の解説付きで島の文化財を巡れます。6〜8月のウニ漁シーズンには漁港全体が活気づき、9月以降はブナの紅葉がじわじわ始まります。冬期(11月〜4月)は奥尻島津波館や奥尻ワイナリー(日曜定休)の営業形態が変わるので、訪問時は事前確認が必須です。

奥尻町のエリア別の顔

奥尻エリア(島の玄関口・中心市街地)

島の東側、奥尻港フェリーターミナルを中心とする奥尻町の中心エリア。島役場の新庁舎(2024年5月移転)もここにあって、行政・商業・交通の機能が集まっています。フェリーターミナル2Fには旬の奥尻産食材を使ったイタリアンの店もあって、観光客が島に着いて最初にお腹を満たす場所として人気。すぐ近くのなべつる岩、うにまるパーク、澳津神社といった主要スポットも徒歩〜車5分圏内にギュッと集まっているんですよ。「半日しか時間がない」「車を借りずに観光したい」という方には、このエリアだけでもけっこう楽しめます。観光協会の案内所もここにあるので、まずは情報収集の起点として訪れるのがおすすめですよ。

青苗エリア(震災と復興の記憶を訪ねる)

島の南端に位置する青苗地区は、1993年の北海道南西沖地震で最も大きな被害を受けたエリアです。津波と火災で市街地が壊滅状態になりましたが、いまは徳洋記念緑地公園、奥尻島津波館、時空翔(ときのかけはし)などの慰霊・教育施設が整備されていて、復興のシンボルとなっています。第3種漁港の青苗漁港もあって、漁業の街としての顔も健在。海産物が新鮮な食事処や寿司屋もあるので、震災学習と食を組み合わせた「学びと味の半日散策」にぴったりのエリアなんです。じっくり時間をかけて歩きたい方には、なまら(とても)思い出深い時間になりますよ。

湯浜・神威脇エリア(島の西側・温泉とワインの里)

島の西側、神威山(標高584m)のふもとにあるのが湯浜・神威脇エリア。太平洋戦争後に国後島から移住した人々が開拓した歴史を持つ地域で、いまは神威脇温泉保養所、奥尻ワイナリー、北追岬公園が集まる「癒しの西側ゴールデンコース」になっています。海に沈む夕陽が美しいことでも知られていて、観光のクライマックスをここで迎える人も多いんですよ。グルメ・温泉・芸術鑑賞をまとめて楽しみたい大人旅にぴったり。したっけ(それじゃあ)、温泉につかってワインで一杯、というベタだけど最高の流れを楽しんでみてください。

稲穂エリア(島の北端・自然と霊場)

島の最北端、稲穂岬周辺のエリア。明治24年に設置された稲穂灯台があり、暗礁が多く海難事故が絶えなかった歴史をいまに伝えています。賽の河原公園は道南五霊場の一つに数えられた霊場で、無数の石塔が独特の景観をつくり出しているんですよ。夏はキャンプやバーベキューでにぎわい、漁師直営の食堂ではアワビ・ツブ・ウニ・ホヤなど旬の魚介をその場で焼いたり刺身にしてくれたりします。「島の最果てを訪ねたい」「漁師町の素朴な味を味わいたい」という方は、ぜひこのエリアまで足を延ばしてみてくださいね。

宮津・松江・赤石エリア(島の北東部・歴史と祈りの里)

島の北東〜東海岸に点在する宮津・松江・赤石といった集落エリア。1831年(天保2年)創建の宮津弁天宮や、各地区の神社が静かに佇み、奥尻の信仰の源流を感じられる場所です。集落ごとに小さな漁港があり、村まつりが開かれているのもこのエリアの特徴。観光名所が密集しているわけではないので「のんびりドライブしながら島の本来の暮らしを眺めたい」という旅人にこそおすすめですよ。海岸線をなぞるように走る道路から、波と空と漁港が交互に現れる、なんも(なんとも)言えないシブい風景に出会えます。

奥尻町の気候・季節の暮らし

北海道で一番暖かい冬を持つ町

みなさん、北海道って聞くと「とにかく寒い!」というイメージありますよね。でも奥尻町はちょっと違うんですよ。気象庁の奥尻アメダスのデータでは、最も寒い1月の日平均気温が-0.4℃、平均最低気温でも-2.4℃と、北海道で一番冬が暖かい地域なんです。海洋性気候のおかげで気温の変化がマイルドで、ケッペンの気候区分では温暖湿潤気候に分類されています。札幌と比べても年平均で約1℃高めなんですよ。

とはいえ、冬は冬。観測史上最低気温は2023年1月24日に-11.0℃を記録しているので、しばれる(厳しく冷え込む)日もあります。雪は降るんですが、本州側の積丹半島や日本海側の都市部に比べると比較的少なめで、海岸沿いの集落では「3月に入ったら雪がほぼない」という年もあるんですよ。冬の朝、漁港の方から潮の匂いと冷たい風が運ばれてくる感覚は、内陸の北海道とはまったく別物です。

夏は本州並みに暑い日も

逆に夏はけっこう暑くなることもあるんです。最高気温の観測記録は2023年8月10日の32.8℃で、日平均気温も7月20.1℃、8月22.5℃と、本州並みの暑さになる日があるんですよ。湿度は高めですが、海風が常にあるので、体感は内陸の蒸し暑さとは違う、サラッとした夏。窓を開けるとなまら(とても)気持ちいい潮風が部屋に流れ込んできます。

ウニ漁のピークである7〜8月は、漁港の朝が一番賑やかになる季節。早朝から漁師さんたちの声と発動機の音が聞こえてきて、島全体が活気づくんですよ。日中は海水浴やキャンプ、シーカヤックを楽しむ人で賑わい、夜はイカ釣り漁船の漁火が水平線に並ぶ、奥尻ならではの夏景色が広がります。

春・秋の表情と季節の生活感

春は3月時点で札幌より暖かい一方、4月以降の気温上昇はゆっくり。「桜の開花は遅めで、ゴールデンウィークあたりに見頃」という年が多いと考えられます。海風があるので桜の散り際まで楽しめるのは、海辺の町ならではの良さですよね。

秋になると、離島北限のブナ原生林が島の半分以上を覆っているだけあって、紅葉が島の表情を一変させます。海岸沿いの道路を走ると、片側は青い海、もう片側はオレンジ色の山という贅沢な景色なんですよ。したっけ(それじゃあ)冬の話ですが、最大瞬間風速は2012年12月6日に37.8メートルを記録しているように、冬の日本海側らしく強風と荒天には備えが必須。フェリーや飛行機の欠航もそれなりにあるので、冬場の予定は余裕をもって組みたいところです。

【地元住民に直撃!】奥尻町の本当の魅力を電話で聞いてみた

※お話いただいた内容のニュアンスを大切にしながら、当編集部にて要点をまとめ、再構成しています。
※地元の人の選定はクラウドサービスで募集し、ご協力いただいているものです。あえて地元の言葉で話すようお願いしています。

30代男性

Q1.あなたのご職業を教えてください。

奥尻町役場の水道系で働いてる。生まれも育ちも奥尻、震災のときは小学生でね、あれは一生忘れらんないっす。今は島の水道インフラを守る仕事してるんだけど、なんせ8000年前から枯れたことのないブナ林の湧き水が自慢の島だから、責任は重いんだわ。子どもの頃からハイシャーベット食って育った、まあ典型的なオクシリっ子っす。

Q2.この街に来て絶対行くべき場所はどこだと思いますか?

やっぱ「なべつる岩」と「宮津弁天宮」の164段階段ね。あと「賽の河原」は霧の日に行ってみてほしい、なまら異界感あるから。

地元目線で言うと「神威脇温泉」が一番好きだなあ。1階の熱い湯にどっぷり浸かって、外出たら波の音と漁火だけ。あと「球島山展望台」、晴れた夜に登ってみ、星空ベタ凪の海に映ってさ、こりゃ都会じゃ絶対味わえん景色だわ。

Q3.この市町村でお土産を買うとしたらなんですか?

オーソドックスなのは「奥尻ワイン」だね、特にピノグリ。海のミネラル感って言うけど、本当に潮の味するから飲んでみてほしいわ。

あと粒うに、これは間違いない。でも地元の人間が一番推すのはね、「ハイシャーベット」。坪谷冷菓店さんが50年近く作ってる駄菓子のシャーベットで、渡すとき「はい!シャーベット!」って言うのが暗黙のルール(笑)。観光ガイドにはあんま載ってないけど、これ食わずに帰るのもったいないっす。

Q4.外から人が来たときにまず連れていく店はどこですか?

ウニの時期なら迷わず青苗の「食堂潮騒」。うに丼定食でこの値段はもはや事件だわ、本土じゃありえん。

空港着いてすぐ寄りたいなら「まつや食堂」、解禁日には漁師仲間がワッと集まる。夜は居酒屋ね、町長から漁協の組合長まで顔合わせる店があってさ、よそから来た人連れてくと「おう、まんず飲め」って自然に輪に入っちゃう。これが奥尻の夜だわ。

Q5.この市町村はどんな気質だと思いますか?

一言でいうと「困ってる人を放っとけない」気質だね。これ言葉だけじゃなくて、ガチ。1993年の南西沖地震で全島やられて、全国から助けてもらった経験があるからさ、誰かが困ってると体が勝手に動くんだわ。

閉鎖的って言われることもあるけど、一回懐入るとめちゃくちゃ面倒見いい。移住者にも飲みに連れてって、気づけば家族扱い。「飲みニケーション」が文化として残ってんのも、たぶんそういうことだと思う。

Q6.昔に比べて、街の雰囲気や活気はどう変わったと感じますか?

寂しくなったって部分は隠せん。子どもの頃は人口4,000人超えてたのが、今は2,100人ちょっと。2019年に島唯一のホテル閉まったときはガッツリきたわ。

ウニも年々獲れんくなってて、去年なんか1キロ3万円だぞ、磯焼けの影響もろに来てる。ただね、悪い話ばっかでもないんだ。島留学生が高校に来て若い声が響くようになったし、移住者がカフェやゲストハウス始めて、新しい風入ってきてる感じはする。

Q7.これから新しくできる施設や、期待している活動などはありますか?

一番デカいのは旧役場跡地に建つ130室の新ホテルね、2027年11月オープン予定。地熱発電所の排湯使った大浴場もできるし、せたな航路の復活も町長言ってるから、これは期待してるわ。

あと奥尻高生が立ち上げた「ウニコーン」って会社、廃棄ウニ殻を漆喰にするやつ、若い子があんなアイデア出すのほんと頼もしい。

「A級グルメタウン」第1号認定もあったし、奥尻はまだまだ終わらんっすよ。

奥尻町の移住・暮らし情報

仕事と通勤の現実

離島である奥尻町では、通勤は基本的に「島内完結型」。本土への通勤はフェリーや飛行機が必要になるので、現実的ではありません。主な仕事は、ウニ・アワビ・イカ・ホッケなどの漁業、奥尻ワイナリーや観光関連、そして役場・国民健康保険病院・奥尻空港・奥尻発電所といった町の直営施設での公務員的な仕事が中心です。大手求人サイトでも常時数十件の正社員求人が出ていることが多いと考えられます。

移住者の中には、ゲストハウスを開業したり、地域おこし協力隊として島の課題に取り組む人、アクセサリーショップを始める人もいて、起業の相談は町役場や商工会で受けてくれるんですよ。なまら(とても)アットホームな規模感だからこそ、「やりたいこと」が周囲に伝わりやすい環境とも考えられます。

家賃と住宅環境

住まいは、移住当初は賃貸を選ぶ方が多数派です。奥尻町には町営住宅、道営住宅米岡新生団地(米岡)、道営住宅米岡新生第二団地、町営住宅塩釜団地、米岡新生団地、たかのすシリーズなどの公営住宅が複数あって、長谷川アパート、草野アパート、スカイハイツといった民間賃貸物件も存在します(住まいインデックス調べ)。

道営住宅・町営住宅の家賃は前年所得・部屋の広さ・築年数などで決まるため一律ではありませんが、北海道全体の傾向として「安くて0円〜高くて5万円台」が一般的とされています。空き家バンク制度もあって、戸建てを希望する方向けの相談窓口もあるんですよ。窓口は奥尻町役場の建設水道課管理係(電話:01397-2-3408)。離島ゆえに供給戸数自体は限られているので、移住前に役場へ事前相談するのが必須と考えられます。

買い物・医療・教育環境

買い物は奥尻地区・青苗地区を中心に商店や商工会加盟店が点在しています。本土の大型スーパーのような選択肢はありませんが、生鮮品はフェリー便で入ってくる仕組みなんですよ。重い荷物や家具・家電は、本土からのフェリー輸送に頼ることになります。

医療は奥尻町国民健康保険病院(奥尻地区)と奥尻町国民健康保険青苗診療所(青苗地区)が中心。大きな手術や専門医療は本土の函館市の病院に頼るケースが多いと考えられます。緊急時はドクターヘリの出動もあり、離島だからこそのセーフティネットが用意されているんですよ。

教育環境は実は奥尻町の大きな魅力なんです。島内には小学校2校、中学校1校、そして奥尻町立の北海道奥尻高等学校(赤石411-2)があります。奥尻高校は2016年に道立から町立に移管された連携型中高一貫校で、「まなびじま奥尻PROJECT」を掲げ、スクーバダイビング授業、プログラミングを軸にしたIT教育、英会話などユニークな学びを提供。2021年度の生徒数82名のうち約半数が「島留学生」として全国から集まっているんですよ。「子どもに少人数で濃い教育をさせたい」という家庭にとっては、なんも(なんとも)魅力的な選択肢になります。

エリア別の住み心地

住む視点でエリアを補足すると、まず奥尻地区はフェリーターミナル・町役場(2024年5月新庁舎移転)・国保病院・観光案内所が集まる中心エリアで、生活導線は最短。買い物や行政手続きが徒歩圏で済みます。青苗地区は奥尻空港(米岡寄り)と漁港、青苗診療所がある南のエリアで、漁業従事者や島留学関連の家庭が多めと考えられます。米岡地区は道営住宅団地が集中しているので、移住者がまず相談する公営住宅の入居先になりやすいエリアです。湯浜・神威脇地区は奥尻ワイナリーと神威脇温泉保養所がある西側で、観光・農業従事者の住まいが多め。稲穂・宮津・松江・赤石は集落単位の小さな漁業コミュニティで、地域の濃いつながりを大切にする方に向いています。したっけ(それじゃあ)、暮らしを始める前に、まずは役場の移住相談窓口へ連絡するのが第一歩ですよ。

奥尻町へのアクセス

飛行機(最短ルート)

本州や札幌方面から最短で奥尻町に入るには、飛行機が一番速いんですよ。運航しているのはHAC(北海道エアシステム)で、現在の路線は次の2系統。

奥尻空港 ←→ 函館空港:1日1往復、片道約30分(丘珠便運休日に運航)
奥尻空港 ←→ 丘珠空港(札幌):1日1往復、片道約45〜50分(函館便運休日に運航)

東京方面からなら「羽田空港 → 函館空港(飛行機 約1時間20分)→ 奥尻空港(HAC 約30分)」がもっとも早いルート。札幌都心からなら「札幌駅 → 丘珠空港(バス・タクシーで約30分)→ 奥尻空港(HAC 約45〜50分)」になります。函館便と丘珠便はカレンダーで運休日が交互になっているので、予約前に必ず公式サイトで運航日を確認するのがコツ。冬期(12月1日〜4月下旬)は丘珠便が運休になる年もあるので、冬場のアクセスは函館便がメインと考えてくださいね。

フェリー(車も運べる安心ルート)

車を運びたい方や、ゆったり海を渡りたい方にはフェリーが最強。江差港〜奥尻港を結んでいるのはハートランドフェリー(オクシリアイランドフェリー)で、所要時間は約2時間15分です。2026年のダイヤでは江差発7:00と15:00、奥尻発10:30と17:50を基本としています(最新の時刻は公式サイトを必ず確認してください)。

東京方面からは「羽田空港 → 函館空港(飛行機 約1時間20分)→ 函館駅前(バス・タクシー)→ 江差港(車で約1時間30分)→ 奥尻港(フェリー2時間15分)」というルート。札幌から車で行くなら、札幌〜江差は道央道・函館江差自動車道などを使って約4〜5時間が目安です。なまら(とても)長い道のりですが、北海道らしいドライブが楽しめますよ。

島内移動の現実

島内の移動は基本的にレンタカーが便利。奥尻港フェリーターミナル周辺には複数のレンタカー会社(うにまるレンタカー、奥尻かもめトラベルレンタカーなど)があり、観光案内所での手配も可能です。奥尻町には町有バスもあって、運賃定額制が導入されているので、車なしでも主要集落間の移動はできます。ただし、町内に一般国道はなく、道道奥尻島線・町道桜木線は11月21日〜翌4月10日まで冬期通行止めになる区間があるので、冬場の島内移動は事前確認が必須です。

こう行くと便利ですよ

初めて訪れるなら「行きは飛行機、帰りはフェリー(または逆)」の組み合わせがおすすめ。空からの島影と、海から近づく島の両方を楽しめるんですよ。また奥尻島観光協会では、宿泊・体験施設利用とセットで「帰りのフェリー運賃無料キャンペーン」を実施していることがあるので、最新情報を奥尻島観光協会公式サイトでチェックするとお得です。したっけ(それじゃあ)、旅の計画は早めに、運休日に注意しながら進めてくださいね。

奥尻町の関連リンク

【この町を愛する皆様へ】
この記事は、どのサイトよりも詳しく、正確に、そして魂を込めて執筆しています。町の魅力を最大限に引き出すため、今後も肉付けを続けていきます。ご期待ください。

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