| 人口 | 72,282 人 ※2026年3月31日時点(住民基本台帳) |
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| 面積 | 481.02 km² |
| 人口密度 | 150 人/km² |
みなさん、岩見沢市(いわみざわし)って知ってますか?北海道のほぼ真ん中、空知地方の南部に位置する、空知総合振興局の所在地となる中核都市です。札幌から車で約45分という近さながら、田園風景とワイナリーが広がる「米どころ」「鉄道の町」として知られているんですよ。
面積は481.02km²、人口は72,282人(2026年3月31日時点)。北海道のなかでも珍しく、アイヌ語ではなく和名由来の地名で、開拓使が「浴澤(ゆあみさわ)」と呼んでいたのが転じて「岩見澤」になったと伝えられています。かつては国鉄が公認した全国12か所の「鉄道の町」のひとつで、東北以北最大の操車場があった筋金入りの鉄道のまち。今でも函館本線と室蘭本線が交わる交通の要衝なんです。水稲の作付面積・収穫量はともに北海道一を誇り、9月には世界最大級の臼(直径2.2m・重さ5.5t)を使った「いわみざわ百餅祭り」が開かれることでも有名ですよね。
同じ北海道内では、江別市・美唄市・三笠市・夕張市・栗山町・長沼町・南幌町・月形町・新篠津村の9市町村に隣接しています。石狩平野の東部から夕張山地にかけて広がる広い市域と、札幌のベッドタウンとしての利便性、そして道内屈指の農業生産力。これらが共存しているのが岩見沢市の最大の特徴です。住むにも訪れるにも、ちょうどいいバランスの取れたまち。したっけ(それじゃあ)、ここからは岩見沢市の素顔をじっくり見ていきましょう。
岩見沢市の推しポイント
水稲作付面積・収穫量ともに北海道No.1の米どころ
岩見沢市といえば、まずはコメ。水稲の作付面積7,780ha、収穫量44,600tはどちらも道内第1位の規模なんです。「ななつぼし」「ゆめぴりか」「おぼろづき」「きらら397」といったブランド米が全国に出荷されていて、市内のJAいわみざわでは自社精米の地元米が手に入ります。石狩川流域の肥沃な土壌と寒暖差の大きい気候が、なまら(とても)うまい米を育てているんですよ。
東北以北最大の操車場を擁した「鉄道の町」
岩見沢駅は函館本線・室蘭本線が交わる要衝で、かつては幌内線・万字線も加えて4本の鉄路をさばく東北以北最大の操車場が置かれていました。旧国鉄が全国12か所だけ公認した「鉄道の町」のひとつでもあります。操車場最盛期には500名以上の職員がいたといわれ、街そのものが鉄道とともに育ってきたんですよね。
世界最大級の臼でつく「いわみざわ百餅祭り」
9月の「いわみざわ百餅祭り」は、直径2.2m・重さ5.5tの世界最大級の大臼に、約5mの高さから200kgの杵を落とす「ヨイトマケ方式」の餅つきが名物。米どころ岩見沢市の象徴ともいえるお祭りで、ついた餅は1,200食ものお汁粉になって振る舞われます。わや(すごい・めちゃくちゃ)な迫力ですよ。
そらちワイン街道の中心地
近年の岩見沢市といえば、ワインを抜きには語れません。宝水地区の「宝水ワイナリー」を皮切りに、ナカザワヴィンヤード、10Rワイナリーなど、市内にはワイナリーやヴィンヤードが点在。空知地方は今や北海道有数のワイン産地で、その中心が岩見沢市なんです。なだらかな丘陵に広がるブドウ畑は、まるで欧州のような風景ですよ。
1シーズン7m級の累計降雪量を誇る豪雪地帯
国の特別豪雪地帯に指定されている岩見沢市。1シーズンの累計降雪量はおよそ7m近くにのぼり、2012年2月12日には観測史上最深の208cmを記録しました。だから2月には「IWAMIZAWAドカ雪まつり」というお祭りまであるんです。雪と本気で付き合うまち、それが岩見沢市です。
岩見沢市の歴史
「浴澤(ゆあみさわ)」から始まった和名のまち
岩見沢市の歴史は1878年(明治11年)にさかのぼります。開拓使が幌向太(現在の幌向地区)から幌内(三笠市)までの道路を開削する際、官営休泊所が5か所に設置され、そのうちのひとつがここでした。工事に携わった人たちが幾春別川のほとりで「浴(ゆあみ)」をして疲れを癒したことから、付近は「浴澤(ゆあみさわ)」と呼ばれるように。これが転じて「岩見澤」になったと伝えられています。北海道はアイヌ語由来の地名がほとんどですが、岩見沢市はそのなかで珍しい和名由来の自治体名なんですよ。
士族集団移住で本格化した開拓
1883年(明治16年)、狩野末治が休泊所を借り受けて宿にし、岩見沢最初の定住者となりました。同年、移住士族取扱規則の公布を受けて札幌県勧業派出所が設置され、山口県・鳥取県ほか10県からの士族集団移住が始まります。1884年に459名、1885年には1,414名の士族が入植し、開拓の鍬が本格的に入りました。岩見沢神社境内には、開拓の苦労を伝える「巖見澤紀碑」が1905年に建立されています。したっけ(それで)、士族移住の地ということで、市内には今も整然とした条丁目の街区が残っているんです。
東北以北最大の操車場と「鉄道の町」
1882年に幌内鉄道が幌内〜手宮間で開通し、岩見沢に簡易乗降所が設けられました。1884年には岩見澤駅に昇格し、1892年には岩見沢駅が現在地に移転。1897年には空知支庁(現・空知総合振興局)が設置され、1906年に町制を施行、1943年には市制を施行しました。1961年には函館本線・室蘭本線・幌内線・万字線の4本をさばく東北以北最大の操車場が完成し、当時の岩見沢駅には500名以上の職員がいたとされます。旧国鉄が全国12か所の「鉄道の町」のひとつとして公認していたのも、この時代の名残なんですよ。
炭鉱閉山後の転換と平成の大合併
かつて岩見沢市東部の山地には朝日炭鉱・万字炭鉱・美流渡炭鉱といった大規模炭鉱がありましたが、エネルギー革命の波を受けて相次いで閉山。1980年には操車場も廃止され、街は転換期を迎えました。さらに2000年12月10日には、岩見沢駅の3代目駅舎が全焼するという出来事もあり、駅舎再建を柱とした中心市街地活性化が始まります。2006年3月27日には、北村と栗沢町を編入合併し、現在の岩見沢市の姿になりました。なまら(とても)ドラマチックな変化を、この街はくぐり抜けてきたんですね。
岩見沢市の文化・風習
道民言葉と語尾「〜しょ」「〜だべ」が飛び交う日常
岩見沢市を含む空知地方では、北海道弁が日常的に使われています。「なまら(とても)うまいべ」「したっけ(それじゃあ)またね」「これわや(めちゃくちゃ)だわ」といった言葉が、世代を問わず会話のなかに自然に出てきますよ。寒い日には「しばれる(とても寒い)ね〜」が朝の挨拶代わり。語尾の「〜しょや」「〜だべさ」も特徴的で、距離感が近くて温かい話し方をする人が多いんです。
豪雪と共に生きる冬の暮らし
1シーズン累計7m近い降雪、根雪は12月上旬から3月下旬まで続く——これが岩見沢市の冬です。観測史上最深208cmの積雪を記録した2012年は、まさに歴史的な大雪の年でした。住民にとって雪かきは日課で、市内の道路にはロードヒーティングが整備された区間も。それでも記録的な大雪が降ると交通が混乱することもあり、雪との付き合いは年々の試練です。一方で、ふわふわのパウダースノーが降ることが多く、市内には萩の山市民スキー場やホワイトパークスキー場(北海道グリーンランド)があって、雪を楽しむ環境も整っているんですよ。
B級グルメと「もつ文化」の食卓
岩見沢市の食卓は、コストパフォーマンス重視のB級グルメが強く根付いています。立ち食い蕎麦に椅子を設けたスタイルの「かまだ屋」をはじめ、安くて満腹になる食堂が市内のあちこちに。理由は炭鉱や鉄道で働く肉体労働者の食欲を満たすためと言われていて、隣の美唄から流入した美唄焼き鳥(鶏のもつ串)も早くから定着しました。岩見沢駅近くには、もつそば・もつ串を看板にする飲食店が今もたくさん残っています。米どころなのでお米はもちろん毎日の主役で、ふっくらツヤツヤの「ななつぼし」「ゆめぴりか」を地元の食卓で味わえるのはなまら(とても)贅沢ですよね。
四季折々の祭りと音楽文化
2月の「IWAMIZAWAドカ雪まつり」、5月と9月の「岩見沢神社例大祭」、7月の「いわみざわ彩花まつり」と「JOIN ALIVE」、9月の「いわみざわ百餅祭り」と、四季を通じて祭りが絶えないまちです。なかでもJOIN ALIVEは、いわみざわ公園の野外音楽堂キタオン(最大2万人収容、日本最大級)で開かれる大型音楽フェスで、夏になると道内外から音楽ファンが集結。そらちワインピクニックなどワインを軸にしたイベントも増えていて、農業のまちと音楽・食文化が一体になった、岩見沢市ならではの空気感が広がっていますよ。
岩見沢市の特産品・食
道内No.1の作付面積を誇る「ななつぼし」と「ゆめぴりか」
岩見沢市を語るうえで欠かせないのが、やっぱりお米。水稲作付面積7,780ha・収穫量44,600tはともに北海道第1位で、まさに名実ともに「道内一の米どころ」です。岩見沢で誕生した「ななつぼし」は、つや・粘り・甘みのバランスが良く、冷めてもおいしさが長持ちするのでお弁当やお寿司にぴったり。「ゆめぴりか」は、ほどよい粘りと豊かな甘みで、ひと口食べたらなまら(とても)ふっくら炊き上がる人気ブランドです。旬は新米が出回る9月〜11月で、炊きたてを塩おにぎりで食べるのが地元流。したっけ(それじゃあ)次の特産品にいきましょう。
道内第4位の作付・出荷量を誇るタマネギ
岩見沢市のタマネギは、作付面積1,110ha・収穫量57,900tで道内第4位、全国でも第6位の規模を誇ります。岩見沢産のタマネギは保存性に優れているのが特徴で、長期間新鮮さを保てるんですよ。皮をむくとパリッとして辛みもほどよく、生でサラダにしても、煮込んでスープカレーにしても甘みがぐっと出てきます。旬は8月〜9月の収穫期。石狩平野の肥沃な土と寒暖差の大きい気候が、しっかり締まった甘いタマネギを育てているんです。
道内第1位のはくさいと、国内屈指の小麦・大豆
はくさいの作付面積234ha・収穫量6,470tはともに道内第1位。大玉でみずみずしく、鍋やお漬物にすると本領を発揮します。旬は10月〜11月で、寒さが増すほど甘みが増すんですよ。小麦は作付面積4,910ha・収穫量17,200tで国内第5位・道内第7位。うどんに合う「きたほなみ」、パンやラーメンに合う「キタノカオリ」、春まきの「はるきらり」と、用途別に作り分けられているのが岩見沢市の小麦の強みです。大豆は国内第10位・道内第5位の作付面積を誇り、地元の豆腐や納豆として日常の食卓を支えています。
そらちワイン街道の核「岩見沢ワイン」
近年の岩見沢市を代表するもうひとつの顔が、ワインです。市内には「宝水ワイナリー」(RICCA、空知ロゼなど)、「ナカザワヴィンヤード」(クリサワブラン)、「10Rワイナリー」(上幌ワイン)など個性派ワイナリーが点在。寒暖差が大きく水はけのいい丘陵地が、繊細でキリッとしたワイン用ぶどうを育てるのに向いているんです。試飲やショップ巡りが楽しめる「そらちワイン街道ワイナリーロード」は、秋の収穫期になるとわや(めちゃくちゃ)にぎわいますよ。地元食材とのペアリングディナーや、ワインを使った銘菓も次々生まれています。
北村特産・塩ゆで落花生と岩見沢清丘園のキジ肉
合併で岩見沢市になった旧北村エリアでは、約10年前から落花生栽培に取り組み、今や塩ゆで落花生が名物になっています。ほどよい塩加減と、ゆでることで引き出される甘みが後を引くおいしさで、旬は収穫期の9月〜10月。生の落花生をゆでて食べる文化は、北海道では珍しいんですよ。さらに岩見沢市では、昭和初期に農場の害獣駆除のために放たれたキジを起源とする食用キジの養殖を「岩見沢清丘園」が手がけていて、これも国内では極めて珍しい特産品です。淡白で旨みの濃いキジ肉は、鍋にしても焼いてもなまら(すごく)うまいんですわ。
岩見沢市の観光スポット
道内最大級!630品種8,800株が咲き誇る花のシンボル
- いわみざわ公園バラ園 – 約4万㎡の敷地に約630品種8,800株のバラとハマナスが咲き誇る、道内最大級にして入園無料のバラ園では国内最大規模を誇るスポットです。営業時間は9:00〜17:00(季節により延長あり)、バラ園の入園は無料、敷地内の温室「色彩館」(高校生以上100円・小中学生50円)では4月下旬〜5月中旬につるバラが見頃を迎えます。一番花のピークは6月中旬〜7月中旬、秋花は9月中旬〜10月中旬の年2回。山の紅葉を背景に咲く秋バラはなまら(とても)写真映えします。化学農薬に頼らない無農薬栽培で、来園者にも植物にもやさしい場所として全国から愛好家が訪れる、岩見沢市を代表する観光スポットです。
道内最大の85m大観覧車がそびえる遊園地
- 北海道グリーンランド – 北海道最大、高さ85mの大観覧車をはじめ、北海道最長1,500mのジェットコースター「轟音GO-ON」、北海道唯一の3回転ジェットコースター「龍王-RYUOH-」など40以上のアトラクションが楽しめる、道内最大級の遊園地です。営業期間は4月下旬〜10月下旬で、平日10:00〜16:00、土日祝9:00〜17:00(GW・夏休みは延長あり、最新情報は公式サイト要確認)。当日入園料は大人1,800円・子ども1,100円、フリーパスは大人3,400円・子ども2,600円。観覧車のてっぺんからは石狩平野や、晴れた日には札幌ドームまで見渡せてわや(めちゃくちゃ)爽快ですよ。冬季は同じ敷地で「ホワイトパークスキー場」として営業します。
大泉洋主演の映画ロケ地にもなった赤い屋根のワイナリー
- 宝水ワイナリー – そらちワイン街道の一角、なだらかな丘陵に広がるブドウ畑を見下ろす赤い三角屋根が目印の小さなワイナリーで、大泉洋主演映画「ぶどうのなみだ」のロケ地にもなった場所です。営業時間は10:00〜17:00、4月〜12月は無休、1月〜3月は火曜・水曜定休。住所は岩見沢市宝水町364-3、駐車場は無料50台。看板商品は自社農園のブドウ100%で仕込んだ「RICCA(リッカ)」シリーズで、雪の結晶をモチーフにしたラベルが旅のおみやげにぴったりです。2階のバルコニーからは見渡す限りのブドウ畑、隣接の「ヴィアグレスト」では4月下旬〜11月上旬限定で自社ブドウのソフトクリームも味わえます。10月〜11月の醸造最盛期は、ワイン造りの様子が垣間見られてなまら(とても)面白いんですよ。
湯が玉のように湧き出た料亭旅館の跡を整備した日本庭園
- 玉泉館跡地公園 – 1903年に開業した料亭旅館「玉泉館」の日本庭園を、2001年に岩見沢市が復元・整備した池泉回遊式の庭園です。住所は岩見沢市東山3丁目3-1。心字池を中心に、太鼓橋・八つ橋・人工の滝が配され、中之島には本格茶室「玉泉庵」(有料)も。入園は無料で、市街中心部にあるのにこの静けさ、したっけ(それじゃあ)写真愛好家が全国から集まるのも納得です。春の桜(5月上旬)、初夏の新緑、秋の紅葉と四季折々の表情を見せてくれて、特に紅葉シーズンは絶景。北海道では珍しい本格的な日本庭園が、駅から歩ける場所にあるのは岩見沢市ならではです。
森の中の天然温泉とフィンランドサウナ
- ログホテル メープルロッジ – 岩見沢市毛陽町183-2、市街地から車で約20分の森の中にあるカナダ産丸太のログホテルで、日帰り温泉も利用できます。檜風呂・御影石風呂・露天風呂の3つの天然温泉と、80℃設定のフィンランドサウナ(ロウリュ可能、水風呂は源泉そのまま約14℃)があるサウナーの聖地としても知られる施設です。日帰り入浴は11:00〜20:00(受付19:00まで)、料金は大人800円・小学生250円・幼児無料、定休日なし。夏季(6月中旬〜9月中旬)はグランピングプランもあり、敷地内の観光果樹園「ふるさと毛陽」ではりんごの収穫体験もできますよ。冬の雪見露天風呂はなまら(すごく)気持ちいいんですわ。
北海道初の民窯の流れを汲む陶器の里
- こぶ志陶芸 – 北海道初の民窯の流れを汲む陶器「こぶ志焼」の窯元で、海鼠釉と呼ばれる藍色系の色彩が特徴です。1階では作品の販売、2階には初代から三代までの作品・資料を展示。隣接の工房では工房見学や陶芸体験ができ、手ロクロやタタラ作りで自分だけの器を作って、こぶ志窯オリジナル釉薬で仕上げてもらえます。岩見沢ICからも三笠ICからも車で約15分、JR岩見沢駅からはバス(日の出台線)で10分。旅の記念に「世界にひとつだけの一輪挿し」を作って持ち帰る、そんな体験型の楽しみができるのが岩見沢市の懐の深さです。
岩見沢市の観光ルート
【車・1日】花とワインと温泉をめぐるドライブルート
札幌から道央自動車道で岩見沢ICへアクセスして、岩見沢市のハイライトを車で1日かけて回るルートです。バラ園のピーク(6月中旬〜7月中旬または9月中旬〜10月中旬)に合わせるのが断然おすすめですよ。
9:30 岩見沢IC → 9:50 いわみざわ公園バラ園(車約20分)→ 11:30 玉泉館跡地公園(車約15分)→ 12:30 市街地ランチ → 14:00 宝水ワイナリー(車約25分)→ 16:00 メープルロッジ日帰り入浴(車約20分)
①いわみざわ公園バラ園(滞在90分)
→ 630品種のバラをなまら(とても)じっくり見て回るなら、混雑前の午前中がベスト。秋なら山の紅葉と一緒に楽しめます。
②玉泉館跡地公園(滞在30分)
→ 心字池をぐるりと一周し、和の風情を味わいます。市街中心部にあるので、ランチ前のクールダウンにちょうどいいですよ。
③宝水ワイナリー(滞在90分)
→ 試飲・購入・醸造所見学までゆったり。ドライバーは隣接の「ヴィアグレスト」でブドウソフトを楽しみましょう。
④メープルロッジ日帰り入浴(滞在90分)
→ 一日の締めはフィンランドサウナと露天風呂で疲れを抜く時間。19:00受付終了なので逆算が大事です。
【鉄道+徒歩・半日】鉄道のまち岩見沢駅周辺さんぽルート
JR岩見沢駅を起点に、徒歩圏で「鉄道の町」の名残と中心市街地を歩く半日コースです。雨の日でも回りやすいので、お土産探しを兼ねるのになまら(とても)便利ですよ。
10:00 岩見沢駅 → 10:30 中心商店街 → 11:30 玉泉館跡地公園(バス10分)→ 13:00 駅前ランチ → 14:30 岩見沢駅構内ショップ
①岩見沢駅(滞在30分)
→ 4つの鉄路をさばいた東北以北最大の操車場の歴史を感じる駅。市民が寄付したレンガで装飾された駅舎は、グッドデザイン賞も受賞しています。
②中心商店街(滞在60分)
→ 岩見沢ポルタや栄通り商店街をぶらり。地元の和菓子店「天狗まんじゅう本舗」「赤いリボン」などを覗いてみましょう。
③玉泉館跡地公園(滞在60分)
→ バスで日本庭園へ。したっけ(それじゃあ)茶室「玉泉庵」を眺めてのんびりしていきましょう。
④駅前ランチ(滞在60分)
→ 駅近の蕎麦店で、岩見沢のご当地グルメ「もつそば」を体験。立ち食いに椅子を置いたような独特のスタイルです。
⑤岩見沢駅構内ショップ(滞在30分)
→ ななつぼし・ゆめぴりかなど地元米のおみやげ、JAいわみざわブランドのお菓子をチェックして帰路へ。
【車・1日】広域スカイ&絶叫アクティブルート
家族連れ・絶叫好きにおすすめの、いわみざわ公園エリアを丸ごと使い倒す1日コースです。出発はJR岩見沢駅から車で約10分のいわみざわ公園。
9:00 北海道グリーンランド開園 → 12:30 ランチ → 13:30 バラ園・色彩館(車2分)→ 15:30 利根別自然公園(車15分)→ 17:00 メープルロッジ日帰り入浴(車25分)
①北海道グリーンランド(滞在3.5時間)
→ 高さ85mの大観覧車から始めて、絶叫マシン2種を制覇。フリーパスを買えば40アトラクション乗り放題でわや(めちゃくちゃ)満喫できます。
②園内レストラン(滞在60分)
→ 体力回復のランチタイム。子連れなら席に余裕がある時間に。
③いわみざわ公園バラ園・色彩館(滞在2時間)
→ 絶叫の後はバラの香りでクールダウン。色彩館の温室は冬季も開園しているので雨や雪でも安心です。
④利根別自然公園(滞在90分)
→ 大正池と利根別原生林の散策路。市街地のすぐそばに広がる原生林で、北海道らしい森歩きが楽しめます。
⑤メープルロッジ(滞在60分)
→ 一日の汗をフィンランドサウナで流しておしまい。
岩見沢市の年間イベント
IWAMIZAWAドカ雪まつり(毎年2月)
豪雪地帯岩見沢市を象徴する冬の祭りが、毎年2月に岩見沢駅東市民広場公園とイベントホール赤れんがで開催される「IWAMIZAWAドカ雪まつり」です。若者たちが手作りで運営しているのが特徴で、初日は豚汁、2日目はキジ鍋が無料で振る舞われるのが恒例。しばれる(とても寒い)真冬に湯気の立つキジ鍋を一杯すするのは、まさに岩見沢ならではの体験ですよね。ぜひ行ってみてほしいのがね、人間ばんば選手権!馬車そりを人間が引いて速さを競う、雪の上の力比べで、観客も一緒になって声援を送ります。ドカ雪滑り台、ジャンボかるた取り、ふれあい動物園など、子どもから大人まで楽しめるコンテンツが目白押し。雪を恨むんじゃなく、雪と本気で遊んでやろうという岩見沢市民の心意気が伝わってきますよ。
いわみざわ彩花まつり(毎年7月)
夏の岩見沢市を彩るのが、毎年7月に開催される「いわみざわ彩花まつり」。会場は岩見沢市緑が丘のあやめ公園で、園内には168種類1万2,000株ものあやめと花菖蒲が咲き誇り、紫・白・黄の絨毯が広がります。アヤメの香りと夏の風が心地よく、湿原を歩くような感覚で散策できますよ。夜には花火大会も開催され、田園の上に大輪の花火が打ち上がる光景はなまら(とても)幻想的。したっけ(そして)会場では地元グルメの屋台や音楽ステージも並んで、夏祭りの熱気と花の優しさが共存する不思議な空気感に包まれます。
JOIN ALIVE(毎年7月)
毎年7月にいわみざわ公園(野外音楽堂キタオン+北海道グリーンランド)で2日間開催される、北海道最大級の野外音楽フェス。タイトルには「July・Oasis・Iwamizawa・Nature」の頭文字が込められていて、ロック・ポップス・アイドル・洋楽まで多彩なアーティストが全5ステージを彩ります。ぜひ行ってみてほしいのがね、遊園地と音楽が同居する独特の雰囲気。観覧車に乗りながら遠くのステージから流れる音を聴く、ジェットコースターで叫んでステージで叫ぶ、そんな贅沢な遊び方ができるのは全国でもここだけです。1日2万人収容の野外音楽堂キタオンは日本最大級の規模で、わや(すごい)熱気が大地を揺らしますよ。
いわみざわ百餅祭り(毎年9月)
岩見沢市の年間イベントの中心といえば、毎年9月に開催される「いわみざわ百餅祭り」。米どころ岩見沢を象徴する祭りで、特産品の餅米を直径2.2m・重さ5.5tの世界最大級の大臼でつくのが名物です。約5mの高さから200kgの杵を一気に落とす「ヨイトマケ方式」は迫力満点で、杵を吊り上げる際は来場者も加わった約200人もの力が必要。ついた餅は約1,200食のお汁粉になって無料で振る舞われ、会場には湯気と甘い匂いがふわっと広がります。岩見沢市内外の屋台が栄通りに集結する「百餅市」、和太鼓演奏、長寿餅まきなど見どころも盛りだくさん。「百餅」の名は岩見沢市開基100年と「100歳まで生きる長寿の願い」に由来しています。
毛陽・万美紅葉祭り(毎年10月)
毎年10月、毛陽地区の観光果樹園「ふるさと毛陽」を会場に開催される秋の収穫祭です。旧称は「毛陽・万字りんご祭り」で、もぎたてのりんごをはじめ、地元産の野菜や加工品が並びます。岩見沢市の山あいに広がる果樹園が紅葉に染まる時期で、空気がキリッと澄んでいるのが特徴。しばれる(冷え込んでくる)季節の入口に、温かい焼きいもや汁物を片手に紅葉を眺める時間は格別です。市街地の喧騒を離れて、田舎の本気の秋を味わいたい人にこそぜひ訪れてほしい祭りですよ。
岩見沢市のエリア別の顔
岩見沢駅周辺エリア(中心市街地)
JR岩見沢駅を中心とした条丁目街区が広がる、岩見沢市の顔ともいえる中心市街地です。岩見沢駅は函館本線・室蘭本線が交わる空知地方の交通の要衝で、グッドデザイン賞を受賞した煉瓦造りの駅舎が出迎えてくれます。駅周辺には岩見沢ポルタ、栄通り商店街、市役所新庁舎(2022年1月供用開始)が集まり、市民会館・文化センター「まなみーる」や市立図書館もこのエリア。「もつそば」「もつ串」といったB級グルメの店が密集していて、夜になると焼き鳥屋の煙とビールの匂いが漂う庶民的な空気感が漂います。鉄道に乗って、徒歩で街歩きとグルメを楽しみたい旅人にこのエリアはおすすめですよ。したっけ(それじゃあ)駅から徒歩圏で和食からワインバーまで完結するのが、このエリアの強みです。
いわみざわ公園・東部エリア(観光・文化ゾーン)
JR岩見沢駅から車で約10分、市街地の南東に広がる広大な観光ゾーンです。中心となる「いわみざわ公園」は東京ドーム約39個分の敷地を持ち、その中にバラ園・色彩館・北海道グリーンランド・野外音楽堂キタオン・キャンプ場・パークゴルフ場が集約されています。利根別自然公園(大正池・利根別原生林)も近接していて、観光と自然散策を一度に楽しめるのがこのエリアの特徴。家族連れの絶叫アトラクション体験から、夏のフェス参戦、秋の紅葉散策、冬のスキー場まで、四季を問わずなまら(とても)アクティブに過ごせます。観光メインで訪れるならこのエリアを拠点にするのが正解ですよ。
宝水・栗沢・毛陽エリア(ワインと自然のリゾート)
市の南部・東部に広がる、丘陵と森と田園のエリアです。宝水地区にはそらちワイン街道の中心となる「宝水ワイナリー」、栗沢地区には「ナカザワヴィンヤード」「10Rワイナリー」など個性派ワイナリーが点在。なだらかな丘にブドウ畑が広がる風景は、まるでヨーロッパのよう。さらに東に進んだ毛陽地区には「ログホテル メープルロッジ」と観光果樹園「ふるさと毛陽」があり、温泉とフィンランドサウナ、グランピング、果物狩りまで楽しめます。栗沢の旧炭鉱街・美流渡には芸術家が移住して「美流渡アートパーク」を形成。観光客向けに整いすぎない、本物の田舎の美しさを味わいたい人にぴったりのエリアです。わや(めちゃくちゃ)静かで時間がゆっくり流れるので、リトリート目的のお出かけにこのエリアは最高ですよ。
幌向・北村エリア(札幌側のベッドタウン&田園)
市の南西部、JR幌向駅周辺はベッドタウンとして開発が進んだ住宅地エリアです。札幌までJRで30分以内とアクセスが良く、新興住宅地と小売店が並びます。一方、その北側に広がる旧北村地区は、石狩川流域の純然たる田園地帯。水稲・タマネギ・はくさいといった岩見沢市の道内No.1農産物を支える穀倉地帯で、夏は青々とした稲穂、秋は黄金色の田が地平線まで続きます。北村特産の塩ゆで落花生、北村温泉、北村野球場など、観光地化されきらない素朴な魅力が詰まった場所。「北海道の田園風景を見たい・写真に撮りたい」という旅人にこのエリアはぴったりですよ。したっけ(それじゃあ)夏の早朝、北村の農道をドライブする時間を旅程に組み込んでみてください。
岩見沢市の気候・季節の暮らし
夏は意外と暑い、冬は本気で雪のまち
気象庁の岩見沢特別地域気象観測所のデータによると、岩見沢市の年平均気温は7.9℃。夏は緯度の割に暑くなりやすく、平年値で真夏日(最高気温30℃以上)は7.0日、北海道としては比較的多い部類に入ります。観測史上の最高気温は2023年8月25日の35.7℃で、近年は熱帯夜まで観測されるようになりました。一方、冬は道内屈指の寒さで、平年値の真冬日(最高気温0℃未満)は62.5日、冬日(最低気温0℃未満)は142.5日。1月の日平均気温は−5.3℃、平均最低気温は−9.2℃で、厳冬期には連日−10℃前後まで冷え込みます。しばれる(厳しく冷え込む)日が続くので、玄関を出た瞬間に鼻の中がパキッと固まる感覚は、住んでみないと分からない感覚ですよ。観測史上の最低気温は1957年1月8日の−24.3℃。最低でも氷点下二桁が当たり前という気候です。
1シーズン7m級の積雪と特別豪雪地帯
国から特別豪雪地帯に指定されている岩見沢市は、1シーズンの累計降雪量が約7mに及ぶ豪雪のまち。気象庁の30年平年値(1991〜2020年)でも年間降雪量は600cm超の規模で、観測史上最深の積雪は2012年2月12日の208cmと、まさに記録的レベル。12月上旬になると根雪となり、3月下旬まで雪と暮らすのが日常です。雪質は水分の少ないパウダースノーで、風が強い日にはわや(めちゃくちゃ)な地吹雪になることもあります。冬の生活は、朝起きて玄関を出る前にまず除雪、車に積もった雪を落としてから出勤、というのがお決まりのリズム。家の屋根の雪下ろし、ロードヒーティングのない私道の雪かきなど、雪と向き合う体力と道具(スノーダンプ・ママさんダンプ・スコップ)は必須です。したっけ(だから)冬場は灯油代・除雪費・冬タイヤなど、関東より光熱費・車関連費がかかるのは事実ですよ。
春・夏・秋の暮らしと、四季のメリハリ
長い冬が明ける4月下旬〜5月上旬には桜が咲き、街全体が一気に色づきます。玉泉館跡地公園や桜並木は地元のお花見スポット。6月〜8月は日照時間も伸び、いわみざわ公園バラ園が見頃を迎え、JOIN ALIVEや彩花まつりで賑わう活発な季節です。9月になると百餅祭りに合わせるように稲穂が黄金色になり、10月からは果樹園のりんご・ぶどうの収穫シーズン。秋はあっという間に過ぎて、11月初旬には初雪が舞います。湿度は冬季は低く、夏は梅雨がない分、関東の蒸し暑さに比べると過ごしやすい日が多いと考えられます。一年を通じてしっかり四季が分かれていて、衣替え・冬タイヤ交換・夏タイヤ交換・冬囲いの設置と撤去など、暮らしのリズムが季節と密接に結びついているのが岩見沢市の暮らしの特徴です。
【地元住民に直撃!】岩見沢市の本当の魅力を電話で聞いてみた
※お話いただいた内容のニュアンスを大切にしながら、当編集部にて要点をまとめ、再構成しています。
※地元の人の選定はクラウドサービスで募集し、ご協力いただいているものです。あえて地元の言葉で話すようお願いしています。
50代男性
Q1.あなたのご職業を教えてください。
ぶどう作ってワイン醸してます。山梨から移ってきて、もう10年以上になるかな。岩見沢の雪の下で耐え抜いたぶどうを、丁寧に絞って瓶詰めするまで、ぜんぶ手仕事でやってますわ。
最初は雪の重さで枝が折れたり、寒さで根がやられたりで、なまら苦労したよ。でもね、この土地じゃないと出ない味があるんだ。雪国らしい凛とした酸味っていうかな。それを岩見沢市民にも誇れる一本にしたくて、今日も畑に立ってます。
Q2.この街に来て絶対行くべき場所はどこだと思いますか?
まず宝水町の丘にある赤い屋根のワイナリー、これは岩見沢観光の定番ね。2階のテラスから見るぶどう畑の景色、なまら綺麗だわ。あと地元民しか行かないとこだと、栗沢の山あいにある美流渡(みると)地区。アーティストが移住してきて独特の空気でな、旧美流渡中の交流館が今年4月にリニューアルしたから土日が狙い目。
それと岩見沢 運動公園もいいよ、夏のJOIN ALIVEの時期は人で溢れるけど、普段は地元の家族連れがのんびりしてる、そういう情景が岩見沢らしいんだわ。
Q3.この市町村でお土産を買うとしたらなんですか?
オーソドックスなとこだと天狗まんじゅう本舗の「あげまん」「あげ肉まん」だな。岩見沢 有名な ものと言ったらまずコレ、市民で知らん人おらん。
あとはうちのワイナリーのRICCAも、雪の結晶ラベルで贈り物にぴったり。
地元民だから推したいのは、北村地区の生落花生。秋しか出回らんし、塩ゆでするとほっくりしてビールが進むのよ。直売所の「ざわショップ」のざわコロも、地場玉ねぎ粉末入りのコロッケで、市内でしか食べられん隠れ名物だわ。
Q4.外から人が来たときにまず連れていく店はどこですか?
これ迷うんだよなあ。札幌から友達来たら、まずバスセンター横の「やきとり 三船」だね。親鶏のモツ串を炭火でな、〆はかけそばに串放り込む「モツそば」、これがしばれる夜にしみるんだわ。
昼ならコロナのテラスのハンバーグステーキ。肉汁が「飲み物」って言われるくらい溢れてくる。あと「らい久」のバター味噌ラーメン、満腹にしないと帰さない岩見沢らしい店ね。本気で胃袋空けてから来てもらわないと申し訳ない、それくらいのボリュームよ。
Q5.この市町村はどんな気質だと思いますか?
一言で言うと「不器用だけど面倒見がいい」だね。豪雪地帯だから、雪に埋もれた近所の車、通りすがりのガス屋さんがロープでサッと引っ張って何事もなく去っていく、そういう街なのよ。お喋りで愛想いいタイプじゃないけど、困ってる人見たら手ぇ出すのが当たり前。
あとね、食わせる量がとにかく多い。炭鉱街時代の名残かなあ、「腹いっぱいにして帰さんと失礼」みたいな空気がある。岩見沢市民センター辺りで聞いてみても、みんなそう言うと思うよ。
Q6.昔に比べて、街の雰囲気や活気はどう変わったと感じますか?
寂しくなったとこも多いわ。郊外に大型店ができて、駅前は空き店舗が目立つ時期もあった。人口も8万切って、若い子は札幌や東京に出ていく。歴代の岩見沢市長もずっと中心市街地の活性化に頭悩ませてきたよ。
ただね、悪い話ばっかりじゃない。山あいに移住者が入ってきたり、ワインやクラフトビールみたいな新しい産業が芽ぇ出してる。雪と人口減で苦労してるけど、岩見沢水源の宝池みたいに、地味でも街を支える流れは絶えてないと感じるわ。
Q7.これから新しくできる施設や、期待している活動などはありますか?
4月にリニューアルした旧美流渡中の交流館、あれは期待してるね。アートも音楽も食もスポーツも、岩見沢 のおすすめスポットとして外の人に広まればいい。
あと毛陽のメープルロッジが地元ぶどうでクラフトビール出したろ、ああいう動きがもっと増えてほしい。岩見沢観光って今までワイナリーと百餅祭りくらいだったけど、これからは「岩見沢で作ったもん飲んで食べて泊まる」がちゃんと回る街になってほしい。うちのワインも、その輪の中で頑張りたいわ。
岩見沢市の移住・暮らし情報
札幌通勤圏としての利便性
岩見沢市から札幌へはJR函館本線で岩見沢駅〜札幌駅が約25分(特急利用時)〜約42分(普通列車)、運賃は普通料金で片道1,040円(2025年10月時点・JR北海道)。札幌までの距離が約40km、車でも道央自動車道を使えば約45分でアクセスできるので、札幌に勤務しながら岩見沢に住む人はなまら(とても)多いんですよ。特に幌向地区は札幌に最も近いベッドタウンで、JR幌向駅から札幌までは普通列車で30分以内。新千歳空港にも約40kmと近く、出張族にも便利な立地です。したっけ(だから)「家賃は札幌より抑えて、自然の中で暮らしたい」という人が選ぶ通勤スタイルが定着しています。
家賃相場と住宅環境
岩見沢市の家賃相場は札幌に比べてかなり手頃です。SUUMO掲載の相場情報によると、マンション・アパートタイプは3万円〜5万円台、一戸建ての賃貸は5万円〜7万円台が中心の価格帯。新築・駅近条件で算出された相場では、ワンルーム5.3万円〜4LDK16.0万円程度の幅があります(出典:SUUMO・2026年5月時点掲載データ)。物件が多いのは岩見沢駅にアクセスの良い大和一条・大和三条エリア、国道沿いの南町八条・緑が丘エリア。築10年前後の物件が目立ち、ファミリー向け2LDKが探しやすいのが特徴です。広い土地が比較的安く手に入るので、注文住宅を建てて庭付き戸建てに住む選択肢も現実的。わや(すごく)広い家に住める一方、雪国仕様の屋根・断熱・暖房(FFストーブ・床暖房)にコストがかかる点は計算に入れておきたいところです。
買い物・医療環境はコンパクトに集約
買い物環境は道央地区でもかなり充実しています。郊外型の大規模店ではイオン岩見沢店、大和タウンプラザがあり、ロードサイドにはトライアル・コープさっぽろ・JAいわみざわ直売所などが揃います。年間商品販売額は岩見沢より人口の多い江別市や札幌市の一部区を上回る規模で、周辺市町村からの買い物客も流入する商業集積地。医療環境も中核都市らしい充実度で、岩見沢市立総合病院、岩見沢市立栗沢病院、北海道中央労災病院(塵肺診療実績日本一)、岩見沢北翔会病院など複数の救急告示施設が市内にあります。したっけ(それで)専門医療も近隣の札幌に出れば1時間以内、というのが安心材料ですよ。
子育て・教育環境
「いわみざわ暮らしポータルサイトすまいる」によると、市内には小学校14校、中学校9校、高等学校4校が立地。道立の北海道岩見沢東高校(空知地方随一の進学校)、北海道岩見沢西高校、北海道岩見沢農業高校(北海道最大の農業高校)、市立の北海道岩見沢緑陵高校(情報コミュニケーション科設置)と進路の選択肢が広く、さらに国立北海道教育大学岩見沢校(芸術・スポーツ専門)まで揃っているので、子どもが独立するまで市内で学び続けられる環境があります。緑が多く広々とした公園・遊び場が多いのも岩見沢市の強みで、未就学児を育てる家庭にも好条件。子育て支援サイトや子育てガイドブックも市から発行されています。
エリア別の住み心地(暮らす視点)
「岩見沢駅周辺・中心市街地」は徒歩で買い物・通勤・通学が完結できる利便性重視のエリア。単身者やシニアにおすすめで、家賃3〜5万円台のアパートが見つかりやすいです。「幌向エリア」は札幌通勤の最有力候補で、ベッドタウンとして新興住宅地が広がり、ファミリーに人気。「大和・緑が丘・南町エリア」はイオンや大型店に近く、車で生活する子育て世帯向き。「栗沢・北村・毛陽エリア」は田園・森・ワイナリーに囲まれた田舎暮らしを実現できる場所で、物件は限られますが土地が広く、リモートワーク層や農業就業を志す移住者に選ばれています。観光で訪れた印象とは違って、住むとなると除雪・通勤導線・買い物の利便性が決め手になりますよ。
岩見沢市へのアクセス
鉄道(JR)でのアクセス
JR岩見沢駅は函館本線・室蘭本線が交わる空知地方の中心駅で、すべての特急・快速列車が停車します。札幌駅からは函館本線で岩見沢駅まで普通列車で約42分、特急利用なら約25分(運賃1,040円・特急料金別/2025年10月時点・JR北海道)。新千歳空港からは「快速エアポート」で札幌駅まで約37分、札幌駅で函館本線に乗り換えて岩見沢へというルートが基本です。旭川方面からも函館本線で約1時間20分。乗り換えイメージは「新千歳空港→(快速エアポート37分)→札幌→(函館本線42分)→岩見沢」がもっともスムーズですよ。鉄道好きなら、「鉄道の町」に鉄道で訪れる醍醐味を味わうのもおすすめです。北海道旅客鉄道(JR北海道)の公式サイトで最新の時刻・運賃を確認するのが確実です。
車でのアクセス
道央自動車道の岩見沢ICが市の玄関口。札幌市中心部からは道央道経由で約45分、新千歳空港から約1時間、旭川市から約1時間30分が目安です。岩見沢市は国道12号(中央国道)・国道234号(由仁国道)が放射状に交差する陸上交通の要衝でもあり、市内には岩見沢SA/東山BSも整備されています。冬季は12月〜3月の路面凍結・吹雪に備えて、必ず冬タイヤ・チェーンを装着して、無理な運転は避けるのが鉄則。札幌からのドライブなら、いわみざわ公園・宝水ワイナリー・メープルロッジを巡る日帰りコースがちょうどよい距離感です。レンタカーで来るなら、新千歳空港か札幌市内で借りるのが便利ですよ。
飛行機+鉄道・車でのアクセス
東京から訪れる場合は、羽田空港→新千歳空港(約1時間35分)が最速ルート。新千歳空港から岩見沢市まではJRを使えば札幌経由で約1時間20分、レンタカーなら高速道路で約1時間でアクセスできます。関西から大阪(伊丹)・関西国際空港、中部から名古屋(中部国際)、九州から福岡空港なども新千歳空港行きの直行便があり、いずれも空港からの導線は同じ。したっけ(だから)「飛行機で新千歳→札幌でひと休み→岩見沢」という流れが、観光客にも移住希望者にも一番分かりやすいと考えられます。
市内の移動手段
市内移動はJR岩見沢駅・中央バス岩見沢ターミナルが中心。北海道中央バスが市内・周辺市町村への路線を運行していて、空港連絡バスや札幌行きの高速バスもあります。タクシーは岩交ハイヤー、岩見沢小型ハイヤー、日の出タクシー、岩見沢北交ハイヤー(初乗り480円・北海道最安)の4社が市内をカバー。郊外のワイナリー・メープルロッジ・北海道グリーンランドへはレンタカーが断然便利ですが、岩見沢駅の観光協会ではレンタサイクル(普通自転車1日500円・17時返却)も借りられるので、市街地観光なら自転車も選択肢になりますよ。
岩見沢市の関連リンク
- 岩見沢市ホームページ(岩見沢市公式サイト)
- 岩見沢市周辺エリアの観光情報ポータルサイト(一般社団法人 岩見沢市観光協会)

