【北海道新篠津村】ってどんなとこ?徹底解説!石狩振興局唯一の村と田園の魅力

北海道新篠津村の田園風景:広大な石狩平野にパッチワーク状の田畑が広がり、夕日に染まる空と真っすぐな道が織りなす開放的な農村風景。

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人口2,669 人 ※2026年3月31日時点(住民基本台帳)
面積78.04 km²
人口密度34.2 人/km²

みなさん、新篠津村(しんしのつむら)って知ってますか?北海道の石狩振興局のなかで、唯一「村」を名乗っているのがこの新篠津村なんですよ。札幌市から車でおよそ50分、人口2,669人(2026年3月31日時点)、面積78.04km²というコンパクトなサイズながら、村の総面積のおよそ半分が水田というガチガチの米どころ。石狩平野のど真ん中で、見渡す限り田んぼと空が広がる、北海道らしい原風景が残る場所です。

ところで、なぜここまで「米一筋」の村になったのか。それは石狩川が運ぶ豊かな水と、開拓以来続く土づくりの執念があるから。なまら(とても)シンプルな話なんですけど、その積み重ねが「新しのつ米」のブランドを支えています。さらに冬になると、三日月湖のしのつ湖でわかさぎ釣りができることでも有名。札幌からの日帰りアクティビティ先として、毎年たくさんの人が訪れます。

地理的には、東は石狩川を隔てて岩見沢市(北村地域)、西は当別町、南は江別市、北は樺戸郡月形町に接しています。石狩振興局の自治体でありながら、買い物などの経済的な結びつきは隣の岩見沢市と強く、岩見沢の1次商圏に組み込まれているという、ちょっとユニークな立ち位置。「観光で行くにはちょうどいい、住むには静かで穏やか」――そんな両面の顔を持つ村なんですわ。

目次

新篠津村の推しポイント

ひと言で言えば、新篠津村は「石狩平野の米どころ × 三日月湖のアクティビティ村」。まずはこの村の核となる4つの推しポイントから紹介していきます。したっけ(それじゃあ)、いってみましょう。

石狩振興局で「唯一の村」という稀少ポジション

新篠津村は、石狩振興局管内で唯一の「村」であり、人口規模も最小です。2005年に厚田村と浜益村が石狩市に編入されて以降、石狩振興局では新篠津村がただひとつの村となりました。札幌都市圏のすぐそばに、こんなにのんびりした村が残っているのは、ちょっとした奇跡みたいな話なんですよね。

村の半分が水田の「米一色」風景

総面積78.04km²のうち、ほぼ半分が水田。これ、なかなかの数字です。なまら(すごく)広い田園地帯のなかで、ななつぼし、ゆめぴりか、ほしのゆめなど全9品種が栽培されていて、石狩管内で断トツの作付面積と収穫量を誇る道内有数の米どころ。夏の青い稲穂、秋の黄金色、冬の真っ白な雪原と、四季ごとに表情がガラッと変わるんですわ。

しのつ湖の氷上わかさぎ釣り

石狩川の蛇行が生んだ三日月湖「しのつ湖」では、12月下旬〜3月上旬に氷上わかさぎ釣りが楽しめます。屋根付きの釣り小屋もあって、雪が降っても快適。釣ったわかさぎは、隣接する温泉「たっぷの湯」のレストランで天ぷらにしてもらえるという、最高の流れが完成しています。

道の駅しんしのつ&温泉たっぷの湯のオールインワン

2010年オープンの「道の駅しんしのつ」と「しんしのつ温泉たっぷの湯」、それに「しのつ公園」が一帯にまとまっていて、ご飯・温泉・遊び・買い物がワンストップ。札幌から車で約50分という距離感もあって、週末ドライブ先として地元民に愛されています。

新篠津村の歴史

新篠津村の歴史は「分村と開拓」の物語。短いですが、濃密な歴史があるんですよ。したっけ(それじゃあ)、開拓時代から振り返っていきましょう。

篠津屯田兵村からの分村でスタート(1896年)

新篠津村の始まりは、1896年(明治29年)。石狩郡篠津村(現在の江別市篠津)から分村して独立し、石狩郡新篠津村が誕生しました。地元から提出された新村の名称は「東篠津村」だったのですが、道庁の意向で「新篠津村」に変更された、という経緯があります。最初から「新」が付いていたわけじゃないんですね、これ意外と知られていない話です。

「シノツ」というアイヌ語の地名由来

「シノツ」はアイヌ語のシンノツ(山の崎)、あるいはシノット(河の集まる豊かなところ)に由来すると考えられています。石狩川という大きな川と、無数の支流・三日月湖が集まるこの土地のかたちを、見事に言い表していると思いませんか?

水害と泥炭地を克服した「水田への転換」

もともとこの一帯は典型的な畑作地帯。しかし水害の被害や泥炭地という土壌条件もあって、農業環境に恵まれた土地ではなかったそうです。そこから昭和30年代初期、村人たちの努力によって畑作から水田への転換が進められ、土地改良事業を経て、現在の見渡す限りの田園地帯へと変貌を遂げました。今ある美しい田園風景は、開拓農民の汗の結晶なんですよ。

江別市との合併協議、不成立の道(2008年)

2008年度の合併を目指して、隣接する江別市との協議が行われていましたが、農業政策の不一致などを理由に2008年7月10日をもって協議は打ち切り。結果として、新篠津村は単独の村として今日まで歩み続けています。村のアイデンティティを守ったともいえる選択でした。

2005年、石狩振興局で唯一の村に

2005年、厚田郡厚田村と浜益郡浜益村が石狩市に編入されたことで、新篠津村は石狩振興局管内でただひとつの村となりました。さらに2009年にはしのつ公園キャンプ場、2010年11月3日には道の駅しんしのつがオープンし、観光の受け皿も整備されてきました。歴史の節目ごとに、村は静かに、しかし確実に進化してきたんですね。

新篠津村の文化・風習

続いて、新篠津村の暮らしぶりや文化について。「住んだらどんな日常が待ってるんだろう?」という視点で紹介していきますね。

朝が早い「米と土の村」の生活リズム

農業の村ですから、当然というか、朝が早いです。早朝、収穫したばかりの野菜を積んだ農家さんのトラックがしんしのつ産直市場に集まってきて、店頭に並ぶ。これが新篠津の朝の風景。同じトマトでも農家さんによって値段が違うのがこの市場の特徴で、買い物客は「どの農家さんのトマトがうまそうか」を自分で見極めながら買っていきます。なんともあずましい(心地よい)暮らしのリズムなんですよ。

北海道弁で交わされる、肩の力の抜けた会話

言葉は北海道弁が基本。「なんもなんも(いいよいいよ、気にしないで)」「けっぱれ(がんばれ)」「したっけね(じゃあね)」あたりは日常的に飛び交います。札幌に近いので訛りはマイルドですが、年配の方の話を聞いていると「うるかしておいて(水につけておいて)」みたいな、北海道らしい言い回しがちゃんと残っています。

豪雪地帯の冬と、暮らしの工夫

新篠津村は特別豪雪地帯に指定されており、ケッペンの気候区分では亜寒帯湿潤気候(Dfb)。気象庁の平年値(1991〜2020年)では、1月の日平均気温は-6.1℃、年間降雪量の合計は322.8cmにも達します。「しばれる(とても寒い)」朝には、水道凍結への注意が日常会話の挨拶代わり。けれども、その厳しい冬があるからこそ、しのつ湖の氷上わかさぎ釣りや天灯(ランタン)祭りといった「冬限定の楽しみ」が成立しているんですわ。

四季の祭りと食卓の風景

2月には新篠津天灯(ランタン)祭り、夏には新しのつ青空まつり(現在休止)など、季節に根ざしたイベントがあります。食卓の主役はもちろん「新しのつ米」。なまら(とても)うまいご飯に、村内の造り家さんがつくる無添加キムチ、JA女性部の漬物などを合わせるのが新篠津流。シンプルで、でも豊かな食卓です。

新篠津村の特産品・食

新篠津といえば、なんといっても米。けれども、それだけじゃないんですよ。米を起点に広がる「食の世界」を紹介していきます。

新しのつ米(ななつぼし・ゆめぴりか・ほしのゆめ ほか全9品種)

味は、品種ごとに見事に違います。ゆめぴりかは豊かな甘みと濃い味わい、つややかで美しい炊き上がり。ななつぼしは粒立ちが良く、しっかりした食感が特徴。きらら397はあっさり、おぼろづきは柔らかい食感と粘り――と選び放題です。旬は新米が出回る9月下旬〜年末。食べ方は、最初はぜひ「塩むすび」で。なまら(すごく)うまいんですわ。背景には、JA新しのつが平成9年に整備した米乾燥調製施設「ライスファクトリー」、平成30年完成の精米施設、そしてEM農法やYES!cleanなど北海道独自のクリーン農業認証が支える、徹底した品質管理があります。

EM米・GABA米・もち麦などの機能派ラインナップ

新篠津村EM研究会が取り組む「新しのつEM米」は、農林水産省ガイドラインに基づく特別栽培米。化学肥料・農薬を抑え、EMボカシ肥料で土の力を活かしたお米です。GABA米やもち麦など、健康志向のラインナップも充実。「ただ美味しい米」だけじゃなく、「考えられた米」がそろっているのが新篠津のすごいところ。

地酒「大法螺(おおぼら)」と「どぶろく」

新篠津村で育った酒造好適米「彗星」を原料とする日本酒「大法螺」は、雑味が少なくキリっとした味わいが特徴。米どころの村が出す地酒、というだけで説得力がありますよね。道の駅しんしのつでは、地酒の「大法螺」や「どぶろく」、お米や地元食材を使った特産品が一堂に並んでいて、お土産選びにも困りません。

しのつ湖のわかさぎ天ぷら

味は、揚げたて熱々のわかさぎが、サクッと軽くて、ほのかに甘い。旬は氷上釣りシーズンの12月下旬〜3月上旬。食べ方は、釣ったその場で天ぷらが王道。たっぷの湯のレストランでは、釣り上げたわかさぎをそのまま天ぷらに調理してくれるサービスがあります。背景は、しのつ湖が石狩川から分離した三日月湖(袋達布沼)であり、網走湖産のわかさぎが放流されている、という新篠津村ならではの条件。「自分で釣ったやつを、その場で食べる」――これ以上の贅沢、ある?って話ですよ。

しんしのつ産直市場の旬野菜

味は、朝採りならではのみずみずしさ。グリーンアスパラ、わらび、ふき、すぐりメロン、それに季節の野菜が農家さん直送で並びます。旬は4月下旬〜11月上旬の営業期間中ずっと。食べ方は、シンプルに茹でる・焼く・生で。背景には、村が推進する「クリーン農業」と、農家さん自身で値段を決めるという市場のスタイル。「同じトマトでも農家さんによって値段が違う」――この自由さが、新篠津の野菜の面白さなんです。したっけ(それじゃあ)、ぜひ一度立ち寄ってみてください、損しないですから。

新篠津村の観光スポット

序盤で触れた「米」「しのつ湖」「温泉」「天文台」――この4つを中心に、新篠津村の観光スポットを深掘りしていきますね。したっけ(それじゃあ)、ひとつずつ見ていきましょう。

しのつ湖・しのつ公園エリア

  • しのつ湖 – 石狩川の蛇行が生んだ袋達布沼、通称しのつ湖。石狩川から分離した三日月湖で、夏はウグイやフナ釣り・貸しボート・スワンボート(30分400円)が楽しめ、冬は12月下旬〜3月上旬の氷上わかさぎ釣りスポットとして道内屈指の人気を誇ります。早朝、湖面にうっすらと霧がかかる時間帯がいちばんあずましい(心地よい)情景。湖を一周する遊歩道はサイクリングロードにもなっていて、貸し自転車は無料です。
  • しのつ公園 – キャンプ場、展望台、ちびっこ広場、水遊び場、貸し自転車に花菖蒲園まで揃った村のフラッグシップ公園。1,700㎡の花菖蒲園では村の花であるハナショウブ約6,000本が咲き誇り、見頃は7月。芝生はフカフカで、寝転んで空を見上げるだけで時間が止まる感覚があります。家族連れの定番スポットですよ。
  • しのつ公園キャンプ場 – 2009年オープン、フリーサイトと手ぶらキャンプ・グランピングまで対応する札幌近郊の人気キャンプ場。1日200組までの入場制限あり、テント設営可能スペースは200張以上となまら(とても)広いんですわ。湖を眺めながら朝コーヒーを飲むのが「新篠津流」の朝の過ごし方。受付は第1駐車場側のクラブハウス(平日はたっぷの湯フロント)です。

温泉・道の駅エリア

  • 道の駅しんしのつ – 2010年11月3日オープン、道内110番目の道の駅。所在地は新篠津村第45線北2、道道江別奈井江線沿いです。温泉「たっぷの湯」と一体化していて、ショップは7:00〜21:00営業(道の駅グッズ販売も21:00まで)。地酒「大法螺」やどぶろく、村の特産加工品(無添加キムチが推しです)がずらり。駐車場は普通車159台、大型7台と広々で、車中泊スポットとしても有名です。
  • しんしのつ温泉たっぷの湯 – ナトリウム塩化物強塩温泉で、内湯と露天風呂を完備。アルカリ性の源泉かけ流し100%という贅沢な造りです。営業は6:00〜22:00(最終受付21:30)、日帰り入浴は大人700円・小学生300円・幼児無料。露天風呂からはしのつ湖の湖面が見える絶景仕様で、夕暮れ時に入ると湖が金色に染まっていく光景が拝めます。
  • しんしのつ産直市場 – 2011年8月オープンの直売所。営業期間は4月下旬〜11月上旬の9:00〜17:00、住所は新篠津村第45線北2番地。農家さん自身で値段を決めるスタイルが特徴で、グリーンアスパラ・わらび・ふき・すぐりメロン・地酒「大法螺」・無添加キムチなどが並びます。テイクアウトカフェのソフトクリームや野菜スムージーもなまら(とても)うまい。朝一番に行くのが正解です。

「空のまち」を象徴する天体観測スポット

  • しんしのつ天文台 – 2023年11月、ふれあい公園内のパークゴルフ場横にオープンした道内初のフルオープン式天文台。住所は新篠津村第48線北17番地。50cmカセグレン式反射望遠鏡(道内6番目の大きさ)を備え、観測限界等級は15等星、準惑星の冥王星まで観測可能。新篠津村は2025年10月に環境省主催・第37回「星空の街・あおぞらの街」全国大会で市町村単独として全国初の受賞をしたほど、星空の質が折り紙付きなんですわ。夜の入館は事前確認推奨です。
  • ふれあい公園星座観測場 – 2021年8月完成、毎年4月下旬から毎晩無料で開放。ベンチと星座早見盤さながらの特注看板が設置されていて、時間と日付を合わせるとその日見える星座が一目でわかります。「空のまち新篠津」は北海道で最も標高差が無い平坦なまちといわれていて、街灯や大きな建物が少ないから、星空がもう、けた違いに見えるんですよ。

体を動かしたい人向けのスポット

  • ニューしのつゴルフ場 – 石狩川右岸の河川敷に造られた18ホールのコース。札幌中心部から一般道で約50分、道央自動車道江別東ICから約25分、岩見沢ICから約20分となまら(すごく)アクセスがいい。平坦でフェアウェイが広く、全ホール乗用カート乗り入れ可能。300ヤードのドライビングレンジもあります。プレー後は無料入浴券で「たっぷの湯」へ直行できる、ゴルファー垂涎の動線です。
  • 新篠津グライダー滑空場 – 平坦な田園地帯を生かしたグライダー滑空場。複座機・単座機・モーターグライダー・ウィンチ曳航機がそろっています。「空のまち」のキャッチコピーを体感できる、ちょっと贅沢な体験です。

新篠津村の観光ルート

続いて、新篠津村を実際にどう回るかという話。日帰りでも、車中泊でも楽しめるルートを4つ用意しました。したっけ(それじゃあ)行ってみましょう。

【車・半日】札幌発の「米と温泉」ハイライトコース

10:00 札幌駅 → 10:50 道の駅しんしのつ(車50分)→ 12:00 しんしのつ産直市場 → 13:00 たっぷの湯(昼食+入浴)→ 15:00 しのつ公園 → 16:30 札幌方面へ

札幌から最速で新篠津の「顔」だけ押さえる定番ルートです。

①道の駅しんしのつ(30分)
→ まず道の駅で地酒「大法螺」と無添加キムチをチェック。営業時間が朝7時からなので、午前中の到着でも安心です。

②しんしのつ産直市場(45分)
→ 朝採り野菜を買い込みましょう。同じトマトでも農家さんによって値段が違うので、「どれがなまら(すごく)うまそうか」を見極めるのが醍醐味。

③しんしのつ温泉たっぷの湯(90分)
→ レストランで米と地元食材の昼食を取ったあと、源泉かけ流しの露天風呂へ。しのつ湖を眺めながらの湯はクセになります。

④しのつ公園(90分)
→ 食後の散歩がてら、展望台から田園を一望。7月ならハナショウブが見頃です。

【車・1日】「空のまち」を満喫する星空&田園周遊コース

10:00 江別東IC → 10:30 道の駅しんしのつ(車25分)→ 11:30 しのつ湖サイクリング → 13:00 ニューしのつゴルフ場(昼)→ 15:00 ふれあい公園星座観測場 → 18:00 たっぷの湯(夕食+入浴)→ 20:00 しんしのつ天文台 → 22:00 帰路

「空のまち」のフルコース。昼から夜まで一気に楽しみます。

①しのつ湖サイクリング(90分)
→ 無料の貸し自転車で湖周遊。風が抜けてあずましい(気持ちいい)です。

②ニューしのつゴルフ場(120分・ハーフ)
→ 河川敷コースでハーフだけプレーするのも乙。プレー後の入浴券もしっかりもらいましょう。

③ふれあい公園星座観測場(60分)
→ 日没前に下見しておくのが吉。星座早見盤の看板で、夜に見られる星座を予習できます。

④しんしのつ天文台(90分)
→ 50cmカセグレン式反射望遠鏡で土星のリングや木星の縞を観察。夜の入館方法は事前に村役場へ確認を。

【車・1日】冬限定「氷上わかさぎ&温泉」コース

9:00 札幌駅 → 9:50 たっぷの湯(車50分・受付)→ 10:00 しのつ湖わかさぎ釣り → 13:00 たっぷの湯レストラン(天ぷら)→ 14:30 たっぷの湯入浴 → 16:30 道の駅しんしのつ(土産)→ 18:00 札幌着

12月下旬〜3月上旬の氷上シーズン限定。「釣る→揚げる→温まる」の最強ループです。

①しのつ湖わかさぎ釣り(180分)
→ 屋根付きの暖房付き釣り小屋なので、雪が降っていても快適。お問い合わせはたっぷの湯(0126-58-3166)まで。竿・仕掛け・餌は基本レンタル可能です。

②たっぷの湯レストラン(90分)
→ 釣ったわかさぎを天ぷらに調理してくれるサービスを使いましょう。揚げたてはなまら(とても)甘くてサクサクですわ。

③たっぷの湯入浴(120分)
しばれた(とても寒かった)体を露天風呂で芯から温め直し。雪見風呂は北海道の特権です。

④道の駅しんしのつ(90分)
→ 帰り道に新しのつ米と地酒を仕込んで終了。ショップは21時までやってるので余裕があります。

【車・1日】広域「岩見沢〜新篠津〜江別」石狩平野コース

10:00 岩見沢駅 → 10:30 道の駅しんしのつ(車30分)→ 12:00 しのつ公園(昼食・散策)→ 14:30 新篠津グライダー滑空場 → 16:00 江別市方面(車30分)→ 17:30 札幌

岩見沢市と江別市を絡めた広域コース。新篠津村を「点」ではなく「線」で味わう、石狩平野ドライブです。

①道の駅しんしのつ(90分)
→ 朝採り野菜と昼食用のおにぎりを調達。新しのつ米のおにぎりは塩むすびが至高です。

②しのつ公園(150分)
→ ボートやサイクリング、展望台からの一望。広い空になまら(とても)癒やされます。

③新篠津グライダー滑空場(90分)
→ 田園のなか、複座機が空に上がっていく光景は新篠津ならでは。「空のまち」の真骨頂を体感。

④江別市方面へ移動
新篠津村のルーツである篠津屯田兵村(現江別市篠津)まで足を延ばすと、村の歴史が立体的に見えてきますよ。

新篠津村の年間イベント

続いて新篠津村の年間イベントを紹介します。冬・春・夏・秋、それぞれの季節に「空のまち」らしい催しがあるんですよ。

新篠津天灯(ランタン)祭り(2月)

ぜひ行ってみてほしいのがね、毎年2月にしのつ公園で開かれる「新篠津天灯(ランタン)祭り」。北海学園大学の学生が「新篠津村ならではの冬のイベントを」と村や石狩振興局共同の地域活性化事業で考案した、比較的新しいお祭りです。前回(第6回・2026年2月21日開催)は道内最多といわれる1,200個もの願い事を書いたランタンが夜空に放たれ、約2,000名の来場者が訪れた、村いちばんの冬イベント。雪原に紙袋ランタンとアイスキャンドルがずらりと並び、夕方18時の点灯式と同時に願いを書いたランタンが空へ。打ち上げ花火とのコラボで、雪原の冷えた空気のなかにポッと温かい光が連なっていく光景は、もうなまら(とても)幻想的なんですわ。スノーアクティビティや天文台スタッフによる星空ウォッチングも同時開催。雪原を踏みしめる「キュッキュッ」という音と、ランタンの紙の擦れる音、そして時折ジャズバンドの演奏が混ざる――そんな贅沢な夜です。

新しのつたこあげデー(6月)

つづいて初夏のイベント、毎年6月に新篠津村運動公園第1サッカー場で開かれる「新しのつたこあげデー」。フカフカに整備された芝生の上で、お気に入りの凧を上げたり、当日その場で凧づくりワークショップに参加したり。25mの超巨大凧の操作体験やスポーツカイトショー、引き馬体験まである、家族向けのあずましい(穏やかで気持ちの良い)一日。札幌凧の会の講師が丁寧に教えてくれるので、初めての人でも大丈夫。芝生のうえでお弁当を広げて、空を見上げて、ただ風を感じる――「空のまち」の真骨頂が体験できるイベントですよ。

新篠津商工会夏祭り(7月)

毎年7月に開催される新篠津村商工会の夏祭りは、いわば「ゆるくて温かい」地元密着型。冷たい生ビール、子ども向けのゲーム、現金のつかみ取り、たくさんの食べ物――コテコテのお祭り感を、村人たちと一緒に味わうイベントです。観光客向けの大イベントというより、村の人たちの「夏の夜の集い」に混ぜてもらうイメージ。それがかえって居心地いいんですわ。

新しのつ青空まつり・あぐりふぇすた(8月末ごろ)

毎年8月末に開催される「新しのつ青空まつり」は、村最大のイベントで、村人総出の一大祭典。午前中は「あぐりふぇすた」でジンギスカンの煙とビールの泡が舞い、ステージでは音楽・ダンス・空手のパフォーマンス。太鼓の響きとともに豪華景品付きの餅まきが行われ、夕方にはメインストリートを彩る山車パレードへ。締めくくりは夜空の花火。新篠津の夏が「これでもか」と詰まった一日で、村の人たちの「けっぱって(がんばって)作ってる感」がもう、伝わってくるんですよ。※近年は休止年もあるため、開催状況は事前に村観光協会のホームページで確認してから訪れるのが安心です。

盆踊り(8月13〜14日ごろ)

お盆の時期に開かれる伝統的な盆踊り。先祖の霊を迎え入れ、送り出す行事として、伝統的なリズムと活気ある踊りが夏の夜を彩ります。村の雰囲気を感じながら、飲み物と食事を楽しめる、地元密着の素朴なお祭りです。次回は2026年8月13日(木)・14日(金)予定とアナウンスされています。

星空観測イベント(夏〜秋)

「空のまち」新篠津村ならではのイベントが、しんしのつ天文台主催の星空観測会。例年、夏のペルセウス座流星群(8月)や秋の星座観望会など、季節ごとに開催されています。専門の講師が夜空を案内してくれて、複数の望遠鏡で星や惑星を交互にのぞく贅沢仕様。寝転んで流星を待つ時間は、都会では絶対味わえない静けさと暗さに包まれます。

新篠津村のエリア別の顔

最後に、新篠津村を旅する視点でエリアごとに紹介します。村全体の面積は78.04km²と決して大きくないですが、エリアごとに見える顔はなまら(けっこう)違うんですわ。したっけ(それじゃあ)、エリア別に見ていきましょう。

しのつ湖周辺エリア(観光・アクティビティの中心)

新篠津村を訪れた人がまず行くのが、しのつ湖を中心としたこのエリア。道の駅しんしのつ、しんしのつ温泉たっぷの湯、しのつ公園、しのつ公園キャンプ場、ニューしのつゴルフ場が半径1km圏内にぎゅっと集まっていて、観光のハブとして機能しています。住所でいうと第45線北〜第46線南あたり。夏は芝生・水・キャンプの煙、冬は雪原と氷上小屋――同じ場所が季節で別物になるのが面白いところ。「観光で1日遊びたい」「家族でアクティビティを楽しみたい」「車中泊したい」――そんな時に訪れるのがおすすめですよ。湖畔を歩くと、貸しボートの櫂の音、子どもの歓声、温泉のほのかな硫黄の匂い……五感が一斉に刺激されます。

新篠津市街・中心部エリア(村の暮らしの顔)

役場(第47線北13番地)周辺の市街エリアは、村の生活の中心。郵便局、商工会、新篠津駐在所、北海道信用金庫新篠津支店、JA新しのつ本所がここに集まっています。「あぐりふぇすた」の会場であるメインストリートには、2023年から村の建物に大型壁画やアートが増えていて、2025年には新篠津村自治センターに北海道最大級約146㎡の巨大壁画「約束の地(ほし)へ」が完成。電話ボックスや農業倉庫もアート化され、写真スポットになっています。「散策しながら村の生活を感じたい」「アートを巡りたい」――そんな旅の仕方に向いているエリア。穏やかな田園に、突如現れる現代アートというギャップが面白いんですわ。

ふれあい公園エリア(空のまちの象徴)

第48線北17番地のふれあい公園周辺は、まさに「空のまち」を体現するエリア。しんしのつ天文台、ふれあい公園星座観測場、新篠津グライダー滑空場、パークゴルフ場が集まっていて、視線が「上」を向くスポットばかり。まわりに高い山も大きな建物もないので、地平線がそのまま見える、北海道らしい開放感の塊。「夜空を見たい」「グライダーで空に上がりたい」「とにかく広い場所でぼーっとしたい」――そんな人にうってつけ。夜になると本当に真っ暗で、空に星が「貼り付いている」みたいに見えるんですよ。

石狩川沿い・東部エリア(自然と境界の顔)

村の東側、石狩川に面したエリアは、対岸の岩見沢市北村地域と接する、ちょっと境界感のある場所。たっぷ大橋がかかっていて、対岸へのゲートウェイ。新篠津村はもともと水害と泥炭地という厳しい条件を、開拓農民のけっぱり(がんばり)で克服してきた土地。その原点を肌で感じるなら、この川沿いの風景がいちばんです。「ドライブで石狩川を眺めたい」「川と田園が交わる風景を撮りたい」――そんなフォトジェニック狙いの人におすすめ。とくに夕暮れ時、川面に夕日が反射して、対岸の岩見沢の街明かりがポツポツ灯り始める時間帯が美しいですよ。

水田地帯エリア(村の総面積のほぼ半分)

そして新篠津村の本体ともいえるのが、村の総面積78.04km²のほぼ半分を占める広大な水田地帯。明治の分村以来、村人たちが水害と泥炭地を克服し、昭和30年代の水田転換と土地改良事業を経て生まれた、見渡す限りの「米の海」です。春は水鏡、夏は青い稲穂、秋は黄金、冬は真っ白の雪原――一年を通して表情がガラッと変わる、季節を最も感じられるエリア。サイクリングロードを自転車でのんびり走るのが、このエリアの正解の楽しみ方。村全体に張り巡らされた農道を走っていると、車も人もほとんど来なくて、聞こえるのは風と虫と鳥の声だけ。「リセットしたい」「都会の音から離れたい」――そんな旅の動機にぴったりのエリアなんですわ。

新篠津村の気候・季節の暮らし

続いて、新篠津村で実際に暮らすうえで一番影響が大きい「気候」の話。札幌からの距離は近いんですけれど、気候は札幌中心部より一段階厳しい、本格的な北海道の田園気候なんですわ。

年平均気温7.3℃、特別豪雪地帯の村

新篠津村はケッペンの気候区分で湿潤大陸性気候・亜寒帯湿潤気候(Dfb)に属し、特別豪雪地帯に指定されています。年平均気温は7.3℃。気象庁の平年値では、猛暑日が0.0日、真夏日が4.6日、夏日が43.5日、真冬日が64.4日、冬日が148.1日。1年のうち5か月近く(148.1日)が冬日(最低気温0℃未満)という、まさに北海道らしい数字です。年平均降水量は1,147.6mm、年平均降雪量は820cmと、雪はなまら(とても)たっぷり積もります。

冬(12月〜3月):マイナス20℃台も珍しくない本気の寒さ

気象庁の1991〜2020年平年値で、1月の日平均気温は-6.1℃、平均最低気温は-11.3℃。これだけでもじゅうぶん寒いんですけれど、近年でも-25℃を下回る気温が観測されており、2020年12月31日に-26.0℃、2021年1月10日に-25.8℃、2023年1月30日に-26.8℃を記録しています。しばれる(厳しく冷え込む)朝には、水道管の凍結対策が日常会話の挨拶代わりになる世界です。生活面では、暖房は灯油ストーブが主役。家の断熱・玄関フード(風除室)・二重窓は基本装備で、ない家は冬を越せないと考えてもらっていいレベル。1月の年間降雪量内訳をみると12月から2月にかけて雪のピークが続き、朝の「雪はね」(除雪)が日課になります。とはいえ、この厳しい冬があるからこそしのつ湖のわかさぎ釣りや天灯祭りという冬限定の楽しみがあって、村の人たちは冬と上手に付き合っているんですわ。

春(4月〜5月):雪解けと田植え準備が同時進行

4月になっても朝晩は冷え込みますが、日中はぐっと気温が上がってきます。1991〜2020年平年値で4月の日平均気温は5.4℃。雪解け水でしのつ湖や石狩川の水量が増え、村の総面積のほぼ半分を占める水田は田植え準備に入ります。運動公園の桜並木が咲くのは例年5月上旬〜中旬。北海道の春は内地(本州)より2か月ほど遅れてやってくる感覚ですよ。雪が消えると、しんしのつ産直市場が4月下旬にオープンし、グリーンアスパラを皮切りに新鮮な野菜が並び始めます。

夏(6月〜8月):からっと爽やか、熱帯夜はほぼ無い

夏は本州とは別物の快適さ。8月の平均最高気温は25.7℃、日平均気温は20.8℃。猛暑日は平年値0.0日、真夏日も4.6日とごく少なく、湿度も低めで、「あずましい(気持ちよい)」夏なんですわ。エアコンが無い家もまだまだ多いと考えられます。とはいえ近年は最高気温35℃超を記録した日もあり(観測史上最高は8月の35.5℃)、油断はできない感じ。この時期は朝の田園が霧に包まれ、太陽が昇るとともに稲穂が金色に輝く――そんな北海道らしい朝が楽しめます。しのつ湖でのキャンプ、ボート、グライダーなど、外で過ごすには最高のシーズンです。

秋(9月〜11月):刈り入れと急な冷え込みのコントラスト

9月の日平均気温は16.9℃、10月は10.4℃と、ひと月ごとにどんどん気温が下がっていきます。9月下旬から10月にかけて新米の収穫期を迎え、村中が稲刈りモードに突入。10月後半にはストーブを焚き始める家が出てきて、11月の平均最低気温は-0.5℃と、もう冬の入口です。「秋が短いな〜」と感じるのが北海道生活のあるあるで、気がつけばしばれる(厳しい冷え込みの)日が始まるんですわ。タイヤ交換は10月下旬〜11月上旬に済ませておくのが地元の常識です。

【地元住民に直撃!】新篠津村の本当の魅力を電話で聞いてみた

※お話いただいた内容のニュアンスを大切にしながら、当編集部にて要点をまとめ、再構成しています。
※地元の人の選定はクラウドサービスで募集し、ご協力いただいているものです。あえて地元の言葉で話すようお願いしています。

40代男性

Q1.あなたのご職業を教えてください。

うちは代々のコメ農家。新篠津で「ななつぼし」と「彗星」作ってる。彗星の方は地元の地酒「大法螺」の原料米になるやつでね、なまら誇りに思って育ててるよ。

クリーン農業って言ってね、農薬減らして手間かけて作ってんの。米一本でやってる家は減ったけど、ワシはやっぱり水田の景色が好きで離れられんのさ。

Q2.この街に来て絶対行くべき場所はどこだと思いますか?

定番は「道の駅しんしのつ」と「たっぷの湯」だべ。しのつ湖のワカサギ釣りも冬の風物詩でね、釣ったやつその場で天ぷらにしてもらえるんだわ。

地元民として推したいのは「しんしのつ天文台」。畑のど真ん中に建ってて、街灯もないから星がなまら降ってくるのよ。あと夜の田んぼ道走るとカエルの声と石狩川の風だけで、これがほんとの新篠津さ。

Q3.この市町村でお土産を買うとしたらなんですか?

オーソドックスなのは純米酒「大法螺」だね。水曜どうでしょうに出てから一気に有名になって、今でも産直で売れ筋。

でも地元民が本気で勧めるのは「造り家」のキムチさ。田んぼの中に赤い屋根の小屋がポツンとあってね、無添加で乳酸発酵させてる「炎の華」ってやつ、これ食ったら他のキムチもう食えんよ。あとはJAのもち麦「きらりもち」も渋いとこで、贈ると喜ばれるわ。

Q4.外から人が来たときにまず連れていく店はどこですか?

ワシはまず「ろばた」連れてくね。決まったメニューないんだわ、その日仕入れた魚や野菜でおふくろの味出してくれる。常連同士で「今日なに?」って聞きながら飲むのが楽しいの。

昼なら「七福」の蕎麦もいいよ、細麺で上品でね、年寄りも子どもも食えるやつ。焼肉なら「太門」だな。村のジンギスカンは生きくらげ入れたりするから、たまげるよ。

Q5.この市町村はどんな気質だと思いますか?

「田園福祉の村」って言われるくらいでね、福祉ゾーンに障がい者施設も養護学校もまとまってて、村の人らみんなそこで働いたり関わったりしてんのさ。だから自然と助け合う気風があるんだわ。

新湧地区なんか戦後に湧別から集団で入植した人らで、開拓魂が今も残ってる。お節介な人も多いけど、移住してきた人にも「まず歓迎」って受け入れる、温かい村だと思うよ。

Q6.昔に比べて、街の雰囲気や活気はどう変わったと感じますか?

寂しくなったよ。昭和35年頃は5,400人いたのが今2,700人だもの。半分だ。同級生もみんな札幌行っちまった。米農家の後継者もきつい。米価も読めんし、若いのに継げって言いにくいんだわ。

ただね、悪い話ばっかでもないの。最近は若い移住者がポツポツ来てくれてね、みのり団地に家建ててる。あと「青空まつり」の日はやっぱり今でも村中の人出て、活気戻るのよ。

Q7.これから新しくできる施設や、期待している活動などはありますか?

令和8年から過疎指定の計画が始まってね、正直複雑な気持ちだけど、ちゃんと手当てされるってことだから前向きに捉えてる。

一昨年(2024年)できた天文台が市町村単独で全国初の星空大会の賞もらって、これは本気で誇らしかった。ホクレンショップも閉店寸前から立て直して「Sビレッジ47」ってコミュニティ作ってくれたしね。たっぷの湯も改修入るし、まだまだ村は終わらんよ。

新篠津村の移住・暮らし情報

気候の次は、実際の生活面の話。したっけ(それじゃあ)、通勤・住宅・買い物・教育・医療と、順に見ていきましょう。

通勤先は岩見沢・札幌・江別が中心

新篠津村は石狩振興局の自治体ですが、経済的なつながりは隣の岩見沢市が圧倒的に強く、岩見沢市の1次商圏(同市での購買率56%以上)に組み込まれています。通勤先としても、岩見沢市・札幌市・江別市あたりがメインと考えられます。村役場(第47線北13番地)から札幌市中心部までは車で約50分、岩見沢駅までは新篠津交通のバスで約30分。村内に鉄道は通っていないので、車通勤が基本になります。冬の朝は、雪はね(除雪)してから出勤、というのが村民共通の朝のルーティンですよ。

住宅は戸建てが中心、賃貸は希少

住宅環境については、新篠津村は人口2,669人・面積78.04km²というスケールで、住宅地の中心は役場周辺の市街エリア。基本的に戸建てが中心で、SUUMOやLIFULL HOME’Sなどの大手不動産ポータルでも村内の賃貸物件はごく少数しか掲載されていません。具体的な家賃相場を語れるほどの母数がない地域だと考えられるので、移住を考える場合は地元の不動産業者や村役場の相談窓口を直接当たるのが現実的です。村の特徴として「田園福祉の村」を掲げていて、特別養護老人ホーム「新篠津福祉園」、障がい者支援施設「新しのつ幸生園」「ふれあいの苑」、新篠津高等養護学校が中心部のメイン通り沿いに集まる「福祉ゾーン」を形成しています。

買い物は「村内の道の駅+岩見沢で大物買い」が定番

買い物は、日常の食材なら村内のしんしのつ産直市場(4月下旬〜11月上旬の9:00〜17:00)と道の駅しんしのつ、村中心部の薬局あいドラッグ新篠津店(第46線北12)でまかなえます。とはいえ、衣料品や家電など大物の買い物は、車で30分の岩見沢市まで出るのが村民の定番ルート。ホームセンターやイオン・大型スーパーは岩見沢に集中していて、「岩見沢の1次商圏」というのはまさにこの生活実態を表しているんですわ。なまら(とても)便利、というほどではないですが、不便でもない――そんな絶妙なバランスです。

子育て・教育は小中一貫・少人数の手厚さ

教育環境は、村内に新篠津村立新篠津小学校(第47線北7番地)と新篠津村立新篠津中学校が各1校ずつ。令和3年度から小中一貫教育(併設型)が本格実施されています。児童数は140名前後、中学生徒数は80名前後の小規模校で、1学年20〜30人程度。学習支援員の配置、ICT機器の導入、ALT(外国語指導助手)の活用、新聞活用学習(NIE)など、小規模校の強みを生かした教育活動が展開されています。保育所は村内に3か所あり、満2歳から就学前児童合計でおよそ毎年110名前後が入所。村のホームページでも「教師と生徒の関係が親子または兄妹のような家族的な関係になる」と紹介されていて、地域全体で子育てをする雰囲気が強いと考えられます。さらに「新篠津村はばたけ高校生応援支援金」のような、村独自の子育て支援制度も整備されています。

医療は村内の「すこやかクリニック新篠津」が要

医療面では、村内の中心的な医療機関は「すこやかクリニック新篠津」(第46線北12番地、TEL:0126-57-2334)。診療科は内科・外科・小児科・リハビリテーション科で、平成9年11月から新篠津村で唯一の医療機関として村民の医療と健康維持に努めている、地域医療の要です。19床(一般4床、療養15床)の入院設備があり、在宅訪問診療や予防接種、健康診断にも力を入れています。歯科は「しんしのつ村歯科診療所」(第45線北14番地)。専門医療や緊急時は岩見沢市内の総合病院に車で30分というのが現実的なライン。「村に医療機関があって、なおかつ岩見沢の総合医療にもすぐ届く」という絶妙な距離感が、ここの強みなんですわ。

エリア別の住みやすさ(住む視点)

中盤では旅する視点でエリアを紹介しましたが、住む視点で言うと、生活の中心は「新篠津市街・中心部エリア」(第45〜47線あたり)。役場・小中学校・クリニック・郵便局・JA・産直市場・薬局がコンパクトに集まっているので、車があれば生活導線がぐっと短くなります。「しのつ湖周辺エリア」は観光ハブで、温泉がすぐ使えるのが日常生活面の魅力。週に一度しのつ湖を見ながらたっぷの湯に浸かれる暮らしは、なまら(とても)贅沢ですわ。広大な「水田地帯エリア」に住むなら車が必須で、降雪期の除雪はけっこう本気仕様。一方で、空がそのまま自分の庭になる開放感はここでしか得られません。

新篠津村へのアクセス

続いて、新篠津村へのアクセス情報。村内に鉄道駅がないので、ちょっとコツがいるんですよ。

飛行機+鉄道+バス(本州・札幌方面から)

本州から来る場合は、新千歳空港経由が基本です。
①羽田空港 → 新千歳空港(飛行機 約1時間30分)
②新千歳空港駅 → 札幌駅 → 函館本線・上幌向駅(JR 約1時間30分)
③上幌向駅 → 新篠津交通バス → 新篠津市街(約15分)
村役場が公式に案内している王道ルートです。バスでの来村は岩見沢〜新篠津村間を運行する新篠津交通のみなので、運行時刻は事前に必ず確認してから来るのが安心ですよ。

鉄道+バス(旭川方面から)

旭川方面からなら、岩見沢経由が最短です。
①旭川駅 → 函館本線・岩見沢駅(JR 約1時間)
②岩見沢駅 → 新篠津交通バス → 新篠津市街(約25分)
旭川駅から1時間ちょっとで村まで着けます。観光なら岩見沢駅→たっぷの湯への直行バス(新篠津温泉行き)が便利で、しんしのつ温泉たっぷの湯まで約30分です。

自動車(札幌・新千歳空港から)

車は新篠津村へ来る最大の主役です。
・新千歳空港から:約1時間40分
・札幌市から:約50分
・道央自動車道 江別東ICから:約25分(ニューしのつゴルフ場まで)
・道央自動車道 岩見沢ICから:国道12号→道道81号で石狩方面へ約8km
・道央自動車道 岩見沢ICから:道の駅しんしのつまで約16km
道の駅しんしのつ(住所:石狩郡新篠津村第45線北2、TEL:0126-58-3166)には普通車159台・大型7台の駐車場があるので、まずはそこを目指せばOKです。冬季は積雪・路面凍結があるので、スタッドレスタイヤは必須。しばれる(厳しく冷え込む)日には、ホワイトアウトのリスクもあるため、気象情報をチェックしてから出発するのが鉄則ですよ。

観光ルート提案:札幌から日帰りモデル

札幌駅起点で日帰り観光するなら、車での移動が圧倒的にラクです。
①札幌駅 → 道の駅しんしのつ(車50分)で買い物・地酒チェック
②しんしのつ産直市場(朝採り野菜)→ しのつ湖散策
③たっぷの湯で昼食+入浴 → しんしのつ天文台で星空(夜まで滞在の場合)
このルートなら片道50分で済むので、夕食後の星空観測まで含めて十分1日で回れます。お土産に新しのつ米、地酒「大法螺」、無添加キムチを買って帰るのが村民おすすめの黄金パターンですよ。

新篠津村の関連リンク

正確な情報を直接確認したい人のために、公式サイトをまとめておきます。

【この町を愛する皆様へ】
この記事は、どのサイトよりも詳しく、正確に、そして魂を込めて執筆しています。町の魅力を最大限に引き出すため、今後も肉付けを続けていきます。ご期待ください。

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