【北海道泊村】ってどんなとこ?徹底解説!日本最古の鉄軌道と泊原発の里

北海道泊村にある泊原子力発電所:北海道唯一の原子力発電所。現在は全3基が停止中ですが、再稼働に向けて新規制基準への適合審査が続いています。

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人口1,371 人 ※2026年3月31日時点(住民基本台帳)
面積82.27 km²
人口密度16.7 人/km²

みなさん、泊村(とまりむら)って知ってますか?北海道の積丹半島南西部、後志(しりべし)総合振興局管内・古宇(ふるう)郡にある、日本海に面した小さな村なんですよ。人口1,371人、面積82.27平方キロのうち大半が山林という、本当にこじんまりとした港の村なんですわ。

とはいえ、この泊村、ただの寒村じゃないんです。北海道で唯一の原子力発電所「泊発電所」を抱え、北海道全体の電力消費量の約4割を供給してきた“エネルギーのふるさと”。さらに1856年(安政3年)には道内最古の茅沼(かやぬま)炭鉱が発見され、1869年には日本初の鉄軌道(茅沼炭鉱軌道)が敷かれた、知る人ぞ知る歴史の街でもあるんですよ。

地理的には、北東で古平町、南東で共和町、北で神恵内(かもえない)村と接していて、西側は一面の日本海。背後には熊追山(805.4m)や滝ノ沢山(714.0m)など800m前後の山々がそびえ、海岸線に沿って5つの集落が細長く並ぶ、なんとも独特な構造の村なんです。札幌から車で約1時間45分。観光客で賑わう積丹ブルーの裏側で、原発の交付金により北海道で唯一の地方交付税不交付団体という、財政が豊かなのも面白いところ。歴史・自然・産業がぎゅっと詰まった、なまら(とても)濃い村なんですよ。

目次

泊村の推しポイント

さて、泊村の魅力を一気にお伝えしますね。「日本海と山に挟まれた小さな村」といっても、その中身はなまら(とても)バラエティ豊か。歴史・産業・食・自然が、それぞれちゃんと一級品の物語を持っているんです。ここでは特に外せない4つの推しポイントを紹介します。

日本最古の鉄軌道が走った村「茅沼炭鉱」

1856年に発見された泊村の茅沼炭鉱は、北海道で最も古い炭鉱なんですよ。さらにすごいのが、1869年(明治2年)に石炭運搬用の鉄軌道が敷かれていて、これが「日本で最初の鉄道」とも呼ばれているんです。新橋〜横浜間が開業する3年も前の話ですよ。なまら(とても)すごい歴史だべさ。

北海道唯一の原発を抱える「エネルギーのふるさと」

北海道電力泊発電所は、1989年に1号機が運転開始した北海道唯一の原子力発電所。村のキャッチフレーズも「エネルギーのふるさと」なんです。発電所の固定資産税と電源開発交付金により、泊村は北海道内の市町村で唯一、地方交付税を受け取らない不交付団体になっているんですよ。

夏の宝石「泊のウニ」と日本海ブランド「とまりカブトサーモン」

日本海の荒波に育まれたウニは、泊村の夏の主役。さらに2021年から養殖が始まった「北海道とまりカブトサーモン」は、5年目の2025年には約1万2千匹を出荷する見通しという、新しい村のブランドなんです。海の恵みが本当になまら(とても)豊かなんですわ。

カブトラインと弁天島が織りなす「日本海絶景」

後志十景に選ばれている「カブトライン」は、日本海を雄大に望む海岸線で、夕日が沈む光景はそれはもう壮大。武士の兜に似た「兜岬」、海に浮かぶ「弁天島」、断崖と奇岩が続く海岸は、ニセコ積丹小樽海岸国定公園の一部なんですよ。観光地化されていない、まさに穴場の絶景スポットです。

泊村の歴史

泊村の歴史をたどると、海と石炭と原発という、3つの異なる時代を象徴するストーリーが見えてくるんですよ。北海道のはしっこの寒村が、なぜここまで歴史に名を残すのか。順番に見ていきましょう。

ニシン漁で栄えた江戸〜明治の時代

記録によると、1594年(文禄3年)にはすでにこの地でニシン漁が行われていたとされています。江戸時代後期から昭和戦前期にかけて、泊村は「鰊(にしん)千石場所」として栄え、海岸沿いには漁師たちの生活の中心となった「番屋」と呼ばれる建物が並んでいたんです。村名の由来は、中心地の入り江を指すアイヌ語「モイレ・トマリ(静かな・泊地)」。海と共に生きてきた村らしい、味わい深い名前ですよね。現在も「鰊御殿とまり」として、旧川村家番屋と旧武井邸客殿が残り、当時の繁栄を伝えています。

1856年、北海道最古の茅沼炭鉱発見

そして泊村のもう一つの顔が、石炭の歴史。1856年(安政3年)、漁師が山を歩いていて黒い石を拾ったことから「茅沼炭鉱」が始まりました。1864年(元治元年)には箱館奉行所がアメリカ人技師を招いて本格的な採掘を開始。1869年(明治2年)には石炭を運ぶための鉄軌道が敷かれ、これが「日本最初の鉄道」と呼ばれるようになったんです。1872年の新橋〜横浜間より3年も早かったというから驚きですよね。したっけ(それじゃあ)、この炭鉱は約108年続いて1964年(昭和39年)に閉山。日本のエネルギー史に深く刻まれる村だったんですよ。

1909年の合併、そして原発の村へ

1909年(明治42年)に、泊村・盃(さかずき)村・興志内(おこしない)村・茅沼村・堀株(ほりかっぷ)村の5村が合併して、二級町村泊村が誕生。1923年(大正12年)には一級町村制が施行され、一部が現在の共和町に分割されました。そして時代は下り、1989年(平成元年)6月22日に北海道電力泊原子力発電所1号機が運転開始。1991年に2号機、2009年に3号機が稼働し、北海道唯一の原発立地自治体となりました。ニシン、石炭、原発と、エネルギー史そのものが村の歩みになっているんです。なお、2025年11月には3号機の再稼働について泊村が同意を表明し、再び全国の注目を集めているところなんですよ。

泊村の文化・風習

1,371人が暮らす泊村は、海と山に挟まれた細長い村。ここでの暮らしは、観光地の華やかさとは違う、漁師町ならではの濃密な生活感が漂っているんですよ。それでは、村の暮らしの空気を覗いていきましょう。

朝は海、夕方は赤く染まる空

漁師町である泊村の朝は早いんです。盃(さかずき)漁港やカブト分区では、夜明け前から船が出ていきます。日本海の荒波を相手に、ウニ、ホタテ、サーモン、スケトウダラ、イカ、ホッケ、アワビ、アンコウ……と、季節ごとに違う獲物が水揚げされるんですよ。そして夕方になると、後志十景「カブトライン」から見える日本海の夕日が壮大に空を染め上げます。なまら(とても)あずましい(落ち着く)景色なんですわ。

北海道弁の中でも個性が光る「浜言葉」

北海道の方言は明治以降の開拓で全国の言葉が混じり合って形成されましたが、泊村のような道南西部・日本海側の海岸沿いでは、漁師町特有の「浜言葉」が今も息づいているんです。代表的なのは「したっけ(それじゃあ/そうしたら)」「なまら(とても)」「しばれる(とても寒い)」「めんこい(かわいい)」「あずましい(落ち着く・居心地よい)」。語尾に「〜だべさ」「〜しょや」がついたり、ゴミを「投げる」(捨てる)と言ったり、独特な言い回しがたくさん残っています。漁師さん同士の会話には、東北・津軽弁の影響を受けた古い言葉も混ざっていて、聞いていると本当に味わい深いんですよ。

四季がはっきり分かれる海辺の暮らし

気候はケッペンの気候区分でいうと西岸海洋性気候に近く、日本海に面しているため冬の寒さは北海道内では比較的弱め。でも冬は荒波と雪、そして海風で「しばれる(とても寒い)」日が続きます。春になるとフキやウドなどの山菜の季節、夏はウニ漁の最盛期で村が一番活気づく時期、秋は鮭やいくらの季節、冬はホッケや鍋料理の時期と、四季がそのまま食卓に直結する暮らしなんです。したっけ(そしたら)、季節を味わいたい人にはたまらない場所だと思いません?

夏の風物詩「群来(くき)まつり」

毎年7月頃、茂岩海岸で開催される「群来まつり」は泊村最大の夏祭り。「群来(くき)」とは、かつてニシンの大群が海を白く染めて押し寄せた光景を指す言葉です。祭りの目玉はなんと「ウニ・ホタテ取り放題」イベント。ブランドサーモンの「とまりカブトサーモン」を使ったサーモン・いくら丼や、イカメシ、つぶ、ホッケ、カレイの焼き物などが並び、夜は花火大会で締めくくる、そりゃもう村中が熱くなるお祭りなんですよ。

泊村の特産品・食

泊村のグルメは、日本海の荒波と豊かな漁場が育んだ海の恵みが主役。新興ブランドのサーモンから、伝統の海産物まで、どれもこれも一度は味わってほしい逸品ばかりなんですよ。それでは順番にご紹介しますね。

北海道とまりカブトサーモン

味は脂のりが程よくクリーミーで、臭みが少なくクセのない上品な旨み。お刺身、にぎり、丼、マリネ、カルパッチョなど生で食べるのが一番おすすめです。旬は水揚げが始まる6月上旬から月内にかけて。背景には2021年11月に古宇郡漁業協同組合と泊村が始めた養殖試験事業があり、2022年6月に初水揚げ、2025年には養殖5年目で約1万2千匹を出荷する見通しという急成長ぶり。盃漁港カブト分区の日本海の荒波で約半年間揉まれて育つので、身がぎゅっと締まっているのが他のサーモンと違うところなんです。なまら(とても)うまいですわ。

泊のウニ(キタムラサキウニ・エゾバフンウニ)

味は濃厚な甘みととろけるような口当たり、磯の香りが口いっぱいに広がる、夏の日本海の宝石です。旬は北海道の積丹周辺と同じく、6月から8月にかけて。食べ方はやっぱり生のウニ丼が王道、軍艦巻きや塩水ウニも絶品。泊村を含む積丹半島西岸はウニの名産地として全国に知られていて、海藻が豊富な岩礁地帯で育つため、エサとなる昆布の質が味に直結しているんです。日本海の荒波で揉まれて育ったウニは、身入りもよく濃厚。したっけ(そしたら)、夏の泊村に来たらこれを食べないわけにはいかないですわ。

泊村産いくら醤油漬け

味は秋鮭の卵を特製醤油ダレでしっかり漬け込んだ、塩気と旨みのバランスが絶妙な一品。プチッと弾ける食感がたまらないんですよ。旬は秋鮭が獲れる9月〜11月頃。食べ方は炊きたてご飯にどっさりのせる「いくら丼」が定番、海苔巻きやパスタにも合います。泊村沖で水揚げされる秋鮭の魚卵を使った地元の加工品で、ふるさと納税の返礼品としても人気の品なんです。

とまりカブトホタテ

味は活ホタテならではの甘みと弾力ある歯ごたえ、貝柱がぷりっぷり。旬は通年楽しめますが、特に冬から春にかけてが身入りがよいと言われています。食べ方は刺身、バター焼き、しゃぶしゃぶ、フライなど何でも合うのが嬉しいところ。これも泊村地域産品ブランド化プロジェクトで売り出している新しい村のブランドで、札幌学院大学と小樽商科大学の学生が地域ブランド育成に協力しているという、地域と大学が手を組んだ意欲的な取り組みから生まれた特産品なんです。

スケトウダラ・ホッケ・イカ・アワビなど日本海の海産物

味はそれぞれ違いますが、共通しているのは日本海の荒波で身が締まり、脂と旨みがしっかり乗っていること。旬はスケトウダラが冬(12〜3月)、ホッケが春〜夏、イカが夏〜秋、アワビが夏とバラエティ豊富。食べ方はホッケなら焼き魚、スケトウダラなら鍋やすり身、イカは刺身やイカメシ、アワビは塩焼きや刺身が定番です。泊村は古くから「鰊千石場所」として栄えた漁業の村で、その伝統は今も古宇郡漁業協同組合(泊本所・盃支所)を中心に脈々と続いているんですよ。背景には日本海と山が近接する独特の地形があり、栄養豊富な水が絶えず海に流れ込むことで、これだけ多種多様な魚介が獲れる漁場が形成されたと考えられます。

泊村の観光スポット

泊村は札幌から車で約1時間45分、新千歳空港から約2時間20分の距離。観光客でごった返す積丹半島の中で、ピュアな自然と歴史がそのまま残る穴場エリアなんですよ。それではしたっけ(それじゃあ)、ぜひ訪れてほしい代表的なスポットを詳しくご紹介していきますね。

歴史浪漫を体感する「鰊御殿とまり」

  • 鰊御殿とまり – 明治27年(1884年)に親方の川村慶次郎氏によって建てられた「旧川村家番屋」と、大正5年(1916年)頃に建設された「旧武井邸客殿」を移築・復元した、ニシン漁全盛期の歴史浪漫が詰まった施設です。土間を挟んで右側が親方家族の畳の居住スペース、左側が漁夫たちの板の間という、漁場経営者と漁夫の共同生活がそのまま再現されています。住所は泊村大字泊村59-1、開館時間は午前9時30分〜午後4時30分、営業期間は4月中旬〜11月中旬、休館日は毎週月曜(祝日の場合は翌日/7・8・9月は休まず開館)、観覧料は大人300円・小人100円。村の歴史と日本海ニシン文化に触れたい方は、ぜひ春〜秋の青空の下で訪れてみてくださいね。なまら(とても)見応えありますよ。

無料で泳げる「原子力PRセンターとまりん館」

  • 原子力PRセンターとまりん館 – 1991年6月に開館した北海道電力運営のPR施設で、泊発電所3号機をモデルとした実物大の原子炉や蒸気発生器の模型が体験できる「原子力展示」、西積丹の自然や歴史を紹介する「地域展示」、科学を楽しめる「科学展示」の3コーナーから構成されています。最大の魅力は無料で利用できる25mの温水プールが併設されていること。展望ラウンジからは羊蹄山やニセコ山系の四季折々の自然を360度のパノラマで楽しめます。住所は古宇郡泊村堀株村字古川45-1、展示棟は午前9時〜午後5時、プール棟は午前10時〜午後5時、休館日は月曜(祝日の場合は翌日)と年末年始、入館料は無料。雨の日でも家族で一日遊べる、ありがたい施設です。

夕陽が壮大に沈む「カブト岬」

  • カブト岬 – 後志十景に選ばれている「カブトライン」のシンボル的存在で、武士の兜のような形状をした岬。岩礁が多く釣り場としても有名で、規模は高さ180m。日本海を雄大に望む断崖と奇岩が織りなす光景は神秘的で、特に夕方になると日本海に沈む夕陽が空と海をオレンジに染め上げる壮大な絶景が見られるんです。ニセコ積丹小樽海岸国定公園の一部で、観光地化されていない泊村ならではの「ピュアな自然」が体感できます。おすすめは天気の良い夕方。風と波の音だけが聞こえる静寂の中で見る夕焼けは、一生モノの記憶になりますよ。

盃温泉郷のシンボル「弁天島」

  • 弁天島 – 盃温泉郷近く、茂岩海岸に浮かぶ周囲約0.4kmの小さな伝説の島。良縁や子宝を祈願する島として知られ、橋(茂岩弁天橋)が架かっているので歩いて渡れます。島内にはちょっとした遊歩道があり、目の前には積丹ブルーの面影を残す澄んだ海。隣接する盃海水浴場は夏になると親子連れで賑わい、トンネルとトンネルに挟まれた小さな入り江が独特な景観を作っています。夏の海水浴シーズン(7月〜8月)はもちろん、群来まつりの花火大会の際には、この島影をバックに花火が打ち上がる絶好のロケーションになるんですよ。

北海道最古の歴史「茅沼炭鉱跡」

  • 茅沼炭鉱跡 – 安政3年(1856年)に漁師が黒い石を拾ったことから始まり、文久2年(1862年)に本格的採掘がスタート、明治2年(1869年)には日本初の鉄道より3年も早く鉄軌道が敷かれた、北海道最古の炭鉱跡です。1964年(昭和39年)の閉山まで約108年続いた炭鉱の歴史を、現在はボタ山の跡が静かに伝えています。鉄道好き・歴史好きにはたまらない場所で、ここに「日本最初の鉄道」が走っていたという事実を思い浮かべながら歩くと、感慨深いですよ。したっけ(そしたら)、近代日本の産業の黎明期を肌で感じられる、知る人ぞ知るスポットです。

年中スケートが楽しめる「泊村アイスセンターとまリンク」

  • 泊村アイスセンターとまリンク – 1年を通してアイススケートが楽しめる、後志管内唯一の室内アイススケートリンクです。国際アイスホッケー連盟の基準に沿った屋内リンクとして、道内外のアイスホッケーチームやフィギュアクラブの合宿練習施設としても活用されています。同じ建物内には体育館やトレーニングルームも併設されているのが嬉しいところ。夏でもひんやりした氷の上を滑れるので、北海道らしい体験を真夏にしたい人にはなまら(とても)おすすめなんですわ。家族連れにも人気の施設です。

海のアクティビティが楽しめる「さかずきテラス」

  • さかずきテラス – 茂岩の入り江にある古民家を改装したオーシャンビュー施設で、シーカヤックやSUPなどの海のアクティビティが楽しめるスポットです。住所は泊村大字興志内村字茂岩231-4。営業期間は6月下旬〜9月中旬で、ピークの7月20日〜8月20日は毎日営業、その前後は週末中心の営業となります。泊村の清く澄んだ海はダイバーにも人気で、ここを拠点に海中の景色を楽しむ人もたくさんいるんですよ。海の透明度を体感したい人は、ぜひ夏の時期に訪れてみてください。

泊村の観光ルート

細長く5つの集落が並ぶ泊村は、海岸線を走る国道229号が観光の動脈。したっけ(それじゃあ)、効率よく回るためのモデルルートをいくつかご提案しますね。所要時間と移動手段を組み合わせて、自分に合うコースを選んでみてください。

【車・半日】村内ぎゅっと凝縮ルート(4時間)

出発地点:岩内バスターミナル(または岩内町からの自家用車)

9:00 岩内バスターミナル → 9:15 鰊御殿とまり(車15分)→ 10:30 茅沼炭鉱跡(車10分)→ 11:00 原子力PRセンターとまりん館(車5分)→ 12:30 カブト岬(車15分)→ 13:00 終了

①鰊御殿とまり(60分)
→ ニシン漁全盛期の番屋を見学。職員の説明とビデオで、入館料300円とは思えない見応えに圧倒されますよ。午前中の柔らかい光が館内に差し込む時間帯がおすすめ。

②茅沼炭鉱跡(30分)
→ 北海道最古の炭鉱跡で、ボタ山を眺めながら「日本最初の鉄道」が走っていた歴史に思いを馳せます。なまら(とても)静かで、考えさせられる場所なんですわ。

③原子力PRセンターとまりん館(90分)
→ 入館無料の展示棟で泊発電所の仕組みを体感。展望ラウンジから羊蹄山を望むのは、ちょっと得した気分。お昼を挟むのにもちょうどいい立地です。

④カブト岬(30分)
→ 後志十景の絶景ポイントで日本海と兜形の岩を眺めます。午後の光で岩肌が陰影を帯びる時間帯が美しいんですよ。

【車・1日】積丹ブルーと海の幸を満喫ルート(8時間)

出発地点:札幌駅前

8:00 札幌駅 → 10:00 鰊御殿とまり(車2時間)→ 11:30 弁天島・盃海水浴場(車15分)→ 13:00 さかずきテラスで海アクティビティ(徒歩すぐ)→ 15:30 カブト岬(車10分)→ 16:30 とまりん館(車15分)→ 18:00 札幌帰着

①鰊御殿とまり(60分)
→ 朝一番の空いている時間に番屋の歴史をじっくり堪能。早めに出れば道も空いているので、運転がラクですよ。

②弁天島・盃海水浴場(45分)
→ 積丹ブルーの面影を残す海と橋でつながる小島を散策。良縁・子宝祈願もできちゃいます。夏なら海水浴も。

③さかずきテラスで海アクティビティ(120分)
→ シーカヤックやSUPで澄んだ海を体験。古民家カフェでお昼ご飯も。夏(特に7月20日〜8月20日)の毎日営業期間が狙い目です。

④カブト岬(30分)
→ 釣り人を眺めながら岬の絶景を満喫。海風を感じる時間。

⑤とまりん館(90分)
→ 締めくくりに展示と展望ラウンジを楽しみ、温水プールでひと泳ぎしてリフレッシュして帰路へ。

【鉄道+バス・1日】公共交通でゆったり巡るルート

出発地点:札幌駅

8:00 札幌駅 → 9:30 小樽駅(JR) → 11:00 岩内バスターミナル(中央バス・約1時間30分)→ 11:30 原子力PRセンター前バス停(バス約15分)→ 12:30 法輪寺バス停(バス約15分)→ 14:00 兜岬バス停(バス約8分)→ 15:30 盃温泉街(バス約10分)→ 17:00 岩内バスターミナル経由で帰路へ

①原子力PRセンターとまりん館(60分)
→ バス停から徒歩3分。展示と展望ラウンジを駆け足で楽しみます。お昼時に到着するので、近くで軽食を。

②鰊御殿とまり(90分)
→ 法輪寺バス停から徒歩5〜6分。本数が少ないバスを上手に乗り継ぐのがコツ。したっけ(そしたら)見学にはじっくり時間を。

③カブト岬(30分)
→ 兜岬バス停すぐ。日本海と岬の絶景を撮影タイム。

④盃温泉郷・弁天島(60分)
→ 盃温泉街バス停から徒歩5分で弁天島へ。海風を浴びながら旅の余韻に浸ります。

【車・1日】積丹半島周遊・広域ルート

出発地点:札幌駅前

7:30 札幌駅 → 9:30 余市町(車2時間)→ 10:30 古平町(車30分)→ 11:30 神威岬・積丹町(車1時間)→ 13:30 神恵内村(車30分)→ 14:30 泊村・カブト岬(車30分)→ 15:30 鰊御殿とまり(車15分)→ 17:00 岩内町経由で札幌へ

①余市・古平経由でドライブ開始(道中)
→ 積丹半島東岸からスタート。ニッカウヰスキー余市蒸溜所などに寄り道もアリ。

②神威岬と積丹ブルー(90分)
→ 半島の先端で「積丹ブルー」と呼ばれる絶景の海を堪能。観光客で賑わう王道スポット。

③カブト岬(45分)
→ 王道の積丹を抜けて、観光客が少ない泊村の絶景へ。「ここまで来ると観光客がぐっと減ってあずましい(落ち着く)べさ」と感じられる場所です。

④鰊御殿とまり(60分)
→ 旅の締めくくりに、ニシン漁の歴史で半島文化を総まとめ。閉館時間(16:30)に注意。

泊村の年間イベント

1,371人の小さな村ですが、泊村には村中が熱くなる季節のイベントがあるんですよ。それでは、ぜひ行ってみてほしい年間行事を順に紹介していきますね。

とまり群来(くき)まつり(7月)

ぜひ行ってみてほしいのがね、毎年7月第3土曜日に茂岩海岸を会場に開催される「とまり群来まつり」。泊村の夏を象徴する一大イベントで、2024年には第53回を数える歴史あるお祭りなんです。会場の中心は「泊の味コーナー」。地元の浜の母さんがつくる新鮮な「うに丼」を求めて、朝早くから長蛇の列ができます。とまりカブトサーモンを使ったサーモン・いくら丼、焼きイカ、焼きホタテ、イカメシ、つぶ、ホッケ、カレイの焼き物などが香ばしい煙とともに並び、海風と磯の香りが入り混じる、もうそれだけで腹が鳴る空間。さらにこの祭りの目玉は、なんと「ウニ・ホタテ取り放題」イベント!夏の積丹半島の海の幸を、思いっきり楽しめるんですよ。ステージでは道内のラジオ番組とタイアップした歌謡ショー、夜には会場に隣接した弁天島の島影をバックに大迫力の花火大会と、昼から夜までなまら(とても)盛り上がるんです。

泊村ふるさと花火大会(8月)

群来まつりの花火大会だけじゃ物足りない、という方には、毎年8月上旬に開催される「泊村ふるさと花火大会」もおすすめ。役場前駐車場では花火打ち上げ前の午後3時〜午後7時に露店やキッチンカーが並び、地元の食を楽しみながら夜空を待つひとときが過ごせます。夏の終わりを告げる花火が日本海の上に上がる光景は、夜の海風と相まってなまら(とても)情緒があるんですわ。したっけ(そしたら)、群来まつりに行けなかった方も、ぜひこちらを目指してみてくださいね。

泊原子力発電所関連の見学イベント(通年)

とまりん館では通年でイベントや見学プログラムが用意されていて、特に夏休み・冬休みには親子で体験できる料理教室や工作教室なども開催されているんです。原子力発電の仕組みを参加体験型のゲームで学べる「エナジークエスト」や「とまりんアドベンチャー」は、子どもたちに人気のコーナー。係員による館内案内を希望する場合は事前予約が必要ですが、自由見学は予約不要で楽しめます。雨の日や寒い冬でも快適に過ごせる、家族連れの強い味方なんですよ。

泊村のエリア別の顔

泊村は1909年(明治42年)の合併以来、もともと泊・盃・興志内・茅沼・堀株という5つの村だった名残で、今も大字単位で5つの地区が海岸線に沿って細長く並んでいるんです。それぞれのエリアに違う顔があって、旅する目的によって訪れ方が変わるのが面白いところ。したっけ(それじゃあ)、エリアごとの個性を紹介していきますね。

泊地区:歴史と村の中心が交わる「鰊御殿エリア」

大字泊村は泊村の中心地区で、村役場や郵便局(後志泊郵便局)、漁協本所など行政機能が集まるエリア。何より目を引くのは、ここに鎮座する「鰊御殿とまり」。明治27年築の旧川村家番屋と大正5年頃築の旧武井邸客殿が、ニシン漁の往時の繁栄を静かに語り続けています。歴史好き・建築好きの方には特におすすめのエリアですよ。海岸線には漁港が並び、朝早くは漁師さんたちの活気ある声が響いています。「ここはこんな時に訪れるのがおすすめですよ」と言うなら、午前中。光が柔らかく、観光客も少ない時間帯に、村の歴史と日常が交わる空気感をじっくり味わえる、そんなエリアです。

盃地区:温泉と海水浴の「リゾートエリア」

大字盃村は泊村の南西側に位置し、盃温泉郷と盃海水浴場、弁天島が集まる、いわばリゾート色の強いエリア。古民家を改装した「さかずきテラス」では、6月下旬〜9月中旬の夏季限定でシーカヤックやSUPなどの海アクティビティが楽しめます。海岸沿いには「温泉民宿いわた」をはじめとする温泉宿が点在していて、夏の海水浴シーズンには家族連れで賑わうんですよ。海の透明度に魅せられたダイバーが集まることでも知られていて、海中世界を覗きたい方にもぴったり。アクティブに遊びたい人、ゆっくり温泉に浸かりたい人、両方の願いを叶えてくれるエリアです。なまら(とても)あずましい(落ち着く)時間が過ごせますよ。

興志内・茂岩地区:絶景と祭りの「シンボルエリア」

大字興志内村に含まれる茂岩海岸は、毎年7月の「とまり群来まつり」のメイン会場。普段は静かな海岸ですが、お祭りの日には村中の人と観光客が集まり、海沿いに屋台と笑い声が並びます。少し南へ進むと「カブト岬」があり、武士の兜のような岩肌と、日本海に沈む夕陽の壮大さを楽しめます。岩礁が多いため釣り人にも人気のエリアで、写真撮影や絶景目当ての旅行者にぴったり。「ここは夕方に訪れるのがおすすめですよ」と言いたくなる、フォトジェニックなエリアなんです。

茅沼地区:日本最古の歴史が眠る「炭鉱エリア」

大字茅沼村は、北海道最古の茅沼炭鉱(1856年発見)があった場所で、明治2年に「日本最初の鉄道」と呼ばれる茅沼炭鉱軌道が敷かれた歴史的なエリアです。現在はボタ山の跡が静かに残るのみですが、ここが日本のエネルギー史の原点だったかと思うと、なんとも感慨深いんですよ。岩内警察署の泊駐在所や茅沼郵便局もこの地区にあります。鉄道ファン・近代史マニア・廃墟探訪好きには、たまらない散策エリア。観光客が少ない分、静かに歴史と向き合える場所として、知る人ぞ知る穴場になっています。

堀株地区:エネルギーの未来が見える「原発エリア」

大字堀株村には、北海道唯一の原子力発電所「泊発電所」と、それに併設される「原子力PRセンターとまりん館」があります。泊村の財政を支え、北海道の電力消費量の約4割を供給してきた、まさに「エネルギーのふるさと」を象徴するエリア。とまりん館は入館無料で温水プールまで利用できるため、雨の日でも家族で1日楽しめる便利スポットです。展望ラウンジから望む羊蹄山やニセコ山系の景色は、エネルギー施設のイメージを覆す美しさ。社会科見学好きの大人にも、雨の日の家族旅行にも、おすすめできる多面的なエリアなんですよ。

泊村の気候・季節の暮らし

泊村は北海道の中でも比較的暖かい地域に分類される、日本海側の海岸沿いの村なんですよ。「北海道といえば極寒」のイメージがあるかもしれませんが、実際の暮らしの体感はちょっと違うんです。それでは、季節ごとの空気感を順番に見ていきましょう。

気候の特徴:日本海側ならではの「冷えるけど雪が深い」

泊村の気候は、ケッペンの気候区分でいうと西岸海洋性気候に近く、日本海に面しているため冬の冷え込みは北海道内では比較的弱めなんです。ただし、それは「内陸部に比べれば」という話で、東京や大阪の冬とは比べものにならないくらいしばれる(厳しく冷え込む)日が続きますからね。隣接する神恵内村は2005年の観測開始以来、震度1以上の地震がほとんど観測されていない地域でもあり、自然災害の少なさも特徴と考えられます。

夏の暮らし:海風が涼しい、エアコンいらずの季節

夏は本州のように猛暑になることはほとんどなく、海風が涼しく吹き抜ける気持ちのいい季節です。日中でも25℃前後の日が多く、夜は涼しさを感じることが珍しくありません。エアコンがない家も多いと言われていて、本州の真夏の地獄を知っている人にとっては、もう天国レベル。泊村の朝は早く、漁師さんたちは夜明け前から海に出ていきます。海岸沿いを歩けば潮の匂いと、波の音、そしてカモメの鳴き声。夏の泊村なまら(とても)あずましい(落ち着く)空気が流れる、そんな村なんですわ。

冬の暮らし:日本海側特有の重い湿った雪

冬は日本海側特有の湿った重い雪が降り積もります。海に近いため気温そのものは内陸部ほど下がりませんが、海風と湿った雪のコンボで、体感的には「しばれる(厳しく冷え込む)」感覚が強くなります。除雪は泊村での冬暮らしに欠かせない日課で、雪はね(雪かき)は朝の挨拶代わり。「今朝はなまらしばれるね」と隣人と会話するのが日常風景なんです。一方、村は北海道内で唯一の地方交付税不交付団体ということもあって、除雪体制やインフラは比較的しっかりしていると考えられます。したっけ(そしたら)冬の暮らしの不便さは、財政的に整えられている部分も大きいんですよ。

春と秋の表情:山菜・夕陽・鮭の季節

春になるとフキやウドなどの山菜が山際で採れる季節になり、雪解けの音と共に村に活気が戻ります。5月〜6月は新緑が美しく、海の透明度も高くなる時期。秋は鮭やいくらの最盛期で、村の漁港が活気づきます。10月後半からはカブトラインから望む夕陽がより一層赤く染まり、写真愛好家にはたまらない季節になるんですよ。四季の境目がはっきりしているので、季節を感じながら暮らしたい人にはなまら(とても)魅力的なロケーションです。

【地元住民に直撃!】泊村の本当の魅力を電話で聞いてみた

※お話いただいた内容のニュアンスを大切にしながら、当編集部にて要点をまとめ、再構成しています。
※地元の人の選定はクラウドサービスで募集し、ご協力いただいているものです。あえて地元の言葉で話すようお願いしています。

70代男性

Q1.あなたのご職業を教えてください。

もう何十年もこの泊で漁師やってきてな、漁協の役員もちょこっとやらせてもらったんだわ。今はもう半分隠居みたいなもんだけどな、海はやっぱり毎朝見に行かんと落ち着かんのよ。ウニもホッケも、若い頃と比べたら獲れる量もなまら減ってしもうてな、寂しい話だわ。

Q2.この街に来て絶対行くべき場所はどこだと思いますか?

まず鰊御殿とまりだな。昔のニシン番屋がそのまま残ってて、わしらの爺さん世代の暮らしぶりが伝わるのさ。あと盃の弁天島な、夕日が島にあたる時間はなまら綺麗だぞ。

地元の人間しか行かんとこなら兜の千畳敷岩、岩棚に立つと潮の匂いと波音がドンと体に来るんだわ。ニセコ町の観光客もたまに足伸ばして来るけどな、こっちの海は別物だぞ。

Q3.この市町村でお土産を買うとしたらなんですか?

定番はやっぱり泊の前浜の生うにだな、塩水だけで詰めた無添加のやつ。あとは「泊の宴」っていう純米吟醸酒、宇留間商店で買えるんだわ。これは知ってる人しか買わん。

最近はカブトサーモンっつう養殖のサーモンも出てきてな、脂のりがいいんだ。地元の婆さんらに聞くなら、ムーコンウニ入りのアイスクリームってのもあってな、これがまた変わってて面白いぞ。

Q4.外から人が来たときにまず連れていく店はどこですか?

そりゃもう平安荘だな、堀株の。泊丼が1,200円で食えるんだから、なまら安いべさ。マグロもサーモンもイカも全部前浜のもんで、ご飯が見えんくらい乗っとる。

わしら地元の人間は生姜焼き定食とかラーメンセット頼むこと多いけどな、外から来た人にはやっぱり海鮮見せてやりたいのさ。昼時はいっつも混んでるから、開店前から行ったほうがいいぞ。

Q5.この市町村はどんな気質だと思いますか?

漁師町だからな、口は悪いけど情は厚いってやつだわ。海荒れたら隣近所で声かけ合うし、祭りん時はみんなで神輿担ぐ。ニセコ町みたく外国人がわんさか来るような派手さはないけどな、その分、人と人の距離が近いのさ。

新しく入って来た人にも、最初はぶっきらぼうかもしれんが、一回飲み交わせばもう身内扱いよ。風が強くて虫も多い土地だけどな、それも含めて泊だわ。

Q6.昔に比べて、街の雰囲気や活気はどう変わったと感じますか?

寂しくなったわ。昭和の頃はニシンこそもう来んかったけど、それでも子供の声がもっと響いてたしな、店も今より多かった。盃のもいわ荘も無くなってもうてな、温泉郷の灯がひとつ消えた感じだわ。

原発も止まってる間は出入りの業者さんも減って、まちの動きが鈍ってたな。ただ群来まつりの花火だけは、昔と変わらず弁天島の上にドンと上がる。あれ見ると、ああ泊だなって思うのさ。

Q7.これから新しくできる施設や、期待している活動などはありますか?

やっぱり泊3号機の再稼働だな。2027年に動く言うとるし、地元4町村みんな同意したんだから、ちゃんと安全に進めてもらわんと。

共和北ICが2027年にできて、新幹線も倶知安まで来る。ニセコ町の町長さんとこも観光で盛り上がっとるけど、その流れがちょっとでもこっちに流れてきてくれたら有難いわな。あとはカブトサーモン、あれを若い衆が育てとるから、泊の新しい看板になってほしいのさ。

泊村の移住・暮らし情報

1,371人が暮らす泊村は、村全体がコンパクトでありながら、原発交付金により財政的に豊かな村として知られています。それでは、実際にここで暮らすとなったらどんな現実が待っているのか、順に見ていきましょう。

通勤・働く環境

泊村での主な働き口は、漁業(古宇郡漁業協同組合)、農業、北海道電力泊発電所の関連業務、村役場、各種サービス業などが中心と考えられます。隣接する岩内町(共和町経由)まで車で30分前後で出られるため、岩内町への通勤者もいると言われています。札幌市内への通勤は片道2時間以上かかるため現実的ではなく、村内・近隣エリアでの就業が一般的です。最近は古民家を改装したホテル「カルチャーヴィレッジ泊」のように、ワーケーション向けのフリースペースを備えた施設も登場していて、リモートワーカーの選択肢としても面白い環境になりつつあるんですよ。

住宅環境とエリアごとの暮らし

泊村の住宅は海岸線に沿って5つの地区(泊・盃・興志内・茅沼・堀株)に細長く分布しています。泊地区は村役場や郵便局・漁協本所など行政機能が集まり、生活の拠点として一番便利なエリア。盃地区は温泉郷や海水浴場があり、夏のレジャー感のある暮らしが楽しめる一方で、冬は静かな漁村に戻ります。茅沼地区は岩内警察署の駐在所や郵便局、診療所があり、村内の日常生活を支える機能が集まる場所。堀株地区には泊発電所と「とまりん館」があり、原発関連の従業員が暮らすエリアです。家賃相場は公開された一次データが乏しいですが、北海道の小規模村部ということから、都市部に比べてなまら(とても)抑えられた水準だと考えられます。

買い物環境

村内には大型スーパーがないため、日常の食料品や日用品の買い物は隣接する岩内町まで足を伸ばすのが一般的と考えられます。岩内町には大型スーパーやドラッグストア、ホームセンターが揃っていて、車で30分以内のアクセス。漁業の村なので魚介類は地元で新鮮なものが手に入るのが嬉しいところで、ウニ・ホタテ・サーモンといった海産物は文字通り「地元の味」になるんですよ。週末のまとめ買いと、地元の海産物を組み合わせる食生活が、泊村暮らしのリアルな姿と言えます。

子育て・教育

泊村には、村立泊中学校(大字泊村)と村立泊小学校(大字盃村/閉校した旧盃小中学校を改装して移転)があります。なお、大字泊村にあった旧小学校の建物は総合施設「とまリンク」として利用されています。原発交付金により村の財政が豊かなため、子育て支援や教育インフラへの投資は手厚いと考えられます。年中アイススケートが楽しめる「泊村アイスセンターとまリンク」や、無料で利用できる温水プール(とまりん館)など、子どもが体を動かせる施設が無料で揃っているのは泊村ならでは。少人数の学校で、地域とのつながりが濃い環境で子育てしたい家庭には、独特の魅力がある場所なんですよ。

医療環境

村内の医療機関としては、社会医療法人母恋運営の「泊村立茅沼診療所」があります。診療科は内科・呼吸器科・外科で、診療時間は午前が月〜金の9:00〜12:00、午後は曜日により15:30〜17:00もしくは13:30〜17:00(木曜は16:00まで)。日常の診療はここで対応できますが、本格的な治療や入院が必要な場合は岩内町の病院や、車で1時間以上かかる小樽市・札幌市の総合病院を利用するケースが多いと考えられます。したっけ(そしたら)、慢性疾患のある方や高齢者の方は、医療アクセスを事前にしっかり確認しておくのが安心です。

泊村へのアクセス

泊原発の村として知られる泊村は、札幌や新千歳空港からのアクセスがメインルートになります。交通手段ごとに分けてご紹介していきますね。

車でのアクセス(一番便利)

新千歳空港から車で約2時間20分、札幌市内中心部からは後志自動車道経由で約1時間45分〜2時間が目安です。札幌から余市インターチェンジで降り、国道229号を西へ進むのが一般的なルート。海沿いをドライブする道中の景色もなまら(とても)気持ちいいので、ドライブ目的でも訪れる価値ありなんですよ。冬季は雪道走行になるため、スタッドレスタイヤは必須。荒天時は積丹半島の海岸線が通行止めになることもあるので、出発前の道路情報チェックは欠かせません。

高速バスでのアクセス(公共交通の主軸)

札幌駅から泊村へは、北海道中央バスの都市間高速バス「高速いわない号」で岩内ターミナルまで約2時間41分。札幌駅前(高速)始発で平日は概ね1時間に1本程度のペースで運行されています。岩内ターミナルからは、岩宇地域海岸線「しおかぜライン」(共立ソリューションズ運行)に乗り換えて、茅沼〜泊〜茂岩〜神恵内方面へと向かいます。なお、こうした接続バスは本数が限られているため、事前の時刻確認が必須なんですよ。

JR + バスでのアクセス

新千歳空港または札幌からJR北海道函館本線で小樽経由・小沢駅で下車するルートも使えます。新千歳空港から札幌までJR快速エアポートで約36分、札幌〜小樽間は約30〜45分、さらに小樽〜小沢間が約1時間。最寄り駅は泊村には鉄道が通っていないため、函館本線小沢駅となり、ここから北海道中央バスで岩内方面へ約30分、その後しおかぜライン等に乗り換えます。乗り換えが多いため、車・高速バスより時間がかかるルートと考えられます。

飛行機でのアクセス

道外から訪れる場合は、新千歳空港(CTS)が玄関口になります。羽田空港から新千歳空港まで約1時間30分、関西国際空港からは約2時間。新千歳空港からはレンタカーが最も便利で、車で約2時間20分(約130km)の道のりです。公共交通利用なら、新千歳空港〜札幌(JR快速エアポート約36分)→札幌〜岩内(高速バス約2時間41分)→岩内〜泊村(しおかぜライン約15〜45分)と乗り継ぎます。荷物が多い旅行や家族連れには、レンタカー利用が圧倒的におすすめですよ。

こう行くと便利!おすすめルート

観光目的で泊村を訪れるなら、新千歳空港または札幌でレンタカーを借りて、積丹半島周遊ドライブと組み合わせるのが王道。札幌→余市(ニッカウヰスキー余市蒸溜所)→積丹町(神威岬)→泊村(カブト岬・鰊御殿とまり)→岩内町経由で札幌へ、という1日コースが効率的なんです。したっけ(それじゃあ)、公共交通だけで巡る場合は、岩内ターミナルを拠点に1〜2泊するのがおすすめ。荒波と歴史の村を、ゆっくり味わってみてくださいね。

泊村の関連リンク

泊村公式ホームページ – Tomari Village
泊村役場が運営する公式サイト。行政情報、ふるさと納税、移住情報、観光情報など、村に関する公的な情報が一括で確認できます。

北海道泊村観光情報
泊村公式ホームページ内の観光情報ページ。鰊御殿とまり、アイスセンターとまリンク、原子力PRセンターとまりん館、群来まつりなどの観光スポット・イベント情報がまとめられています。

【この町を愛する皆様へ】
この記事は、どのサイトよりも詳しく、正確に、そして魂を込めて執筆しています。町の魅力を最大限に引き出すため、今後も肉付けを続けていきます。ご期待ください。

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